地元を離れ、自由気ままな大学生活を謳歌していた晋助は、ある日を境に“水音”を聞くようになる。
周囲には聞こえず、自分だけに繰り返し響くその音は、風呂場、教室、寝室と場所を選ばず現れた。
音の正体を探るうち、晋助は“水浸しの少年”の幻影を見
るようになる。
忘れていた記憶が滲みだし、重なりあう現在と過去。
封じられた祠、濡れた影、ぽたりと滴る音。
それは「呪い」ではなかった。
水音が導く、ひと夏の怪異と再会の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 05:08:19
10476文字
会話率:14%
自分に関する記憶の封印---
彼だけが持つ特殊な能力--
どこで生まれ育ち、何故記憶が封印されているのか、、
彼自身も分からない。
ただ1つ、分かっているのは9という数字のみ。
それはなにを指しているのか、
森で目覚めた不思議な青年の旅が始
まる………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:00:00
23338文字
会話率:62%
中央大陸に単身乗り込んだ英雄志望の元冒険者カタリナは、記憶喪失の少女エアに出会う。
世界は、荒れに荒れていた。
突如出現し、大陸を荒らしまわる三体の魔王、エクソシア、ペイション、ソフィスエイティア。
エアの記憶の封印に深くかかわる大陸最優の
赤の老魔術師、イグニス。
西の大帝国ヘイルハルトの皇帝、ブラン。
世界の新しい姿を模索する武装集団、善悪の彼岸。
エアを中心に動いていく物語の中で、それぞれの思惑と信念が、時に重なり、時にぶつかり、戦いを重ねた先に明らかになるのは、残酷な真実か。それとも、燦然と輝く希望の光か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 02:37:28
397261文字
会話率:58%
記憶を消してデジタルな仮想世界を遊べたらだどれだけ楽しいだろう。
デジタルな仮想世界技術と記憶操作技術が発展した近未来でおこる奇妙な非現実と、非現実を楽しむ人々を描いたもの。その果に、幸せと不幸がゆらぐ奇妙なお話。
もし、任意で記憶を封印
できたなら、きっともう一度体験したいことはないだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 20:09:22
136220文字
会話率:20%
子供の頃の記憶がほとんどなかった。それはきっといじめられていたからだろう。
憎しみしか湧かなかった。
だから禁断の書を手に入れた。悪魔の書だ。
呪いをかけるべき相手に祈りを込めた。
忘れていた…。当時の事を。それなのに…。
記憶の封印は
破れ溢れ出るのは憎しみだけ。
だけどそれと同時に不気味な物を見ることになる。それは…黒い塊だった。
私は一体どうなるの?
Ameba、FC2ブログ掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 18:55:59
1408文字
会話率:0%
真夏にうろうろ人里に降りて来てうっかり行き倒れている雪女なんて、ポンコツに決まってる。かかわらないのが吉。やめろ、ぼくに助けを求めるな。
でも結局見捨てられず、捨て猫を拾うように連れてきた雪女・碧子に、ぼくは思わぬ記憶の封印を解かれる。
ちょっと奇妙な、真夏のできごと。
アルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 19:00:00
35690文字
会話率:40%
異世界に強制召喚された男は、こよなく愛するカレーの記憶と引き換えに勇者の力を得る。
記憶の封印を解くには、魔王軍と戦い虐げられた人々を救わねばならない。
男は固く決意する。
「必ずカレーを取り戻して見せる」と。
これはカレーのために世界
を救った男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-13 10:34:35
15111文字
会話率:62%