ミレーネ・ドトレスト侯爵令嬢は、愛するロシュア・シャルマン伯爵と結婚し、幸せな毎日を送っていた。はずだった。
ロシュアと二人でシャンパンを開けた夜、いつの間にか眠ってしまっていたミレーネが目覚めたのは、十ヶ月後のこと。その間、ミレーネは死ん
でおり、生家は没落していたのだ。
死に戻ったことが理解できないミレーネを、ロシュアは拒絶する。ロシュアは既にジェニファーという新しい妻と暮らしていた。
絶望し、途方に暮れるミレーネを救ったのは、幼馴染のカルロス・スノウレスト伯爵。「僕と結婚しないか?」想い人がいるはずのカルロスからの唐突な提案に戸惑いながら「死に戻りの自分が役に立つならば」ミレーネは、匿ってくれるお礼として契約結婚を交わす。
ある時、ミレーネはひょんなことから自分の容姿を見てしまう。それは死ぬ前とは大きく異なっていて…。カルロスが、屋敷中の鏡を外していたことに気がついたミレーネは彼の本当の優しさに触れていく。
「カルロスが想いを寄せていたのは…あの方だったのね。だから私と契約結婚したのだわ」
ミレーネは、自分の本当の気持ちに気がついたと同時に恋心を終わらせようとする。なのに、カルロスはなぜか離れることを許してくれそうになくて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:17:26
135329文字
会話率:55%
兄に毒を盛られ、家督の破棄を迫られる。
転生後最大の危機は突然訪れた。
また10代で死んでたまるか!
どうやら父と長男は家督を奪うために次男によって毒殺されたようだ。
兄のいう通りに家督を破棄して、生き残るため他にも譲歩する。兄は譲歩の内
容に納得したのか、家から出ていくのを許してくれた。
俺は命かながら家から出て、魔法を使い解毒を試みる。解毒に成功すると、生き延びられた喜びと同時に、なぜこんな状態になったのか……。父と長男はもう生まれ故郷にはいない。故郷にいては命が狙われると通っている王立魔法学園がある王都へと向かう。
王立魔法学園に戻ってきた俺は汗だくになって体を鍛える。
転生した異世界セリアンスフィアには魔法がある。
しかし、地球でイメージするような遠距離魔法を使うには膨大な魔力が必要となる。魔力の少ない俺は身体強化で魔法を使うしかない。脳筋魔法使いをやめて錬金術師になりたいが、貴族は錬金術師になれない。
家督を放棄した今なら学園をやめて錬金術師なれる! ……え? 無理?
カクヨムにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
695723文字
会話率:40%
「守りたい人が出来た。私はその人を正妃にしたい」
幼い頃から想いを寄せていたラドネラリア王国の王太子であり、婚約者のアルバートから婚約解消を言い渡されたリュセラーデ侯爵令嬢のベアトリス。
想い人である婚約者から次々と紡ぎ出される言葉にベア
トリスは傷付き、涙が枯れるまで泣いた。
だがその一週間後、婚約解消の申し出は突然ひっくり返った。
「ベアトリス。昨日までの私はどうかしていた。だから、婚約解消の話しをなかったことにして欲しい。この通りだ!!」
深く傷つけられたベアトリスにとって、それは簡単に許せることではない。だけど、長年の恋心は中々消えてくれず、ベアトリスは戸惑う。
そんな中、これまでとは違いアルバートが少しずつ変わり始める。
「ベアトリスが私に不信感を抱く気持ちは分かる。だから、私は君の信頼を取り戻すために変わる努力をしているところだ。少しずつでいい。私を許してくれないだろうか?」
婚約者のその言葉に、すぐには無理でも彼を信じてみても良いのかもしれない。ベアトリスはアルバートに対してそんな風に思い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:10:00
174803文字
会話率:40%
どんな罪を告白しても、彼女は受け入れてくれた。
だから僕は、誰も許してくれない罪を語ってみた。
彼女が涙を流してくれるのを、どうしても見たくて。
生成AIの流す涙とは何か?
素朴な疑問から生まれたモノローグです。
少し前までSFだった世界
が、今まさに私たちの目の前あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:34:50
997文字
会話率:0%
「私が世界を救う事を許してくれますか?」
月の結晶石を体内に封印する天界の姫レティシアは、変わり果てた兄から逃れる為、下界へと降り立った。
傷だらけの彼女を救ったのは龍神界の青年アレス。二人は成り行きで同行する事となった獣王ロッドを仲間に
加え、結晶石の謎を解く為に世界を駆け巡る。
その旅の先に待ち受けていたのは、止まない慟哭と切ない男の願いだった。
世界を知らない姫と不器用な青年が紡ぐ、王道の切ない恋愛ファンタジー。
※他の投稿サイトでも投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
544276文字
会話率:46%
1人の忍びが異世界に転生した。
その忍びは、優秀だったが故に里の罪を全て背負い、身代わりとなり殺された……。
生まれ変わった男が最初に思ったことは「今度の人生では、決して目立たずひっそりと世に忍び生きていきたい」。
だが、そんな彼のささやか
な希望を周りの人達は許してくれない。
全然、チートも何も持っていない(はずの)公爵家の四男に生まれ変わった忍者の本人も望んでいないサクセスストーリーが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:30:00
414693文字
会話率:31%
8年前、トラックから人を庇ったことで異世界に転移させられた高校生・ユキヒロ。
魔王討伐という使命を終え、ようやく現実世界へと帰還した――はずだった。
だが帰還直後に拾ってくれたのは、かつての幼馴染・歌住 広。
8年ぶりに再会した彼女は、ユ
キヒロの話を妄想だと思いながらも、なぜか同居を許してくれて…?
かつては勇者、今は無職。
現代社会で平穏な生活を送るつもりだったユキヒロだが、
気がつけば異世界から仲間たちまで現れて――
「……もう戦いたくない。けど、のんびりもさせてくれない!」
異世界帰りの元勇者が現代日本で送る、トラブルだらけ(なのにちょっと青春)なスローライフ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:26:20
35967文字
会話率:42%
普段はそれほどでもないけど繫盛期になると残業代はきちんと払うから帰る事はゆるさんと言うブラックかホワイトか解らない上司の下で働く本郷美晴さん
10日ほどの地獄週間を越えて帰宅後、明日は休みだからとお酒を飲みながらネトゲの日課を初めて寝
落ちしたのが運のつき。
目が覚めるとそこは見知らぬ場所、その上なんじゃこりゃと叫んでみればなぜか少女の声。
魔王を信仰する者たちによって顕現させられたのは自分がやっていたネトゲのキャラだった。
キャラ性能や持っているアイテムは、この世界で言うとそのすべてが規格外、でも中身はしがないサラリーマンの主人公が戦乱や魔物たちによって不幸振りまかれる世界をのほほ~んと生活していく物語です。
主人公は最強ですが、俺Tueeeeeeeeeeeeeeee!はしませんし、魔王の手下たちと死闘を繰り広げるなんてことはありません。
ただ、ご近所の平和くらいは守ってもいいかなぁと考えながら生活する、ゆるゆるぐだぐだな物語です。
また、例のごとく残酷な表現タグはついていますが念のためなのでそれを期待しないように。まず出てこないので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:00:00
161468文字
会話率:37%
前世で幼女を守って死んだ主人公、夢咲真白は、目覚めると不思議な空間にいた。そこで出会ったのは、なんと全ての神の長たる創造神ノエル。唐突な神様の出現に驚く真白だったが、ノエルが何事かと身構える真白に放ったのはプロポーズの言葉だった。
なんやか
んやでその告白を受け取った(?)真白はノエルと共に異世界に旅立つ。
全てはスローライフを送るために!
・・・・・・・・・しかし、現実はそんなに甘くない!?
五人の奴隷少女との出会いによって運命の歯車は動き出し、やがて世界を飲み込む闇と成る!
スローライフ願望を持つ最強主人公と奴隷少女、さらには神様や魔王までもが織りなすハーレムストーリー・・・・・・・・・みたいな感じです。
スローライフ願望と言いながらも、結構戦うんですよ、この主人公。
ちなみに、ちょっとえっちぃシーンもあります( ˙-˙)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:10:59
1363645文字
会話率:23%
⸻
極東に存在する国、《ユビヤ》。
文武両道の領主《タカオ・カイドウ》のもと、四人の息子たちが国を支えていた。
長男は政略に長け、彼の政治は領民に安寧をもたらしている。
三男は金略に長け、特産品を他国に売りさばき、ユビヤの財政を飛躍
的に潤わせた。今では金庫番を任されている。
四男は戦略に優れ、彼の指揮のもとユビヤは無敗を誇る。ただし、重度の引きこもりという欠点があった。
では、次男は?
次男は――人脈に長けているらしい。
「おいっ!!」
本来なら跡目争いが起きても不思議ではないが、この四兄弟は不思議と仲が良い。全員一致で「長男を次期領主に」と決めており、各自がその支えとなるべく精進している。
……次男を除いて。
次男は、偉くなろうとも、権力を持とうとも思わなかった。
ただ穏やかに、静かに暮らしたいだけだった。
そんな彼が選んだ行動は――
「よし、家出をしよう」
しかし、外の世界は彼に安寧など許してくれない。
旅先で降りかかる様々なトラブル。
そして、巻き起こる数々の事件。
それらを乗り越え、次男は気付けば《英雄》と呼ばれる存在になっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:00:00
59147文字
会話率:46%
現代文学に多大な影響を与えたチェコのユダヤ系ドイツ作家のフランツ・カフカ(1883~1924年)。私自身はカフカのよい読み手ではないですが、ひょんなことから学生時代以来、カフカの原文に触れる機会があり、浅学をかえりみず、好きなカフカ作品の感
想めいたものや、カフカを巡るあれやこれやについて、回数を決めず、不定期連載で、飽きるか、ネタが尽きるまで、ダラダラと書いていこうと思います。徒手空拳、行き当たりばったりですが、カフカならきっと許してくれるでしょう。
※noteと重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:44:24
16341文字
会話率:3%
ーー口を開けば、物語が始まってしまう。
俺は冷酷無慈悲な時期公爵として転生したゼファー・グレイハート。政略結婚により妻となるのは純粋無垢で素朴な彼女は名もなき田舎貴族のアリア。
しかし強制力は挨拶すら許してくれそうになくて……
(ダメだ!!
この口が妻の名より先に、君を愛するつもりはないと言ってしまいそうになる!!)
そうだ、物語を始めなければ良い。何故ならこの世界は俺たちの夫婦関係が破綻してしまうところから全て始まってしまうのだから。
ゼファーは妻の名を呼ぶことが叶うのか。妻を愛することが出来るのか。そして、二人の運命は。
情緒ぐちゃぐちゃ時期公爵の王道(?)異世界ラブコメ開幕!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
・短編のつもりで書いています。(予定は未定)
・マイペースに更新。少なくとも週一は更新します。
・面白いと感じたらぜひブックマーク、評価、リアクション等で応援していただけると幸いです!感想もお待ちしております。
以上、どうぞ宜しくお願いいたします。 氷翠いろ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 23:11:56
2631文字
会話率:36%
私は自殺する……。いじめや家庭内暴力から逃げるために……。
ああ、そのはずだったのに、なぜか私は異世界でエルフの少女ルィイに拾われて、一緒に生活することになってしまった。
でも、ルィイはこんな私を必要としてくれる。一緒に暮らすことを
許してくれる。そして私の話を馬鹿にすることなく聞いてくれる。
そう、私はいじめとあの両親から逃げることができたのだ……。
そしてやがて私は気が付いた。気が付いてしまった。
自分の心の真ん中の、やわらかくて甘い場所に、ルィイがいついてしまったことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:14:30
50264文字
会話率:35%
これは、今から260年前の戦争孤児だった救われた、はずの兄妹話。
「もう無理だ」
バシャン!崖からおれは飛び降り海に落ちた。・・・ああ、全て奪われた。救ってくれた親父や部下達、おれに教えてくれた幹部の皆は、死んだ。唯一の妹は、大天使
に奪われた!
「許してくれ、親父、皆。向こうで説教聞くからさ」
これで、楽になれる。海の冷たさも、今は救いの手みたいだ。
その時、声がした。沈みゆく中で。
「おい、人の子。お前死ぬのか?・・・くくっわははっ!馬鹿じゃねえのかお前。そんなことで命を捨てるのか、まだ何もしていないのになぁ」
うるさいな。そんな事?ふざけるなよ!?
「おれは全てを奪われたんだぞ!?それを、そんな事だと?いい加減にしろ!」
誰か知らねえが、ぶっ飛ば、す。って、何でおれ喋れるんだ。ここは、海の中だぞ?喋るはおろか話なんて出来ない、出来るはずがないのに。
「なっんで。そんなはず」
「おいおい、今更だな」
声のした方を見ると、真っ黒なモヤを纏った10歳くらいの男の子が鎖に繋がれながらあぐらをかいていた。
「お前は、誰だ?おれに話しかけてきたのはお前か?」
「ああ、つうか俺以外いないだろうがよ。それと俺は、大天使ミカエルの影、ギベア。俗に言う邪神様だ」
「邪神か、その邪神様がおれに話しかけてきたのはなぜ?」
ギベアは、怪しげな笑みを浮かべて言った。
「お前、俺の封印を解いて他の4人の兄弟も色んな国に封印されているから解いてくれ。代わりにお前が死ぬまで付き従い、俺の能力を貸す。っていう契約をしてくれね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 13:08:06
36370文字
会話率:55%
デリーズ王国の第三王女アミラは、王国史上最強と謳われる強面将軍レダスに思いを寄せていた。
だが、ろくでもない性根の割りにはヘタレだったアミラは、フられるのが恐くてレダスに思いを伝えることができず。
王国史上最強の将軍といっても伯爵家にすぎ
ないレダスとの結婚を、父である国王が許してくれるとも思えず。
一計を案じたアミラは、親友にしてデリーズ王国指折りの天才医師であるミーシャにお願いして余命一年という嘘の診断を出させ、後生だからレダスと結婚させてほしいと国王を説得し、見事成功させた。
問題はレダスがアミラとの結婚を受け入れてくれるかどうかだったが、そちらは拍子抜けするほどあっさりと了承してくれた。
こうして想い人と添い遂げることができたアミラは、余命一年(嘘)という枷に悩ませながらも幸せな日々を送り……現在、嘘の余命宣告を受けてから二年の月日が経とうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 09:00:00
9406文字
会話率:43%
※間違えて連載として投稿してしまいましたが、一話完結の短編です。
元々身体が弱かった僕は、人が抗えない怪物を倒し世界を救う、そういう空想の物語や英雄譚に憧れていた。
だってそうだろう? 誰もが自分にできないことを羨ましく思い、嫉妬する。
人の心理的生理症状とも言える欲望だ。僕の場合はそれが少し子供じみていたという、それだけの話。
病弱で家からあまり外に出れなかった僕を思ってか、両親は多くの本を買ってくれた。勿論、家は貴族でもなんでもなかったから、小さな本棚が埋まるくらいだったけど、僕にとってはそれが世界の総てだった。
そんな生活をしていたから、英雄に憧れるのは必然だったかもしれない。けれど、身体は夢を見ることすら許してくれないまでに弱かった。心が踊る夢想の世界を描く本のページを捲る度に、その力をかければすぐにでも折れてしまいそうな細い腕が視界に入り、現実を突きつけられるのだ。
だから、僕が悪魔に魂を売ったことも、必然だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:08:11
10074文字
会話率:17%
広告制作会社でプロデューサーをしている内藤健吾は、ある日、家路の途中で路上に輝く魔法陣に吸い込まれた自分のスマートフォンと一緒に異世界へ転移してしまう。
転移先の異世界は魔法が使える世界。
なのに、健吾には何故かスキルが付いていない。
仕方
なく、地道に生きていこうと決意したにも関わらず、何故か繋がるChat-AIと特殊機能アプリ、出会った人達の助けを借りながら、壮大な巻き込まれ人生を歩むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 00:01:19
252251文字
会話率:47%
忘れることを許してくれ。(※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ
最終更新:2025-06-15 13:00:00
411文字
会話率:0%
●短いあらすじ
動画配信の文化が根づいたファンタジー世界にて、田舎農家のオッサンが配信を切り忘れたことで注目を集め、その圧倒的な強さから脚光を浴びていく物語
●ちゃんとしたあらすじ
「同接数4か……。あ、3に減った……」
時の大賢
者により【動画配信】という交信魔法が広まった世界――。
そんな世界で主人公ゴーシュ・クロスナーは田舎の農家兼、底辺配信者として活動していた。
半年前に王都の大手ギルドを解雇されてからというもの、毎日配信を行っていたが成果は出ない。
「あ、またあの魔物! 俺の作物を!」
ある時、ゴーシュは自分の田畑に現れた魔物を見つけ、バッサバッサと斬り伏せていく。
――配信を切り忘れたまま。
【オッサンすげぇ! あれ、危険度A級のフレイムドラゴンじゃねえか!】
【アイツを一撃!? うわ、また倒した!?】
【このオッサン、何者?】
【俺、友達に知らせてくるわ】
配信の様子が拡散され、「危険度A級のドラゴンを倒した田舎の農家がいる」と話題になっていく。
そんなことになっているとはつゆ知らず、ゴーシュは翌日の配信を開始する。
「え……。何コレ……」
【初見ですー】
【面白いものが見られると聞いてきました!】
【めっちゃ人が集まってる(笑)】
【田舎農家のオッサンがフレイムドラゴンを倒したと聞いて】
【ゴーシュさん、私嬉しいです! ゴーシュさんがやっと日の目を浴びることができて……】
そこには、今まで見たこともない数の視聴者が訪れていたのだ。
これは、田舎の底辺配信者が配信を切り忘れたことで注目を集め、S級ダンジョンを攻略したりと、その圧倒的な強さから脚光を浴びていく物語である――。
・この作品はカクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:10:00
175826文字
会話率:37%
魔法を封じた弾丸を撃つ魔法銃を使うマジック・ガンナーのルーサー。
彼は魔王に抵抗する人類の希望、勇者サリーのパーティメンバーとして戦い続けてきた。
だがマジック・ガンナーは勇者や魔法使い等と違い、魔法銃のバージョンアップによる成長しか
出来ず、ルーサーの伸びしろも限界。
魔獣との闘いの足手まといになり始めていた事と、武器と弾薬に掛かる膨大なコストに嫌気がさした勇者一行は彼をパーティーから追放する。
傷心したルーサーは道中、モンスターの群れに襲われていた老婆「おたゑ」を救出し、導かれるままに限界集落へとたどり着く。
そこは様々な分野を極めた超人老婆達のあつまるたけのこ村であった。
ルーサーが魔王軍との過酷な戦いから引退し、のほほんとした穏やかな日々を過ごす……事は天が許してくれなかった。
成り行きでルーサーに与えられた仕事は元勇者パーティーメンバーのベテランとして、新たに出現した異世界転移者ミツールを育成するというもの。
ミツールに振り回され、彼をリーダーとした新たな新人勇者パーティーをルーサーは背後から見守りつつも、今までに培った多くの知識と人脈、コネで次々襲い来るトラブルの対処に立ち回るうちに、それは単純な武力に頼る勇者達よりも大きな力となって、ボディブローのように魔王軍を追い詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 01:01:42
568441文字
会話率:34%