ある日、仕事中に眠気に襲われた七緒は気付くと見た事のない洞窟に立っていた。ぼんやりと光る壁は見た事も聞いたこともなく、戸惑っていると金髪の男に声を掛けられ、異界人と呼ばれる。
金髪の男は自らを勇者と名乗り、七緒をパーティーに加える。異界人が
持つと呼ばれるユニークスキルに期待するもそれらしきものは発現せず、七緒はその日のうちに追放されてしまった。しかし他のパーティーメンバーの助けにより、新たな職を得る。
七緒が再就職した職業、それは多くの死者が眠る町の『墓守』だった。
職業訓練を受け、順調な滑り出しで仕事を始めた七緒。しかし墓守は深夜に働く夜勤スタイルの激務だった。
過酷な現場。嘆く七緒。襲い来るアンデッド。更に嘆く七緒。
そんな七緒を追い打ちするように発見された地下ダンジョン。そしてやっぱり嘆く七緒。
しかしそれは、こらから始まる物語の序章にすぎなかった。
※この作品はノベルアップ+様にて平行して投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 21:00:00
169950文字
会話率:57%
······聖夜に子供達にプレゼントを配るサンタクロース。その心温まる物語の裏側には、サンタクロース達の過酷な現実が在った。彼等は何故、毎年聖夜にその行いを繰り返すのか。それは、祖先の過ちに起因する物だった。
最終更新:2021-12-29 07:32:09
5574文字
会話率:8%
偉大な映画監督の言葉にもある。映画の出来は腹次第。
かつかつの予算に、あっぷあっぷのスケジュール。
ロケ地は、町から遠く離れた採石場跡地で、電気もなければ、水道もない。
そんな過酷な現場で起きた、「からあげ弁当」大事件!
最終更新:2019-07-05 00:12:29
5043文字
会話率:14%
不景気。工場の閉鎖。無情な社会は、工場の設備保全の仕事をしていた二宮誠一郎に失業を突き付けた。
そんな彼がたどり着いた新しい職場は、魔王城の設備保全。上司の美少女ヴァンパイア(ババア)はいつも陽気に適当。そんな彼女と共に、誠一郎は魔王城
の炎上しそうな案件を見事鎮火させることができるのだろうか。
彼は、そんな過酷な現場で、数々の経験を通して、大切なことを学んでいく。
勤務地が魔王城でも仕事は仕事! 戦闘なんて暴力沙汰は許されません。人間の身だけど負けずに頑張る。ある時はお気楽に、ある時は誠実に、そしてまたある時は熱血に! 魔王城で繰り広げられる、設備保全なお仕事物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 11:36:20
100339文字
会話率:42%