私は記憶力が良い
ほんの些細な日常を忘れられない
日本史とか、英単語とかそういう暗記は苦手。
だからこの記憶力はあまり、表立って役に立つことはない
人の名前を覚えるのも苦手。
しかし一方で、人の好みだったり、思い出だったり、日常の些細な
、誰も覚えてないようなこととか覚えていて欲しくないようなことばかり覚えてしまっているのだった折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 13:19:19
324文字
会話率:0%
―行く蛍 雲の上まで 行ぬべくは 秋風吹くと 雁に告げこせ
『伊勢物語』四十五段
蛍の方は、叶わぬ恋に胸をこがし、自らの人生にひとつの結末を与えようとしていた。二度と会うことはないはずの貴公
子への片想いに耐え切れず、その心までをも失くしてしまおうとしていたのだ。
しかし、その貴公子は彼女のことを覚えていて、高貴な友人を彼女のもとに使いに出す……
これはひとりの少女が幸せな恋を見つけるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 12:04:13
232719文字
会話率:14%
魔道具作りの天才と謳われた伯爵令嬢オルジネティア。
彼女はある日、同じ学園の生徒、男爵子息クオントロッドの才能を見出した。
高い魔力を持つがその出力が極めて低い彼は、彼女の研究に役立つことに気づいたのだ。
魔道具の研究を手伝わせると、彼はた
ちまちその優れた能力を発揮した。
このままクオントロッドが魔道具作りを覚えていて能力を開花すれば、他の魔道具工房に引き抜かれてしまうかもしれない。
思い悩んだオルジネティアは、お付きの侍女に相談した。侍女は答えた。
「それなら婚約などはいかがでしょう?」
果たしてオルジネティアはクオントロッドと婚約することができるのか?
最後にオルジネティアが自覚したこととは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 06:40:00
29711文字
会話率:37%
覚えていてほしいって
キーワード:
最終更新:2024-11-16 18:44:23
267文字
会話率:0%
後ろ向きな自分を止められなくても
それでも少しずつ 少しずつ
キーワード:
最終更新:2020-07-16 21:01:59
597文字
会話率:0%
あなたは自分の前世を覚えていて?
それは遠い記憶のようであり、これから辿るべき未来のようでもある。 他の人は覚えていなくともわたしは忘れたことはないわ。
人生は舞台、人はみな役者の言葉の通り――わたしちは役者で舞台を変えながらいつも
同じ芝居を演じているのだけれど、わたしはいつだって脇役で、<彼>はいつも主役。脇役と主役が交わることはないのだけれど、今回<彼>の<恋人>に選ばれたのは、わたしの親友のアンジェで――
アンジュを守るために脇役のわたしは初めて<彼>の前に名乗り出てみたのだけれど……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 17:27:43
10666文字
会話率:39%
私の子供の頃の話です。
とても不思議な体験をしたのですが、この事を覚えていていいのでしょうか。おばあちゃんには忘れろと言われています。自分でも忘れなければと思うのですが何故か忘れられません。森でさ迷った恐怖はありますが、それだけで。他には怖
いことはなかったんですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 17:46:41
2220文字
会話率:22%
その復讐の行く末が、幸福なものであるように――。
故国・風羅(ふうら)を雲竜帝国に滅ぼされた、生き残りの王女・ピユラ。
唯一の供・蒼珠(そうじゅ)とともに復讐の念を抱き、旅する彼女は、偶然立ち寄った街で、幻獣使いの少女・ユリアと彼女を
守る少年・透夜(とうや)に出会う。
帝国にその力を狙われるユリアを助け、ともに旅をすることを約したピユラと蒼珠。その矢先、ピユラたちは、帝国による襲撃を受ける。
帝国においてもっとも力のある魔法の使い手――氷の魔法使い・莠(はぐさ)。
白い軍衣、長い金糸の髪、淡い緑の瞳――まみえたその青年に、ピユラは確かに覚えがあった。
『ああ、お久しぶりだ。風羅の王女様。覚えていていただけたようで、光栄です。今日までご無事で、なによりですよ』
父王の命を奪い、故国を滅ぼした張本人。報復の刃を胸に挑みかかるも、圧倒的な力の差の前に翻弄されるばかりで及びも出来ない。叩きのめされたピユラは、彼の前からの撤退を余儀なくされる。
届かぬ力、足掻いても埋まらぬ絶望的な距離――無力を嘆き足掻くなか、ピユラはやがて、ユリアが操る幻獣も、過去に帝国に大切な相手を奪われ、復讐のために存在しているものだと知り……
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 17:00:00
523747文字
会話率:45%
貴方との思い出なんて一つもなくて。話したことがあるのも遥か遠い昔のはなし。
一目惚れだった。それだけは鮮明に覚えていて。
女の人が嫌いだという話を聞いて話かけなかった。ただ、友達の彼氏の友人。それだけだった。
だけど友達は彼の懐にするりと入
ってしまって、唯一の女友達になった。
熱い視線を送られているのが羨ましい。話をできるのが、顔を合わせられるのが羨ましい。
私は浅ましい女だ。嫉妬して、彼に嫌われている〝女〟になったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:19:43
22864文字
会話率:50%
実話です。
どうしても記録として残しておきたくて書かせていただきました。
書いていて切なくなってしまったけど、読んでいただけると嬉しいです。
そして、少しでも多くの人の心に残ってほしいなと思います。
最終更新:2024-03-04 19:33:11
317文字
会話率:0%
会えない夜は、涙を拭いて夜に消えた、私の心臓はまだ、情熱を探していた。 いつまでもいつまでも、いい女だから、誰かに恋して、身を預けて長い夜を越える、アイラブユーが上手く伝わらなくて
「胸がいたいよ。」
努力をしても届かない、悲しいシンデレ
ラ演じているの 終わらない純情の夜 今宵は永遠の星を眺めていたい
砂に記憶させて、君に覚えていて欲しい 夢の中まで、遠く離れても 波に飲まれても 私を忘れないで
長い時間をかけてあなたを知りたい 愛されるように頑張っても 届かない幸せ
「愛の螺旋を潜り抜けて君に会いたい。」
秘密のメロディ 歌ってもっと愛されたいから
形だけでもいいの
永遠に歌う愛を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 18:51:04
278文字
会話率:40%
死に戻りを繰り返し、三回目。もう嫌になっていた悪役令嬢。
どうせ死ぬならちょっと遊ぼうと軽率に悪魔を召還したが、その悪魔と意気投合したために、遊びまくり。しかしそれでも、やはり死ぬ羽目になった。
後悔は一つ。悪魔を泣かせてしまったことだけ。
四回目。どう生き抜こうか、またはどう死に戻らずに済むか、考えている間に頭痛を覚えた。その頭痛はあの悪魔が封じられている方へ近づくと痛みが和らぐと気付いて、会いに行った。すると、彼は前回を覚えていて、泣きながら生きている悪役令嬢を抱き締めた。
死に戻りを繰り返す悪役令嬢と、気のいい溺愛ヤンデレ悪魔は、今回はハッピーエンドを目指す!
(※RシーンありのR18バージョンもあります※※※アルファポリスサイトにも掲載※)
(※こちら、話数が合わない場合がありますが、ミスではありません※)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 09:00:00
55035文字
会話率:27%
そこには、人の姿をとるゴミたちがいた
光のささない小さなセカイで、一人の少女は彼女とたち共に、精一杯今日を生きている
※本作は過去に執筆した作品の一部文章を修正し、再投降したものになります
最終更新:2023-12-29 22:50:52
9588文字
会話率:40%
公園からの帰り道、いつもと同じ楽しい話をしながら歩いていた親子は赤と白の服を着た老人をみかける。
何となく不憫に感じた母親はその老人に話し掛けると……
「メリークリスマス」
どうか覚えていて、大切にして欲しい
最終更新:2023-12-25 06:00:00
1464文字
会話率:53%
ある日、神崎修斗は、家の階段から落ちて、見知らぬ屋敷にいた。
獣の耳を生やした少女は、俺の事をご主人様なんて呼んでくる。
もしかしなくても、これって貴族になって異世界転生!?
そう思ったのも束の間、招待された貴族のパーティーで何者か
に殺され、目が覚めたら、時間が巻戻って、俺はただのチンピラになっていた。
これって、死ぬたびに、身分が変わってコンティニューしてるのか…?
それは、つまり勇者にも魔王にも魔法使いにも国王にもなれるということでは…!?
ひょんな事から、死ぬたびに引き継がれる、その身分でしか得られない知識や経験で、町や世界を救うことに。
「これって、俺がどれだけ功績をあげても無駄じゃね…。」
これは、歴史に名を残す事の無い少年が陰ながら世界を救う物語。
それでも、そんな少年の事を、覚えていてくれる人たちもいて…。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 20:26:47
16835文字
会話率:24%
大切に思っていた人がいなくなるのは悲しい。
心には残っていて、その人の思いも覚えていて、引き継がれて生きていくのかな。
最終更新:2023-10-17 23:55:29
441文字
会話率:0%
幼い頃。ネコの「トラ」と一緒に暮らしていた。
夜でも玄関に鍵なんて掛けずとも平気だった時代だ。ネコの出入りも自由な、半分野良猫だった。
ある日、父が猛烈に怒って戻ってきた。トラちゃんは、あってはならないことをしでかしていた。
数十年経った今
も鮮明に覚えていて、想い出すとシクシクと心が痛む出来事だ。
そこから私が、いま思う事。整理してみたいと思い、書きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 09:23:18
2801文字
会話率:5%
『ニーチェ問題』
ニーチェ問題とは、本のタイトルは覚えていても、内容は全く答えられない問題
最終更新:2023-05-31 06:15:21
321文字
会話率:25%
その男には愛すべき妻がいたはずだった。しかし泥団子で魔物を追い払ったことは覚えていても、それに関わったはずの妻の記憶が抜け落ちてしまっている。何故誰も覚えていないのか。『勿忘草の聖女』とは? わずかな手掛かりから妻を追い、旅をする男の物語。
最終更新:2023-04-25 12:01:05
4488文字
会話率:55%
ルーチンワークは体が覚えていて効率よくこなすことができるものだ
最終更新:2023-02-20 10:16:40
2039文字
会話率:3%
「そうやって何度も、あの時間を巻き戻す記憶が自分の中に残っている限り、俺はそれだけで、十分なんだ。」
高校二年の夏、あの花火の下、僕は隣に座る人物と口づけを交わした。
「忘れた事なんて、ないよ」
彼は、そう言った。嬉しかった。誰
かを信用することが怖くて、誰からの関心を受けることから逃げてきた僕を、彼だけは、覚えていてくれたことが。そうして、今も尚、その〝キーホルダー〟を持ってくれていたことが。
「蒼井!」
だが。その声は彼に届くこと無く、ああ、また僕は、大切な存在を失った。夏休みが明けても、彼が姿を現すことは無かった。
あの日、花火の下、僕は隣に座る人物の頬に、そっと唇を触れさせた。
記憶を少しずつ失っていく僕には、どうしても忘れられない、決して忘れたくない、ある人物との〝一つの記憶〟があった。このキーホルダーをくれたことを、彼は覚えているのだろうか。いや、もし忘れられたとしても、構わない。僕が覚えているのならば、それでいい。ぼくは自分に、そう言い聞かせてきた。最後に小学生の彼と別れを告げてから今まで、ずっと。
だが、あの日。僕らが花火の下、交わし合った言葉。
「忘れるわけ無い。忘れた事なんて無い、一度も。」
その言葉は、僕の心臓を奪う程だった。
この感情は、一体何だ?竜巻のように生まれる、複雑に絡み合った感情の渦。それは、何とも衝動的な一夏の過ちだった。
繰り返す出会いと別れに胸を震わす、二人の青年の感情を描いた青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 16:29:36
80968文字
会話率:50%