公爵令嬢セフォレッタは困惑した。
王太子の婚約者である彼女の元へやってきたのは、王太子ことアレクセイが寵愛していると噂の男爵令嬢エセル。
近頃、学園内でアレクセイがとある男爵令嬢に執心しているという噂は耳にしていたものの、当の本人であるエセ
ルが助けを求めてセフォレッタに泣きついた。
聞けば将来を誓い合った相手がいるにも関わらず、王太子とその側近たちは話を聞いてくれずにつきまとい、ついにはエセルを王妃にすることを画策しているという。
あんな馬鹿王子、今更返却してもらっても困るんだけど……と思うものの、必死なエセルに同情し、またこの機会にあの馬鹿との婚約も白紙に戻せるのでは?と画策するセフォレッタ。
王太子の愛を一心に受けている(?)男爵令嬢と、そんな彼女に醜悪な嫉妬を向けている(?)公爵令嬢がタッグを組む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:47:43
38467文字
会話率:41%
ゴブリンの二大要素
Ugly_Agree
(醜悪であれ、従順であれ)
デブスの高校生、亜久里(あぐり)はゲームとPCを捨てられたことをきっかけに母親を殺してしまう。亜久里も自室で首を括り、自ら命を絶つ。
しかし、亜久里は自称”神”に転生
を勧められる。興味本位で転生を承諾した亜久里であったが、その先は腐敗と血の匂いの籠る洞窟であった。目の前には人間。しかし亜久里の身体は生前よりも醜い__ゴブリンであった。
これは醜い人間がゴブリンとして生きていくお話である。
※日曜9時に投稿予定となっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:00:00
4153文字
会話率:35%
「なんでこんな大人になっちまったんだろう?」
今年42歳を迎えたおっさんが、今現在の自分に向き合った時、あまりにも情けない姿に絶望し色々悩んで悩んで悩んだ末に、、、
「もういいや」
って感じで気分転換に向かった山で不意に深い霧に包まれ
てしまい、あっちにウロウロ、こっちにウロウロしているうちに霧が晴れ、辺りを見回すといつの間にか見たこともない場所に出ていたのだった。
「あれ?迷ったかも」
なんて言っているうちにとある集落にたどり着いたおっさんは、そこで見たこともない醜悪な生き物に襲われてしまう。
「ちょ、ちょちょちょっと、やめて〜っ!」
ブンッ!? バチコーーーーン!!
「あれ?吹っ飛んでいっちゃった?」
コレは人生設計に失敗した40代の限界おっさんが、こちらではなくアチラの世界でほんの少しだけ幸せになるために色々頑張る物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:08:13
31213文字
会話率:45%
この物語の主人公は孤独を愛する男である。
孤独を愛するが余りその性格は自己中心的で捻くれている。
そしてその醜悪な性格を一切隠そうとしない、彼の孤独を愛する意思とは裏腹に彼の周りには常に敵が居た。
そしてそんな彼が裏切り者を殺す所か
らこの物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:39:32
1850240文字
会話率:73%
「この曲、いいね」
――あなたがそう言う時、その『いいね』の基準は、隣にいるあの人と同じだろうか?
放課後の部室に集う、四人の少女。
一人は、音楽に「心地よい快感」だけを求める。
一人は、音楽に「数学的な構造美」だけを求める。
そしてもう
一人は、音楽に「醜悪ささえ厭わない、魂の表現」を求める。
一曲のありふれたポップソングが引き金となり、彼女たちの小さな世界は、音楽とは、芸術とは、そして「価値」とは何かを問う、大論争の舞台と化す。
対立する哲学、交錯する想い、そして明かされるそれぞれの過去。
彼女たちは、音の迷宮の果てに、果たして「共鳴」を見つけることができるのか。
これは、あなたの「いいね」の座標を、少しだけ揺さぶるかもしれない、ささやかな午後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:00:00
29195文字
会話率:22%
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
そ
れに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:00:00
444354文字
会話率:79%
サバイバルをこよなく愛する高校生、榊原蓮。ある日、彼はクラスメイトの一ノ瀬結花と共に、授業中に謎の光に包まれ、モンスターが闊歩する異世界の森へと転移してしまう。
未知の環境にも動じず、持ち前の知識で冷静に状況を分析する蓮。しかし、探索
を始めようとした矢先、少女の悲鳴を耳にする。駆けつけた先で彼が目にしたのは、醜悪なゴブリンに襲われ、絶体絶命の危機に陥っている結花の姿だった。
蓮は咄嗟の機転でゴブリンを撃退し、かろうじて結花を救い出す。頼れるものは、蓮のサバイバル知識と一本の十徳ナイフのみ。かくして、二人の過酷な異世界サバイバル生活の幕が上がるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 20:30:56
13884文字
会話率:37%
「私は父に疎まれておりました。妹に婚約者を取られても父は助けてくれないばかりか、『醜悪公』と呼ばれている評判最悪の男のところへ嫁ぐよう命じてきたのです。ああ、なんて――楽しそうなんでしょう!」
幼いころから虐げられすぎたルクレツィアは、こ
れも愛ゆえの試練だと見当外れのポジティブ思考を発揮して、言われるまま醜悪公のもとへ旅立った。
しかし出迎えてくれた男は面白おかしく噂されているような人物とは全く違っており、様子がおかしい。
――あら? この方、どこもお悪くないのでは?
楽しい試練が待っていると思っていたのに全然その兆しはなく、『醜悪公』も真の姿を取り戻し、幸せそのもの。
一方で、ルクレツィアを失った実家と元婚約者は、いなくなってから彼女がいかに重要な役割を果たしていたのかに気づくが、時すでに遅く、王国ごと破滅に向かっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:01:09
115547文字
会話率:38%
松田陽葵は悲しみを消し去る力「悲葬(ひそう)」の継承者だった。
その力には副作用があり、「悲しみを消した人間の今までで一番辛かった記憶」が見えてしまう。
陽葵は幼い頃から醜悪な記憶を見てきたせいで他人を信用できず、友達を作ることが出来なかっ
た。
だがある日、クラスメイトである藤原桃花に力のことを知られ、失恋の痛みを消してと頼まれる。
桃花の仲の良いグループには村田隆二がおり、陽葵に大切な思い出をくれた人だ。
ずっと遠くから眺めていたが、力を使ったことがきっかけとなり距離を縮めていく。
悲葬の力は五つの家系で十年ごとに力を継承し、もうすぐその十年がやってくる。
だが、次の継承者はまだ幼い少年だった。
力を継いだ者は副作用の影響で心を閉ざしてしまい、外の世界で生きていくことが困難になる。
陽葵の前の継承者も未だに他人を信用できず、心が枯れたままだった。
継承者は力の放棄もできるが、大きなリスクがある。
求めていた平穏な日々か。
呪われた異能を断ち切るか。
陽葵はその選択を迫られていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:24:58
110844文字
会話率:41%
いつも通りの日常だと思っていた。
いつも通りの光景だと思っていた。
その少女によって、その大鎌によって、突如殺されてしまうまでは。
どこにでもいる平凡な高校生・疾太(はやた)は、とある喫茶店の中で目を覚ます。そんな疾太の記憶は、帰宅中に
突如醜悪な肉塊に襲われ、その場に表れた少女に肉塊もろとも殺されたところで途切れていた。
「僕、生きてる……よな?」
「ごめんね」
喫茶店に集う面々は言う。
この街はとある『ゲーム』のゲーム盤で、自分達はそこを舞う駒であると。疾太は殺されることで『生屍(いかばね)』……プレイヤーに使役される生ける屍としてゲームに取り込まれてしまったのだと。
この街から出ていくためには、戦い続けてゲーム序列トップを目指すかしかないと告げられる疾太。
その言葉に反発を覚えながらも、流されるがまま疾太は『ゲーム』の殺し合いに身を投じていくが……
「『生きること』に対して、腹はくくれた?」
今、運命を切り開く招盤紙が、プレイヤー達の頭上に舞い落ちる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:24:45
22155文字
会話率:31%
「お前は女のくせに出しゃばり過ぎだ。よって、婚約破棄をする!」
『冰の令嬢』『笑みなき鉄仮面』などの蔑称を持つエルランド子爵家の一人娘のヒストリカは、婚約者にそう宣言された上に貴族学校時代の親友に婚約者が奪われていたことを知る。
夜会の場で
こっぴどく傷物認定されたため、もう自分の貰い手はいないだろうと令嬢人生に諦めの終止符を打つヒストリカだったが、具合が悪そうにしていた男性を助けたことにより運命が一変。
社交会では醜悪公爵と囁かれるエリクと婚約する運びとなる。
エリクはもともと王城お抱えの天才宰相と持て囃されていたが、病気を患いそれが原因でゲッソリとした容貌をしていた。
しかし、幼少期からスパルタ教育を施され辞書よりも多い知識を持つヒストリカは、エリクの病気に心当たりがあって……。
これは、頭脳明晰でメンタルつよつよだけどちょっぴりズレた女の子が、仕事中毒メンタルぼろぼろ公爵様を人間らしい生活に戻していくうちに、自分の感情を思い出したり、ざまぁしたり、幸せになったりするお話。
※最初はちょっぴり頼りないヒーローですが、主人公が漢にしていきますのでご安心を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:10:00
201549文字
会話率:31%
いじめられっ子だった無力な少年が、落とし穴を掘っていた。
いじめの主犯を穴に落とすために。
殺すための武器も用意していた。
だが、落とし穴に落ちたのは、醜悪な豚鼻の人型生物、オークだった。
ある私立の全寮制の学校は、それが存在する山ひとつ
まるごと、異世界に転移する。なんのちからも持たなかった少年は偶然、モンスターを殺し、レベルアップする。
得たスキルは、付与魔法と召喚魔法。
その瞬間から、少年は無力ではなくなった。モンスターに対抗できる、稀有な存在へと進化した。
ちからを得た少年は、異世界に転移した学校で、さまざまな選択を突きつけられる。
自分ひとりで生きるために最適な召喚魔法か、それとも他人と共に戦うための付与魔法か。
少年は天秤にかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:00:00
1132777文字
会話率:23%
見た目は聖女、中身は悪魔。侯爵令嬢メイリーは美貌と血筋を鼻にかけ、異母姉をいじめたり人々を振り回したりとやりたい放題やってきた。
しかし積み重ねてきたワガママの罰として、会ったこともない根暗男に嫁がされるはめになる。
それでも懲りないメ
イリーのもとに、魔女を名乗る老婆が忠告に来た。
「愚か者! その醜悪な性根を直さないと、いずれ後悔することになるわよ!」
「だっ、誰が愚かですって!?」
つきまとってくる魔女は目障りだし、新夫は全然好みじゃない。こんなはずではなかったと嘆く彼女の前に、素敵な貴公子達が現れて──?
果たしてメイリーは、本当に望む幸せを手に入れることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 16:06:24
70073文字
会話率:52%
その醜悪なる人間にはあるものをコレクションにする趣味があった。
最終更新:2025-05-14 07:06:11
696文字
会話率:30%
罪を犯した男が自らの罪を自首した。
そんな男を処刑するために醜悪な大男が現れる。
最終更新:2024-07-31 19:00:00
2322文字
会話率:36%
鱗の生えた人間の胴体から、狼の頭と手足、尻尾を生やす男がいた。
その異様なツギハギじみた見た目から、魔法や魔物が存在する世界であっても『バケモノ』と忌み嫌われ、表の冒険者ギルドから依頼を受けることすらままならない。彼はただ、自分が飢えて死
ぬことを防ぐために闇の世界に足を踏み入れ、殺しを始めとした非合法な仕事を続けていた。
楽しみもなければ、夢なんてものもない。
路地の奥にある酒場で好きでもない酒を飲むだけの休日は、一体のインキュバスが訪れることで終わりを迎える。
「相変わらず不幸そうな面をしているね、オヤブン」
「悪いが、この顔は生まれつきだ」
腐れ縁の見た目麗しい男ーーリリックが持ち込んできた依頼。
近辺を脅かす盗賊団の壊滅。
当初はなんてことのない依頼だと思っていたのだが、盗賊アジトの奥にいたのは想像を超える邪悪だった。
「オレはお前が思っている以上にバケモノだ」
醜悪の先にあるものは。
人外×男の娘のブロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 02:35:51
17445文字
会話率:47%
理不尽にも殺されてしまった悪の組織の戦闘員が、魔王となって異世界を統一する物語。
20XX年。元ブラック企業所属、ワケあって悪の組織の戦闘員に改造されてしまった青年は、新たに改造した怪人の試し斬りに使われ、理不尽にもその生涯を終えてし
まう。
死の間際、自分のクソみたいな人生を呪っていた青年は、異世界の壊滅寸前の帝国『ブランク』の魔王によって召喚される。
ブランクには、異世界から召喚した者が国の命運を握るという言い伝えがあり、大帝は残った力と民衆を任せ息絶える。
そんな時、ブランク帝国の崩落により、各国では王による独裁政治が横行。周辺の国々がブラック国家だと知った青年は『マガツ=V=ブランク』と名乗り、仲間と友情を育みながら、国を統一する闘いに身を投じていくのだった――。
「はい。こちら、異世界一ホワイトな悪の組織でございます」
この作品は、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、カクヨムにて掲載を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 21:47:54
225437文字
会話率:40%
舞台裏+群像+カード+序列+scp+ダーク+モンスター+妖怪+グラム系+IQオンライン+一体双魂+日軽日常(前の2章の敷物はくどいのでスキップできます)
一般人がカードモンスターシステムを持って平行日本に生まれ変わる物語。世の中の苦難に見舞
われた者、上位者に抑圧された者は、すべて神に魔力を与えられ、世界は激動し、人間性の罪は解放され、世の中のあらゆる醜悪はこれらの通神者たちに暴露された。震えろ、神に捨てられた世界だ!雲居緋世:「私はよりよく生きるために、善念を捨て、目的を達成しなければ手段を選ばない!」本書は別名『善良な神が世を救う』、『いい子だ、恐れないで、神様の恩恵を受けよう』、『本書は『闇』ではなく大胆に食べる』(暗文、断固として聖母を殺さず、神を装って鬼を弄し、神を通じて宿す!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 20:48:39
5310文字
会話率:29%
この世界は綺麗なものでは無い。
些細な事で腹を立て、自分の事を棚に上げ、過度な自信を振り翳す奴らが多過ぎる。
そうしてその中の一人である私も酷く、醜い。
作られるのはゴミ山ばかりか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
現実って綺麗とは言い難いので、少しぐらい目を瞑る事をオススメするよ。ゆらりぃ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 08:11:16
895文字
会話率:43%
ネット小説に対する批判、誹謗中傷というのは、日々、苛烈を極めている。
『中身がない』、『テンプレばかり』『整合性がない』けれどもいざ、そんな本音を絵師や、コミカライズ担当の漫画家か述べると、容易く炎上したのだ。
石を投げた貴方達の中で、一
体どれだけの人がこの作品を肯定しているの?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何でも許せる方向けです。
今は鎮火されたのかな?
でもね、あの炎上を見た時に、私はどうすれば良いのか分からなくなってしまったんです。
頭を空っぽに死ながら読めるものが、果たして必要か、否か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 05:41:45
794文字
会話率:0%
知人に男嫌いの奴がいる。
面と向かっては話はしないが、そこはかとなく空気感で伝わってくる。『男嫌いだ』と。
だから面と向かって言ったのだ。
『不愉快だ』と。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
男性の事を中傷するような話が最近多かったので。
(気になる方はタイトルだけご覧になって下さいね)
だから女性の悪どい所も写して行こうと思うんですよ。
作者の醜悪性でお腹いっぱい? まぁまぁそう言わず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 09:46:50
1023文字
会話率:17%
人は、簡単には変われない生き物であるーーー。
俺、鶴屋 将生(つるや まさき)。
学生時代のトラウマから引きこもり、幾度の春を自室でやりすごした超・カリスマエリートだ。
魔法のカード(課金に使うやつ)を買いにコンビニへ向かう途中、お約束
展開のような事件に巻き込まれ、お約束展開のように転生する事になってしまった。
転生先の世界には『魔法』なんて御伽話チックなモノもあるらしい。
まあ折角だ、次は本気で生きまくってやるのさ!
魔法、極めまくってやるのさ!
無職の自分に別れを告げ、輝かしい未来へ、今走り出したーーー。
…はずだった。
才能だらけの幼馴染に囲まれ、早15年。
俺は朝日を拒んでいた。
人は、簡単に変われない生き物なのだ。
そして、創作物史上最低最悪・過去すべての主人公に恥じるべき醜悪なアイデアを思いついてしまったのだ。
『幼馴染たち全員集めてリーダーぶってれば、働いた事になるんじゃないか?』
俺、鶴屋 将生。
才能の差に絶望し、幾度の朝を布団でやり過ごした超・カリスマエリートが贈る、歪で邪な冒険譚を今ここにーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 12:00:00
1988文字
会話率:17%
主人公のフランシェ・ド・フランシス侯爵令嬢は王太子から理不尽な理由で婚約破棄されるが、密かに喜んでいた。
それと言うのも、王太子の悪評は上位貴族では有名な話。王太子と婚約など罰以外何物でも無い状態。
それを知らぬ、男爵令嬢のリリアがフランシ
ェを陥れ自分が王太子妃へと画策したのだ。
フランシェは喜んで婚約破棄を受け入れたが、余計なことに辺境の男爵と噂される者との婚約を命じられてしまった。
辺境の男爵とは、辺境の領地で貧乏で醜悪な顔で冷酷でマナーの悪い粗悪な者と噂されていた。
しかし、実際に男爵家に着くと、そこには大きな体格で、筋肉質な逞しい姿、顔立ちは整った誠実そうな青年が出迎えてくれた彼こそが辺境の男爵、グララド・ターシュエル男爵であった。
二人で領地改革を進めながら暮らし始めたが、ある事件でフランシェの聖女としての素質が開花し領民に聖女としてあがめられるようになった。
一方、王太子とリリアの評判は非常に悪く、焦った二人と側近たちはリリア聖女計画を発動する。リリアを聖女として嘘で仕立て上げたのだ。
そこにタイミング悪くフランシェの聖女の話が広がり始める。焦った王太子とリリアはフランシェとグララドを王城に呼び出し、諮問委員会にかけるという体裁で軟禁した。
その時、グララドの領地に接する暗黒の森からスタンピードが発生し魔物が王都に向かって押し寄せ始めたのだ。
魔物を討伐していたグララドを王都に連れて来ていたため、魔物を抑えれる者が居なくなり王都にまで向かってきたのだ。
グララドとフランシェを軟禁し悦に至っていた王太子とリリアであったが、自分たちの行いがこの事態を招いたことを知り愕然とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 09:10:00
121657文字
会話率:42%