平家物語『扇の的』で活躍した那須与一。源頼朝の命令で京都に向かているときに頭を打って死んでしまう。
次に目が覚めたら見たこともない場所で──
「せっかくだからスローライフをしよう!」
与一がハマっている異世界転生をしてしまい、仕方なく(?
)過ごすが、ここでも弓の腕前で無双してしまうお話。
歴史×フィクションなので、歴史とぜんぜん違うところもあるかもしれませんが、普通の物語だと思って読んでください。
更新は暇なときに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 20:59:03
11602文字
会話率:30%
川越出身の今成洋一の魂が時空を超え、戦国時代の那須家滅亡の歴史から那須家再興に、戦国最強の武士の軍団に成長する物語、何故川越出身の今成洋一が、那須家と繋がるのか、どうして最強の武士の軍団に成長するのか、そこには歴史に隠された那須与一の人とし
ての矜持が新時代の扉を開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 06:00:00
1545268文字
会話率:63%
屋島の合戦。
義経に大役を押し付けられた那須与一崇高は、神仏の加護を念じながら平家が示した扇落としを完遂した。だがすぐに扇を拾い上げ船首で踊り狂う黒い大鎧の武者を義経の命により二射目にて射殺す。
その夜、義経に誘われるがまま松原へと分け入っ
た与一は、夕暮れに射殺した黒い大鎧の男と義経が肩を並べるところに出くわす。
あまりの不気味さに逃げ出す与一はしかしすぐに二人に囚われ、義経が奇怪な言葉を並べて与一を「狭間」へと送り飛ばす。
目が覚めた与一は置かれた場は再び合戦の場。だが、その景色はあからまさに一変していた。見慣れぬ武具、見慣れぬヒトガタ、見慣れぬ敵に、見知った京の都。
狭間へ「流された」与一は命を繋ぐべく再び合戦へと身を投じる。
その手には大弓はなく、しかして狭間筒が握られていた。
「我こそは屋島の扇落とし!那須与一崇高であるぞ!日光権現よ斯くご覧あれ!狭間に轟く我が一射、現世の先まで届けようぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 16:39:18
10572文字
会話率:34%
平安末期、京にて鳥羽上皇に仕える玉藻前(たまものまえ)の正体が陰陽師により暴かれる。その正体は、白面九尾の巨大な妖狐だった。九尾は、その後、はるか東国に逃れ、下野国那須野(しもつけのくになすの)で暴れはじめる。那須野の領主、須藤貞信(すどう
さだのぶ)が、九尾の討伐を朝廷に要請する。討伐軍が組まれ、やがて九尾は討たれ、その体は石となり、まわりに毒気と邪気を放ち、一帯の生き物を殺しはじめる。その石は、生き物を殺すことから、殺生石(せっしょうせき)と名付けられ、封印される。
時は流れ、貞信の子孫は、須藤氏から那須氏と名乗りを変える。その那須氏に11番目の子が生まれ、十に余り一つになることから、余一(よいち)と名付けられる。これがのちの那須与一(なすのよいち)として知られる男児だった。
彼は、殺生石の障りにあい、そこで九尾の呪いを受ける。体を蝕み、破壊衝動と怪力を呼び起こす呪いに苦しめられながらも神々の加護により、一命を取り止める。やがて時は流れ、源平合戦が始まる。余一は、そこに九尾の呪いと共に参戦することになり、武功を上げる。
しかし、余一に宿る九尾の呪いが災いを起こし、穢れしものとして、源平合戦の勝者、源氏の正史からは存在を消されてしまう。平家物語や源平盛衰記、那須野の地、その他、地方の伝承にのみ名を残す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 13:48:39
1146文字
会話率:50%
那須の与一の扇の的を射る場面です。
(以下茄子のよいち漬本舗 合資会社 島村俊商店様HPより抜粋)
那須与一という人は、源氏と平家の「屋島の戦い」にて、平家が立てた扇の的を、見事射落としたことで有名な源氏方の武士です。
・与一とは余一、
あまるいち、つまりは今で言う十一男と言う意味の通称ですので、当時は他にも与一が居ました。本来は那須宗隆(宗高とも。むねたか)、那須氏当主になった後は、父と同じ那須資隆(すけたか)と言う名前です。
源平の戦い(源平合戦)には有名な戦いは多いですが、特に後期の、直接平家滅亡に繋がる戦いとして、「一ノ谷の戦い」、「屋島の戦い」、「壇ノ浦の戦い」があります。
那須与一は「屋島の戦い」の時に、「揺れる舟の上の扇の的を射よ」との平家の挑発に源氏の代表として、この難しい的を射ることに成功しました。矢が的を射たことで、源氏の武運が勝ると見られ、平家が没落していきます。さらに、「壇ノ浦の戦い」で平家が決定的な滅亡を迎えます。その「大事な転換点」になったのが、平家物語の「那須与一の扇の矢」です。
生没年から考えると、屋島の戦い(1185年)の際には15~6歳前後、亡くなったのは20歳前後と、実は早く活躍して早逝した方のようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 00:00:00
986文字
会話率:0%
那須与一がこさえた弓と矢だと、商人は街の人々を集めて矢を飛ばしました。その矢が遠く離れた的に刺さると、人々は挙って矢を求めますが…………
最終更新:2020-07-05 17:36:51
892文字
会話率:67%
俺、ダンス馬鹿の中学生。
国語で『平家物語』の授業中、飛び込んできたボールが当たって、死んだらしい。
白い空間で、謎の光にスキルをもらい、異世界転生するはずが、ポチ間違いで、逆行転生!
平家物語の中に出てくる、那須与一に射殺されるダンス武者
に転生してた。
でも、勉強嫌いの俺は、さっぱり何もわからない。
さあ、どうする、俺!
って、そんなの決まってる。ダンスだ。最高のダンスを、踊るんだ!
まあ、そんなダンス馬鹿が転生したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 01:10:06
7033文字
会話率:26%
屋島の戦いで活躍した弓の名手、那須与一。
己の力量に奢りそうになると悩む彼に、義経が大陸に伝わる古い話を語りだした。
何でも大陸には、羿という名の弓の名手がいたのだと言う……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.kono
hashigure.com/index.htm)からの転載小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 21:46:13
2753文字
会話率:46%