前世で姉と妹がプレイしていた乙女ゲームのメイン攻略対象キャラの第二王子に転生したことに気付いた主人公。
前世で姉弟共々、第二王子の婚約者である悪役令嬢を推していたことを思い出した主人公は婚約者である悪役令嬢と幸せになりたいと幼少時代から話
を変えることを決意するのだった。
悪役令嬢モノのハズです。
ただ、転生王子の愛は重いです。
夢で見て、どうしても書きたくなって、書くことにしました。
一人称視点(主に主人公、時々その他)と三人称視点で分かれるパートがあります。
ラブというか、コメディでありたい……!(いや、シリアスだろうとたくさん言われたら変えます←おい)
でも、恋愛とコメディと言い張りたい。
ただ、何だかシリアスチックです。腕が足りず、ごめんなさい。
勢いと自分が書きたい設定を詰め込みすぎてます。
久々の小説なので、拙いところもあるかと思いますが、読んで下さると嬉しいです。
宜しくお願い致します。
(残酷描写タグは念の為です……。ざまぁもあるはずなので……)
カクヨム様にも投稿しています。
応援等、宜しくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 14:31:28
44764文字
会話率:35%
なろうで婚約破棄物を幾つも読んで思ったのですが、破棄後に別の所へ嫁がされて、愛するつもりはないとか言われつつも極端に虐げられることなく無視される程度で衣食住を提供されるような立場って理想だなあ……と。
生活に疲れているおばちゃんならでは
の感想でしょうかね。
気ままに暮らせるのに、わざわざその相手ないしそれ以外の男と恋愛関係になるのは面倒じゃない?とも。
ずっとそのままじゃいかんのでしょうかね。
物語として成立しない?あれ?
と思ったので書いてみました。
長くなり過ぎたので幾つかにわけます。
しかし、
人のすなるテンプレといふものを我もしてみんとてする、とやってみたものの。
なんだか慣れないし、やっぱり妙な感じになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 13:33:55
135499文字
会話率:23%
「新入生代表、ノア・ライトマン」
入学式の日、伝統ある実力主義の学園、私立タレミア魔術学園高等部に見事合格したノア・ライトマンは首席として壇上に立った。
式後、ノアは幼なじみアリア・マグナードと楽しく会話している時にある次席合
格したリーナ・ラカゼットに突然屋上に呼ばれた。
この展開、まさか……。
学校にさえ行ったことないノアは学園あるあるである入学初日の告白だと思い、待ち構えるとリーナから言われた言葉は違った。
「どうして、あなたみたいな魔力も持っていないような無能力者がこの学園を、しかも首席で、入学できたの?」
そう、これは魔力を持たない少年、ノア・ライトマンが世界最高の魔術師になるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:20:00
191474文字
会話率:42%
主人公は身体も弱く、運動神経も良くないため、皆からバカにされていた。
スポーツをすれば、無様(ぶざま)な醜態(しゅうたい)をさらして、クラスメイトにあざ笑われる毎日だ。
そのため、心の方にも影響が出て、暗くて臆病(おくびょう)で、ウジ
ウジとした性格になってしまった。
クラスメイトは、ますます主人公をあざ笑わらい、仲間外れにされてしまった。
集団で無視をすると言う、もうそれは虐(いじ)めだ。
妹はそんな兄に、我慢が出来なかったのだろう、誰かに嫌なことを言われたのだろう、主人公を毛嫌いするようになってしまった。
主人公の両親も、徐々に主人公を無視するようになっていった。
あまりにもウジウジとした性格だから、イライラが止まらなくなったんだと思う。
そんななか主人公は、異世界へ転移してしまう。
可愛い女の子に見つけてもらい、何とか生活をすることが出来ることになった。
スキルもレベルもない異世界ではあったが、主人公の肉体の弱さや運動神経の悪さが、劇的に改善されて、見違えるほどの素晴らしい身体へと変わっていた。
主人公が、死ぬほど手にしたいと思っていたものだ。
一度だけでも良いからなりたかった自分だ。
身体の好調が気持ちも引き上げてくれて、主人公はもうウジウジとはしない。
恵まれた身体能力を生かして、異世界を思う存分(ぞんぶん)に駆け抜けるぞ。
女子はもうキモイとは言わないんだ、それどころか「お嫁さんになりたい」と言ってくれるんだ、それに応えようじゃないか。
ふふっ、僕の身体は健康そのものだ、まとめて面倒をみてやるよ。
思い込みも含めて、主人公の幸せな異世界での物語が始まります。
※エッチなシーンは少しだけある予定です。
※この《第一部、〈千年様〉編》が完了したら一区切りとなりますが、 好評ならば続編も視野に入れております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:16:32
17799文字
会話率:23%
「牢屋にいる囚人をお前にやろう。奴隷か召し使いとして連れていけ」──そう王子に言われた聖女アンナは、婚約破棄され牢屋の囚人を押し付けられました。しかしその囚人は強く素晴らしい騎士団長様だったのです!「アンナを捕らえよ! 牢屋に閉じこめてしま
え!」──王子の母である女王に指名手配されたアンナは、騎士団長ウォルターとともに人々を治癒する旅に出ます。濡れ衣を着せられたアンナと騎士団長ウォルターの愛の逃避行!(この作品は「小説家になろう」「カクヨム」で同時掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:08:10
23413文字
会話率:40%
ふと、目を覚ますと7歳児になっていた。しかも、奴隷に……
どうやら今世のわたしが死にかけたことで前世の記憶がよみがえったようだ……
生死をさまよい死にかけグループに移動させられたメリッサ。
死にかけグループとは病気や怪我など
で役に立たないとされるひとが集められており、部屋は半壊、冷たい床に薄い布団、ご飯は他のグループと比べるとかなり少ないとか。ほかより待遇が悪くなるようだ……
「扱いが他よりちょっとひどいが、部屋でできる仕事がまわってくる。慣れればなんとかなるよ」
と言われたものの、さすが死にかけグループ。訳ありの人ばかり。
神様に見送られたわけでもチートをもらったわけでもない……世知辛い。
ここは自分の頭と行動で自分を助けるしかないな。前世では手助けしてくれた両親も今世は見当たらないのだから……でもなんだか、この部屋は心地よい。前の部屋は自分のことで精一杯という感じだったのにここでは正に一心同体。
みんなには死んでほしくないからすこしでも工夫しないと。
死にかけたことで前世を思い出した主人公が過酷な境遇を改善するため周囲のひとを巻き込みつつ、知恵や工夫を凝らし……まずは衣食住の改善を目指し頑張るお話です。
※主人公は小説のなかで色々と無茶なことしますが、特に食に関しては危険な場合も含まれますので真似しないようにお願いいたします。
※この話には奴隷に関するもの、登場人物に火傷、隻腕、隻眼などが含まれます。あくまでもフィクションですが、苦手なかたや合わないと感じたかたは無理をなさらずそっ閉じでお願いいたします。
※念のため残酷描写有りとさせていただきます。
※この語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※アルファポリスさん、カクヨムさんにも投稿しています。
カクヨム版では各話の分量や区切りが違う部分がありますが内容に大きな変化はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:06:16
25450文字
会話率:43%
※基本的に火曜日と金曜日に更新しています。
超能力を操る者――サイキッカー。
その一人である主人公、風峰蒼夜は、サイキックを駆使して仲間たちと共に、日本の闇に潜む敵と戦い、ついにはその敵の本拠地へと攻め込むに至る。
だが、その本拠地での戦
いで、蒼夜は敵から致命的な一撃を受けてしまう。
死んだかと思った蒼夜だったが、次に気がついた時には、完治した状態で謎の空間にいた。
そこでディアーナと名乗る存在から、死ぬ直前に救出した事と、そこがグラスティアと呼ばれる地球とは異なる世界――異世界だという事を聞かされる。
そして、グラスティアで起きているとある異変の原因を突き止めれば、地球に戻る手段を確保出来るかもしれないと言われた蒼夜は、異世界に来た事で強化されたサイキックを駆使し、その原因の調査を手伝うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:00:00
2182152文字
会話率:40%
「君に伝えておくことがある。私は君を妻として愛するつもりはない」
結婚式が終わってやっと一息ついたところで夫になったばかりのアレクシスにそう告げられたメルフィーナ。
アレクシスから開拓中の貧しい土地をもぎ取り、公爵邸を後にしたメルフィー
ナの共はアレクシスのつけた監視役の護衛騎士、セドリックと無口な侍女のマリーのみだった。
結婚直前に前世の記憶を取り戻したメルフィーナは、ここが前世で雑学系乙女ゲームと揶揄された「ハートの国のマリア」の世界であり、自分がアレクシスルートの悪役、メルフィーナ・フォン・オルドランドであると気づいてしまう。
家族とは不仲、結婚相手には愛する気も子供を作る気もないと言われたメルフィーナは、何もかも馬鹿馬鹿しくなった。
実家も婚家も、もう知らない! あんな男のために悪役になって修道院送りになるのもまっぴら後免よ!
不遇に育ち不遇な結婚をしてしまったメルフィーナは、家族も夫も関係なく勝手に幸せになろうと決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:00:00
1183476文字
会話率:46%
アイシャは14歳の女の子。都市近郊の素朴な街に美少女としてゆるゆると生まれ育ったが、そろそろ将来のことも考えなければいけないお年頃。ところがひょんなことから、ある神様に目をつけられて、最強の戦闘技術を引き継ぐことにされてしまう。
その
神様、武神様が言うことには「我が人間時代に極めし最強の”技”は、我が人間時代に極めし最強の肉体など無くても最強であるはずだ。最強であるべきだ。」
「選びぬかれた、最低ポテンシャルのへなちょこ肉体と人類屈指の優良健康体を併せもつ少女・アイシャよ。我が最強の武神流を託す。この”技”をもって、我が武神流の最強を証明せよ!」
などと言われたので仕方なく証明したアイシャに、「ご苦労さまであった! あとはもう心のおもむくまま、好きに生きるがいい! 託した”技”はその助けになるであろう!」と軽く言い放った武神様。
話の流れで"技を受け継ぐ展開にならなかった未来の運命の予言"を聞かされ、そのあまりにも、あまりにもな悲劇を避けるべく、生活能力を身につけようと決意(あまり忙しくないのを希望)するアイシャ。
【特技欄:武神流】ひとつを引っ提げて歩む社会体験の旅。
自分がやりたいことって何だ。生活っていつから始めていつまでやらなきゃならないの。社会の歯車にはなりたくない!
問題だらけの人生初心者・エンジョイ勢少女の冒険はどんな着地を魅せることになるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:00:00
482600文字
会話率:34%
唐突な事故、それも不条理な、最近よくある踏み違いアクセルに撥ねられた瓜生沙良(うりゅう さら)は、車の下敷きになって死亡した。
その後すぐの、まさかのスカイダイビング(異世界転生)に戸惑うも魔剣と出会い、そしてそれと敵対している竜王にも出
会う。
沙良が居なければ、きっと魔剣が抜かれるのはもっと先の話だったし、竜王とはもっと凄惨な戦いになっただろう。
だが、沙良の憎めない性格が滲み出ているお陰か、強者達は行動を共にすることになる。
そして、魔族だった沙良は……魔剣の扱いをほんの少しミスしたせいで契約妻となるし、この世界を生き抜くためと、死ぬよりもつらいしごきを竜王から受ける。
始まったばかりの異世界生活は、最初から飛ばし気味だしよく飛ばされる(物理)。
沙良は無事に、ここで生きていけるのだろうか。いや、おそらくは幸福な毎日を送る事だろう。
ただ、女神から「お幸せに~」と言われたことなど、きっともう微塵も覚えていないだろうけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 11:21:07
199736文字
会話率:35%
「え。聖女なのに私、王国だけじゃなくて教会から追い出されるの?」
召喚された使えなさそうな勇者と、たった二人で魔王を討てとか、自殺しに行けと言われたに等しいわよね。
聖女って、祈りもするけど呪うことだって出来るんだから。呪われてしまえ~!
路銀も持たされない勇者って何?
ダサい金ぴか服を着せられちゃって……冴えない感じだし詰んだ。
私、詰んでる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 07:08:35
128906文字
会話率:35%
田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 11:20:22
3295007文字
会話率:57%
【書籍化・コミカライズ予定】
「お前、最近何もやってないよな。ぶっちゃけもういらないんだ」
ゼノスはある日、パーティリーダーのアストンに言われた。
ゼノスは貧民街の生まれ故、公式のライセンスを持っていない治癒師。それでも自分を拾って
くれたパーティーに恩返しするために必死に腕を磨いた。
その甲斐あって、仲間が少しでも傷がつけば一瞬で治療し、そもそも傷を負いにくいような防護魔法や、能力強化魔法も併用し、ゼノスのパーティは不死身と言われるほどに名をあげることになった。
しかし、パーティのメンバー達は、傷を負わないのは自分達が強くなったからだと勘違いし、ゼノスをお荷物だと考えるようになった。そして、公式ライセンスを持たず、貧民街出身のゼノスがいることは、パーティの名声にかかわると思い始めたのだ。
パーティを追われたゼノスは、ひょんなことから大怪我をした奴隷のエルフの少女の命を助けることになる。
「私、生きてる……? 絶対死んだと思ったのに」
「ははは、これくらいはかすり傷だろ」
「……すごいっ」
エルフの少女を助けたことがきっかけで、ゼノスは街角で闇ヒーラーとして治療院をひらくことにした。
ライセンスを持っていないので、治療は言い値になるが、弱きを助け、強き者からは大金をせしめる闇ヒーラーの噂は口コミで広がり、それはやがて王宮にまで届くようになった。
一方、ゼノスが抜けたパーティは、優秀な治癒師が抜けたことで、満身創痍の状態にあった。
でも、今さら戻ってこいと言われても、気にいらない相手からは高額の治療費を受け取るようにしたので……おたくら払えますか?
※日間総合1位
※週間総合1位
※月間総合1位
※四半期総合1位
ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 11:05:36
637451文字
会話率:52%
うさぎはある夜、夢を見る。
予知夢を見たのでは?と言われた矢先、社会科教師の矢草とともに地震に遭遇し、戦時中の某地へとタイムスリップしてしまう。
そこで出会った兵士から知った、秘められた気持ちに気づく。
最終更新:2024-07-08 10:31:32
1213文字
会話率:50%
魔法王国と機械帝国の戦争最前線、地獄と言われた戦場で、見習い魔女と新兵の少年は出会う。
だが、そこは本国にナイショで戦争するフリをして、王国魔女と手国兵士が仲良くイチャコラしている地獄(笑)だった。
少年と少女は魅かれあいながら、戦争ゴッ
コを頑張って演じたり、本国からくるエライさんにここの実情がバレないように接待したりと日々奮戦する。
そんなある日、逢瀬の後で少女と少年は未知の魔法を発動させ、なんとお互いの体を入れ代えてしまう。
先輩たちの勧めで、お互いの国の理解を深めるべく二人はそれぞれの国へと旅をすることになる。
そして彼女と彼が見て、知った事とは……?
果たして二人は、長きに渡る戦争に終止符を打つことが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 08:10:00
222724文字
会話率:40%
四神高校文芸部に在籍する少女青滝龍子。
コンテストで奨励賞を取るほどの実力がありますが、文芸部には同じコンテストで入選や佳作を取る凄い女性の先輩が三人もいます。
その先輩方はいずれも劣らぬ強烈な個性の持ち主たち。
圧倒される龍子。まあ自分は
自分だからと言い聞かせます。
ところが背後から声が。
「本当はそんなこと思ってないんだろう。おまえの創造力、想像力、表現力はあの三人に劣っていないはずだ。そして、おまえは俺の番だ。龍子」
声の主は四神の一人青龍。青龍に一方的に番と言われた龍子は青龍に乗せられ異世界に旅立つことになりますが。
ありま氷炎様主催の「第九回春節企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 08:10:00
88945文字
会話率:51%
リーシャの職業は「マッパー」。パーティーの中でマッピングをするのが仕事。戦闘能力がないという理由で軽く扱われてきた彼女ですが、ついに自動的にマッピングをするナビゲーションクリスタルを手に入れたという理由でパーティーをクビになります。
途方に
暮れていたリーシャを雇ったのは熊のような風貌をした筋骨隆々の男フィル。
フィルはただマッピングするばかりでなく、その先に潜むモンスターの存在も見抜くというリーシャの能力に気づき、フル活用。リーシャもやり甲斐を覚えます。
そんなある日フィルはヴォルケーノ山麓を平穏にするというクエストの請負に指名されます。
ところが高額な報酬に目が眩んだリーシャの以前の雇用主ブラムがこのクエストを横取りしたことから登場人物は全員己の過去と対峙することになるのです。
ざまぁ、もう遅い込み、ハイファン風味の異世界恋愛。ハピエンです。
家紋武範様主催の「夕焼け企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 19:00:00
18007文字
会話率:55%
隣国のエスタナ帝国では七人の妃を娶る習わしがあった。日月火水木金土の曜日を司る七人の妃を選び、日曜日が最上の正室であり月→土の順にランクが下がる。
これは過去に毎日誰の妃の下に向かうのか、熾烈な後宮争いがあり、多くの妃や子供が陰謀により亡
くなった事で制定された制度であった。無論、その日に妃の下に向かうかどうかは皇帝が決めるが、溺愛している妃がいても、その曜日以外は訪れる事が禁じられていた。
そして今回、隣の国から妃として連れてこられた一人の悪女によって物語が始まる──
※キャライラストは専用ソフトを使った自作です。
※地図は専用ソフトを使い自作です。
※背景素材は一部有料版の素材を使わせて頂いております。転機禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 07:00:00
122688文字
会話率:46%
あれから、1年。 以下 2020.3.12 の「ちょいちょい」より
弁当箱大のソニー製ラジオを出して
スイッチを入れて聞く。
もちろん、山奥なのでNHK(笑)
3月11日がやってくる
希望をもってすすむ。
誰かが言った
「
運命の分かれ道、行くも、もどるも・・」
もう4,5年前になるか、
居酒屋で、
宮城出身の人とややしばらく、震災時の話をしていた。
最後に言われた言葉。
「もう、振り返るのはやめよう。じゅうぶんだよ。
前を歩こう」
たしかにその通りだな(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 07:00:00
732972文字
会話率:6%
「上様ですか
領収書じゃないですよね」
おいおい偽名か
ふざけてんのかというあらさーか
30中盤の女性。
「珍しい名字ですね」
ニコリとする笑顔は営業用か
若さあふれるフレッシュ20代前半
たぶん私が思うに
上様の意味をまったくわかってい
ないのだろう
ここは、街の中心部にある市民会館の一部屋
数十人、いや100人近くはいるだろう
男女ごちゃごちゃで名刺交換。
しかしながら圧倒的に女子には
「上様ですかあ」
ちょっとちょっとという印象で
語尾が尻上がり
この台詞を何度言われたか。
あからさまに偽名と疑っている輩も多い。
それを逆手にとって
逆アピールといきたいところだが
それだけで心が折れてしまう
そこがあと一歩で自分で情けない
世間が草食系男子と言われる所以か
自己紹介しよう。私の名前は、上 武男。35歳。
もちろん未婚。
てっきり姿を消したと思った女子がまだ質問する。
「ちなみに、ご職業はどのようなお仕事を?」
おそるおそる聞かれる。やはりそこか。
上様の後に必ず私に皆さまが尋ねる質問
その前に少し説明。
私は、人目が恥ずかしいので青年教室では
ちょっとおしゃれな、実をいうと
かなり高額なサングラスをする
レイバンだったかあんパンだったか・・
が良い物は良いということで、とても氣にいっている。
そして、服装について主催者は
普段着でと強調しているが
私は常にスーツを着てくる。
普段着と言っても仕事柄スーツを着る機会が多く
何をもって普段着と言うのか迷うからだ。
やはり勝負事には、いつも着ているものが落ち着く。
そんなこんなで、私はアルマーニのスーツを着てくる
高くても良い物は良い。その持論だ。
私はアルマーニは私の天性だと思う
それくらい惚れ込んでいる
さて前置きが長くなった。
「ちなみに、どのようなお仕事を?」
最後にこの質問を聞かれたら
私は、必ずサングラスを取るようにしている。
その質問には、相手の目を見て答えたいからだ。
グラサンを取った時、「失礼しましたあああ」
こう言う人は多い。
いやもっと言えば、あわてて逃げる。
だから、この質問の答えを最後まで言い切ったことはない。
このパターンの繰り返し。前に進むどころか
氣持ちが後退していく。
これでは、婚活も何もあったもんじゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 17:00:00
4388文字
会話率:12%
孤児院育ちのファティアはある日『聖女の力』に目覚めた。
その力を買われ、ザヤード子爵家に引き取られたのだが──義妹のロレッタに母の形見であるペンダントを奪われたそのときから、『聖女の力』が何故か発動しなくなる。
(どうして聖女の力が……?
けれど何よりも、母の形見だけは取り返さなきゃ……!)
そしてその日を境に、何故か義妹のロレッタが『聖女の力』に目覚めた。
それからファティアは『元聖女』としてロレッタから虐げられる日々。ペンダントを返してほしければ、土下座で頼むよう強要され、絶対服従を強いられ──結局、ペンダントは返ってくることなく、挙句ファティアは家を追い出されてしまう。
絶望に打ちひしがれる中、ファティアは生きていくために独り歩き続け、レアルという街で男たちに襲われかけたところ、ライオネルという青年の魔法によって救われる。
「ファティアは聖女の力が無くなってないよ。修行すれば使えるようになると思うから俺の弟子にならない?」
──呪われた『元天才魔術師』のライオネルにそう言われ、ファティアは師弟として、同居生活をスタートさせる。
そんな中、ファティアが『聖女の力』が発動しなくなったのは有り余る魔力のせいだと指摘され──その魔力と干渉すれば、ライオネルのとある呪いも解けるかもしれないという。
しかし、魔力の干渉は、触れ合うことが絶対条件だった。
「手を握っててくれる?」「……はい! 分かりました!」
「魔力にもっと干渉するには粘膜の接触が」「粘膜の接触……!?」
修行や仮説を証明するために触れ合う二人は、お互いの優しい心にも触れ、どんどんと惹かれ合っていく一方で、ロレッタの『聖女の力』は少しずつ弱まっていき──。
これは『元聖女』と言われたファティアが聖女の力を再び自分のものとし、『元天才魔術師』のライオネルに溺愛され幸せになる、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 06:00:00
165431文字
会話率:40%
無口、無愛想、堅物。シェーラはそんな夫──マティアスのことが大好きだった。
二人の間には四歳になる息子も居て、特段大きな喧嘩をしたこともない。
周りからすれば、夫婦生活は上手くいっているように見えた。
しかし、シェーラはマティアスから好き
だと言われたことがなかった。シェーラが好きだと伝えても、『ああ』と返されるだけだ。
そんな破綻寸前の結婚生活、妻が庭園に花を植える理由とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 07:05:18
5319文字
会話率:40%
最強の退魔師と謡われる一族に生まれながら、才能が欠如し、術者として落ちこぼれ、無能者、欠陥品言われた少年・星守真夜。
だが彼はある日、異世界の神に異世界へと召喚される。
そして異世界にて四年の月日を過ごし、強大な力を得て、勇者と共に異世界を
救った彼は、再び元の世界に戻ってきた。その力を得た状態で。
しかしそれは新たな始まりに過ぎなかった。
帰還した真夜は、今度は退魔師として、戦いに身を投じていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 05:54:25
1050159文字
会話率:39%
2015年。六月下旬。
暑さが増していき、熱中症の患者が多くなり始める時期。それは暑さが見せる蜃気楼か、それとも新手のフェイクニュースか。
世界同時多発的に、一七九の地下大空洞--通称・ダンジョンが発見された。
世界は混乱に陥ったが
一部の者達は沸き上がる状態。
同時多発的に起きた現象が一つであったなら、あそこまで混乱はなかったのかもしれないが、人には超常的な力が宿っていた。
超能力とスキル。後に実力社会を強く押すことになる力。
そしてそれだけでなく、ダンジョンがあるなら、あれらもいる。
ダンジョンから漏れ、やがって溢れ出しすそれらを数多の名で呼ぶ。
魔物、モンスター、怪物、妖怪。
混乱と不安の世も、三十年の年月が経ってしまった世界では。
社会と共生し、人は少しのバイオレンスと狂気をもって生活している。
大人だけでなく、子供にすら伝染したそれは。
青少年時代に強く融和はした。
学校教育にダンジョンの探索と超能力の訓練、そして生徒や先生との殺し一歩手前の試合などが行われ。
その色を強く出す七薔薇学園に、一人の男が夢と希望を抱いて入学した。
入学早々に、超能力の差に絶望し、そしてスキルすら否定された。
最底辺な組として位置付けられる八組。
その中でも最弱、無能としていじめられ、虐げられ。自殺を考えた時に、事なかれに生きるでもなく、復讐に殉じるでもなく、トップを目指すでもなく。
才能も努力もないなら、体を鍛えればいいじゃないかと。
そして始まった過酷な筋トレ。
早朝に校舎の回りを百周、朝ご飯は限界を越えて食べて、授業中も虐められている時すら筋トレ。
家に帰れば勉強そっちのけで腕立て伏せ、腹筋、スクワット、握力など鍛えまくり。
虐める者達は、この男の頭の可笑しさに気づき恐怖し、絶望に落として心を折ろうと、夏休み前に開かれる生徒主催の大会にエントリーしていて。
一年最強ともいわれる蒼髪の闘士と戦うことに。
今の自分がどれぐらいの強さなのかを知るために、久しぶりに最弱無能と言われた能力とスキルを使う。
空は晴れ晴れとして太陽がよく出ていた。
勝利の女神は目の前にいる気がする、だがすべての結果は辿り着く前に九十度にへし折られ、阿鼻叫喚が闘技場内を響かせた。
目の前の星の腕を握り潰した男は、どうやら鍛え過ぎてしまったらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 02:35:01
4818文字
会話率:12%