五十歳になった祝いの席で前世を思い出した俺。流石に遅すぎる気もするが、まあ、何とか生きている。
この世界では、前世持ちと言われる存在になった権力持ってる俺は、前世の俺には出来なかった事がやれると気づいてしまったからやる事にした。
権力
持ったおっさんに出来ない事はあまり無い。
そう、俺は猫が必要なあれがやりたいのだが、猫が居ない。
家令のサムディに猫探しを任せてみたが、全く情報が集まらない。
余計な騒ぎに巻き込まれそうになったり、寝るのを忘れるくらい魅了してくるアレと出会ったりと忙しい日々を過ごしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 11:30:00
63893文字
会話率:25%