その王子は人の心を読める力を持っていた。
優しい顔をして、王子を利用しようと考えているだけの両親や友人・知人。常に自分を良く見せたいだけの令嬢たちの醜い心が見えてしまう。
それ故に何もかもが退屈に感じていた王子にとって、それはほんの暇潰しで
しかなかった。
王族としての奉仕活動の一環で訪れた、とあるボロボロの孤児院。擦り寄ってきた少女の世話をしてやった。
「おうじさま、またきてね」
心からの純粋な笑顔が眩しくて、なんだか悪い気はしなくて。
何度か足を運び、少女と言葉を交わした。
そのうちに王子は気づき始める。
孤児の少女に自分が強く惹かれていること、そして彼女が類稀なる聖女であること。
そしてこの想いが、決して叶わぬものだということに。
※カクヨム・アルファポリスにて重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 07:02:12
18000文字
会話率:16%
異能力学園には、人攫(ひとさら)いの「狼」がいる——
真代侑己(ましろ ゆうき)は人の心を読める能力を持った中学2年生。
異能力を持つ学生が集まる「星の宮学園」では、自身の能力をどれだけ操ることができるかによって、序列が決まっていた。だが、
6年前に妹を目の前で攫(さら)われてしまった真代は自身の能力を信じられないでいた。
狼に攫われた妹を取り戻すためには、この能力では足りない。
ひょんなことからバディを組むことになった転校生と狼を倒すため協力することになったが、彼女には読心能力が効かず...?
また、狼から学生を守るため活動する自治組織「ガーディアン」メンバーと共に狼を倒すことができるのか?
「学園の謎を解き明かすサスペンス」 × 「異能力バトル」
——これは、自分と向き合う少年少女達のお話。
◇小説家になろう内で連載していた作品を元ネタにしています。(別名義)
◇毎週木曜更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 22:25:07
13724文字
会話率:29%
神殿内では人の心の声が全部聞こえる糾明神の聖女トゥルカ。偽証も黙秘も通用しない究極の判事だが、すべてを赤裸々に明らかにしてしまうその神判は、あまり人気がない。
暇なことが多い糾明神の聖堂では、トゥルカと警護役の神殿騎士しかいない時間が長い…
…のだが、生真面目な顔して不埒な妄想を垂れ流し続ける騎士たちは、トゥルカの頭痛の種だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:07:30
6237文字
会話率:34%
主人公である巣鴨タロウは、かつての経験から除霊師としての仕事を隠したまま高校生活を送っていた。
そんなときクラスメイトの少女、守山アカネから除霊の依頼を受ける。
彼女は実は読心能力を持っていて、巣鴨タロウの心を読むことで彼の「除霊能力」も把
握していたのだ。
巣鴨タロウの除霊能力と、守山アカネのハイテンション。
2人の力を合わせて、ホラー展開を乗り越えよう!
※作者はホラーが苦手なので、更新間隔が長くなる可能性が高いです。
ぼちぼちとやっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 22:33:52
65867文字
会話率:27%
低い身分に生まれ、不幸な生い立ちから「恋愛は低俗」という結論に辿り着いたはずの「読心能力」を持つ女の子が、同級生の美少年貴族のだだ漏れな好意を聞き取り、うっかり恋に堕ちて両想いになり、溺愛されて、最終的には幸せになってしまうお話。
最終更新:2021-10-25 12:00:00
75085文字
会話率:16%
けれど、自分が“デレ堕ち”していることを彼女は絶対に認めない。
最終更新:2021-09-11 12:00:00
9152文字
会話率:14%
交通事故に遭い、二度目の生を受けてから二十余年。
生まれたその世界は、ファンタジー漫画の世界で、しかも超重要人物の魔王と幼なじみで!?
読心能力を持つ魔王、唯一それが効かないわたし。執着する魔王。
心が読めたらいいのになあ! そう強く願う話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 04:33:27
2684文字
会話率:10%
読心能力のある妖怪・覚(さとり)の末裔は、腐女子が苦手。
腐女子じゃない彼女を求めていたら、異世界トリップしちゃった!
腐女子以外の相性のいい相手が、地球に居ないって意味かな!?
読心能力なんかじゃ出来ることも限られてるから、危険なコトは
出来るだけ避けるよ。
帰る方法を考えて彼女を作ったり、異世界でも、普通の人間として頑張ります!
……普通の人間だよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 18:15:57
170513文字
会話率:26%
読心能力を持つ男のほのぼのと前向きになれるストーリー。
最終更新:2017-05-14 10:22:36
1489文字
会話率:6%
辺境の海に浮かぶ島、石動島。そこに一人の少年がやってくる。その島は、普通に学園生活が送れないと判断された少年少女達の最後の砦だった。少年は『思っていることが口に出てしまう』という病気であり、その島へと送られる。そこで彼は様々な人と出会う。
最終更新:2011-08-20 22:13:19
8906文字
会話率:43%
大学生活最後の冬、同級生でミステリマニアの菅野があるツアーの話を持ちかけた。個性派ぞろいのメンバーで参加してみたものは、山で行われる謎の儀式、しかも毎回違った場所。登山客が謎の死をとげたのをきっかけに、捜査が始まる。同時期、久し振りに母親と
対面し読心能力を化け物扱いされたアルバイト探偵は立ち直れるのか。夢遊病第3弾です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-27 21:48:07
38316文字
会話率:52%
大学生である京理義高は、ある日同級生である高橋昇の自殺を知らされる。小さい頃からまれに開花する読心能力が彼の葬儀の日に開花してしまう。両親の挨拶では高橋昇のことを自殺としているが、疑いが増幅し、調査を開始する。しかし、一人での調査が心もとな
いと感じた義高は『美辞麗句探偵事務所』に依頼をするが、個性的な探偵ケンジと助手の亜紀との出会いがあり、きっかけでアルバイトをすることになった。数々の連続殺人事件に巻き込まれる。※人称表現は小説の形になっていませんのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-01 00:35:45
131641文字
会話率:58%