アレックス・アレキサンダー、銀河帝国の新米パイロットが着任したのは銀河の辺境の惑星909985に進駐している老朽艦アナベル・リー号だった。そんなアナベル・リー号にある日、うつくしい花の枝が添えられた一通の手紙が届く。たまたま新しい翻訳機を持
っていたアレックスは老艦長ガードナーと共に手紙を解読することに。
それは惑星909985こと「うつくしの宮」を治める女王の代書係『祐筆』である實奈子(みなこ)が女王に命じられ、宮の上空に佇むアナベル・リー号に弟の文使い歳助(さいすけ)と共に届けたものだった。
電気も機械もなければ、翻訳機も少ししか作動してくれない両者の間で、知恵と工夫をこらした文のやりとりと、暖かい心のこもった交流がはじまるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:37:57
91936文字
会話率:51%
恒星間往還バイクにまたがって、銀河の辺境へ。
モトステラ――機体にパイロットがまたがるだけのイカれた宇宙機。人類に宇宙開拓の勢いがあった時代に産まれたバグみたいな存在。しかしそんなものが流行るわけもなく……。
時は経ち人類がゆるやかな滅
びを知覚する頃、だれもが忘れてしまったモトステラにしがみつく女――ヴェローチェがいた。
☆☆☆
はじめまして! 達田タツと申します。
百合を学んでいる中、思いつきで書き始めた作品です。おねロリガールズラブSFを目指します。不定期投稿です。
(カクヨム様においても連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 21:00:00
43144文字
会話率:38%
「最果ての星に集うのは、どいつもこいつもクズばかり」
銀河の辺境に開拓された植民惑星エンデラは、入植から三十年経ってもなお自立の気配なく、今なお本国の支援にたかり続けるお荷物惑星。しかも『龍』と呼びならわされる現地の巨大生物が時折暴れまわ
るというからたちが悪い。
そんな問題の星の住人たちも、負けず劣らずひと癖もふた癖もある輩ばかり。龍を仕留めることに執念を燃やすハンター紛いの保安官、怪しげな情報が飛び交うバーを営む義眼の女、本国に戻る日を指折り数える役人気質丸出しの責任者、ちっぽけな星の経済を牛耳る大物気取りのちょび髭オヤジ、等々。
そこに現れたのは、女遊びが過ぎて出世街道から転げ落ちた、元エリートのニヤけた青年。本国の宇宙港爆発事故の責任を押し付けられて左遷されたという彼には、どうやらそれだけではなさそうな雰囲気がつきまとう。果たして彼の登場がこの星に新たな風を吹き込むのか、それともさらなる混乱を巻き起こすだけなのか。
宇宙港爆発事故の謎を縦軸に、龍が棲まうという辺境の惑星で繰り広げられる、個性豊かなクズ共の競演、どうぞご笑覧ください。
※カクヨム、ノベルアップ+にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 22:27:22
123874文字
会話率:47%
西暦2500年。異星交流の生命線、『銀河鉄道』がついに天の川銀河の辺境の星『地球』にもレールが敷かれた。地球人は異星人との文化交流を経て経済が加速。反重力車両が一般流通するなど技術発展も大きく遂げていた。
そして2518年。地球唯一の銀
河鉄道の停車駅がある都市『ビギニング』は経済成長の中核となり、現在では首都となっていた。
星翔ケン(ほしじょうけん)はビギニングにある銀河鉄道について専攻して学習する、『銀河鉄道高等学校』に通う17歳であった。
そんなある日、友人3人と銀河鉄道の停車駅『ビギニングステーション』に向かい、銀河鉄道に思いを馳せていると
事件に巻き込まれて行くのであった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 02:54:34
1881文字
会話率:25%
ある日、雇われ天使のナナ・ハルバルトに誤って殺されてしまった俺。
彼女の雇い主 女神ノエルの計らいによって何とかして命だけは助かり勇者として銀河の辺境まで派遣されたまではいいものの、
「勇者」というのが捨て駒同然の突撃要員を指すことを知り、
俺は愕然とする。
そんな時に救いの手を差し伸べてくれたのは全ての元凶となった女、ナナだった。
彼女の助けで窮地を脱した俺は、天使をクビになったナナを相棒として銀河の無法者になり生きていくことを決意する。
それがすべてナナの仕組んだ筋書きだとも知らずに......
※あんまりにも読んでくれる人が少ないのでタイトルを変えてみました。
これだとメジャーからもインディーズからも怒られそうなので適当なところで元に戻しますが......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 01:31:57
12752文字
会話率:45%
セラとジャックは軍を退役し銀河の辺境で運送業を営んでいる。
彼らの乗るヴィクトリア号は軍放出品の中古輸送船だ。
その日も生活物資等を届けるため辺境の惑星ホープへ向かっていた。
最終更新:2018-09-04 14:40:54
18831文字
会話率:50%
銀河帝国歴GC1032年。
銀河系オリオン腕の外縁部近くの辺境で、“何でも屋”のジャック・トレードは仲間のジョニー、ヘネシー、シェリーとともに、輸送や護衛、調査などあらゆる仕事を受けていた。
今回の依頼はいわゆる“高跳び”。
マフ
ィアに追われる美女と美少女を、帝国軍基地まで無事に運ぶという仕事で、彼にとってはそれほど難しい仕事ではないはずだった。
しかし、辺境のマフィアとは思えぬ執拗さに、ジャックたちは徐々に追い詰められていく。
150メートル級の偵察(スループ)艦を改造した愛艦「ドランカード(酔っ払い)号」を駆り、銀河の辺境を縦横無尽に駆け巡る。
そして、数百年前の伝説の海賊王、バルバンクールによって隠された秘宝が彼らの運命を変える。
昭和の時代の宇宙冒険活劇(スペースオペラ)を目指しています。
古き良き時代?の“スペオペ”の香りを感じてもらえたら幸いです。
本作品はクリフエッジシリーズと世界観を共有しています。
時代的にはクリフォードのいる時代、宇宙暦4500年頃、帝国歴に直すと3700年頃となり、2700年ほど前に当たります。人類の文明が最高潮に達した時代という設定です。
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アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 18:00:00
128568文字
会話率:30%
広大な銀河の辺境に位置する惑星ロルヴァ。
その衛星軌道上にある都市シルヴァ。
そこで仕事をしている零細企業、ヤマダ何でもカンパニーの三人に舞い込んだ依頼に四苦八苦するお話です。
最終更新:2018-04-13 05:19:02
36162文字
会話率:34%
近傍銀河の辺境恒星系が発信源と思われる規則的な電波を受信したため、亜空間を抜けて一隻の探査艇が姿を現した。
最終更新:2017-01-21 13:26:10
1831文字
会話率:32%
「ならばこの手を取れ」
生きることを望んだ男に差し出されたのは女の細い手だった。
銀河の辺境の惑星ヒューロン。女はその惑星を所有し、男はその惑星に送りこまれた囚人。決して出会うはずのない二人の手が触れあった瞬間、銀河の歴史は大きく動き始める
――――自サイトからの転載です。SFとかスペースオペラというより恋愛物です。考証等の甘いところは皆様の中で補完していただければ大変うれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 22:00:00
510857文字
会話率:57%