炎と血の匂いが混ざった戦場で、勇者は究極の一撃を放った。
魔族の将軍も、自分も深く斬り合い、そして——世界が暗転した。
次に目を覚ましたとき、そこは深い森の中だった。
肢体は軽く、指は器用だが短く、そして喉から出た声は「キーッ」という奇妙
な叫び声。
「……何だ、これは……!?」と言いたくても、言葉にならない。
水たまりに映るのは、毛むくじゃらの小さな猿の姿。
それは、かつて旅の途中で助けた猿——まさか、あの時何かが……?
「……おいおい、本気かよ……」
言葉も魔法も使えない。だが、この身体には“違う力”が宿っていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-09 23:13:31
8287文字
会話率:23%
「好き」って言わせたいのに、毎回言わされてる件。
勝ち気な大学生・新戸は、相方・申田に「好き」って言わせたくて仕方ない。
けれど毎回、いい感じのタイミングで逆に「好き」って言わされてしまうのは――なぜ!?
気だるげゲーマーで悪戯好きな申田
と、新戸の攻防戦(という名のいちゃいちゃ)は今日も平和に進行中。
「さるちゃんおかえり〜!ご飯にする、お風呂にする、それとも、...おれ?♡」
「風呂」
「ちょっと!そこは俺でしょ!?」
気持ちが重たいわけでも、すれ違ってるわけでもない。
ただ“好き”が言いたくて、言ってほしくて、ちょっと意地を張ってるだけの、大学生ふたりの等身大ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 00:13:23
851文字
会話率:73%
時は世紀末……を、とっくに過ぎていますが。
『世紀末』『荒廃した大地』をイメージした舞台のTRPG、そのリプレイです。
システム名は、
『ヒャッハーと言いたくて無双された』
テキトーです。オリジナルです。ごめんなさい。
ルール
等は説明を挟むつもりですが、胸に七つの傷があるような男に倒されるチンピラをプレイヤーが演じるシステムです。
プレイ時間は1~2時間、その場のノリ100%の事前準備なし(なにもかもサイコロで決める)。泥棒を追いかけながら縄をなうような話のため、矛盾や齟齬もありますがご愛敬。
アホウな話ですか、良かったらご覧になってってください。
なお、『TRPGってなに?』『リプレイって?』に関しては検索してください。軽く説明するなら、喋り倒して遊んだ記録です。
もうひとつ。あくまでフィクションを前提とした遊びです。また『世紀末っぽい雰囲気(雰囲気だけ)』でプレイしています。『その場限りのギャグ』で流してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 22:13:20
38343文字
会話率:11%
キャッチコピー
「半分実話で、半分作り話」
この世界で生きていると、どうしてもその人を見て。
なにか言いたい、ツッコミたい、やってみたいと思うことがあります。
しかしできません。
ですから、この作品でやってみようと思います。
ネタが少な
いので、不定期更新になると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:00:00
13272文字
会話率:24%
なすりつけと、なすられつけ
キーワード:
最終更新:2025-04-06 22:16:10
200文字
会話率:8%
それは、ただの思い込みかもしれない。
最終更新:2023-07-25 00:43:28
229文字
会話率:13%
辺境伯の長女アリシア・オレールは自分の意思とは関係なく、婚約解消を言い出してしまう。しかしその発言により無口だった婚約者ジルベール・ジャルディノが覚醒し……。
ジャルディノ侯爵家とオレール辺境伯家を巻き込んだ騒動、魔物の暴走などの事件もあり
つつ、前世のトラウマを持つ二人が幸福になるまでのお話。
氷雨そら様主催「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:04:51
23739文字
会話率:41%
真島拓はパン屋の看板娘に惚れていた。
好きと言いたくて毎日パンを買いにいくけれど、今日もまた勇気が出ない。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-02-24 18:47:05
783文字
会話率:30%
今日から中学生の少年——甲矢仕 健剛。
特に秀でた特徴のない少年は平凡な中学校生活を送るはずだったが、目が覚めるとおかしなことが起こった。
日本人の特徴である黒毛がアニメのように変わっていた。人によってカラーが変わっていたのだ。
し
かし、その異変に気付いているのは自分だけで、家族も友人も教師も、その『異変』に気付くことはなく普通に生活を送っている。
髪や瞳の色が変わってしまい、日本人の個性がなくなった今、一人の不思議な少女と出会う。
初めて会うはずの少女は、俺のことを知っていて、未来の記憶があると言う。
更に衝撃的なことを言った。
「早矢仕は、いつの日かベットの上で重篤な状態になる日が来る」と。
どうすれば助かるかと聞く俺に「普通に過ごそう」と言われ、普通の生活を送ることを決意する。
身構える俺に起こる事件は、学校の校舎が破壊されたり、宇宙人が襲ってきたり、テロリストと戦うことになったり
……することはなく、学生内に起こるトラブルや問題ばかり。
俺はいつか来るその日に備え、人生に後悔を残さないよう普通の日々を満喫することを決めたのだった。
知らずしらずのうちに、少年たちの人生が大きく変わり始める。
※補足
拙い文章ではありますが、日々精進します
読み終わった、又読んでる途中でも
「感想書くぞ!!」「評価☆五です!!」「これどうなんの!?」「こうなって欲しい!」
等の意見・評価・誤字脱字の指摘はバシバシお待ちしております。
※私が関西出身の為、主人公と一部登場人物は関西弁を使用しています。
※多数の語尾・口調が登場します。苦手な方はお許しください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:00:00
66849文字
会話率:43%
「深層心理発露時嘔吐宝石症」という奇病に罹り、本音を口にするたび宝石を吐くようになった朝日。言いたくても言えないでいたことを全て吐露すれば病気は治るらしい。友人の泉はその経過を見守るが、なかなか完治しない朝日が一体何を言わないでいるのか気に
なってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 03:47:56
3686文字
会話率:54%
オリヴィアは今日も書類に埋もれて仕事をする。
王太子の婚約者、という責務に縛られて。
当の婚約者は恋人と観劇に行っているというのに。
カチカチ頭の中で音が鳴り響く。
カチリ、とあるべきところに収まる音が響いたとき、オリヴィアは言いたく
ても言えなかった言葉を口にした。
「…もう無理です…」
する必要のない努力を重ねていたことに気付いたオリヴィアは自由に恋をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:02:15
18503文字
会話率:29%
初めていただいた「誤字報告」で、修正かけたらどなたかもわからず、お礼が言いたくて書きました。
親切な方、ありがとうございます。
お目にとまりますように。
最終更新:2024-12-14 10:58:19
754文字
会話率:11%
"令和"とは皆様ご存知の通り、現在の年号です。
これは"平成"ではなく、"令和"なので、今現在の直近のお話。ということになります。
そして、
"哲学"ですが
、哲学とだけ聞くと、なにか小難しく思うかもしれませんが、簡単に言えば、"自分の考え"です。
皆様が知るような昔の偉い哲学者の方々は、色々な学問を修めた末に哲学者となっています。
なので、素晴らしい考えをひろめていくことができましたが、それと同時に小難しさだったり、哲学を変に高尚なものにしてしまった側面もあったでしょう。
ですが、先程言ったように哲学とは、自分の考えであり、それ以上でも以下でもありません。
皆様一人一人の考えは、一人一人の哲学なのです。
人類総哲学者です。
そんな、80億近い哲学者の中のほんの一人の私が、今直近で考えていることをまとめていくもの。
それが"令和哲学書"です。
まあ、ここまで長々と説明していきましたが、私が生きていく上で思ったことを書き綴るメモ帳、それを公開していると思ってください。
これを見て、変なこと言ってるなー無駄なこと言ってるなー気持ち悪いなーなど、何を思って、何をコメントして頂いても構いません。
私がただ言いたくて言ってるだけなのです。
ただ、それを見て、どれか一つでも実生活に役立ち、皆様をポジティブな気持ちにさせることができたなら、とても嬉しいです折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-25 14:30:28
10984文字
会話率:2%
コミュ障でボッチのオレに、憧れの彼女が声をかけてくれた。
天使みたいにやさしくてかわいい彼女。
オレは、彼女のためならきっと死ねる。
※他サイトでも公開中です。
※仕様が変わったそうなので、手順を確認がてら投稿公開です。
※個人的にお気
に入りな短編です☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 14:04:07
4160文字
会話率:18%
神託によって勇者に選ばれたのは私の夫だった。妻として誇らしかった、でもそれ以上に苦しかった。勇者と言う立場は常に死と隣り合わせだから。
『ルト、おめでとう。……でも無理しないで、絶対に帰ってきて』
『ああ、約束するよ。愛している、ミワエナ
』
再会を誓いあった後、私は涙を流しながら彼の背を見送った。
そして一年後。立派に務めを果たした勇者一行は明日帰還するという。
王都は勇者一行の帰還を喜ぶ声と、真実の愛で結ばれた勇者と聖女への祝福の声で満ちていた。
――いつの間にか私との婚姻はなかったことになっていた。
明日、彼は私のところに帰ってくるかしら……。
私は彼を一人で待っている。『おかえりなさい』とただそれだけ言いたくて……。
※作者的にはバッドエンドではありません。
※他作品『一番になれなかった私が見つけた幸せ』の前日譚でもありますが、そちらを読んでいなくとも大丈夫です。
※アルファポリスで先行投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 09:16:17
21134文字
会話率:27%
ある悩みがあります……
最終更新:2023-04-27 16:09:42
863文字
会話率:5%
春です。
暖かいを通り越して、すでに熱い日差しの日もある今日この頃。
厚く言い訳と、堂々たるステマ的自作品宣伝と、新生活って経験値稼ぐのに良い切り替え場所だよ! 多分……と言うだけの怪文書。
最終更新:2023-04-21 23:16:39
1610文字
会話率:0%
あんまりだ。
お隣に住むお兄さんが好きだった。
モテるし連れてるのはいつも綺麗な女の人。
妹としか見られてないのを承知で告白したのに、なかったことにするなんて。
幼馴染とのじれじれ恋愛。
視点が代わりながら進んでいきます。
※交通事故と
そのトラウマの描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 12:00:00
39774文字
会話率:46%
この春にボードゲーム部に新入部員として迎えた女子生徒に、俺も部長も勝つことができない。そこで俺達は、夏休みを使ってチェスの特訓をするのだが――。
最終更新:2022-12-07 17:28:35
800文字
会話率:6%
ジト目と呼ばれる彼女に僕の勝手な秘密を言いたくて、僕は今、少し冷たい潮風を受けて走っている。
最終更新:2022-11-24 07:07:04
675文字
会話率:0%
毎度おなじみの思い付きエッセイです。含蓄のある話ではないのでご注意ください。
ただただ人生に無駄なんてない。もしくは無駄じゃなくすればいいんだと言いたくて書いてみました。
最終更新:2022-11-23 16:41:39
1948文字
会話率:6%