ネットでライバーと呼ばれる配信者を閲覧し、人並み程度に知識を持っている少年、恵才三は夢に破れた少年だった。実家から逃げるように一人暮らしを始め、これからもきっとなあなあで生きていくのだろう。そう思っていた矢先、ある転機が訪れる。
バイ
ト帰りのある日、隣人の部屋のドアが開いてしまっていて、好奇心に負けて覗き込んだ恵才三。
ところが、その部屋に住んでいたのはライバーで、こともあろうに彼が命を賭して推しているライバーのコルセアというライバーだった。それだけでは飽き足らず、現実の彼女は配信のアバターと同じ姿で……。
混乱する恵のもとに大家さんから一つ、提案をされてしまう。
「ねえ、才三くん。コルセアちゃんの身の回りのお世話をしてみない?」
ファンと配信者の禁断!?の遠まわしな恋愛を描く恋愛ラブコメディ。
多少なりとも良いと思ってくださったら評価、ブクマ等をよろしくお願いします。今後の指標にできるので大変助かります。
※配信者と視聴者。その二人が奇跡的に出会い、恋愛をするという筋書きですので、そう言った『画面の奥を想像させてしまうお話』が苦手な人は覚悟をするか引き返すかをお願いします。
※配信者や視聴者、といった立場の言葉を多用していますので、どちらも興味がないとなると難しい表現が多いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 19:00:00
191581文字
会話率:43%
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を
飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだよね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148937文字
会話率:37%
みなさんは「京ことば」についてどのようなイメージをお持ちですか?
はんなりしていて上品?
遠まわしに嫌味を言うようで怖い?
昔ながらの伝統がある?
古めかしくて難解そう?
最終更新:2023-04-27 18:17:34
2151文字
会話率:14%
委員長と男子生徒のとある攻防。
委員長は彼が好きだけど、勇気が出ずに遠まわしな方法で告白を試みる。
男子生徒は委員長の遠回しに気づくのか......?
という話です。
最終更新:2022-04-22 19:44:31
11329文字
会話率:34%
鈴子(リンコ)は、四季折々で髪の色が変わる、(自称?)桜の化身・刈安(カリヤス)に恋する大学生。思い切って伝えた告白の言葉は、遠まわしすぎて伝わっていなかったのか、進展がないまま時間が経ってしまった。
そんな中、散歩中の公園で刈安に遭遇した
鈴子は、その意味が伝わっているのか確認することにした――。
掌編『ピンクでキイロでギンイロで。』の続編。
『ピンクでキイロでギンイロで。』はこちら >>> https://ncode.syosetu.com/n6996gi/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 20:00:00
4991文字
会話率:54%
異世界に召喚された神崎かんざき 秋斗あきととその他の面々。召喚された人物たちは中学生から三十代くらいの社会人などバラバラだ。
秋斗が召喚された場所、大帝都『シャバルティア』と呼ばれる都市。
通常、招かれた者に備わっているはずの『神か
らの贈り物ギフト』。だが秋斗には贈り物はなかった。そのため秋斗は城から追い出された。遠まわしに要らないと言われたのだ。
何の援助も知識もなく、そのままほっぽり出された秋斗は戦々恐々としながら街を歩いていく。そして辿り着いた古ぼけた建物で一夜を明かしたことで秋斗の運命が決まった。
これは神崎秋斗という存在が子供たちと生きて行く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 18:00:00
1363文字
会話率:54%
タイトルの通り、くりぼっちなんでテンション可笑しくなって下ネタを書きました。
決して誰も馬鹿にする気なんてありません。頭に浮かんでしまっただけです。俺は悪くない(迫真)。
最終更新:2017-12-24 10:49:33
391文字
会話率:89%
純文学でごめんなさい。不純文学です。
全力で悪ふざけです、許してください。
最終更新:2017-10-22 00:48:25
800文字
会話率:0%
いつかの地球。宇宙からやってきたエイリアンたちが、夜な夜なひそかにうごめく閑静な田舎町、ウィッチウッド。
町に住む少年たちは、凶悪なエイリアンの被害に対処するため、自警団『エイリアン・ビジランテ』を結成。真夜中の抵抗活動へ乗り出します。
一方、遠い旅の果てに町へと降り立ったとあるエイリアンは、何の変哲もない女子高生の死体を乗っ取り、活動を開始。慣れない地球での生活に戸惑いながらも、徐々に人々の間へ溶け込んでいきます。
様々な登場人物の視点で、彼らの関係性や散りばめられた謎を少しずつ、遠まわしにじわじわと紐解いていく、群像劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 07:41:20
18150文字
会話率:48%
異世界に行った。日本人だった時とは姿かたちが全く違うから、神様っぽい奴に話しを持ち掛けられた記憶とか思い出せないけど、転生だな、うん。
やったぜ!新しい人生の始まりだ~! と、思ったら、なんか様子がおかしい。
転生者自体別に珍しくないって
、誰も俺を有難がってくれないし、家は貧乏だし、
俺にチートは無いし・・・ 何より俺以外の転生者が全員日本人じゃない!?
何だかスゲーハードモードなんだけど、責任者出て来~い!
・・・という短編を書こうとしたら、例によって短編で収まりきりませんでした、
0話部分が短編分です、ゼロにどんな数をかけても答えがゼロになるように、死に戻り=振り出しに戻るという意味です。
更に上記↑の登場人物は、[ざまぁ]される要員になってしまいました。ざまぁされるに相応しい人物にする為に、彼の人柄が最低です。
出来るだけ遠まわしに書いていますが、『残酷な表現があります』は、保険ではありません。
同一世界のドレイク隊長の取り扱った事件の一例として書こうとしたのですが、別大陸になりましたので他のお話を読まなくても、全く問題ありません。
日本と言うか、地球側世界が出てきますが、特定の宗教も国際機関も含むところはありません、パラレルワールドだと思って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 07:00:00
86702文字
会話率:22%
思ったことを遠まわしに書いただけです。
キーワード:
最終更新:2015-05-02 22:49:49
1189文字
会話率:2%
鬼畜でドSな僕の背後霊様。
何故よりにもよって僕の背後霊となったのか、遠まわしに聞いてみても「テメーが蛆虫野郎だからだよ」との理不尽な回答しか帰ってこない。泣きたくなる、でも泣いたら彼女を喜ばせるだけど。そう、彼女なのだ。この鬼畜でドエスな
背後霊様は、絶世の美女。止めて!僕に新しい世界の扉を開かせないで!!
そんな彼女と僕の波乱万丈な日常の物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-10 14:07:40
6717文字
会話率:20%
日本人の慎ましやか?な表現方法
※エリュシオンの二次創作です。
最終更新:2013-06-09 00:24:55
561文字
会話率:45%
長年の友人であるおじいさんとおばあさんのお話。
遠まわしな残酷描写あり。
実験的書き方その1。
最終更新:2013-06-01 20:11:38
1644文字
会話率:3%
サンタ=マキアに存在したネオナチ過激派『第四帝国』が崩壊してから半年。
SS少佐ことミリィ=ハーネは遠まわしに第四帝国南米基地崩壊の責任を取らされることになり、新兵同然のミーハーど素人ミッターマイヤー准尉を押し付けられ、奇妙な任務を与え
られる。
しかしそこには様々な陰謀と思惑が渦巻いていて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 23:00:35
51650文字
会話率:67%
美形逆ハーを築き、仕事を放らすほどの魅力を持つ地味子。乙女ゲーとか逆ハー小説の主人公みたいな彼女は、どうやらあたしの友人や他貴族からも嫌われてるらしい。遠まわしに地味子を排除してほしいと頼まれ、あたしは久しぶりに城へ上がる。そこで待っていた
のは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 14:20:42
11559文字
会話率:50%
「月の裏側を見に行こう」
その一言から始まった、遠まわしな告白です。
最終更新:2010-07-11 17:06:39
394文字
会話率:6%
無機的な観察者と対話者。
笑顔で毒を散らす彼女と無感動に告白した僕。
最終更新:2010-07-06 07:47:30
746文字
会話率:0%
遠まわしに言うことと、まっすぐに言うこと。どちらが難しいのかな。そんなの人によるけど、きっと届くと思っています。
最終更新:2010-04-28 20:50:31
334文字
会話率:0%