ねぇ、大人になるってどういうこと?
大人になるって、怖いこと?
これは、
親鳥に守られていたヒナ鳥が大空へ羽ばたく話。
あらすじ
高校三年生の羽石ことりは、ずっと憧れていた美術大学への進学も決まり、あとは卒業式を待つのみとなっていた
。
幼なじみで恋人同士の奏と高校最後の日常を謳歌していると、女手一つでことりを育ててくれていた母が倒れてしまう。
母はなんとか一命を取り留めたものの、右半身に障害が残ってしまった。
進学か、母か。ことりは進路を迷い始める。
迷いを奏に相談するが、ことりは厳しく批難されてしまい……。
結局、進学か帰郷か決められないまま学校が始まる。奏と会うことに気まずさを感じて登校するが、奏は学校に来なかった。
奏に連絡すると、冬休み中に奏が事故に遭っていたことを知り……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 13:12:03
17239文字
会話率:44%
ハードな生い立ちだけど、それを全然気にしない母とじいちゃんに愛情たっぷり育てられ、周囲の環境のせいで突っ込み気質に育った、平凡顔(褒められて育ったため自己肯定感MAX超え)の俺は、まったく会ったことのなかったクソ野郎現男爵(実父)に拉致られ
、王様の学友ポジをゲットしろと命じられる。母の命を盾にとられて脅されているが、いまいちやる気になれない。だって、まず母を捕まえられてないし。たぶん捕まえられないし。あと母ちゃん、俺置いてったし!(怒)サボって木の上にいたら、王様(小さい)に見つかった上に、懐かれ?たような。基本的に、親鳥体質の王様とふらふらどっかに行っちゃいそうな猫体質の俺の追いかけっこお世話話。恋愛みは大人になるまで出てきません。たぶん大人になったら、出てくるはず!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 02:14:50
3527文字
会話率:0%
北海道の寒空の下――。
巣立ちの直前、高木から落下し大怪我をしたシマエナガのヒナは親鳥に見捨てられ命を落とす寸前だった。
だがふと目覚めると、なぜか彼は見知らぬ異世界へ飛ばされていた。
武闘家の男に拾われ、魔法使いのエルフに治療されるシマエ
ナガ。
武闘家と共に生きることになった彼は、けっして叶わぬ願いを抱くようになる。
「彼のような強い武闘家になりたい」
シマエナガはある事件をきっかけに勇者の赤子と共に流浪の旅に出ることとなる。襲いくる魔物達から赤子を守る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 17:25:23
3339文字
会話率:9%
「啐啄同時」とは、禅宗の教えで、ひな鳥が外に出ようと卵を内側からつつく時に、親鳥が卵を外側からつつくことで、生命が生まれるというものです。
この短編はそれを踏まえたものになります。
キーワード:
最終更新:2024-10-05 22:47:52
1509文字
会話率:5%
領主は日々、夢を見る。自身が変じた蛇の夢だ。
屋敷の寝台の中から這い出て、窓をすり抜け、領地を離れた山へ向かう。辿り着くのは決まって一本の木に作られた鳥の巣で、蛇は中の卵を親鳥代わりに温めていた。
婚姻を前に令嬢が輿入れをする日の朝
もその夢を見た。蛇が抜け出る窓の向こう、南の山嶺の彼方から従者たちを引き連れ訪れる。可憐な少女から美姫へと成長した令嬢を迎えて、ようやくその由来を知れた。幼かった令嬢とはじめてまみえた、南の国の庭園だった。
前祝いを兼ねた晩餐の後寝室を訪れる。2人きりになった部屋で10年ぶりの対話を楽しむが、ふと令嬢の雰囲気が変わったことに気づいた。かつての幼さの片鱗を脱ぎ捨て寝台の上で待ちわびる姿はまさしく妻としてもので、その視線は夢に見ていた蛇が卵へ向けていた視線と同じであった。
領主は誘われるままに褥へ入り、一昼夜をかけて肢体を絡めあった。
婚礼後まもなく、領主夫妻は第一子を授かった。さらに5人、6人と子宝に恵まれると、成長した子どもたちの助力で執政を盤石のものとした。
領主の名はやがて巻き起こった戦乱を平定し一国を築いた初代国王として伝わっている。
晩年まで国へ献身を捧げた王妃の葬儀には数多くの領民が嘆き悲しみ、長子へ地位を譲った領主は妻君の眠る生家で余生を過ごしたという。
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本作はGitHubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
2867文字
会話率:0%
あるところに嫌われものの神がいた。
それは災厄を司る厄神で、とても美しく、とても残酷で、そしていつも独りぼっちだった。
構うのは心優しい梟の神だけ。
ある時、嫌われものの厄神は白い髪というだけで村中から忌み嫌われている盲目の少女に出会う
。厄神の美しさが見えない少女は、厄神を人だと思い込み、何の畏れも抱かずに懐いていく。
初めて懐かれた嫌われものの厄神は、生まれて初めて自分以外の存在を愛でた。まるで親鳥のように転べば抱き抱え、風邪をひけば腕に抱えて温めてて、不器用ながらに自ら作ったものを食べさせる。それはそれは大切に慈しんだ。
梟の神は喜んだ。
人を愛でる心を持った厄神の成長を、孤独でなくなった厄神の幸せを。
しかし、嫌われもの同士の幸せも長くは続かずーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 02:08:35
15132文字
会話率:40%
彼の家のベランダに小鳥が巣をつくっていて。
最終更新:2022-06-21 08:00:00
1634文字
会話率:15%
産まれた小鳥。祝う親鳥。願いは宿り。選り取りの子取り。比翼連理の翼剥がれ、家族の縁もたけなわに。怠惰な小鳥を産んでしまった悲しき鳥の家族の話。果て亡き自然の輪廻の輪。あぁ無情かな。
最終更新:2021-06-21 17:17:19
1688文字
会話率:0%
高校二年生の松傘史成は一つ下の後輩、日名子百夏に恋をする。ただ…それだけだったはずだった。恋という"モノ"に惑わされた一人の少年と恋という"モノ"で惑わせた少女の歪で悍ましく不格好で醜い恋物語が始まる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 14:58:42
3035文字
会話率:52%
ただの菓子……歌詞です。
弱肉強食の世界での生存競争……。
わずかな時間だけで、親から子へ。そして、子が親になって、親から子へ。
受け継がれていくもの。……という感じです。
最終更新:2020-10-14 18:54:47
539文字
会話率:0%
目覚めたらカラスの子どもが成長して親鳥より大きな体になっても甘え続ける毎日遊び親鳥は給餌する
親鳥の背中は斑の模様だった。
最終更新:2020-09-09 06:14:41
857文字
会話率:0%
とある少女と青年をとりまく、いきあたりばったり会話集(ついったまとめ)
最終更新:2019-02-08 06:25:10
261037文字
会話率:100%
鬼の跋扈する不見(みず)の里で、常に第一線で戦う祝主(はふりぬし)の贄となるため、生み落とされた愛依(うい)の翔士(しょうし)。
ところが他の愛依たちとは違って、翔士は死にかけで生まれ落ち、母の乳より先に、祝主である司凉(しりょう)の血
の味を覚えてしまった。
以来、雛が親鳥を慕うように、翔士は司凉に懐いてしまう。
どんなに邪険に扱われても、間抜け扱いされようと、翔士は祝主一筋。
甘えたがりの愛依は、一生懸命、大好きな祝主の役に立とうとするのだが…。
ムーンライトノベルに、間違えて二話まで投稿しました。改めてこちらで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 18:00:00
150435文字
会話率:31%
世界が終わるなんて漫画かゲームの世界かと思ってた。
しかし、現実は物語よりも簡単に、早く訪れた。
何もかも変わってしまった世界、今日も生きる為3人は旅を続ける…
最終更新:2016-09-06 14:54:35
4747文字
会話率:39%
一人の整備兵。
一人の新兵。
一つの結末。
俊鴉の処女作。
最終更新:2011-02-11 16:51:22
5270文字
会話率:2%