2010年代前半、スマートフォンで異世界ものRPGを作るゲーム開発者たちのお話です。
エンジニア・冴川賢、プランナー・月本亮太、ディレクター・桃山広太朗を中心に、愉快な仲間たちが繰り広げる笑いあり、涙ありの長編になる予定です。
※作中のゲ
ームやその他名称は架空のものとなります。実際にはそんなアプリはありません、念のため。
※この作品はカクヨムにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 08:00:00
142164文字
会話率:47%
忘れないでほしい。どんなゲームにも、作り手の想いが詰まっていることを。
本書は、世間から「クソゲー」の烙印を押された(架空の)ゲームたちに、もう一度スポットライトを当てる、鎮魂歌(レクイエム)のようなゲームレビュー集である。
……つまり
「超クソゲー」リスペクトなのだが、現代はdisりにも礼節が求められる時代なので、架空ゲームレビューとした。
ジャンル、プラットフォーム、時代を問わず、古今東西の(架空の)クソゲーたちを、圧倒的な筆力と愛情、そして開発者の狂気と悲哀を余すところなく描き出す。
単なるゲーム紹介にとどまらず、ゲームシステム、グラフィック、音楽、操作性、ストーリー…そして、バグや仕様の不条理まで、詳細に分析。
完璧ではないかもしれない。バグだらけかもしれない。ストーリーは破綻しているかもしれない。
しかしそこには確かに、開発者たちの情熱と愛と、そして拭いきれない悲しみが存在していた…。
これは、ゲームの墓場から捧げる、愛と感謝の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 17:10:00
1438文字
会話率:0%
遠い未来、目に見えない謎のガス生命体「エアリオ」の出現によって地球の環境は激変した。エアリオに破壊された文明の残骸が空気を汚染し、人類はシェルター都市に退避することを余儀なくされた。
だがある時、シェルター1950の05区13番地にある廃
屋から、謎のコンピューター回路が多数発見される。解析の結果、それは戦闘用アンドロイドの設計図のデータが保存された、中枢ユニットである事が判明した。しかしそのテクノロジーはあまりに高度で、多数の物理学者や技術者による苦闘のすえ、最初の完成体「シルバーストン」がようやく完成を見る。
シルバーストンの特殊なセンサーは、肉眼では視認できないガス生命体エアリオの姿を視覚データとして捉え、そのボディから発する空力エネルギーは、エアリオの生命活動を停止させられる事が判明する。これをきっかけとして、シルバーストンに続き多数のアンドロイドがロールアウトされる。その結果、人類は初めてエアリオと対等の戦いを開始できるようになった。胸に不思議な回路の文様を浮かべるそのアンドロイド少女たちを、人は「サーキットロイド」と呼んだ。
だが、完成したうちのただ一体だけ、なぜか一向に起動しない個体があった。
形式番号、J-1962。
完成し、システム上の異常は認められないにもかかわらず、起動プロセスを経てもなぜか起動する気配がない。
開発者たちも匙を投げ、彼女は格納庫の奥で眠り続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:45:41
31538文字
会話率:56%
ラノベ史上一番転移/転生者が多い職業が、IT業界では無いでしょうか?
そんな異世界転生が多い業界ですが、歴史はそれほど古くありません。
そんな浅い歴史でも、楽しい人や、愚かな人や、残念な人・・・。そして、哀しい出来事が多く発生してい
ます。
IT業界で働くことを夢見て、門を叩く人は多いだろう。現実を知った時には抜けられなくなっています。
プログラムを生業にしている人物が”経験”した事柄をベースに書いていきます。
あくまで、これらの文章は”小説《フィクション》”であり”小説《想像の産物》”です。
以前公開したときに、遠回しに質問されました。
”某有名企業の人ですか?”
違います。
”あの話はあの会社の事ですよね?”
違います。
”もしかして、自分の会社の事ですか?”
違います。
名前を挙げられた企業と仕事をした事はありますが、名前が通るような企業に在籍していた事はありません。
また、自分の周りに居た人に酷似していると言われても困ってしまいます。
それほど、このIT業界・・・。特に、末端ではありふれた話なのです。
書いている話は、実話ではありません。実話をベースにしたフィクションです。
実話に近い文章ではありますが、実話ではありません。時期や内容が違っている場合もありますし、名前は違います。行動も違う部分が多いです。雰囲気を感じて欲しいだけの読み物です。
0rQm5UrOZl+Isx7MlSGelA==折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 22:57:14
50065文字
会話率:8%
その昔、強大な悪に立ち向かうことに備えて、数体の巨大ロボットが開発された。
そのロボットたちは"フェアリア"と呼ばれた。
しかしフェアリアたちが完成した次の日、開発者の一人であった科学者によってその他の開発者たちが皆殺
しにされたのだった。
その科学者は行方をくらまし、フェアリアたちもどこかへ消えた。
一機だけを残して・・・。
それから、世界には謎のロボット軍団が現れ、世界を荒らしていた。
しかし、それを拒むモノがいた。
一機だけ残ったフェアリアである、首無しの巨人「デュラハリオン」だった。
デュラハリオンは、果たして世界を守れるのだろうか・・・?
※本来は自作ゲームシリーズ「The HENTECO Would」シリーズの15作品目(『0』も含めるのでナンバリングは「14」)を予定していた作品でございます。
そちらも制作に取り組んでおりますが、長い年月をかけてしまいそうなので、小説版として先に公開しました。
ただ、原作ゲームのメイン主人公は別のキャラクターですので、小説版はゴウをメイン主人公とした話という感じになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 08:32:29
4049文字
会話率:7%
自ら行った行為により荒廃し人類が生きづらくなった惑星であらゆる課題に対し、この世の全ての情報を参照して、最適解を導き出す機械仕掛けの知能を人類はついに開発した。
開発者たちは、希望を託し彼にこう命令するのであった。
「人類を永続させて
くれ。」
そして、人類はひとつのシステムとなった。果たして、それはヒトであるのか。
これは、ヒトらしく生きることを問う物語。
※ この作品は「ノベルアップ+」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 10:19:32
1105文字
会話率:10%
VR技術とAIの技術の進歩が進んだ時代にで、経営が追い詰められたゲーム会社があった。その会社が最後に資金をすべてつぎ込み開発しようとしたゲーム、そのテスト段階で大きなミスがあった。AIを使ったシュミレートが終了する直前、彼らが暴走した。なん
とか収束させたが、壊れてしまったワールドは簡単には直らなかった。そんな開発者たちを見かねて、手をし伸べたのもまたAIだった。
彼女は開発者たちに代わり、ゲーム内でのことを任さる。開発者に代わり、文句を言いながらも協力する彼女の仕事はそう簡単には終わないものばかりだった。それでも仕方なくこなす。
そんな彼女こそ、NPC以外で唯一ゲーム内で生きることを許されたいや、生きることを強制された住民。
そんな彼女は今日も忙しく働いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 18:37:46
18812文字
会話率:16%
西暦2053年にフルダイブシステムが完成し、それから数年後には一般的に普及していった。それを起点にVRゲーム業界は破竹の勢いで進歩を遂げることとなる。
それから、早十数年、現在のフルダイブシステムを使用したゲームは万人が快適にプレイするこ
とが出来ているが、一般に普及してまだ間もないころのゲームは新しいゲームの世界に胸を膨らませていた人々の期待とは裏腹にその内容は酷いとしか言えないものだった。
リアルに近いグラフィックに数百万人分の自由度の高い体の動き、五感の再現、感情の表現、etc...等の膨大なデータの処理が追い付かず、サーバーが悲鳴を上げ、ラグやバグが当たり前のように発生し、最早ゲームとして成り立たなかった・・・・。
ってな訳で実は数年前に僕がテコ入れして開発者たちの尻を叩いておげることで今のVRゲームがあるんだよねー。だからさ、僕に頼るのはある意味正解だよ、■■■ちゃん♪「―――、――――?」嫌だなー、君と僕は同じ種族じゃないか!それ以外に君を助ける理由はいらないよ!!「―――――」うん、面白そうって理由もないわけじゃないけどね♪
ちょっと協力してもらうことがあるかもしれないけど、兎に角僕に任せておいてよ!なんたって僕は■■だからね!
※基本不定期更新です。序章(4話分)は毎日更新します。ご意見・ご感想・誤字脱字の指摘、大歓迎です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 22:14:35
48461文字
会話率:26%
世界初となるフルダイブ型VRオンラインゲームの発売を一年後にひかえ、開発会社たるTSSエンターブレインは大騒ぎになっていた。
出るわ出るわの不具合に。
このままでは予定通りの発売は不可能である、との技術部の報告に、営業部は蒼白になる。
発売日は、すでに発表されているのだ。
いまさら延期などできない。
方法はただひとつ。
テストプレイを繰り返して、バグを虱潰しにするという、極めて前時代的にして迂遠な方法だ。
若き営業社員、鏑木もそのテストプレイヤーに選ばれた一人である。
社運をかけたプロジェクトの成功のため、
彼らはゲーム世界を全力で遊び尽くさなくてはいけない!
恋愛×お仕事×VR!
新感覚のエンタテインメント小説、開演です!
※毎日更新です。
投稿時刻は、夜8時頃を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 21:00:13
128410文字
会話率:25%
七番目に旅立つ彼女に与えられた名は、ハルカナという。
もちろん型式番号もちゃんとある。あるにはあるが、数字とアルファベットとハイフンを十ばかり並べた味も素っ気も可愛げもないそれは記録上にさえ存在していればそれで十分で、開発者たちでさえそ
のロボットのことはハルカナと呼んだ。
ハルカナという名が示す通り、そのロボットは女性型だ。世が世なら中学校に通っていそうなくらいの少女の姿をしている。名前に使われている言語と同じ東洋系の顔立ちで、千以上に及ぶサンプルに平均値という呪文をかけた容姿は黙っていても人目を引くほどになった。
しかし、どんなにシャクヤクボタンの可愛らしさでも、その人工皮膚を一枚捲れば現行の主力兵器も真っ青の魔法のようなテクノロジーが詰め込まれているのだ。
たったひとつの目的のために。
方舟計画。
名称に捻りを加える余裕さえ失った人類による、瓦礫と鉄屑とそこに潜むものどもが支配する大地からの、人類救出計画。
その第七次、そして最後の実行者として、
ハルカナはひとり、
およそ36000キロメートル下の地球へ行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 08:49:58
147397文字
会話率:18%
全世界に数百万人単位のプレイヤーを持つオンラインフライトシミュレーションゲーム『W.A.R.』。その正体は米国防高等研究計画局が開発した、新型戦闘機パイロット育成のためのゲームだった。
オンラインゲームの向こう側で繰り広げられる本物の戦争
に、パイロットとして巻き込まれて行く主人公が、開発者たちの陰謀を打倒するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-01 02:00:00
166236文字
会話率:17%