鬼の跋扈する不見(みず)の里で、常に第一線で戦う祝主(はふりぬし)の贄となるため、生み落とされた愛依(うい)の翔士(しょうし)。
ところが他の愛依たちとは違って、翔士は死にかけで生まれ落ち、母の乳より先に、祝主である司凉(しりょう)の血
の味を覚えてしまった。
以来、雛が親鳥を慕うように、翔士は司凉に懐いてしまう。
どんなに邪険に扱われても、間抜け扱いされようと、翔士は祝主一筋。
甘えたがりの愛依は、一生懸命、大好きな祝主の役に立とうとするのだが…。
ムーンライトノベルに、間違えて二話まで投稿しました。改めてこちらで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 18:00:00
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会話率:31%