とある夜の街。その路地裏にて……。
「おら、金出せよおっさん」
「はははははっ! そんなキョロキョロしても誰もここまで来ねーよ」
「そ、バカだねー。逃げ込むにしてもさぁ、そこ、行き止まり! ははははは!」
「逃げるなんてそんな、痛っ!
や、やめ」
「おい、もう一発殴ろうか? ん? 殴ろうかぁ? はははっ、ほら、財布もーらい!」
「ああ、やめてくれぇ……」
「クソッ、大して入ってねーなぁ。会社員だろ? その歳で平か? さすがにクレジットカードがないわけ、お、あった……ん?
いや、なんだこれ、おいおい、おっさん、財布の中に何入れてんだよ。これ、なんかのカードゲームのやつか? えっと、サキュバスインフィニティ……?」
「あ! そ、それ!」
「それは……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 11:00:00
2739文字
会話率:80%
今日の出来事まとめ。情報が錯綜してるので嘘ついてたらごめんね。
最終更新:2023-06-24 22:50:45
677文字
会話率:24%
「アレクシス様は将来わたし以外の女性と浮気をして、わたしを捨てるから、今のうちに別れてください」。クラリス・ブラントームは重要な話があると婚約者アレクシス・ルヴェリエを呼び出して、面と向かってそう宣った。アレクシスは面食らうが、クラリスは今
から二年後に、アレクシスがクラリスを裏切り、ウィージェニー王女と浮気をすることを知っていた。そして、クラリスはウィージェニーの放った暗殺者によって命を落とすのだ。
クラリスには二年後の未来の記憶があった。というか、ウィージェニーの放った暗殺者によって命を落とした直後、二年前に戻って来ていたのだ。何が起こったのかわからないが、二年後で同じように殺されるのはまっぴらである。裏切られて傷つくのも、もう嫌だ。だから大好きなアレクシスと別れることを選択したのだ。
しかし当然のことながら、アレクシスは納得してくれない。それどころか、今まで見せたこともないくらいのほの暗い表情で別れないと宣言する。
「いい加減にしろ。いいか、俺は絶対に別れない。絶対に逃がさないからな。俺から逃げるなら、地獄の果てまで追いかけてやる‼」
傷つきたくないクラリスは、何とかしてアレクシスと別れようと考えるも、彼への恋心もなかなか消えてくれなくて――
どうすれば嫌いになれるの……
葛藤するクラリス。
このままでは同じ未来を迎えてしまう――
そう不安がるクラリス。けれども二人の関係は、記憶とは少し違う展開を迎えていく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:00:00
156079文字
会話率:34%
「見て、マーガレット様とアーサー王太子様よ」
歓声が上がる。
今日はこの国の聖女と王太子の結婚式だ。
私はどさくさに紛れてこの国から去る。
本当の聖女が私だということは誰も知らない。
元々、父と妹が始めたことだった。
私の祖母が
聖女だった。その能力を一番受け継いだ私が時期聖女候補だった。
家のもの以外は知らなかった。
しかし、父が「身長もデカく、気の強そうな顔のお前より小さく、可憐なマーガレットの方が聖女に向いている。お前はマーガレットの後ろに隠れ、聖力を使う時その能力を使え。分かったな。」
「そういうことなの。よろしくね。私の為にしっかり働いてね。お姉様。」
私は教会の柱の影に隠れ、マーガレットがタンタンと床を踏んだら、私は聖力を使うという生活をしていた。
そして、マーガレットは戦で傷を負った皇太子の傷を癒やした。
マーガレットに惚れ込んだ王太子は求婚をし結ばれた。
現在、結婚パレードの最中だ。
この後、二人はお城で式を挙げる。
逃げるなら今だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 14:55:07
2113文字
会話率:34%
いや、なっとるやないかーい。
注)カクヨム でも閲覧できます。
最終更新:2023-01-24 16:50:49
4229文字
会話率:45%
戦火から逃げるなか、親とはぐれ孤児となった2人の少年は、「龍」に拾われて育てられる。
十数年後、成長した2人は立派なヤクザになっていた。
ヤッパを使うアラシとチャカを使うレツ。2人は失われた自分達の国を取り戻す為、大陸の覇者・アトレイ
ア帝国に戦いを挑む。
現代知識を活かしてシノギは情報商材、ネズミ講、花屋に薬屋、賭場に風俗、みかじめ料。シマを広げて兄弟分を増やし、ハクイスケを連れたら、アヤつけた相手にはドス持ってかちこんで、成り上がれ!
たった2人のヤクザは、自分達の国をつくれるのか⁉︎
龍とヤクザの国づくり、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 02:12:11
44819文字
会話率:49%
彷徨い苦悩に迷い込んだそこは、夢か地獄か天国か。貴方は今どこに居る? 起て! 起つんだ! ともに挑もう、明日への扉!
最終更新:2022-09-14 05:08:34
327文字
会話率:0%
【チンピラ盗賊と変人令嬢が勢いで駆け抜ける冒険ファンタジー】
「これであなたの心臓は、私のものです」
盗賊グレンは金品目当てに忍び込んだ屋敷で、あろうことか自分の心臓を抜き取られてしまった。変わり者令嬢モニカに心臓を握られたまま、彼は「宝探
し」という名の物騒な旅へと連行される。
モニカを出し抜き逃亡することだけを考えるグレン。しかし彼の行く手に立ちはだかるのは、残念ながらモニカだけではなかったのだった。
※「ノベリズム」にて同時連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 20:57:12
528822文字
会話率:44%
「あ〜、小説書くのめんどくせー・・・」
エタり常習犯の主人公の前に現れた存在、締め切りちゃん!主人公は一体どうなる?
ま、ネット小説家に締め切りなんてないんですけどね
最終更新:2022-05-02 23:45:45
8605文字
会話率:60%
あたるは恋人の純也と交際4年目にして倦怠期を迎えていた。
雨の日のデートで、あたるは自分の傘に入ろうとした純也を、人目を気にして追い出す。
そのことで2人は口論になった。その日以来、純也はあたるの前から姿を消してしまう。
憂さ晴
らしに、同性愛者の街に繰り出した、あたるは綺麗な顔の廉に出会う。
あたるは廉に純也とのことを相談して、会うようになる。
しかし、狭い街、あたるは度々、廉といるところで、純也と出くわして……
好き過ぎる故に、上手くいかない2人の超絶ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 22:03:54
7078文字
会話率:35%
剣と魔法の世界に異世界転生したけれど、チートもなく、前世の記憶があるからか、この世界で生きていてもなんかしっくりこない。10歳で独り立ちして、なんとなく冒険者を続けてた俺が出会ったのは…
【逃げるなら今?】から始まった短編の7作目です。
最終更新:2021-11-19 12:00:00
6777文字
会話率:43%
婚約者の王子と後妻の連れ子にハメられて冤罪で投獄、処刑を待っていたら娼館に売られた。落ち込んだけど、そこは今までに比べたら楽園だった。そんな日々に突然現れたのは…
【逃げるなら今?】から始まった短編の6作目です。
最終更新:2021-11-04 23:00:00
5687文字
会話率:45%
スラリタ王国第八王子のクラウスが【幸せ】を知る。
「逃げるなら今?」「囲われた今」「自由を知るのは今」のクラウス視点
最終更新:2021-05-18 23:35:09
6960文字
会話率:29%
雨。
そこにいるんだ。
逃げるな。
最終更新:2021-11-18 13:15:42
50624文字
会話率:57%
《テメェだけ逃げるなんて許さねぇ》
最終更新:2021-06-05 01:19:51
1418文字
会話率:59%
「今日この場で王太子アランの名において、公爵令嬢イザベラとの婚約を……おい、待て! イザベラ! どこへ行くんだ!」
私は、彼の言葉を最後まで聞くことができず、制止を振り切り、パーティー会場を走って逃げだしてしまいました。何度か躓いて転び
そうになりながらも、学園の廊下を駆け抜けていきます。すれ違う生徒達は、皆一様に目を丸くして驚いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 20:05:15
2553文字
会話率:52%
「ラナウェイ公爵令嬢!チェイス第一王子の名において、今日この卒業パーティーの場で……おいっ!待てっ!!逃げるなっ!!!」
「待てと言われて待つ淑女はおりませんわっ!ごきげんようっ!!」
最終更新:2021-02-27 21:05:02
3771文字
会話率:62%
真実は残虐であり、人生は過酷である
諸君には私みたいにならないことを願う
最終更新:2021-05-03 08:37:14
545文字
会話率:0%
うむ。清らかなる乙女の気配がする……。吸血鬼は無垢なる姿で祈りを捧げるお約束の|ご馳走《生贄》を前にし、はしたなく舌舐めずりをした。自慢の牙をポッケットからシルクのハンカチーフを取り出し、キュッと音立て拭き清める。
逃げるなよ……。彼女
を運んだ荷馬車の幌の中で潜む、大蒜の首飾りをぶら下げた衛兵達とガタガタ震え、十字架を握りしめ祈りの言葉を唱える、ヘナチョコ神父。兵士達は尖らせた杭を片手に息を殺し、行く末を見守る。
マリアはドキドキとして、この日を待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:07:55
3373文字
会話率:39%
座主様一行と共に、龍が焼いた大地を癒した私。気を失った私が運ばれたのは、パルバク王宮。ご老公さんと楽しい会話の後、年明けの仕事に間に合うよう王宮を出たのです。でも、いつの間にかユミル宮殿の宰相さんに巧妙な魔の手が・・・。大臣殿が機転をきかし
、思わぬ知らせが告げられます。
「ルドラさん、私、お尋ね者になっちゃいました」
「そうみたいね」
「貴方と猿王殿、ユミル王国への反逆罪の疑いあり、だそうよ・・・。今日、アルシュにも回状が届いたわ・・・」
「フホホホ、龍巫女さん、アンタなかなかやりおるわい!」
「ち、違います、私、無実です。何もしてないのに~!」
「それで、この先の事ですが・・・」
その時、ふと思い出した事があり、恐る恐る提案してみます・・・。
「あの、どうせ逃げるなら、行きたい所があるのですが・・・」
「ダメですか・・・?」
「いや、悪くないわ。まさか、敵の懐に飛び込むとは思わないでしょう。そういう考え方好きよ!」
かくして私、猿王さんのお供で新たな地への旅立ちが始まりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 19:08:14
73362文字
会話率:51%
とある使命のために大陸を巡る旅に出た『私』は、一念発起して絵を描き始めることにした。
各地を巡り、気になる風景を見つけたら絵にして、その時の出来事を添える。
そんな風にして、旅の記録が残せればと思っている。
初心者なのでド下手もいいところだ
が、技法書を読みかじりながらどうにか習慣化していきたい。
旅の同行者ベルカに尻を叩かれつつ異世界風景に立ち向かう私を、温かい目で見守ってもらえれば幸いだ。
*誰でも感想を書けるように設定しました。絵のアドバイスなどありましたら匿名でいいのでバンバン貰えると助かります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 19:00:00
10972文字
会話率:22%
十六歳の少女兵は走る。豪雨に身を打たれながら、背後から迫りくる鉄と炎の雨を避け続ける。
彼女の元戦友は、一人だけ逃げるなんて許さないと、躊躇なく引き金を引いた。
少女兵は自分が彼らを裏切った事を自覚している。共に命を預けた合った者達の
信頼を蹴った事も自覚している。でも、それでも自分は死ぬことがどうしようもなく怖いのだ。
生きる事にしがみつく少女兵、ニケは逃げた先で魔女に呪いをかけられてしまう。その呪いの内容は、魔女の弟子、リヒトと言う少年を命懸けで守らなければならない物で―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 20:22:10
13693文字
会話率:28%
異世界なんてない、この現実からは到底逃れられない
そう気づいてしまったらもうあなたは夏子と一緒。
最終更新:2019-03-13 01:06:03
1386文字
会話率:32%