これは、あなたの持つ『正義』のお話ではない。
強すぎる正義感を持った警察官・成田正義は、真の正義が無い世界に絶望して自ら命を絶つ。しかし、正義の境遇を嘆いた神は彼に正義を成すための力を付与し、少女・テミスとして異世界へと転生させる。
しかし、新たに降り立った世界もまた、テミスの望んでいた世界ではなかった。そこは、少数の強者が弱者の犠牲の上に享楽を貪り、弱者は愚かな多数となって正しき少数を蹂躙する世界。
そんな矛盾を孕んだ世界に嫌気のさしたテミスは、自らの『正義』を貫く事を決意する。
様々な『セイギ』がぶつかり合う世界で、テミスの貫く『セイギ』の行方を追う物語。
※毎日投稿の限界に挑戦中。(18時頃予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 18:43:31
4616331文字
会話率:44%
太古より罪人の魂を貪り続けた悪魔たちは、長き時の果てに唯一の悦楽を失っていた。
魂はただの繰り返し、無味乾燥な囚われの輪廻に過ぎない。
だが、彼――ヴィテリウスだけは気づいていた。
「罪の種類ごとに魂は異なる味と質感を持つ」ことを。
飽
くなき美食家の悪魔は、その秘密を究めるため、禁断の美食書を編纂する。
その目的はただ一つ——失われた歓喜を、地獄の仲間たちに再び思い出させること。
これは、暗黒の深淵で紡がれる、魂の味覚探求の物語。
果たして彼は、永遠の闇に眠る快楽を取り戻せるのか——
あなたは、その舌で味わう覚悟があるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 06:05:20
2510文字
会話率:12%
――――――――――――――――――――――――
現実世界であらゆる手段で私利私欲を貪り天寿を全うした男、「新道集一 」。
彼が次に意識を覚醒させた時、そこに広がっていたのは上下左右前後不覚の虚無空間だった。
その後顕現したなんだか神々
しい存在は荘厳な雰囲気を纏わせながらその口を開いた。
「ごめん、間違えた。」
少し笑えない事態の中、彼は異世界にて「クラウン・チェーシャル・キャッツ」として転生。新たな人生目標を掲げ、その内にある〝強欲〟を存分に発揮する。
「全スキルコンプリート。」
「魔物を標本、剥製にして収集。」
「あらゆる最高の武器種を収集。」
そんな荒唐無稽を実現する為、彼はあらゆる手段で己が欲望を撒き散らすっ!!
異世界転生ファンタジー開幕!!
――――――――――――――――――――――――
なろう中、スキル数最多を目指します。
ゆっくり少しずつ、けれど確かに確実に、主人公が最強に近付いていく様をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:12:09
2784209文字
会話率:49%
2XXX年、地球に突如として謎の生命体が現れた。それは無数の目や足、触手を持つといった異形の形をしており、人を好んで食べる生物であった。人類がそれまで築き上げてきた戦闘技術のほとんどは通用することがなく、ただ貪り食われるだけの生命体へと人が
変貌しようとした時。人類の中で特殊な能力を扱うものが現れる。なぜかその能力はその生命体へと有効な攻撃手段であった。世界はその生命体へ蝕食(クルス)という名をつけ、能力者を筆頭として蝕食へ対抗していくための手段を模索していくこととなる。主人公の天音海斗(あまね かいと)は、蝕食によって両親を殺され、自身も喰われそうになった時に、謎の青年、神楽楓(かぐら かえで)に救われた。彼から蝕食殲滅の道へと誘われた海斗はその手をとり、蝕食との激闘へと身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:21:37
66289文字
会話率:55%
類まれな暴力性と人心掌握術を武器に、極道社会で頭角をあらわした1人の男。
金の匂いを嗅ぎつけては神出鬼没に暗躍し、あらゆる利権を貪り食らい、富と力を蓄えていく。その姿を人々に「カラス」と渾名され、忌み嫌われるも、なり上がることを決して止め
なかった。
すべては、幸せになるために。
しかし、手段を選ばぬ立身出世の果てに待っていたのは理想とは程遠く、あまりにも虚しい末路であった。
いったい彼は、どこで道を間違えたのか?
仁義、欲望、裏切り、謀略が渦巻く極道社会の不条理を描いた哀愁のヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:00:00
3545100文字
会話率:53%
パーティに必須な付与術士をできる人がいなかったことから、何でもそつなくこなせるオルンが、剣士から付与術士へとコンバートすることになった。
勇者パーティに所属しているオルンはある日突然、パーティリーダーから「実力不足だからパーティを抜け
てもらう」と告げられる。更に他の仲間からは「雑魚」「器用貧乏」などと罵られることに。
オルンは、身体能力も使用できる魔術も平均で、突出するものがなかった。
そんなオルンの取柄は、凡人でも努力すれば手に入れられる技術を、すぐに身に付けることができること。
まさしく『器用貧乏』だ。
だからこそあらゆる知識・技術を貪り、とことん極めていった。
パーティを追い出されてから心機一転、活動を再開することに。その際、パーティ事情でやっていた付与術士から剣士へと戻った。
――付与術士だったことは決して無駄ではなかった。
勇者パーティ時代の知識、経験、そして開発した複数のオリジナル魔術は、オルンを常識外の強さを持つ最強の剣士へと成長させていた。
書籍化が決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:00:00
1118571文字
会話率:35%
ロクでもない女神様だ。
自分の作った世界をモニタリングして欲しいと言うだけで、俺を殺しやがったよ……。
そのことに気づかなかった俺、渡良瀬 瑞樹は惰眠を貪りすぎて気づけば三年経っており元の肉体は失い、女神様に勝手に女の子にされてしまった。
科学の発達した世界で生きた人間が、ファンタジー世界で適応出来るわけもない。
仕方なく女神様の紹介で、武神ガレルと魔法神アレフに修行をつけてもらい、晴れて世界へ落とされた瑞樹。
さてこれからの生活はどうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 12:56:10
700226文字
会話率:43%
『災』という概念をご存じだろうか? 台風に地震、津波をはじめとする自然災害が絶え間なく、至る地域を襲う。そんな自然が織りなす脅威に、手を咥えて過ぎ去るのを祈るしかない、弱者である我ら人類は、太古からその存在を忌み嫌い続けている。
しかし、
この世界の『災』は、一般に知られる "災害" とは、意味が異なる。勿体ぶらずに結論を申すと『災』とは、即ち "地球維持装置" 、ある種の抑止力である。もし仮に、山の幸を貪り、破壊の限りを尽くす者がいたとしよう。その者は、地球からすれば害だ。そう判断が下されたのならば、山火事という名の火刑に処されることになる。要は、『災』とは天罰であり、災害が齎された地域は、自信の生き様を見直さねば、ならぬという戒めである。
その『災』という概念だが、強大な力を有するため、AIと人類で争うこととなった。この熾烈の争いが『災』に甚大な影響を齎したのである。
繰り返しとなるが、『災』は、地球を存続するための、害を排除するための装置。しかし、それが正常に作動せず、必要のない位置に災害が齎されたら、、、。それは『厄』と述べるしかあるまい。
『災』に不具合を起こした張本人である "黒光" (主人公)が、世界中に散らばった『厄』を取り除く為に奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 10:29:02
66027文字
会話率:15%
幾重の鳥居に守られた玉村の社に、何代にも亘って巣食う《転生する堕落神》玉村 奉。書の洞に臥して書を貪り読む彼の周囲には、密やかに異形が群れ集う。それはやがて、周囲の人間をも巻き込む災いと化し…
一話完結方式で語られる、《奉》とその周辺の日常
。
※暁様に掲載しているものの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 18:11:20
311974文字
会話率:54%
世界情勢は悪化の一途をたどっていた。国と国との摩擦が散らした火花は、各地で燃え盛る戦火となり、巨大な爆薬庫へと続く導火線を貪り続けている。終末時計の針は無情にも進み、核戦争の危機が迫っているのは、もはや誰の目にも明らかであった。たとえ、そ
れが幼い少女の澄んだ瞳であっても……。
夜、ベッドの中で少女は不安げに母の顔を見上げ、声を潜めて訊ねた。
「ねえ、ママ……明日、世界は終わっちゃうの?」
母親は一瞬言葉に詰まり、柔らかな笑みを作って答えた。
「そんなことないわよ……」
「でも、みんながそう言ってるよ? 朝起きたら、核戦争が始まってるかもしれないって」
「大丈夫よ。いざとなったら神様が止めてくださるから……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-03 11:00:00
995文字
会話率:52%
何を願うかによって、人が決まる。
最終更新:2025-04-19 19:50:00
202文字
会話率:0%
当平凡少年被植入禁忌の偽霊根チップ,右手が勝手に仙術を発動し、左目が霊気を視界に映す瞬間、この学園の「日常」が崩壊する!
科学至上主義の生徒会長・白銀麗華は鎖鬼腕で霊脈を貪り、星律界の落胤・エリアーナは血月を召喚して時空を歪める。異世界「
万獣山」で獣耳少女と共闘し、学園祭の裏側では「双生の繭」が静かに羽化を始める──マルチエンディングで選べる運命の行方。
「学園を凍結する永遠」か「星律界の女王になる宿命」か「機械と融合する覚悟」──真の「特別」は、307回目の自爆にこそ隠されている!?
ツッコミ主人公×お色気メカ娘×鬼畜生徒会長の三角関係、仙術竜巻とレーザーソードのコラボ必殺技、温泉ハプニングと偽カップル作戦……科学と魔法がぶつかり合う学園異能バトル、開戦!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:37:55
11862文字
会話率:58%
かつて繁栄を誇ったセリオス王国は、強大なヴァルム帝国との戦争に敗れ、滅亡した。
王族は皆殺しにされ、生き残りは誰一人いない——はずだった。
しかし、一人だけ、幼き王子レオネルは密かに逃げ延びていた。
彷徨い込んだのは、人間が決して
足を踏み入れてはならない「奈落の森」。
そこは悪魔たちの支配する魔の領域であり、死にかけた人間の魂は貪り尽くされる運命にあった。
そして、そんな王子の前に現れたのは——
「災厄の魔王」リリエル。
無慈悲で冷酷、魂を喰らい生きる絶対的な存在。
本来ならば、彼女の手によって幼き王子は死ぬはずだった。
しかし、レオネルの澄んだ蒼碧の瞳を見た瞬間、彼女はなぜか手を止めた。
「お母さんなの?」
——それは、あまりにも純粋な問いかけ。
そして魔王は、気まぐれにも「育てる」ことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:10:00
14256文字
会話率:25%
エルトランド王国の次期王妃であったアカーシャ・オルトリンデは、未来予知によって国中の人心掌握していく神託の巫女、ストレリチア暗殺計画を企てた罪で死刑宣告を言い渡される。
婚約者であった王子やかつての仲間たちに見捨てられ、牢獄でただ死を
待つだけの存在に成り下がったアカーシャだったが、ある日、そんな彼女の前に仇敵ストレリチアが現れる。
ストレリチアはアカーシャを煽り立てると、怒り狂う彼女に、条件付きで刑を死刑から流刑へと変えることを提案してくるのだが、その条件とは、アカーシャが必死で積み上げてきた魔導の根源、魔力を貪り続ける指輪をはめることだった。
苦心の末、このままでは死にきれないと考えたアカーシャはその条件を飲み、道案内として遣わされた奴隷、カラスと共に敵国オリエントへと流刑に処されることとなった。
東国オリエントにて、ストレリチアに反旗を翻すため力を整えることを決めたアカーシャは、カラスと共に名前を変えて現地の自警団に所属するのだが、そこでの戦いは、やがて、かつての母国、エルトランドとの戦争に発展していって…。
人を恨むことでしか咲き続けることのできない、復讐を唄う黒い百合の戦いが幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:00:00
493661文字
会話率:36%
今から遠い未来、地球の資源を貪り食い星を破棄し宇宙を漂流することになった地球人。彼らのうちの一団は長い航行の末に惑星ヴァンダルギアへ不時着する。「旅人へは手を差し伸べなさい、彼への助けはあなたの助けになるでしょう」当時の教義により支援を申し
出た現地民から援助を受け難民であった地球人は涙を流し感謝する。
舞台はそれから5000年後、本作は宇宙中に増殖する宇宙ゴブリンとの妥協を図りながら平和への戦いを描くハートフルファンタジーである!
「その手は人を殴るためでなく人と手を繋ぐため その口は人を差別するためでなく人と愛を語るため 」 「そして略奪民族宇宙ゴブリン(地球人)を殲滅だ!」
※この物語はフィクションです、現実とは関係ありません。これはネタかな?というのは、そういうネタです。
※基本1話につき3000文字くらいです。
※内容はかなり緩いです。身構えずに流し読むでいいです。
※魔法的な何かは出ません。もし魔法的な何かが出たら高度に発達した科学という名の魔法です。
※原案を基に加筆修正をしています
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330667187408024折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 09:32:28
137385文字
会話率:32%
飢えに支配された底なしの胃袋を持つ山羊の物語。
山の草を貪り尽くし、お手紙だけでなくあらゆる紙を食べ尽くしてしまう。
それでも山羊は満たされぬ。
最終更新:2024-12-21 23:09:25
610文字
会話率:0%
世界には“獣”が跋扈していた。
ある時は人に紛れ、ある時は誰もが寝静まった夜に、人間を貪り食う怪物が。
だがやがてそんな獣を狩る者が現れ始める。
斯くして〈狩人〉と呼ばれるに至った彼らは、執拗なまでに獣を蹂躙する事で一般人からも恐れられ
る事になってしまう。
しかしそこまでして狩人が躍起になろうと獣が尽きることは無かった。
これは滅びかけた世界で、世間知らずな少女と無愛想な狩人が出会った事で始まる、血塗れの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 00:00:13
115002文字
会話率:41%
民意の平均を算出し、社会に実装する技術。人はそれを、楽園システムと呼んだ。
全人類の脳にナノマシンが埋め込まれ、思想を集計される。集計された思想は平均化され、政治体制に反映される。多数派が暴利を貪り、少数派が負担を背負う社会は、果たし
てどう回るのか。
――地球は、楽園になり得るのか。
※最終話まで書き溜めてあるため、必ず完結します。カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085901218165折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 21:01:06
77761文字
会話率:52%
……あれ? もしかしてこれ転生ってやつ?
グロウゼビア王国の聖騎士ウルグラフ・エントは気付けば赤ちゃんになっていた。
かつてウルグラフは勇者パーティーの一員として魔王に戦いを挑みその討伐に成功した。
しかし、魔王亡きあとも世
界に平和が訪れることはなかった。魔王が死に際に世界中に掛けた『貪り食らう獣たちの呪い』により、世界中で魔物が異常発生してしまったからだ。
ある日、ウルグラフは地方の村を救うため勇者クラインとともに魔物の討伐に向かった。だが、そこで遭遇した邪竜との激しい戦闘を最後にウルグラフの記憶は途絶えていた。
恐らく、その邪竜に殺されて転生したのだろう。
ウルグラフが転生したのは日本という聞きなれない国だった。
しかも、その国は異世界から突如出現した勇者クラインとグロウゼビア王国軍の侵略を受け滅亡の危機に瀕していた。
ウルグラフの誕生に立ち会った謎の男は、ウルグラフが言葉を理解していることを知ってか知らずか、真剣な表情でこう告げた。
「あなたを含む全ての遺伝子編集児『ムーンリーパー』はこの国を救うために産み出されたのです」と。
そう、ウルグラフはただの赤ちゃんではなかった。
遺伝子組み換えにより異世界人の遺伝子を組み込まれ人外の身体能力を得た子供『ムーンリーパー』として生を受けていたのだ。
ムーンリーパーが生み出された理由は一つ。
勇者クラインを倒し、異世界から日本を取り戻すことだ。
そして、月日は流れる……。
高校生になったウルグラフこと皆上日都也は、自分と同じくムーンリーパーであるクラスメイトや先輩らとともに、日本を取り戻すためにかつての仲間である勇者クラインに戦いを挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:28:07
125450文字
会話率:35%
無法の世界パンドラ。多種多様な種族とあらゆる欲の渦巻く世界。ある者は栄えある者は滅ぶ。弱肉強食が絶対の世界で凡そ全ての幸福と不幸を貪り尽くした覇王ヘシュカリオテは、世界の何処かに存在すると言われる楽園パラディソスにまだ見ぬ刺激を求めるのだが
、当の本人を除き彼の周りは楽園とやらに全く興味を示さない。全てを力尽くで手にした男は仲間(と言うか子分達のわがまま)によって典型的な外弁慶となった上に執拗に泣き所を蹴られ続けていた。
※作品の性質上、暴力的な表現やブラックジョークなどが含まれますので苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 01:04:37
209066文字
会話率:47%