万年Dランク冒険者のアルトは、所属するBランクパーティー「深紅の爪」で『荷物持ち』兼『肉の盾』として、5年間も虐げられ、搾取され続けてきた。
「お前は黙って俺たちのために死ね、この無能が!」
ある日、リーダーのミスを一方的になすり付けら
れ、ついに一文無しでパーティーを追放されてしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされたアルト。しかしその瞬間、彼の脳内に声が響く。
《ユニークスキル【無限成長】が覚醒しました》――それは、歩く、振る、拾うといった全ての行動が経験値となり、際限なく強くなれる世界でただ一つのチートスキルだった。
追放を機に、孤独ながらも地道な努力を始めたアルトのステータスは、爆発的に上昇していく。ゴブリンを倒せばレベルが上がり、薬草を抜けば筋力が上がる。その力は、もはやかつての仲間を遥かに凌駕していた。
一方、便利な雑用係を失った元パーティーは、実力のメッキが剥がれて凋落の一途を辿っていく。
これは、無能と蔑まれた心優しき冒険者が、本当の自分を評価してくれる仲間と出会い、やがて世界最強へと成り上がる物語。
「アルト、俺たちが間違っていた!戻ってきてくれ!」
――かつての仲間たちが後悔の涙を流して懇願してきた頃には、もう遅すぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:38:56
2376文字
会話率:36%
サイクは無表情な少年で、幽霊が見える。ユキはいつも一人で友達がいなかった幽霊の少女。サイクは母親が望んだ完璧な少年になることを夢見ており、ユキはただ友達が欲しいと願っている。互いに助け合うことで、二人はそれぞれの夢を叶える。一方、クリスタル
は優しい少女で、恋愛には興味がなかったが、サイクに助けられたことで彼にロマンチックな好奇心を抱き、ユキに嫉妬心を掻き立てる。「ま、待って…私、サイクに恋してる?」知らず知らずのうちに、サイクは二人の少女(と他にも数人)の心を掴んでいたが、彼自身は全く気づいていない。二つの目標を胸に、ユキはどんな手段を使ってもそれを実現しようとする:「私のことを好きになって、そして笑顔になって、サイク!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:06:50
63423文字
会話率:42%
この町、『ギルティの町』では、色んな噂が四十五日飛び交っている。
『ねえ、知ってる? こんな噂があるの。夕方から夜の時間に、薄暗い路地の中に足を踏み入れ、そこで何かを口に含んだら‥‥‥〚狐姫〛が現れて、魂を奪われちゃうんだって!』
『こ
んな噂を聞いたの。四時四十四分に学校の校門を出た人は、死者の魂が集まる、〚霊界〛に導かれちゃって、二度とこの世界に戻ってこれなくなっちゃうんだってさ!』
『ねえねえ、知ってる? 〚フラワーくん〛の噂! え? 知らない? それなら教えてあげる! 植物を雑に扱ったりすると、〚フラワーくん〛っていう恐ろしい植物の怪物に襲われちゃうんだって! 何? そんなの子供だましだって? 植物を雑に扱う人なんてたくさんいるって? そうだそうだ、一つ大事なことを言い忘れていたね! 〚フラワーくん〛は、餡子が大好物でね、植物を雑に扱い、24時間以内に餡子を口にした人だけ襲うらしいよ! ん? 言うの遅すぎるって? 一時間前に餡子を食べて、さっき植物を雑に扱ってきたところだって? それはまずいよ! 〚フラワーくん〛に襲われちゃう! あ。き、君のすぐ後ろ‥‥‥。 ま、巻き添え食らいたくないから、私はこれでっ!』
噂たちは人々に恐怖心を抱かせ、また人々の心を躍らせていた。
孤独な狐姫、寂しがり屋の幽霊、大食いのフラワーくん。
個性豊かな妖怪たちは、今宵も人間にいたずらを仕掛けに人間界へと飛び出した。
さあ、今回は何の妖怪の話をしようか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-02 14:18:21
5799文字
会話率:37%
安峰(やすみね)大学薬学部へ入学した、渋川透(しぶかわとおる)には感情がない。
生きていく上で感情は不要であり、むしろ邪魔になるものと考えている。人間関係に興味を持たない、むしろ避けてきた透にもちろん『青春の1ページ』なんていういうものは存
在しない。
そんな透に初対面にも関わらず平手ビンタを食らわせた女がいた。烈火の如く燃える瞳を持つその苛烈な女に俺は一体何をしたのか、なぜそんなことをしたのか。
キャンパスライフを通じて、遅すぎる青春を取り戻すのか、無くしたものを見つけるのか、透に関わる人間がそのきっかけになるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 13:34:42
45335文字
会話率:39%
幼馴染の純を忘れられない日々の中で出会った人
最終更新:2025-04-21 17:35:33
3151文字
会話率:58%
好きな幼馴染に嘘告をされ、もう二度と話しかけないでと言われた主人公。
そして言われた通り二度と話しかけないようにすると幼馴染が泣いて謝ってきたけどもう遅い。
本当に遅い。
最終更新:2025-04-21 17:03:36
868文字
会話率:32%
ショートショートの詰め合わせ。
第1話「時を超えた手紙」
第2話「昼下がりの過ち」
第3話「バレンタインには遅すぎる」
カクヨムにもあげています。
連載とはありますが短編ばかりでサクッと読めます。
不定期更新です。
最終更新:2025-02-19 13:10:25
7520文字
会話率:34%
私は子どもの頃、クラスメイトを殺した。
いや殺したかどうかはわからない。
彼女の死体は見つからなかったのだから。
確かめてみようと、ようやく思った。
自分の罪が、どこにあるのかを。
遅すぎるかもしれないけれど。
私は今、あの公園を目
指して歩いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 23:05:14
11337文字
会話率:0%
卒業式。主人公の依途空良(えとあきら)は卒業証書を受け取る親友・未神蒼(みかみあお)を見つめ感慨にふける。
彼女には世界を書き換える力がある。
この3年間、謎の部活「思春期同好会」にて、二人で世界を揺るがすような闘いを共に乗り越えてきた。
ただ一点、ラブコメに発展しなかった事を除いては。
「なにかいうことがあるだろう」
未神は突如依途に問う。
告白(ラブコメディ)を望んだ未神だったが、依途はよくわからないまま謝ってしまう。
諦めきれない未神は世界を書き換えた。
そういうわけで、高校四年生が始まるのである……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 16:00:00
76983文字
会話率:63%
友人たちの遅すぎる厨二病に付き合わされる俺の話をお楽しみください。
最終更新:2024-11-17 17:01:19
2647文字
会話率:72%
遅いのはわかっています。
いまさらなのは痛いほど知っています。
もっと前に気づけばよかったと、何度も思いました。
―――それでも、恋をしたんです。
最終更新:2024-08-21 23:17:30
13746文字
会話率:50%
フォレス王太子は、メレニア・アルフェルト公爵令嬢。自分の婚約者であるこの令嬢が大嫌いだ。何故なら、昔はコロコロと表情の変わる可愛らしい令嬢だったのに、今は無表情でとても冷たくて。だから浮気をした。今、お気に入りの女性は男爵令嬢マリアだ。婚約
破棄を企むも、翌日学園に行ってみればマリアは無かった人にされていた。メレニアの仕業に違いない。そんなメレニアや、対抗派閥の令嬢に文句を言ったら、北の塔へ幽閉される羽目になった。そんな甘く愚かな王太子が最後に後悔する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 15:43:02
4343文字
会話率:28%
動物を愛してやまない男、立花正義(たちばなまさよし)。
彼は気がついたら、見知らぬ森の中にいたーー。
右を見ても木、左を見ても木、前を見ても木、後ろを見ても……木だらけだ。
ここはどこだ?なぜ俺はこんなところに?
俺はさっき、遅すぎる晩飯を
買いにコンビニに入ったはずでは?家に帰る途中だったのに、なぜ森に?
働きすぎて疲れて幻覚でも見てるのか、それとももう限界で道でぶっ倒れ、夢でも見てるのか…
そして気づいた。ずっと先に見えるあの白いモコモコは何だ、俺は家に帰れるの!?
動物好き三十路男がおくる、ドタバタしたりのんびりしたり好き勝手し放題のもふもふ冒険物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 19:45:58
64607文字
会話率:44%
大崎岩夫は最強の剣聖として世界を救った英雄である。
だが、今は人々から忘れられ田舎町の気の良いおじいちゃんだ。
大崎はある日、"ダンジョン配信"というモノを知る。
「じぃじ、カッコ良い!」と孫に言ってもらいたい大崎
は再び剣を握ってダンジョンに向かった。
人間、何かを始めるのに遅すぎるなんてことはないのだ。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:09:17
6205文字
会話率:35%
可哀そうなヒロインを助けるヒーローも、そんなヒーローと結ばれるヒロインも、ヒロインを虐めた事で断罪される悪役令嬢も存在しようがなくなった話。
卒業パーティーで婚約破棄を突きつけようだなんて遅すぎるのですわ殿下、っていう令嬢からすればもう遅
いけど、王子からすると展開がはやすぎてついていけなかった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 06:00:00
13457文字
会話率:28%
テンプレにありがちな妹優遇した結果婚約破棄された男のその後の話。なお設定は穴だらけのものとする。
最終更新:2023-03-27 08:31:51
7954文字
会話率:10%
五十歳になった祝いの席で前世を思い出した俺。流石に遅すぎる気もするが、まあ、何とか生きている。
この世界では、前世持ちと言われる存在になった権力持ってる俺は、前世の俺には出来なかった事がやれると気づいてしまったからやる事にした。
権力
持ったおっさんに出来ない事はあまり無い。
そう、俺は猫が必要なあれがやりたいのだが、猫が居ない。
家令のサムディに猫探しを任せてみたが、全く情報が集まらない。
余計な騒ぎに巻き込まれそうになったり、寝るのを忘れるくらい魅了してくるアレと出会ったりと忙しい日々を過ごしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 11:30:00
63893文字
会話率:25%
僕は何をするにも
遅すぎるから
キーワード:
最終更新:2024-05-09 20:20:27
290文字
会話率:0%
なんでいつも魔が差すように、浮かび上がってくるのだろう?
キーワード:
最終更新:2022-03-27 19:06:00
410文字
会話率:0%
もう全部が遅すぎるかもしれないけど
キーワード:
最終更新:2020-06-13 19:44:01
514文字
会話率:0%
VR技術の進歩した世界でやっぱり神々達が立ち上げた仮想世界。
それをVRMMORPGとしてリリース!
自由に!のんびりと!戦って!遊び尽くせ!そんなうたい文句で作られたVRMMORPG『FREELIFE-SLOWLIFE-PLAYLIFE』
廃課金でVRを楽しむPLに、スローライフを楽しむ農業系PL、戦闘狂による対人特化型PL。
鍛冶や合成の特化型を目指すPLやダンジョン攻略を楽しむ正統派PL達!
そこに定年退職した齢65歳+αのお爺ちゃんがMMOとは懐かしいなと思いゲームを始める?
退職金と共に貰ったVR機器の接続にも四苦八苦。(何か勝手に設置されてる。
真面目に働いてたお陰で老後の心配も無い!時間の制限も無い!ゲームをするには遅すぎるか!?
そんな爺ちゃんがVRの世界で色々な事に挑戦!
人を助けたり巻き込まれて流れに身を任せてたらいつの間にかギルドマスターまで?
懐が大きいのか、長年培った年の功か周りに集まる人達に慕われる爺。
そんな爺の明日はどっちだ!
ただイケ爺が見たいだけの作品。開幕。
更新は不定期メインは異世界Enjoyなので裏番組。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:00:00
74084文字
会話率:68%
「貴方との婚約は白紙に戻させて頂く」凍りつくような冷たい美貌のリューク・バルテリンク辺境伯は決断を下した。顔だけは評判通りに美しいが高慢で残酷な性格で贅沢がなにより大好きという婚約者、ユスティネ王女……つまり私の振舞いにブチ切れたからだ。『
前回』の私はこれで王都に帰れると大喜びしたけれど、その先に待っていたのがどんなものだったのか『今回』の私は知っている。けど、思い出したのが断罪5分前なんて遅すぎる!お願いだから婚約破棄だけは許して下さい。反省してます!※全体で3万文字程度の中編、6話+番外編1話(辺境伯視点)※主人公わりと図々しいのでご注意ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 23:16:54
164358文字
会話率:43%
午後3時45分くらいにマクドナルドでハンバーガー食ってる人って、なんなんだろう。昼ごはんには遅すぎるし、晩ごはんには早すぎる。という疑問を持つ大学生・カネモちゃん。彼女はある日、午後3時45分くらいにマクドナルドでハンバーガー食ってる赤髪の
女性を見かける。実は彼女・ウニエルシタスはエイリアンで、腹時計が地球人から約4時間ほど後ろにずれているがために、こんな時間帯に昼飯を食べているのであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:06:12
35580文字
会話率:60%