好きな買い物をした帰り道、両手に手荷物を持って階段を降りる途中で足を踏み外し、死亡した女性。その女性がタキシードを着た紳士な神様にその物欲を見込んで頼み事をされる。
物欲が神力に変換され世界を巡るのが神様の希望だった。
流れの民になり旅をし
ながら買い物するのが女性の使命、であったが女性は買い物に人生を見いだしているので問題ない。むしろ買い物をするなと言われた方が死にそうだ。
異世界に転生させてもらい、新たな肉体を得た女性ルイ。
生きていた頃は、部屋を物だらけにしていたが異世界には収納魔法がある。それを駆使しルイは己の欲望を満たす。
湯水のようにお金を使い、脊髄反射で物を買う。節約思考の方には狂気なる無駄遣い。
とにかくルイは買い物します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 01:00:00
76580文字
会話率:43%
優菜は都内に住むあんまり真面目じゃない高校生で、この夏、失恋をした。相手はSNSでの悪い意味での有名人、自称アーティストの男である。
優菜は、彼の事を尊敬していて、同時にちょっとだけ見下していた。そして何より、ずっと心の支えにしてきたのだ。
彼は北海道に住んでいる。夏休みだし、お小遣いも溜まったし、会いに行こうと思えば、行けるような気がしてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:48:17
13260文字
会話率:48%
ハルマアマル号──大気圏内航行も可能なステキな宇宙船──を得て以来、悠々自適な旅&スローライフを謳歌してきてたボクこと平野 円とその仲間たち。
世間さまでは、この世界カドゥール・ハアレツの最大宗教シュモネス教の『神降ろしの御子』などと呼
ばれていますが、そんなの関係ないです。
──その筈、でした……──
しかし、ボクの──いや、ボクたちの与り知らぬところで、既に暗雲は立ちこめていたのです。
──邪神を唯一絶対神として崇める邪教『マルメッシャー教』
これまで、歴史の闇に潜んでいた彼等が俄に表舞台へと這い出てきたのです!
カドゥール・ハアレツの世界各地で起こる謎の誘拐事件。
更には、世界各地の大国が管理している有名遺跡が襲撃を受け荒されるという事件が多発。
これらの事件を起こしているのが、マルメッシャー教という噂。
そんな事など対岸の火事と、日々を過ごしていたボクたちの下に、ある日、シュモネス教の地の枢機卿ジッニ・ア・サハーカからの遣いの者が訪れて、こう言ってきました。
「『神降ろしの御子』様、どうか、我らにお力添えを──」
と。───────
急転直下、風雲急を告げるのか?
運命の歯車が音を立てて回り出す!
──かもしれない……。────
『異世界で××3』、ここに開幕────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:42:09
15829文字
会話率:30%
魔術師になることを夢見ていたイリーナ。しかし、現実は無情である——彼女には魔術の才能が一切なかったのだ。それでも夢を諦めきれず、彼女は魔術団の事務方として地味な日々を送っていた。そんな中、現れたのは新卒で愛嬌抜群のエライザ。笑顔と気遣いで、
誰からも愛される彼女に、イリーナは次第に劣等感を募らせていく。
ある日、エライザが妊娠と結婚を報告する。理想的な人生を歩む彼女を見て、イリーナの心には嫉妬、悲しみ、諦め——そんな感情が渦巻く。そんな日々のなか、イリーナの唯一の癒しは、“異世界転生”の小説を読みふけることだ。ある日突然、奇跡が起きる。ただし、それは「転生」ではなかった——。
過去に戻ったイリーナのやり直しチャレンジ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:08:21
34384文字
会話率:32%
神風の伊勢に立ちたり橘の香る衣はこの手にあれど――
水の神・芥河の精霊として生み出されたタマキは、人々に不幸をもたらす悪霊を退治する日々を送る。その中で芥河の領地に悪霊が多すぎることに疑問を持ち、原因を探すべく動くが、そこには芥河の秘密が
関係しているらしく、なかなか掴めない。他の神やその遣いを頼ろうとする中起こった事件をきっかけに、芥河は疎外感を覚え。。。
伊勢・源氏の雰囲気漂う和風ロマン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:50:00
130001文字
会話率:51%
冒険者エリッサは迷宮の最下層で地縛竜と戦う少年と出会った。
だが少年は名前はおろか自分に纏わる記憶の一切を失っていた。
登場人物
マグナ・グライプ 主人公。魔法で生み出された光の槍で戦う。記憶を失っている。
エリッサ・ブンダドール。精霊遣
いの冒険者。迷宮で地縛竜と戦っていたマグナを助け、彼を仲間に引き入れようとする。
スフィーリア・ルシエッタ。ブルザイ教の尼僧で冒険者。エリッサの親友。
ハン・ロウディ。人狼族の少年で剣士。エリッサ達の仲間
ミャール・チップス。人描族の女性で斥候。エリッサ達の仲間。
カーマス・サフラン。ブルザイ教の司祭。
ほか多数。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:38:41
90639文字
会話率:34%
一日に読んだ振り返りと感想を書いただけのメモ書き。
その日にメインで読んだ作品とログボ作品を載せてます。
(ログボ作品=最新話まで読んでいる作品の更新された話を読んだ作品)
〈経歴〉
-それまで-
漫画が大好きで小二からジャンプを買
い始めた(今でも購入中)。
バトル漫画やスポーツ漫画を中心にお小遣いの殆どは漫画に使う。
ONE PIECEをはじめとしたジャンプ作品。
キャプテン翼をはじめとしたスポーツ作品。
今現在の漫画所持数は1500を超える。
-8年前-
友達から「漫画:転生したらスライムだった件」を教えられどハマり。
続きが気になり小説家になろうに掲載された小説版を発見し一気読み。
異世界ジャンルを知り、沼にハマった。
-5〜6年前?-
小説家になろうでランキング作品で好みの作品をあらかた読み終わり、見つけたのがハーメルン。
二次創作との出会いは世界を変えた。
-現在-
毎日平均十時間くらい読み漁るネット小説廃人。
常にスマホで作品を見ている。
小説家になろう、ハーメルン、カクヨムを中心に読み専として活動。
ブックマーク880件、お気に入り数4300、フォロー620作品
毎週ジャンプ、サンデー、マガジン、ヤンジャンを見てます。
※全ての作品と作者に敬意を表します
※全て個人の感想です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:00:00
778936文字
会話率:17%
親に捨てられてから、暗殺稼業を生業とする組織のボスに拾われ、幼少期から暗殺者となるために育てられた俺。
暗殺というのは決して簡単なものではなく、失敗すれば死ぬか殺される生死を懸けた仕事。
そんな生死のやり取りを行う殺し屋として、俺
は三十年以上も生き残って人を殺し続けてきた俺に課された依頼は――勇者の暗殺。
この暗殺稼業から足を洗えるという報酬の下、過去最難の依頼に挑み……俺は無事に勇者の暗殺を成功させた。
約束通り、育ての親であり暗殺稼業を生業とするボスから解放されたものの、服はボロボロ、髪はボサボサ、子供の小遣いくらいの金しかない状態。
しかも、幼少期から暗殺しかしてきてないため社会経験はなく、年齢も四十近いおっさん。
金なし家なし職もなし。
とんでもない状態で世間に放り出されたが、これまでの過酷で凄惨で地獄のようだった人生を良かったと思えるものにするため、俺は人生のやり直しを図ることを決意した。
※他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
819404文字
会話率:37%
22歳の若さにしてSランク冒険者になったズーク・オーウィング。剣の腕も魔法の腕も全てSランクに相応しく、おまけに見目麗しい美丈夫である。見た目と強さだけなら完璧なだけに、この男は良くモテる。だがしかしこの男、金遣いは荒く新しくパーティに入っ
た女性にすぐ手を出し、次々と孕ませては引退させていた。ズークの行いに耐えかねたパーティメンバー達から、ズークは遂に追放されてしまった。初期の頃からお金の管理をパーティメンバーに丸投げしていた為、お金の管理は杜撰の一言。その上、酒やギャンブルも大好きと来た。あっという間に借金塗れになったズークは、冒険者ギルドが肩代わりした借金を返す日々が始まった。この物語は、人類最高峰の戦闘力を持つ代わりに頭が残念な男の借金返済の日々を綴る記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
153668文字
会話率:28%
「女神に召喚された俺(じゃないってば!)、異世界で新しい人生をスタート!そして勇者としての俺(違うって!)!魔王軍の幹部たちをバッタバッタと倒した俺!(…ってことになってるけど)めっちゃモテてます!(多分ね)」
「もちろん、俺みたいなトッ
プクラスの冒険者(その自信どこから来たの…)、おい!話の腰を折るなよ!コホン…魔王の一人や二人、片手間だっての!(嘘です!こいつの話、一ミリも信じるな!)」
「きゃあああ!ちょ、あんた何してんの!?セクハラで訴えるわよ!?(調子乗って出番取るんじゃねぇ!また小遣いカットするぞコラァ!)」
「はいはい!とにかく、これはごく普通~の異世界モノですから!(どこが普通だよ!最初から女神にハメられたんだぞ!?)」
「ってことで、おしまいっ!(ふざけんなああ!)」
「うわっ、また始まったよあの二人…はぁ…(SE:ドカッ!バキッ!)ん?えーと…とにかく、読んでくれてありがとう?うん、そんな感じで!(SE:ガシャーン!)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:47:07
31949文字
会話率:40%
ここ数日、とある夢に悩まされている芽衣。
月明かりの下、声も出せないまま誰かに咬まれ、吸血される夢。
起きたあとも息遣いと痛み、恐怖が鮮明に思い出される、そんな夢。
あれは本当に夢なのか。
でも、吸血鬼なんて、フィクションの存在が実在する
わけない。
そう考えようとしたのに──
「お前、それただの夢じゃないだろ」
「吸血鬼は存在する」と断言する転校生の翔、親友の紗季と共に吸血鬼の正体を探り始めることに。
果たして、吸血鬼の正体とその目的に迫ることは出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:20:01
235369文字
会話率:34%
令和4年(2022年)春
晴れて高校生になった湖桜(こはる)は幼なじみの橘平の実家である神社の祭りに参加する。
祭事の最中、湖桜はふとした拍子に琵琶湖に落ちてしまう。
気が付くと見知らぬ青年に抱えられていた。
不思議なことに、彼の着物は明
らかに時代錯誤。そして周囲の景色もどこかおかしい。
人々の言葉遣い、建物、空気——そこは明治14年(1881年)だった。
青年の名は椿(つばき)。彼は湖の神に仕える一族の末裔であり、湖桜の姿を1年前に亡くなったという“桜(さくら)”と重ねる。
やがて湖桜は、自分が過去に来た理由、そして琵琶湖にまつわる「時の封印」に巻き込まれていることを知る。
現代へ戻る術を探しながら、湖桜は椿と共に、明治の時代を生きる。
そして二人の心が近づくにつれ、歴史を変えてはいけないという「時の定め」と、
現代に帰るべき運命との板挟みに苦しむことになる——
果たして湖桜は元の時代に帰れるのか?
それとも、時を越えた“真実の役目”に導かれていくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:00:19
7936文字
会話率:39%
公園で仲良くなったおじいちゃんから渡された手紙。
呼び出されてこっそり参加した遺言状の開封の儀。
私宛の遺言状には『王太子の嫁な!』と書かれていた――――。
*****
読んでいただきありがとうございます!
連載版も頑張れよ!そんな
感じでブクマや評価などしていただけますと、笛路がお喜びして小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノわはーい♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 20:03:25
83779文字
会話率:44%
公園で仲良くなったおじいちゃんから渡された手紙。
呼び出されてこっそり参加した遺言状の開封の儀。
私宛の遺言状には『王太子の嫁な!』と書かれていた――――。
❇❇❇❇❇❇
閲覧ありがとうございます!
こちらの作品は、『六花きい』さん
(https://mypage.syosetu.com/1708364/)から3つのキーワードをいただいて書きました!
また面白い遊びしてんなぁ。とかでいいので、ブクマや評価などしていただけますと、笛路が喜び小躍りしますヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:05:31
5792文字
会話率:39%
【クラフト職人!魔物の住人も特技持ち!他の町へひとっ飛び!美味しいご飯!の自由気ままな無人島生活、時々冒険】
アパートの2階に住んでいる私は、愛猫のルキちゃんと共に1階の人の勇者召喚に巻き込まれた。
おっちょこちょいな女神様に案内されて
、1回行った場所には瞬時に移動できる“ファストトラベル”の特典を付けてもらうことにした。
ルキちゃんはなぜか“私が男にモテる加護”を付けてもらうことに。
勇者として召喚される1階の人は“勇者の光”、“魔法が一通り使える”、“クラフト”……と色々欲張って5歳からスタートすることにしたらしい。
⸺⸺しかし、異世界へと転送される直前に女神様がとんでもない独り言を呟く。
「あ゛ーっ! スキルや加護の配置、間違えてしまいました〜! えっとえっと、変更は……もう出来ません!? あっ、転送位置が……ズレてしまいました〜!」
「えっ!?」
驚いたときには既に遅く、ルキちゃんと共に異世界へと送られる私。
そして、ルキちゃんに起こされて森の中で目を覚ました私は、5歳の姿になっていた。
スキルだけじゃなくて設定までごっちゃになってる!?
しかも襲ってきた大きな狼の魔物はルキちゃんが“勇者の光”で聖獣化して懐くし……。
これは5歳の姿となって異世界に召喚された私が、自分だけの無人島を拠点に自由気ままにあちこちに出かけ、商人ギルドでお小遣いを稼ぎ、無人島に自分と聖獣たちだけのお城を築く、NOバトル、NOストレスのまったり異世界スローライフである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
121821文字
会話率:52%
〝神の御遣い〟として公爵家に生み堕とされたクリスティアーナは、その特別な能力ゆえに父親に利用され、虐げられてしまう。
その苦しみから暴走してしまった幼子クリスティアーナの悲惨な最後を憐れんだ神は、時を1年巻き戻す事に。
そのままでは同じ
事の繰り返しになると、神は信頼できる神獣に幼子のサポートを頼んだのだった。
神から神託を受けた神獣フェンリルと、〝神の御遣い〟であるクリスティアーナの、日常を中心とした物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 06:10:00
179690文字
会話率:68%
ダンジョンの存在する世界でクライシス・グリスは今日も迷宮に潜る。目的は軽くお小遣いを稼ぐためだ。中には自分たちのダンジョンに挑んでいる最中を配信してお金を稼ぐ者もいるが自分には無理だと諦めていた。
そんなクライシスだがダンジョンに潜っ
ている最中、モンスターを連れて逃げている人と出会う。眼の前の人からは逃げてという声とモンスターの怒号。それらを見てクライシス・グリスは逃げるのではなく前に進んで迎え撃つ。
そして響き渡る悲鳴をうるさく思いながら撃退したクライシスは呆然としている逃亡者を無視してモンスターのドロップを回収して撤退する。
「今日からあなたも配信者になりませんか!?」
「は?」
後日、モンスターから逃げていた人から配信者にならないかとスカウトされた。
最初は遠慮してたが、お金を稼げるし成績も上げれると聞いてクライシス・グリスは配信者となる決意をする。
※作者は配信活動に関して詳しくは知りません。変なところがあっても笑って流してください。
※ストックがキレるまで毎日20時に予約投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 05:40:00
488200文字
会話率:48%
東の国ヒノモトで剣の修行に明け暮れ、天下無双とまで呼ばれるに至った剣士タケゾウ。
しかし思い描いた理想の剣士とはかけ離れた命のやり取りの毎日から逃れ、自らを見つめ直すために旅立った。
海を渡り、西へ西へと向かい辿り着いた城塞都市ブルーノで一
人の魔法使いと出会う。
彼女の名はローテアウゼン、少女の面影の残る姿をしているが500年余りを生きる魔法使いだった。
彼女は里帰りの護衛をタケゾウに依頼する。
こうして魔法使いとタケゾウの珍道中がはじまる。
しかし、その行く手が穏やかであるはずもなく、襲い掛かる魔獣、刺客、そして巻き込まれる事件の数々。
そんな旅の中でタケゾウはローテアウゼンを守ることに理想の剣士像を見つける。
そして少しずつ明かされていくローテアウゼンの生きてきた軌跡、彼女はなぜ自分に封印を課したのか。
なぜ里帰りをするのか?
彼女の郷里で待つものは何か?
第一章 城塞都市ブルーノ
第二章 漆黒の姉妹(レイヴェンシュワルツシュバイセン)
第三章 コリーンのイセッタ婆さん
第四章 決戦 スツーカ砦
第五章 黒い森のクロエ
第六章 黒金の城(シュタールシュロス)
第七章 英雄
最終章 エピローグ
Twitter【@kow_fukuyama】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 05:00:00
409909文字
会話率:43%
2021年春頃連載開始予定
魔法遣いローテアウゼンのキセキ 好評連載中!
https://ncode.syosetu.com/n3142gm/
夏休みのある日、弟と一緒に『白亜の大恐竜博覧会』を観に行った女子高生の寺野涼子は大地震に遭遇
して壮絶な事故死?
気が付くと全裸のティラノサウルスになっていた。
全裸のJK……いやティラノサウルスとなってしまった寺野涼子の運命はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 08:00:00
855文字
会話率:36%
大学生の相模七緒(さがみなお)には最近お気に入りのカフェがある。神社の横にある陽だまりカフェはとても過ごしやすく料理やスイーツも美味しい。大学の講義帰りに偶にカフェに寄っていた七緒は、ある日カフェを出たところでお遣いをしている柴犬が困ってい
る場面に出くわす。お遣い用の籠が垣根に引っ掛かって外れずに奮闘する柴犬。柴犬を手助けした七緒は、後日、カフェの店長から柴犬の飼い主からお礼を預かっていると言われ、御守りを渡された。よく神社で売っているような普通の御守りだったが、それは特殊な御守りで――。
普通の大学生だった七緒が、不思議な体験をしながらカフェの店員やカフェで出逢うひとびとと交流をしていく和風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 14:48:35
62275文字
会話率:41%
この世界では、女性の魅力が高まる時に発生するエネルギー「女子力」が、社会を支える主要な電力源となっている。古くからその存在は知られており、女性たちは生まれながらに微弱な発電能力を持つ。成長するにつれて、内面や外見の魅力を磨くことで、その発電
量は増幅していく。
女性たちは皆、女子力エネルギーを効率的に蓄積し、利用するための小型デバイスを身につけている。このデバイスを通して、家庭や街の電力が供給され、現代社会のあらゆる活動が成り立っている。
女子力の定義は多岐にわたる。容姿の美しさ、洗練されたファッションセンス、人を惹きつけるコミュニケーション能力、優しさや気遣いといった内面の輝きなど、その全てが女子力として認識され、発電量に影響を与える。特に、恋愛感情や他者からの肯定的な評価は、女子力を大きく向上させる要因となるため、社会構造や人間関係にも独特の側面が見られる。
女子力発電が社会の根幹をなす一方で、課題も存在する。女子力の個人差によるエネルギー格差、意図しない過剰発電による事故、そして何よりも、女子力という曖昧な概念がもたらす社会的なプレッシャーや偏見など、このエネルギーシステム特有の問題が人々の生活に影を落とすこともある。
物語は、そんな女子力発電が当たり前の世界で生きる様々な人々の日常を描く。女子力に自信を持つことで社会的な成功を手にする女性、自身の女子力に葛藤する少女、女子力を高めることに貢献する男性、そして、このエネルギーシステムの裏側に潜む矛盾や新たな可能性を探る人々。
それぞれの視点を通して、女子力発電というユニークな設定が織りなす、人間模様や社会のあり方を描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:02:52
62419文字
会話率:28%
人違いで婚約の申し込みをされたクラウディア。
即座に撤回されたが彼女は気にしない。
社交界での醜聞になりかねないが、そもそも彼女は社交界の評判を気にしてはいない。
ただ領地にこもって好きなことをしたいだけ。
なので、社交界で彼女は"
;幻の令嬢"だの"引きこもり令嬢"だのと揶揄(やゆ)されている。
ただ単に世間話として友人に人違いで婚約を申し込まれ即時撤回された話をしていると、友人が自分の兄を薦めてきた。
その兄は最近仕事をしすぎて婚約者のことを疎(おろそ)かにした結果、婚約破棄されたばかりだという。
上司の気遣いで早めに帰宅した友人の兄から誘いを受け、あちこち出かけるようになりーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:33:22
180870文字
会話率:45%