38歳の男・淳は失職と離婚のダメージを抱え、老朽マンションで孤独な日々を送っていた。ある日、蛇口から大量の黒髪が流れ出し、排水口からは髪が這い出て首を絞めてくる。屋上の貯水タンクで過去に発見された腐乱死体の女。その怨霊は今も水を通じて生者
に囁く──「わたしのこと、みえるかな?」。無視され、忘れ去られた死者が、見ようとしない者へ復讐する。淳の部屋から水が溢れ出したとき、彼はもうこの世にはいなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 00:01:32
1355文字
会話率:34%
最新式の冷蔵庫。その自動製氷機が作る氷は、水晶のように透明で美しかった。だが、氷の中から、髪の毛、爪、布切れが見つかり始める。メーカーは「異常なし」と繰り返すばかり。僕たちが、屋上の貯水タンクの中に「それ」を発見した時、本当の恐怖が始まった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 13:00:00
1766文字
会話率:13%
デーモンに両親を惨殺された少女、間影空葉 (マカゲソラハ)はデーモンたちへの復讐を誓い、修行の末に悪性デーモンを皆殺し始めた。
街の闇に潜み豊かなオパーイを躍らせながら連続殺魔を繰り返す彼女は"オパーイ=ニンジャ"とし
て恐れられるようになり、今日もまた悪性デーモンを殺すためにビルの屋上、貯水タンクの上でウデクミの構えをしながらネオンに照らされた東京の街を睨む。
※この物語は極めて残酷・暴力的な描写、性描写あるいは下品な台詞等が含まれます。本作品をお読みになる際には以上のことを踏まえていただきたく存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 17:09:09
12123文字
会話率:21%
アパートの駐車場に設置された貯水タンクにまつわるお話です。
最終更新:2022-08-13 16:12:52
1737文字
会話率:5%
私の友達……同じグループにいさせてくれる彼女は、自信満々で溌剌としていて、自分を中心に世界が回ってることを信じて疑っていなくて、それが間違っていない子だ。
そんな彼女に、私は憧れている。
だから屋上の貯水タンクの中を見てきて。と言われた時も
、それを断ることはできなかった。
よいしょな彼女は憧れて。
4つ目の七不思議折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 13:31:59
8947文字
会話率:11%