「前からテメェの事は目障りだと思ってたんだよ!」
────魔族の侵攻によって人間と魔族の争いが起きた世界、その世界では14歳になると『スキル』という特殊能力が個人に与えられる。
そんなスキルの中でも特に強力なものを賜った者の中で、冒険者とし
て実績のある者達が『勇者』と呼ばれ、その者達は魔王討伐の為に勇者パーティというものを構成して魔族との戦いに明け暮れていた。
そんな中で、スキルの力を評価されて勇者パーティに所属していた「レイル・ポーティカル」は、そのスキルの使いにくさから評価を覆されパーティから追放されてしまう。
しかし、そのスキルの真の能力が発揮されたことでレイルは自分を信じてついてきた少女たちと共に魔族側につき、それによって人間側は破滅の未来を迎えてしまう。
全てはレイルの力を理解していない人間側の自業自得であり、レイルは正しく力を理解してくれた者たちと成り上がっていく……
………………おそらくそういう筋書きで終わる物語が大半だろう。だがこの物語の主役は彼ではない、彼を追放し、破滅の未来を迎えた勇者の一人であり、パーティの斥候である「アンミェル・タレッチ」こそが物語の主人公だ。
粗暴な性格の幼い彼女は凄惨な最期を迎えた後、管理者を名乗る謎の存在から未来を変える為に、 過去に戻れる能力『修正の歯車(チェンジギア)』を与えられ、それを使い破滅の未来を変える為に奮闘していく。
そして彼女は知ることになる。この世界の裏に潜む恐ろしく強大な事実に……
※この作品には反社会的描写がありますがそれを助長する意図はありません。またグロテスクな表現があります。
他にも主人公に生えたり、人外化する描写を書く予定です。ご注意ください。あと主人公は非処女です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 07:00:00
105967文字
会話率:56%
聖女を追放…その聖女は魔王に拾われ…。しかし、聖女を追放した国には事情があった。悲壮な覚悟を決めて実行した行動は、大陸全土の人間、魔族を含めた全てを動かすことになった…。
聖女追放ものが、追放する側が単なる馬鹿、屑という設定が多いように思
われるので、追放する側の立場を正当化した物語を書こうかな…と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 19:07:35
51555文字
会話率:48%
団長の思惑によりSランククランを追放されたソルは追放されてもなお、新たに手に入れた力と追いかけてきたくれた仲間たちと最強への道を突き進む。が、ところがどっこい。団長ヴェールとその幹部は真の意味での最強で……
これは○○がおき、自由を得た団長
達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 00:43:30
2863文字
会話率:38%
弱いために勇者パーティを追放された剣士カトル。
そんな中で同じく勇者パーティを脱退した魔法使いの少女メルルと共に、新たな地で冒険者活動をしながらスローライフを試みる。
時折トラブルに巻き込まれるが、めげずにカトルとメルルは辺境の地で楽しく過
ごしていく。
一方で、勇者パーティーは自滅の一途をたどる。
それはカトルを追放したことである条件から外れてしまったからだ。
【主人公は追放側をざまぁしません。 あくまで追放側が自爆をするだけです】
*この作品はノベリズムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 14:08:20
152235文字
会話率:56%
「アルフレッドさんは使いものになりません。能力が中途半端です」
パーティーリーダーであるダンゲルは、年上の部下であるビーストテイマーをクビにしようと企んでいた。
ダンゲルは冒険者街で、最も若くAランク冒険者チームの長となったやり手だ。野
心家なだけでなく、10年来の友人でも平常心のままクビにできるメンタルを持つ男である。
ドアが開くと、ビーストテイマーであるアルフレッドが姿を現した。
アルフレッドは無名のビーストテイマーだ。人と話すことは得意ではないが、動物とは気兼ねなく話をできるという典型的な動物使いである。
「話とは何ですか、ダンゲル隊長?」
「アルフレッドさん。こっちに座ってください」
ダンゲルは違約金の入った革袋を出すと、今まさにリストラを行おうとしていた。
…………
…………
…………
サイレンスアロー「なお、主人公のアルフレッドは物凄く有能ですが、最強系主人公ではありません。敵が手強くなれば苦戦もしますし、1着をとれない場合もあります。あしからずご了承ください」
アルフレッド・ダンゲル「「お前は11話まで出てくるな!」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 10:17:29
71188文字
会話率:44%
「白銀の盾」ギルドマスターのライルは“ある事件”の報告をしていた。
その事件には先日ギルドから追放したニックが関係しており・・・
特殊個体“光放つヨルムンガンド”をめぐる奇妙な話が始まる。
最終更新:2022-09-12 09:48:51
5121文字
会話率:51%
追放された少年は最強の力を手に入れる。
それは本当に追放側が悪なのだろうか。
それが全て仕組まれた事だとしたら……
最終更新:2021-05-28 10:30:17
2472文字
会話率:58%
「ハンス、お前を黒き鷹から追放する!」 王家御用達の特級冒険者パーティー、黒き鷹のリーダーであるブラッドは初期から苦楽を共にしてきた、幼馴染である支援術士のハンスを退職金も払わずにパーティーから追放する。 その後、黒き鷹は連戦連敗。 ハンス
にパーティーへ戻ってもらおうと提案する他メンバーを激しく罵倒するブラッドに愛想を尽かしたメンバーたちは一人、また一人とブラッドの元を去っていく。 酒場で愚痴を垂れ流し、飲んだくれるブラッドは周りから愚か者呼ばわりされるまで堕落する。 だが、これはブラッド自身が仕組んだパーティー解散計画だった。 実はブラッドには昔から死相を見ることが出来て、死相がパーティーメンバーに現れていたのである。 仲間の死を見ることが耐えられないブラッドは死人を出さない為にパーティー崩壊させたのだ。 無事、目論見どおり去っていった仲間の死相は消え、一安心するブラッド。 だが、一番最初に追放したハンスの死相だけは消えることが無く……。全十一話で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 22:18:38
18765文字
会話率:26%
「キョウ、貴方をこのパーティーから追放するわ」
魔王討伐の勇者パーティーから追放された後衛職。
だがその追放は、前衛職に甘えて働かなくなった彼を思っての追放だった。
追放された彼もその追放を受け入れ、武者修行を始めた。
そして1か月、勇者は
追放者を呼び戻し、魔王討伐を再開しようとした矢先、一報が入る。
魔王が討伐された、と。
彼を呼び戻したい、だが、魔王が居なくなった今、魔王を討伐するために修行をしていた彼を呼び戻す理由が無い。
どうしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 08:00:00
5275文字
会話率:48%