自分が世界の正しさだと信じて疑わない、厄介オタク・久遠朔夜。
彼は今日も、ラブコメアニメのヒロインが彼氏(主人公)と結ばれたことに脳を破壊されていた。
現実に推しはいない。でも、俺の脳を守ってくれる“希望”は、クラスにいる。
その名は—
—星見翠。
自らを「観測者」と名乗る、正体不明の美少女。
人に見られていないものに価値を見出す彼女は、誰からも注目されない朔夜を“観測対象”に指名する。
「あなたは、誰にも見られていない。だからこそ、私が観測する」
観測と逃避、孤独と肯定。
歪んだふたりが交差するとき、ラブコメの定義が少しだけ変わる。
「ラブコメヒロインに彼氏がいるのは納得いかない」系男子と、
誰にも見られないもの観測する少女の、反重力系青春ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:10:00
35111文字
会話率:32%
クラスの日直当番が回ってきた。俺『佐々木健人』は日直当番のペアである『鈴川明日翔』と日直の仕事をこなしていくが……。学級日誌をきっかけに俺と鈴川さんは秘密裏に交換日記をすることに。とある事件により【男子NGの高嶺の花】と呼ばれる鈴川さんと
普通の男子高校生の俺。決して交わることのない2人の関係が現在では見られない交換日記で徐々に構築されていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:25:08
15444文字
会話率:61%
生まれつき魔力が0という不遇な身にも関わらず、逆境や差別に負けず、遂には世界中のあらゆる魔導師が束になってもかなわないような大魔法を使いこなし、世界の危機を幾度となく救った彼を人は尊敬の念を込めて零の大賢者と呼んだ。それから更に年月が経ち齢
200歳を迎えたその日、いよいよ大賢者マゼルの寿命も尽きようとしていた。彼を慕う大勢が見守る中、意を決してマゼルが口にする。
「わしは、わしは――実は魔法など何一つ使えはしないのじゃあ…………」
驚愕の表情を浮かべる面々を認め、満足げに旅立ったマゼル。これでようやく肩の荷がおりたとホッとした矢先、なんと記憶を保持したまま500年後の未来に転生してしまった。
しかも、かつてと同じ魔力0の状態で。当然それが発覚した瞬間、彼は魔法使いとして失格者のレッテルを貼られ、るようなことはなかった!それどころか逆に魔力0の大賢者様の再来だ!と喜ばれる始末。一体どうなってるの?いやそんな期待した目で見ないで!だから自分魔法なんて一つも使えませんから!ただ死に物狂いで覚えた体術使ってたら回りが勝手に勘違いしただけですから!魔力が0で一切魔法を使えない大賢者。しかし、彼の身体能力はあまりに常識はずれで、周囲からは魔法にしか見られない。そんな魔力0の大賢者による転生物語。
※Eエブリスタとカクヨムでも公開してます。
※コミカライズ決定!7月発売予定の月刊ComicREX9月号より連載!
キャラクターデザインはぎん太郎様、漫画は色意しのぶ様となります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:34:31
1164087文字
会話率:61%
例えば、世界から色がなくなったら、あなたはどうしますか。
キーワード:
最終更新:2025-07-17 10:49:09
526文字
会話率:0%
街に買い物へ出かけたら、偶然森で一匹の犬に懐かれた。
あまりに寂しそうにしているからつい連れて帰ってしまったけれど、それからというもの、セルビアの周りにどんどん増える動物たち。
動物ばっかり連れて来られても、家では面倒見られない、お願いだか
ら一人立ちして!
と言われて、セルビアはついに住んでいた集落を追い出されてしまった。
家を出てからも、外を歩けば歩くほど、どんどん増える動物たち。
みんな大好きだけど、うちはサーカス団じゃないんだよ?
入団審査、必要かしら?
そんな生活をしていると、気付かぬうちに世間では、セルビアがたくさんの動物たちを使役していることになっていた!
だけどそんな、すごい人ではないんです!!
【おことわり】
本作、タイトルの「使役する」という言葉を、「(強制的に)~させる」という意味で使用しておりません。
「動物たちは(強制的に)使役してないのに勝手に忖度して動いている」というイメージです。
強制されていないので、勝手に動くし、勝手についてくるし、その行動が必ずしもセルビアの役に立つわけではありませんが、彼ら的に頑張っているので、温かく見守ってあげてください。
本来と違うニュアンスで使用しておりますが、タイトル変更などを行う予定はありません。
悩んだ末、そのままのタイトルに決めましたのでご了承ください。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週月曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 00:00:00
216381文字
会話率:32%
勉強はできるがスポーツは苦手。小柄でやせっぽちの中学三年生である穂村太郎は、河原でキャンプした翌朝、身体の異変に気がついた。一夜にして、人外の域にある怪力とスピードが身に付いていたのである。容姿に変化は見られない。見た目は弱そうな外見のま
ま。なのに超人となった太郎は、自分に何が起きたのかわからず戸惑う。
回復した視力のカモフラージュのために伊達眼鏡を買いに行った先で、太郎は幼い女の子の誘拐事件現場に出くわす。思わず力を振るって誘拐犯から女の子を取り戻した太郎は、しかしその女の子と一緒にいるところを、クラスメートの世羅ことりに目撃されていた。
女児を誘拐犯から助けた謎の少年が太郎に違いないと確信したことりの発言をきっかけに、太郎は自分の通う中学でいちばん喧嘩の強い乱暴者の外山和夫から、因縁を付けられてしまう。生まれてこの方、まともに喧嘩などしたことのない太郎は、どうやって外山の相手をすればいいのかわからず、それでも素直に呼び出された体育館裏へと向かうのだった。
地上最強の男になりたい。そんなことをまったく望んでいなかったひ弱な中学生が、ある日突然、最強を名乗るにふさわしいパワーとスピードの持ち主になってしまったら。超人になってからも、ごく普通の中学生活を送ることしか考えていないのに、太郎の得た力は、太郎の周囲に様々な事件と強者を呼び寄せていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 20:00:00
571281文字
会話率:34%
1896年、アルセニア共和国の南部農村。16歳のエイデン・フリーマンは、左肩に刻まれた農園の刺青ゆえに「元奴隷の息子」として差別を受けていた。奴隷制度は16年前に廃止されたものの、社会の偏見は根深く残っていた。
ある朝、エイデンは故郷を離
れる決意を固める。「この土地にいては、永遠に『元奴隷の息子』としてしか見られない」――たった一人で未知の世界へ旅立った青年を待っていたのは、想像を絶する困難と、それを乗り越えていく壮大な人生だった。
北部の炭鉱町で労働者として働き始めたエイデンは、人生の師となる人物と出会う。やがて商業都市で新たな才能を発見し、学問の世界で知的な基盤を築いていく。持ち前の誠実さとリーダーシップで人々の信頼を得た彼は、社会活動家として頭角を現し、政治の世界へと足を踏み入れることになる。
しかし、権力の階段を上る過程で、エイデンは大きな試練に直面する。成功と挫折を繰り返しながら、記者のサラをはじめとする仲間たちとの出会いにより、真のリーダーとして成長していく。
果たしてエイデンは、差別と偏見に満ちた社会を変えることができるのか?出身に関係なく、すべての人が尊厳を持って生きられる社会を実現することができるのか?
一人の青年が17年間をかけて成し遂げる、愛と信念に満ちた壮大な成長物語。
主題歌: https://on.soundcloud.com/4HwkWLIyrRFbkrxL8V折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 05:00:00
17583文字
会話率:53%
あの日、君と出会って、世界がすこしだけ優しくなった。
写真を撮ることをやめた青年・結城蒼司(ゆうきそうじ)は、妹の遺したカメラを手に、地図アプリの偶然に導かれるように海辺の町を訪れる。
そこで出会ったのは、白いワンピースにスケッチブック
を抱えた少女・灯(ともり)。
「来年の春は、たぶん見られないから」
そう笑う彼女は、限られた時間を穏やかに、けれど確かに生きていた。
ふたりで過ごした短い夏の日々。
それは、誰にも知られない祈りのような、やさしくて、切ない時間だった。
「生きていて。……私のかわりに」
彼女が遺した手紙と、言葉と、最後の願い。
それを胸に、彼はもう一度、レンズを空に向ける。
君のいない世界で、君を想いながら生きていく。
これは、一度だけの恋と、永遠に残る記憶の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 16:10:46
21394文字
会話率:28%
※本書には「Astrolibra」の壮大なネタバレを含みます
世界最大宗教《聖教》が広がる星、セレフィア。
赦しを司る“魔女”、争いを止める“勇者”、すべてを記録する“賢者”。
三柱の存在が、時に人々を導き、時に世界を揺るがす――。
本書は、群像劇《アストロリブラ》の世界をより深く味わうための公式設定資料集。
登場人物たちの背景、国家ごとの信仰観、価値を持つ“物語”と通貨の関係、
そして“命を捧げる鍵”《謁見の短剣》を巡る真実まで。
ユーモアと甘味に満ちた神々の断片、ここでしか見られないちょっとした閑話やキャラクターの初期設定も掲載。
気ままに更新しますのでゆったりお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 19:31:46
8849文字
会話率:6%
※この文章は上海アリス幻樂団様原作の東方projectを原作としています。
幻想郷の歴史書としては求聞史紀、口伝口授などの人物紹介が多く出版されているが、特定の事件の経緯を当事者間の文書を基に編纂したものは見られない。そこで、この文書では
博麗大結界成立、吸血鬼異変、スペルカードルールの制定という、現在の幻想郷の根底に係る事件及び、仕組みの成立過程を当事者間の書簡などの史料を基に編纂したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 22:46:58
750文字
会話率:0%
一度短編で投稿しましたが、シリーズ作として投稿し直しました。
1話しか投稿出来ない→投稿直後しか見られない→アクセスが全くない→書いた意味がない
つまり、短編では投稿直後しか、人の目に触れる機会すら与えられない。
ということで、考えた末
に、連載作品として出し直しました。
【作品について】
この作品は、私が初めて書いた作品です。投稿の5年くらい前に書いたものをパソコンのゴミ箱で見つけ、思い出したから投稿しました。
当時、小説が書きたかったわけではなく、絵本を作りたいと思って書いた作品です。改めて自分で読み、いい作品だなと思い、投稿しました。
【お願い】
小説家になろうは、なかなか人の目に触れる機会が与えられない環境でして。
『読んで、何か心に残ったならば、「レビュー」をお願いしたい』です。
「レビュー」は、人の目に触れる唯一の貴重な機会で、自分では出来ることではありません。
もちろん「評価」をして頂けるのも作者としては、大変ありがたいことです。
尚、レビュー頂けた場合は、2話目以降の投稿として、お返事をするつもりです。また、インフォメーション等ある時は投稿する予定です。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 05:38:02
18482文字
会話率:71%
魔法を教える学園に通う、15歳の幼い魔女、空。
一人で過ごす趣味の時間をこよなく愛する彼女は、お気に入りの小説、【ヴェルの冒険】を読みながら、いつかこんな冒険をしてみたいと夢見ながらも、代わり映えのしない毎日を過ごしていた。
そんなある日、
彼女は、並行世界に魔法使いたちの世界が存在していることと、その世界への行き方を、先輩のグロリアとゾーイから教わる。
19世紀で時間が止まっているかのような魔法使いの世界、【AW】。
そこは、魔法使いや魔女、エルフや吸血鬼や妖精たちが、ユニコーンやドラゴン、スライムなどと共生する、平和な世界。
空は、すぐにその世界の虜になる。
彼女は、元の世界に戻ると、その世界での12時間が、元の世界での1時間であるということに気がつく。
もうすぐ冬休みが始まる。
期間は1ヶ月間。
【AW】では1年。
空は、冬休みを【AW】で過ごすことに決める。
1年間の旅。
日が上らない夜の街、粉雪が降り続ける冬の街、毎日が常夏の夏の街、毎日がハロウィーンの街、住民全員がタバコを吸っている煙の街……。
そこでしか見られない景色に心を奪われ、そこでしか味わえない料理に舌鼓を打ち、そして、様々な人々との出会いと別れを通じ、過ごした1年間。
その先に、彼女が見たものとは……。
空
主人公。15歳の魔女
グロリア
18歳の魔女
ゾーイ
700歳を超える魔女
ヴェル
元人間。異世界の英雄
クラリッサ
ヴェルのストーカー規制法をやっている魔女。クレイジーサイコレズという、あんまりな呼ばれ方で有名
ユアン、ノエル、フィリップ、マーク=マーチャント、ビルギッタ
セウェードゥン政府の旅人
ジェローム・フォンテーヌ
黒猫。魔法を扱える
この物語はフィクションです。実在する如何なる人物、団体、出来事と本作品は一切関係ありません。物語内では、日本の法律上で成人に達していない登場人物が飲酒喫煙をしておりますが、彼らは人間ではなく魔女です。公私における私のいかなる発言にも、私の作品にも、未成年者の飲酒喫煙を推奨する意図はありません。未成年者の飲酒喫煙には様々なリスクが伴います。お酒もタバコも二十歳からにしましょう。みんな自分の心と体を大事にしようね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 05:13:39
463228文字
会話率:38%
「残念女子」
スペックは高いが、内面で異性をドン引きさせ、恋愛対象にはいっさい見られない女子のことを呼ぶ。
しかし中には、あまりにコミュ障であるがため、支離滅裂な言動をとってしまう輩も存在する。
高校3年生、天文部部長、140セン
チのアホ毛ガール「藤崎千鞠」は、新入部員の後輩と仲良くなりたかった。
しかし、仲良くなる方法がわからなかった。
これは彼女が、後輩の男子「炭木青樹」と、コミュニケーションをとったり、とらなかったりする、お話。
ゆるかったり、ゆるくなかったりする日常が、幕を開けたり、開けなかったりする!
※超不定期更新です。詳しくは、第2話後書きを参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:00:00
16037文字
会話率:53%
「自信がない、だから屋上でこっそり踊るだけだった。
――あの日、誰にも見られないはずの“ひとりごと”が、運命の出会いを引き寄せるまでは。
不器用な私たちが、秘密の屋上で見つけた夢のかけら。
ダンス、歌、そして初めてのオリジナル曲『Aozor
a Drop』。
これは、青くて甘酸っぱい汗と涙と笑顔が詰まった、私たちの青春ファーストステップ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:24:48
84296文字
会話率:30%
本編書いてないのにこっち書くと言いますね
作者がうちの子見て見てしたいのが抑えられなすぎて書いちゃいました
こっちでは『コトワリ破りの神様』に出てくるキャラクター達の、本編では見られないほのぼのとしたやり取りなどが見られます
シリアスには
しない……はず!
ぜひぜひお楽しみくださいm(_ _ )m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 22:00:00
8009文字
会話率:66%
2人の女子高生の出会いから始まる不思議なお話。
最終更新:2025-06-14 23:17:03
1440文字
会話率:33%
僕の名前は、理不尽太郎 若い頃は、椎名桔平に似ていると言われた、50代のサラリーマンだ。
僕の愛する家族を紹介しよう、妻のみどり 僕より10cm背が低いが、20kgほど重い強者だ。
子供は2人で、長女はアラサー·バツイチ·出戻り·家事手伝い
という長い肩書を持つが、つまりは無職だ。
2歳になる孫の男の子が可愛いので許すが、この孫と大学生の長男が、妻の生きがいであり
すべてだと言えるのかもしれない…… 僕は? 考えないようにしよう……
今日の晩御飯の後、珍しく息子が話しかけてきた。
「父さん、彼女の家に行くんだけどコンドームある?」
息子よ……今の若者は平気で親からコンドームを強請るのか?
驚きを押し隠し、理解のある父親を演じながら、寝室へとコンドームを取りに行く
「確か……この辺の引き出しに……あった!」
数年前……いつ買ったのかさえも覚えていない、コンドームを手に階段を降りる
ー『息子よ……これからハッスルするのか? 父さんの息子は何年もレスなのに?』ー
などと独り言をつぶやきながら
「ほら、これ」
妻や娘には見られないように、握り込んだブツを渡す
そのブツをまじまじと見つめる 息子
「父さん これダメだ小さくって使えないよ、コンビニに行ってLサイズを買ってきて」
「お前は父親をなんだと思っているんだ!?この歳まで育ててもらって、よくもそんな事が言えるな!!」
と独り言をつぶやきながら、とぼとぼとコンビニへと向かう
コンドームにもサイズがあるということを生まれて初めて知る 理不尽太郎であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:52:28
19088文字
会話率:41%
フランカは二十二歳にしてバツイチになった。
これまで国内では、男は複数の妻を持つのが黙認されていたが、一夫一妻が正式に制定。
ずっと放置されてきた白い結婚状態のフランカに対し、「これからは妾として男児を産め」と急に迫ってきたことに我慢がな
らず、離縁を叩きつけた。
男なんてろくなもんじゃない、これからは女だって自立する時代よ!
母校の貴族学院を通じて、貴族令嬢の家庭教師を始める。
しかし、男性優位の社会において、女のほうから離縁した気の強いフランカの扱いは悪い。貴族社会における『元夫人』は、一夜の遊び相手としてしか見られないときている。
今日も今日とて、男たちに下世話な誘いを受けていたところ、助けが現れた。
それは、フランカの実家に仕える騎士一家の子。王宮騎士を目指して上京した幼なじみのアーサーだった。
出戻り男爵令嬢と平民出の護衛騎士が、誤解と勘違いをしながら結ばれる、両片思いな身分差ラブコメです。
**********
全13話
初回2話投稿のあとは、20:00更新予定です。
e-ブランより配信される電子書籍「婚約破棄されたので、「王太子の婚約者」を妹にゆずったら、上司の王弟殿下が迫ってきました」のスピンオフとなっておりますが、こちら単体でも読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 20:00:00
49010文字
会話率:38%
現代日本で不慮の事故により命を落とした主人公・**相馬 海斗(そうま かいと)**は、剣と魔法が支配する中世風異世界の大陸、【エルドラド大陸】の小国・ヴァレンシア王国の辺境貴族、アルトマイヤー家の三男・カイン・フォン・アルトマイヤーとして転
生する。
カインが生を受けたアルトマイヤー家は、かつては武門の名家として知られたものの、今や没落寸前。領地は痩せ細り、民は疲弊していた。さらにカイン自身も、魔力量が極端に少なく、剣の才能も見られない「出来損ない」として家族からも冷遇される日々。
しかし、5歳の洗礼の儀で、カインは前世の記憶と共に、唯一無二のチートスキル**【万物育成(ばんぶついくせい)】**を授かる。それは、文字通りあらゆるもの――植物、動物、鉱物、道具、さらには人の才能や土地そのものまで――を「育成」し、その質や能力を飛躍的に向上させることができる規格外の能力だった。
最初は周囲に能力を隠し、痩せた土地で薬草や作物を育てることから始めたカイン。彼の育てた作物は驚くべき品質と収穫量をもたらし、徐々に領地の食糧事情を改善していく。やがてその力は、廃れた鉱山の再生、弱小な家畜の強靭化、そして才能の芽が見えなかった人々の能力開花へと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 17:13:46
36630文字
会話率:22%
日本初の民間軍事会社、自衛軍。自衛軍は、国家の軍隊ではないが能力は特殊部隊、戦車、軍艦、戦闘機を持ち合わせ、アメリカに劣らない能力を持ち合わせており、各国の政府から注目されている。
しかし、表舞台にはほとんど見られない。そのため、&quo
t;影の組織"と呼ばれている。
なぜ、そのように言われるのか。
ある日、アメリカ合衆国にてテロ事件が発生した際、対応した警察官は次のように証言した。
「軍人のように武装し、日本語を話す集団がテログループに向かった。すると、すぐにテログループは全員殺されていた。そして、日本語を話す集団はいなかった。まるで忍者のように"影の組織"が来たようだ。」
所属している人間は、元自衛官・警察官は勿論のこと。元消防士や海上保安官、医師、看護師、教師等。様々な職業に身を置いていた人間が、様々な理由で退職。自らの意思であったり、スカウトにより自衛軍に入社した。
日々、訓練し世界一の精鋭を目指す。それが自衛軍だ。
「強い存在ならば、世界一の精鋭を目指すさ。」
軍事、笑い、悲しみ。様々なの要素が集まった民間軍事会社の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 21:09:14
110296文字
会話率:52%