頭を撫でられて、可愛いと言われて、ぎゅっと抱きしめられて、ころっといった。
お手軽な女を都合よく使うための魔法の言葉に過ぎないのに。
24歳、なんて中途半端な数字。
本気で紹介する気もないのに、あいつのタイプの女友達の話をしたり、お嫁さ
んの条件を聞いてみたり。
察しの良いずるい男にばれないように顔を隠して。
冗談でも、彼女になってあげようかなんて言えない。
言えない気持ちのまま、ずるい男と身体を重ねる。
ずるい男の望むような女の子なら、こんなにぐるぐる頭を巡らせなくても平気で言えるはずの言葉。
あーあ。めんどくさいなぁ
今日もまた、あの男をどうやって手に入れるか、姑息に臆病に、滑稽な作戦を立てる。
「くず」
「えぇ~俺結構他の男と比べてまともな部類だと思うけどなぁ」
そうだよ。君はまともで、意外と実直で、根っこが優しい。
合えば会うほど、話せば話すほど、君はずるい男だね。
そんな態度でいて、女が落ちたらポイだなんて
クズいね
他の男よりまともで、優しくて、女が喜ぶ言葉を紡いで、
だからくずなんだよ。
とっても、くず。
あぁむかつく
こんなわかりやすい男に引っかかる自分のちょろさに、腹が立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:19:40
45218文字
会話率:41%
絶対思春期と反抗期男子高生の颯人は毎年恒例で年末に祖父母の家に行くことになる。
そこで祖父母に衝撃の事実を伝えられ、なんとも言えない気持ちになる。そうして祖父母の家周辺を散歩していると1人の少女に出会い、彼の人生が大きく変わることになる。
最終更新:2025-01-11 00:18:19
7344文字
会話率:37%
ブゥーン…》(窓から右腕を出し捻りハチマキをしてマルボロをふかしながら運転)現場帰りの午後。
俺はいつものように帰宅した。
玄関先から飛び込んでくる愛くるしい姿が目に映った。
里親募集で出逢った愛犬のチッポだ。
名前が卑猥だって? 俺も
思ったさ。 しかもメスで美人な顔立ちのポメラニアンだ。
散歩中も女性に声を掛けられてチッポの名前を言うと
案の定お互いなんだか微妙な空気になる。
そんなこんなで、この1年間は仕事から帰宅後と朝4時に。
1日2回を15分程度ずつしているんだ。
寝る時もお腹の上か腕の間に入ってくるし可愛いやつなんだ。
で、今日もまた。 いつも通りの夕方の散歩に出掛けることにした。
チッポと散歩に行くとかなりの高頻度で声をかけられるのだが、チッポがいないと声を掛けられる事はあまりない。
なんでも人相が悪いらしいのだが、人は中身も重要なのに第一印象を見た目で決められるのはなんとも言えない気持ちだ。
(こんにちは〜
チッポちゃんもこんにちは〜
と、声を掛けてくれたのは、半年前くらいから散歩を通じて知り合った近所のおばさんだ。
見た目はふくよかで気さくでいいおばさんだ。
でもそうだな〜。
時間がない時に遭遇すると少し厄介なんだ。 話が好きな人でな。
『あ、こんにちはー! ゴンちゃんもこんにちはー』
ゴンちゃんというのはゴンザレスという名前でゴンちゃんらしい。
黒のパグなのだが、これはこれでたまらなく可愛い。
結局、ママゴンに捕まって30分程話こんでしまった。
チッポもゴンザレスも最初は尻尾振って遊んでたけど、いまは伏せて寝ているようだ。
さて、そろそろ帰るか腹も減ってきたし
『それじゃ、今日は帰りますね!いつもありがとうございます。またねゴンちゃん』
そういえばお互いの名前はお互いまだ知らない。
チッポと歩き出した。 [クァーウン]チッポのあくびにつられて俺も『ふぁーーーあっ』大きなあくびをした。
2人目を合わせて笑いあってるかのようなシーンが3秒ほど過ぎ…また歩きだすことにした。
歩きながらけど申し遅れたが自己紹介しようとおもう。
俺の名は… 。
そんな時、目の前に突然猛スピードで突っ込んできたのだ。
ドン!! あたりに鈍い衝撃音とともに目の前が真っ暗になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 16:56:13
2144文字
会話率:0%
千葉県にある何とか牧場で、羊焼き肉定食みたいなものを食べながら牧場の羊を眺めると、何とも言えない気持ちになるのです。
最終更新:2024-01-05 19:45:30
283文字
会話率:0%
青年作家・菱人(リョウト)は、六歳年下の女性編集者・佐知子(サチ)に、気まぐれのように賭けを提案した。「俺の原稿が締め切りに間に合わなければ、君に万年筆をあげよう。間に合ったら、君が桃を買ってくる」。二人には、お互いに触れようとしない過去が
あった。桃と言えない気持ちを抱えて走る駆け出しの社会人と、ぶっきらぼうで恋愛下手な恋愛小説家の物語。
ヒーロー、ヒロインの視点で交互に進みます。
ハッピーエンド、完結保証。
出版業界の仕事描写を含みますが、書き手にはこの分野に関する専門的知識がありません。現実とそぐわない描写があるかもしれませんが、ご容赦のうえ、一種のファンタジーとして受け流していただくか、メッセージなどでご指摘いただければ幸いです。
一部、暴力的と感じられる可能性がある表現を含みます。すべて回想シーンに関わるもので、執拗な描写は避けていますが、フラッシュバック等の健康上の懸念がある方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 09:21:17
99591文字
会話率:35%
「あんたなんか大嫌い!」
年明け初の登校日、坂口丸はクラスメイトの女子、相原円に教室でそう宣言された。
それからことあるごとに嫌いと言われる日々。しかもその理由は聞いても答えてくれない。
嫌い。嫌い。嫌い。
そしてなにも解決しないまま
終業式を迎え、坂口丸は自分の気持ちを心に閉まってカギをかけた。
春休みのある日に母に頼まれ買い物に出かける丸。
そこで相原円にであってしまって―――。
あなたにも素直に言えない気持ちはありませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 10:00:00
10127文字
会話率:47%
高校2年生となる主人公は、ある雨の日に転校してきた天泣 空(アマナキソラ)と久々の再会を果たす。同じ雨が好きな空に、なんとも言えない気持ちを抱きながら日々を過ごしていことになる。
最終更新:2022-03-27 23:06:53
849文字
会話率:20%
夏休み。
僕は、廃線になった幌倉鉄道に今も残る駅跡を訪れた。
炎天下、草ぼうぼうの荒れ地の中に当時のまま時が止まったかのように――だけど時の流れを物語るように、すっかり荒れ果てて佇む駅の施設。
それを見てなんとも言えない気持ちになった僕は、
荒れたホームに寝そべって、目を閉じた。
夜行列車の疲れからか、少し眠気が襲う。
そして目を覚ますと、2人の女の子がホームにいた。
見回すと、草生して荒れ果てていたホームは、今も使われているかのようにきれいになっており、そこに止まっているのはもう二度と来ないはずの電車。
――見るからに古い車体で、エンジンが唸りを上げり。
一緒に乗った2人と話しながら。
終点に向かって、もう存在しないはずの、各駅停車の電車に僕は揺られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 22:00:00
13500文字
会話率:44%
主人公の白神優仁(しらがみ ゆうじ)
高校生デビュー目前に、いっときの感情に流されクレーンゲームで手持ちのお金を注ぎ込み、白いぬいぐるみをゲットする。
しかし、なんとも言えない気持ちになり、就寝するが...
夜中に起こされ、気がつくと目の前
にはあのぬいぐるみが.....って喋った⁈
そんな、1匹のぬいぐるみと1人の男子高校生を描いた日常系?です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 00:00:04
2260文字
会話率:39%
普通の一般人だった私。『天瀬理乃』の複雑で理解されない性格を、わかってもらおうとする話
最終更新:2021-07-15 18:35:40
637文字
会話率:53%
文字を食べる魚を手に入れた女の子。
彼女が魚に食べさせていたのは、誰にも言えない気持ちだった。
他サイトでの自主企画用の作品を改稿しました。
この作品は、エブリスタ、ノベルアップ+でも公開しています。
最終更新:2020-10-03 11:47:03
3321文字
会話率:27%
先ず始めに、これはある1人を除いて誰のこともを批判するつもりはない作品です。
そして、誰かを傷付けるための作品でもないです。
昨今、VR(五感刺激型)MMORPGの小説がメディア化されていますし、ここ、なろうでもよく題材になっています。
そんな、VRMMO系の作品は面白く胸踊るものですが、なんとも言えない気持ち悪さというものが私には感じられます。
そんな、私の衣着せぬ思いをある少年が、親友に語ります。
閲覧注意とまではいいませんが、オタクやVRMMORPG小説に対して結構批判しています。
作者もオタクですが、もし、気分が悪くなりそうであればそっ閉じしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 03:15:16
4200文字
会話率:98%
2019年12月31日。この日、俺は付き合っていた彼女·水島朋美から、“好きな人が出来ちゃった。ごめんね。別れて?”と別れを告げられた。しかも、デートの最中に‼このあと、そのまま年越しのカウントダウンをし‼そのまま、初詣に‼って流れだった
のに‼
振られた‼しかも、朋美の新しい男は、俺の親友·薩川将太だった……。家に帰ろうと思ったが、殺風景な部屋の中でひとりカウントダウンをしたくもなく、人波に呑まれながら、ここ“美神神社”(みかみ)へとやってきて、流れるままに参拝し、社務所でおみくじなるものをひいた。
“末吉。願い事·叶わぬ。待ち人·焦らず待て”なんとも言えない気持ちで、それを結びトボトボと歩いて帰宅……。
俺は、コッソリ用意していたコ◯ド◯ムを捨てた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 23:39:59
2282文字
会話率:40%
時は1981年。中学2年の菜々は、ソフトボール部の部活を頑張っているが、なかなか成果が出ない。
誰にも言えない気持ちを日記に吐き出す毎日。
最終更新:2019-09-09 14:54:57
3353文字
会話率:22%
ようねんじだい。
「だけど、それほんとうにすきってことなんだろうか? すきっていったいなんなのだろうか?
とあくまが言った。
悪魔が僕の恋を試すらしい。
その恋が嘘だった場合、魂は悪魔のもの。それが「ゲームの規則」だ。
さて
、パッとしない高校生になった僕に芽衣子という恋人ができる……。
※ワールズエンドメイデン1期は 意 味 不 明 なので、読んでない方は、どうかそのまま読まないで。
追記
Kくん、最後にアンチクライマックスをありがとう。
読んでなんとも言えない気持ちになれそうでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 16:49:29
3602文字
会話率:37%
言えない気持ちも、叶わない願いも、眠りの底へ持っていこう。
※念の為ボーイズラブ設定にしていますが、ほとんど感じない程度だと思います。
最終更新:2019-02-09 10:39:10
2089文字
会話率:54%
ボーイズラブ作品です。
佐藤と塩で調味料コンビと呼ばれていた俺たち。ある寒い冬の夜、佐藤から貰ったメモリーディスクの中身には思いがけないものが写っていた────────────────
塩と佐藤、そんな名字でずっと一緒にいる俺らは調味料コン
ビと呼ばれていた。塩に言えない気持ちを抱えて過ごしてきたある日、俺は逃げ道を見つけた。怒らせるかもしれない、困らせるかもしれない、それでも俺は自分のわがままな願いを叶えたかった───────────────
2人の目線で語られる悲しい恋のお話です。(ムーンライトノベルから移動しました内容に変更はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 14:00:00
6416文字
会話率:35%
上手く言えない気持ちがある。
最終更新:2019-01-02 23:19:45
306文字
会話率:0%
個人でピアノ教室を営む青年・建石セイジが雨の中行くところがないと言う女の子を保護する。
セイジは女の子を通して、女の子は青年とその教室に通う生徒さんたちを通して少しずつ心の底に仕舞い込んだ傷を癒していく。
女の子には些細な秘密があった。
セ
イジもずっと誰にも言えない気持ちを隠していた。
抱えたままでも、穏やかに日常を過ごしていくこと。それが二人の目標となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 22:00:00
9973文字
会話率:15%
卒業式の日の情景。オムニバスです。言いたくても言えない気持ちを抱えた彼らの恋心を見守ってください。
1話目は大好きな先輩に告白することが出来なかった女の子の話。2話と3話目がその女の子をずっと見守っていた男の子の話。4話目は先輩からみた女の
子と男の子のこと。5話と6話目は先輩に告白された女生徒から見た話。7話目は1年女子の思い。8話と9話は1年男子のこと。10話と11話は1話目と同じ女の子の話です。ほぼ彼女の独白になります。12話はサブタイトル通りに手紙です。嘘つきな彼の本当の気持ちが書かれています。何が本当で何が嘘なのか。手紙の言葉に惑わされないでくださいね。
銘尾友朗さま主催の『春センチメンタル企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 08:51:32
41510文字
会話率:14%