俺は高学歴だ。昔から頭が良くて、学校ではいつも上位。高校進学も地元で一番偏差値の高い高校だった。
もちろん大学もそうだ。そうだったら良かった。第一志望に落ちて、第二志望にも落ちた。残されたのは、低学歴Fランの滑り止め。
こんな事実を、
俺は、受け止めきれなかった。能力は人並み以上にあると自負していた。だがそんな事は、主観でしかなくて、客観的に、俺は能力の高い人間じゃなかった。
そんな事を考えたくなくて、俺は引きこもった。いつか本気を出すと、自分の心に決めて、何年も引きこもった。
ある日気づいた。自分には何もない事に。
そこからは早かった。手紙を残して、近場の高層ビルを見つけて、そして飛び降りた。震える足は止めれなくて、俺は浮遊感の中で人生を振り返った。
自分より下の人間を見下して、本当に劣っていたのは自分なのに気づかないまま、大人になった自分を。
生まれ変われるのなら、誰かを愛せる人間になりたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:40:48
84041文字
会話率:23%
40歳のおっさん、リッドはクラン『天空の理想郷』の倉庫番。
持ち合わせのスキルは『ラベル貼り』。ただ綺麗にラベルを貼れる、それだけであった。
そんな彼はある日、ついにギルドからクビを言い渡されてしまう。
元々冒険者を志していた彼は、一
度冒険に出てみようと思い立つ。しかし、近場のモンスターですら苦戦を強いられてしまい冒険者の道を諦めようとした。
その時、頭の中で声が響く。その声はスキル覚醒……人生逆転への兆しだった。
『ラベル貼り』。そのスキルの真価とは……
これは、チートスキルだけどチートになれない、でも少しチート。そんな能力を持ったおっさんが織りなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:02:32
18223文字
会話率:40%
現代世界に突如として「ダンジョン」が生まれ、同時にダンジョン適合者である「探索者(シーカー)」が人々の間に現れはじめてからおよそ三十年。
高卒の独身フリーター、六槍大地(むそうだいち)はある朝、自分が「探索者」になったことに気付く。十万
人に一人程度の割合で生まれるという「探索者」は、レベルやステータス、スキルなどを持つ特異能力者だ。
近場のダンジョンまで自転車で向かった大地は、初めてのダンジョンを試行錯誤しながら探索していく。レベルを上げ、スキルを獲得し、モンスターを倒して得た魔石を換金しながら、少しずつ力を得ていく青年のお話。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 18:00:00
1121695文字
会話率:29%
狩猟大会の会場でマイケル王子に婚約破棄された公爵令嬢リリー。さっさと帰宅しようとすると突然の大雨! 比較的近場にある古城へ避難することに。
やっと辿り着いた古城には曰くがあり、婚約破棄された令嬢の亡霊がいるという。
「そんなの信じない」
というマイケルの浮気相手サリーは翌朝、死体で見つかり……?
⚠コメディなので「その時代に青酸カリはない」等、真面目な意見は控えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 15:10:49
5062文字
会話率:38%
悪霊、妖怪、怪異……そういった存在が影から人間を狙う現代。大学生活を送る近場千花は近づくだけで怪異を爆発させ光に変える特異体質の持ち主だった。だが千花本人は一切自らの体質に気づいていなくて……? これはそんな千花と恋人の叶大や出会う人々が送
る恐怖と孤独とほんの少しの愛の日常物語。
※全3章予定。まずは1章を1日~1週間ごとに1話ずつ投稿していく予定です。
※プロローグにあたる0章と1章は執筆済み。2~3章についてはプロットは立てましたが未執筆です。お待ちいただければ幸いです。なお、所謂残酷描写等を考慮しまして15歳以上推奨設定とさせていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:30:40
115594文字
会話率:44%
西都から央都を目指して旅をしているソウル・ステップは途中、猛吹雪に見舞われて手持ちの食料を尽きてしまう。近場の街に身を寄せて三日ぶりとなる食事に明け暮れていると、猟師と思われる少年に声を掛けられる。
その夜、宿で眠っているソウル・ステップに
二つの影が忍び寄る。
神のカケラと呼ばれる〈ヤハウェオブジェクト〉を求めた戦いの火蓋は、今切って落とされた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:45:15
249282文字
会話率:43%
今回『はるぶすと』を書くにあたり、ちょっと思いついた事がありまして。
筆者のお話にはよく神さまが登場します。筆者は神社仏閣が大好きで、気になるところは近場なら、だいたい実際に訪れてみるのですが、その先々であったチョットした事を、妄想たくまし
い筆者がほのぼの、のほほんとしたお話にしてみようかなと。
毎回、超短編で、本当にコラムのようなお話になるかなと思います。
それ以外にも、美術館や博物館、観光地なども、妄想たくましい物語仕立てにしてお届けできたらなと思っています。
筆者は関西在住ですので、必然的に近畿二府四県がメインになると思いますが、どうぞごゆるりとお楽しみください。
更新は気が向いたときにですので、そのあたりもご了承を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 08:54:15
40850文字
会話率:6%
サッカーのクラブチームで、アンダー15ユース代表という実力を持つ”鷹谷 大志”は偉大な兄とのレベルの違いを痛感し、サッカーをやめる決意をする。
就職に強い近場の”凱旋工業高校”に進学した大志は、同じ中学の”新美 浩太郎”と仲良くなり、新美の
付き添いで吹奏楽と出会う。
文化部と舐めていた吹奏楽部は思ったよりも大変!?そして個性豊かな部員。
ほのぼのとした日常から予想外のトラブルまで前途多難な高校生活。
次第に吹奏楽の魅力にハマっていく大志。
「忘れていた楽しさを思い出す」青春物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 00:04:40
405978文字
会話率:45%
様々な種族が共存する世界コラプサー
古代の技術と魔術により創られた星導光(エーテル)を人々は日常生活で困らないように豊富な種類を生み出し平和な生活を送っている。
王都コーディリアの辺境にある小さな村フェーべに住む青年ルークスは毎朝の習慣
として村の近場にある森へ行き剣技に磨きを上げに来ていた。
森の奥から奇妙な音が耳に入り、音がなる方へ行くと、そこには記憶を無くした不思議な少女ステラと出会う。
ルークスは彼女を村へ連れて行き情報を集めるがステラを知る者はいなかった。
何か些細なことで思い出すかもしれないと考えた彼達は
王都コーディリアへ目指して旅立つ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:41:59
406926文字
会話率:50%
ダンジョン災害。
それは、ある日突然――世界を同時に襲った災害。
遙か地下、そして異世界へ繋がると言われるダンジョンが、世界各地に出現した。
ダンジョンからはファンタジー世界のモンスターや未知のエネルギー等が噴出し、ダンジョンが誕生した
地にあった建築物、人々は地下深くへと消えた――。
未知のウイルスに適合した『開拓者』という超常の力を持つ存在。
ダンジョンで発見された新たなエネルギー資源を元に、科学、産業も革命を遂げ――。
そしてダンジョン災害発生から10年。
『地底人』と呼ばれた男、大神向琉が美少女配信者――妹を救い地上へと帰還する!
ダンジョンに住んでいたのに何故か請求される10年分の住民税!
急造で制定された『ダンジョン法』による、予想外の罰則金! そして延滞税!
「10年前のダンジョン災害で、各行政機関も多大なダメージを受けた。未曾有の災害、近場に危険なダンジョンが存在する現在……。法が災害前と同じ訳が無かろう?」
行方不明者で死亡認定されているはずの大神向琉に、本当にそんな借金が発生するのか⁉︎
「安心しろ。返済しながら暮らせる手筈は整えてある。――アイドル開拓配信者をやる代わりに、な」
かつての師範代である姉御の運営する企業に所属し、大神向琉は借金返済と己の意志を貫く!
※途中、胸クソとも御指摘をいただきますが……流し読みでも良いので、せめて第一部最後の伏線回収まで、お付き合い頂けますと幸いです!┌○┐折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 12:10:22
439070文字
会話率:28%
世界三大国の一国を担う機械の国、スクレットウォーリアの激戦区である国境ノーズフェリには目も眩むほど美しい漆黒の軍服を着た冷酷な女神がいる。国を手に入れようとする魔法の国カッフェルタから女神は敵の血を纏い、同じく国を守る美しい4人の側近たちと
共に戦いを続けている。
―――過剰な期待と、私と周囲との温度差、近場の人間がコワくて取り合えず胃が痛い。
外見のせいで人生踏み外した普通の人間、リュミナス・フォーラット。美しい外見が誤解を招き、本人は置いてけぼり。側近たちにブッ叩かれ、本来の自分とは似ても似つかない性格を演じさせられ胃の痛む日々。
そんな毎日を送る彼女が、諸事情でカッフェルタの王子との会談に臨む事になってしまい―――。
※短編から長編へとなりました。一話目は同じ内容となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 00:55:46
339687文字
会話率:24%
堅洲町の最端にある集落多胡部。深きものの末裔達が農業で生計を立てるこの小さな集落では、近場の森からやってくる獣による食害が悩みの種になっていた。
折しも今は夏野菜の収穫時期真っ最中。魔王の力で豊作の野菜を全て胃の腑に収めようと、食欲に導
かれて人里に降りてくる獣達。畑を狙う猪達は牙を研ぎ澄ませ、実り稔った夏の恵みに舌なめずりを見せている。
無法者の盗人共に対処すべく、集落の猟師達は定期的に総出で山狩りをしなければならない。
そうなると困るのが人手である。収穫を担当する者が山狩りにとられている以上、畑仕事は遅々として進まない。
そんな同胞の悩みを解決するべく、堅洲町のダゴン秘密教団は毎年団員を手伝いに出していた。
教団の代表である真宗老人に頼まれた響達もまた、夏休みを利用して緑豊かなこの集落にやってきた。
一仕事終えた真夏の夜。休息をとっていた響達の耳に、番犬の声が鳴り響く。闇夜に隠れて暗躍する不審な人影。野菜を狙っているのはどうやら獣だけではないようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 14:45:19
21188文字
会話率:43%
謎が残る系ショートショートです。あまりパッとしません。
最終更新:2025-01-10 00:47:28
2496文字
会話率:22%
人生は選択肢を持つゲーム。
どれを選んでも良い。どれをとっても変わることは間違いない。けれど、その選んだ道を見て近場が楽しそうで進むほど苦しそうな景色が浮かぶ道と今苦しそうだけれどもあとあととても楽しいことがずっーと続いて行く道がある。極端
な話二つに見えるけれど選択肢はいっぱいある。
資本主義に操られたままか、自分に問いかけ続けるわたしか、どちらを選ぶだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 21:14:13
339文字
会話率:0%
晴れる空の元。
近場の神社へ。
最終更新:2024-06-01 13:55:05
1628文字
会話率:26%
安近短、ここに極まれり、の近場の天然温泉にて。
バッカみたいに、愛、のことなんて。
キーワード:
最終更新:2024-05-04 13:00:42
526文字
会話率:0%
計画立てる立てるのが大嫌いな私が何時もどうやってルートを決定し、再構成しているかの、あんまり面白くないお話です。
GWの中日、前半楽し過ぎて、目を回してます。
大半が愚痴で出来きたエッセイです。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
計画立てるの大嫌いな私が、改めて計画立てる時のお話です。
何時も以上にモチベがありません。
参考にもなりません。
それでも宜しければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 15:46:27
963文字
会話率:0%
医者の娘でありながら病弱であり、入退院を繰り返していた妙高佐久。彼女は一日遅れで入学した高校で、さっそくやらかす。病弱なため積もり積もった健康な人間への恨みつらみ、今までいじめられていた記憶のため毒を吐くクセがあった。
唯一の友人である榛
名望月のフォローで事なきを得るが、体育の授業で倒れた時心配してくれたギャルである氷川小梅にも冷たい態度を取ってしまう。
クラスで孤立しかけたものの、全員でファミレスに行き地雷注意のいじられキャラとしてかろうじてクラス内でのポジションを得た。その様子をクラスの地味系男子で登山やカメラが趣味である白馬峻が見ていたが、転校を繰り返し深い友人関係など築けたことのなかった彼はその輪に入らなかった。
後日、峻が山の写真をクラス内で眺めているところを見つけた望月は、佐久の運動のため近場の山にハイキングに連れて行ってくれるよう頼む。
霧去山という近場の山に三人で行き、写真のレクチャーを峻から受けながら楽しく過ごす。佐久は心地よい疲れのため食事睡眠ともに良好だった。
二回目の登山はギャル女子の小梅も同行することになる。やや険しい曇り空の山道を、山菜を採りながら登っていく。次の年も生えてくるような採り方、トリカブトとの見分け方などを教わりながら四人は山頂にたどり着く。その場で調理した撮れたての山菜は絶品だった。小雨が降り始めた下山中、アクシデントが発生。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 21:00:00
21428文字
会話率:48%
はじまりは突然だった。
「お前は強すぎたのだ。強すぎる力はこの国に災いを呼ぶ。すまないがお前には勇者パーティ及び、国外への追放を言い渡す」
勇者パーティどころか国外へも追放されてしまった青年『アルス•フランベルジュ』は近場の町の酒
場でやけ酒をしようとしたところ、魔王に離婚を言い渡された元魔王令嬢『リリス』に偶然出会う。
二人は話していく内に意気投合!
こうして元勇者と元魔王令嬢のバトルありコメディありの新たなストーリーが幕を上げるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 12:20:21
47494文字
会話率:33%
これは、もうひとりの撫子がうららとして生きたあとのお話――――。
うらら・のら本編の一期と二期をつなぐ閑話シリーズの中編です。
三途の川の大渋滞を避けて、あわいの道循環バスにのりこんだ『うらら』は、拾ったチケットがバレて下ろされてし
まう。
そこで近場の町へゆきバス周遊券を買おうとするのだが、奇行の目立つ一級魔法使いプリムに、バス周遊券はひとりひとり専用のものしか売れないと言われ「自分が何者か」を確かめに黒猫占い師のもとを訪れることに。
亜空間の異世界で、うららが高慢な魔法使いプリムと師弟愛を育むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 13:46:21
33091文字
会話率:28%