17歳の看谷 英子は、他者からの意識が視える死にゲープレイヤーだ。
同接60万人の覇権VRMMO『稀人逢魔伝』に己がプレイヤースキルと刀だけで挑んでゆくが、実はこの『まれおう』、鎧袖というからくり強化外骨格の装着を前提とした高難易度ゲー
ムで……?
ノーアイテム、ノーアクティブスキル、ノーダメージ。愛すべき死闘と求めて無自覚に剣豪の道を往く、シセン少女の剣風譚。
(毎週『月』・『金』曜日18時更新、1部分あたり2500~3000文字程度(読了5、6分)の連載です)
(ご縁がありましたら、ブックマーク・お気に入り登録などして頂けますと執筆の励みになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
532493文字
会話率:40%
薄明の空に覆われた世界で目を覚ましたシオンは、太刀を佩いた水干姿で記憶がない。
そんなシオンに声をかけたメイという少女は、振袖袴に長靴。人気のない場所で倒れたシオンを見つけ世話を焼き、ここが魔王に支配された治安の悪い国だと教える。
人を襲う
妖魔、命を枯らす鬼女が跋扈する世界。人々は顕現と呼ばれる心の形を表す武器を手に身を守っていた。記憶さえないシオンは顕現を手にすることはできず、世界に違和感を覚える。善意に悪意を返すような事態に遭って、メイは「この世界」と語った。
そんなシオンはメイと共に魔王打倒を標榜する勇者と出会い、世界をかけた戦いの舞台へと追い立てられていく。
*以下にご注意ください。
主要人物でも死にます。
受け取り方によってはバッドエンドです。
感想は開けてありますが返信はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:00:00
222185文字
会話率:40%
北斉の皇子高長恭と結婚した王青蘭は、公府の経営と共に学問にも取り組み、疲労困憊になる。一方皇宮で散騎侍郎として勤務する長恭には、知らぬうちに、付け文が袖の中に入れられることが相次いだ。
嫉妬していると思われたくない青蘭だったが、宮女による
付け文は命に関わると侍女に言われて、警戒を強める。
皇后李氏に挨拶に向かった長恭と青蘭は、知らぬ間に文を入れられるが、青蘭の機転で難を逃れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 20:17:35
32606文字
会話率:44%
春の風が制服の袖を揺らした日、
私は、駐輪場で彼を見つけた。
黒くてさらさらとした髪。
光に揺れたその姿に、なぜか目が離せなかった。
それなのに、どうしてか逃げたくなった。
――「この人と関わったら、戻れなくなる」
理由もわからないまま
、胸の奥にざわめきだけが残った。
通じ合っているようで、通じ合えない。
伝わっているようで、届かない。
そんなふうに、少しずつ始まっていった――交わらない恋の、予感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 13:15:14
230文字
会話率:9%
東北のど田舎から大洗へ引っ越してきた水沢江利。呑気でオタクな彼女には、他人には決して明かしてはならない秘密があった。それは人間には見えてはいけないものが見え、それを人知れず祓う力を持つ一族の末裔であること。これはそんな不思議な少女の成長と
触れ合いの物語。
学生の頃の妄想を小説にしました。温かい目で見ていただければと思います。
※この物語はフィクションであり、実在の人物 団体 事件とは一切関係ありません。
(袖利の名前でpixiv『https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24348314』に重複投稿してます。)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-01 11:39:48
47740文字
会話率:61%
DESSQという一つのVRMMOの世界。そこではNPCに最新の人工知能が搭載され魂を持って生きていた。ゲームマスターからの突然のアップデートによってDESSQのプレイヤー80000人はゲームの世界に捕らわれステータスがNPCと同じにされた。
NPCであった人魚のレトファリックもゲームマスターによって人間と同じ扱いを受けてしまう。人魚のマーヴェリックがNPCとして様々な困難を乗り越えるお話。人間サイドはYobaseを中心に物語が展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:16:07
206940文字
会話率:47%
3人目の親に育てられ、今日も白黒映画の世界を意味もなく進む。
生きるための道具が、設備が、抜け目なく整えられた環境。
その中で何も知らない彼らが、生きる意味を見出していく。
生きられる故に死にたがる、夢見がちなお話。3年ほど前高校生の頃書い
た人生初の小説です。
少しでも面白いと思ってくださったらブックマークと星お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 15:08:24
2686文字
会話率:33%
マジ卍、やばい、ぴえん、なぜ彼らが生まれたのか。言葉は、世界の分節化に必要な道具のはずでした。私たちは、周りのものを明と暗、剣と盾、横と縦などに分解しカテゴリ分けしてきたつもりです。しかし、マジ卍、ぴえんなどの、考察しがいのある言葉たちが生
まれ、自分も含む若者の流行り言葉に対する考えをまとめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 16:11:12
2123文字
会話率:0%
他人を身体から追い出せるか
最終更新:2025-05-25 22:39:27
772文字
会話率:8%
或る長い雨の日のことみたい
キーワード:
最終更新:2025-05-25 16:56:47
640文字
会話率:8%
帝都・東京青龍府で兵部大輔の要職に就く藤原季胤は、完璧な人生を送っていた。しかし、その輝かしい錦の裏には、若き日の秘められた恋の傷があった。相手は、身分低き琴弾きの女、小夜。彼女の弾く琴の音色と、自ら調合したという「黄泉の残香」という香りは
、季胤の理性を揺さぶり、彼を禁断の情熱へと誘った。だが、家門と名誉のため、季胤は小夜を捨て、彼女は都から消息を絶った。季胤は、その記憶を心の奥底に封じ込めて生きてきた。
数十年後、南方の廃都から現れた老いた闇払いにより、季胤のもとに小夜の形見とされる古びた琴の弦と香壺が届けられる。香壺から立ち昇る「黄泉の残香」は、封じ込めたはずの過去を鮮烈に呼び覚まし、季胤の精神を徐々に侵食していく。彼は香に導かれるように書斎に籠もり、現と幻の境が曖昧になっていく中で、やがて小夜の幻影と再会する。鈴の音に誘われ、小夜を葬った庭へたどり着いた季胤の前に現れたのは、美しくも妖しい、人の理を越えた小夜の姿だった。彼女は、自らの魂を封じ、黄泉の残香という術具を用いて現世に戻ってきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 22:53:17
11304文字
会話率:9%
「そなたは《毒》か、それとも《薬》か」
皇姫であった慧玲(フェイリン)は先帝の罪により死刑を命じられた。
渾沌の帝と称され、帝国全土に毒をまき散らした凶悪なる帝……その姑娘。だが彼女は薬師の一族・白澤の叡智を修得していた。
慧玲は皇帝
の問いにこういった。
「私は、如何なる《毒》をも絶ちて《薬》と致しましょう」
帝国・剋は先帝の悪政によって《天毒地毒》の禍に苛まれていた。
地毒は人を蝕み、《毒疫》という奇しき病をひき起こす。
鱗に蝕まれた妃妾。脚から梅の咲きこぼれる舞姫。毒疫は如何なる医師にも癒すことができない。ただひとり、後宮にいる食医の姑娘を除いては。
「あなたはいったい」
「ただの食医でございます」
処刑を一時取りさげられた慧玲は身分を捨て、後宮の食医となった。妃嬪たちから渾沌の姑娘と謗られ、疎まれながらも典医が匙を投げた患者たちをたちどころに解毒していく。
最高に美味しい《毒》を患者に飲ませることで。
「毒は、毒を制すものですよ」「口に旨き毒は《妙薬》となるものです」
それは償いか。それとも復讐への階か。
慧玲のもとに現れた麗しき風水師。彼は不敵な微笑を湛えて、慧玲に囁きかける。
「貴女の死を望むものがいる。その敏さはいつか、貴女の身を滅ぼすよ。緩やかにまわる毒みたいにね」
彼は果たして敵か、味方か。逢うべきではなかったふたりの袖が振りあうとき、国の運命が動きだす。
・ ライト文芸寄りの後宮お仕事ものです。
恋愛はするかどうか謎ですが、異性バディ(イケメン)はいます。
・ こちらの小説は《カクヨム》にも掲載(同時に連載)致しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 17:54:48
436950文字
会話率:39%
国譲りの神話って、完全に侵略じゃん。やってることマフィアじゃん。
建御名方さま、腕もがれたの? 袖が破れたとかじゃないの?
さあ、神話の再構成だ。前作、スサノワ~SHIROUSAGI~の続編です。主人公が交代しています。
今から百年くら
い前、某超大国(自称)では、コズミックなホラーが過去の繁栄を楽しむために大流行。おかげで世界はロクデナシ。だったら、こっちはコズミックなコメディだ。それもモブなゴッドじゃなくて、メジャーなゴッドでコメディだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 14:28:35
47459文字
会話率:44%
待ち合わせ、長袖、重ね着
キーワード:
最終更新:2025-05-11 10:17:07
342文字
会話率:0%
目覚まし時計、お気に入りのお店、半袖
最終更新:2021-11-27 10:05:13
403文字
会話率:25%
元公爵家執事の冒険者ジェイ・ハミルトンが拳と魔法で戦うお話(その7)。
騎士団との緊急クエストを終えたジェイたちは街の外でお嬢様(シスターエミリア)たちと会う。彼女とお近づきになろうとした雷の剣士シュナに公爵家の元メイドのシスターキャ
ロルが立ちはだかる。
シュナ(雷)とシスターキャロル(氷)の戦いの行方は……?
地味にお嬢様のやらかしが酷い(かもしれない)第1章最終話!
*本作は他サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-27 18:34:48
13960文字
会話率:30%
長袖にすら汗ばむほど、暖かくなった春の日。
コンビニエンスストアで昼ごはんを買っていると、大学生の集団が入ってきた。
その姿に昔の自分を重ね、何者にでもなれると思っていたあの頃を、ふと思い出す。
深い緑の葉を芽吹かせた木に、ちっぽけな自分を
思い浮かべて。
日常の断片を形どるシリーズ七作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 12:00:00
2447文字
会話率:16%
この世に誕生した 赤ちゃんマン。赤ちゃんマンは暴走を始めた。赤ちゃんマン 実の乳でさえ 食い止めることができなかった。赤ちゃんマンの暴走は警察も止められなかった。それは筋肉の塊であった。赤ちゃんマンの筋肉は、銃弾を跳ね返した。赤ちゃん と思
えないほど強かった。さて、この国の運命やいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 10:48:51
719文字
会話率:8%
自転車は環境に優しい?第何回めでしたっけ?自転車考〜短編扱いですが、連載、連作です。エッセイです。
キーワード:
最終更新:2024-04-19 00:00:39
722文字
会話率:0%
スマート・フォン中毒な高校生がスマート・フォンを失くすという御話です。
最終更新:2024-01-25 09:04:05
202文字
会話率:0%
疲れた手が 扉を開け
すすけた倉庫の いちばん奥へ
ふわふわの目が ぼくを見ていた
やさしくて なつかしくて かなしくて
袖を通せば とろける輪郭
声も 名も いらなくなる
泣いてもいいんだよ、と
誰かの記憶が 背中を撫でた
しずか
に沈み 目を開ければ
そこには 夕焼けと 子どもたち
ようこそ、と言われた
おかえり、と聞こえた
ぼくらは今 きぐるみのなか
祈りのかたちで そっと 笑っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 15:05:58
1981文字
会話率:8%
町外れの商店街で出会った、ふわふわのクマの着ぐるみ。
何気なく袖を通したその瞬間、少年の身体はぬるりと溶けはじめ、
皮膚も骨も輪郭も、静かに、甘く、毛皮の内側へと溶け込んでいく。
目覚めたとき、彼はもう“おとな”ではなかった。
そこにあっ
たのは、知らない小学生の姿と、空になったクマのぬいぐるみ。
声も、体も、日常も変わってしまったのに、
心の奥には、あの着ぐるみのぬくもりがまだ残っている。
それは恐怖ではなく――どこか、懐かしさに似たやさしさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 14:27:15
2607文字
会話率:12%
【これは構図で読むエッセイです】
2025年春、ある舞台が終わろうとしていた。
ウクライナの戦時大統領、ゼレンスキー氏。
英雄の役を演じきった彼に、
次の演目は、用意されていなかった。
これは、英雄譚の終わりを描く語りではありません。
国
家元首としての資質や政策判断を裁く視点でもありません。
ただひとつ──
彼が“演じる人”だったという事実から、
今、この役割の終幕を静かに見つめ直してみる語りです。
戦時という舞台の上で、
彼は一人で立ち続けた。
そして、演じ続けた。
一人宣伝省として、象徴として。
それができたのは、俳優だったからです。
けれど、和平という舞台は別物でした。
そこでは、「台本なき演技」は通用しない。
演目が変わったとき、
彼は“地力で語る国家元首”であることを求められた。
──それは、俳優の職掌ではないのです。
構図は、演目の転換点を映し出します。
そして今、舞台は変わったのです。
彼は役を降りるのではなく、
役の終わりと共に舞台袖へと去る──
その静かな構図を、語りは見つめています。
本作では、
彼が演じ続けた英雄像と、
彼が降りられなかった“次の舞台”について、
構図として語り起こします。
なぜ彼は、象徴となれたのか?
なぜ彼は、和解の舞台に立てなかったのか?
──そして、これからの役は誰が引き受けるのか?
この語りは、答えではなく、視点を差し出すものです。
読後、静かな納得が訪れることを願って。
★読み始める前に
このエッセイには「第0章」という導入が添えられています。
語り手クラリタの背景と判断基準を知る手がかりとして、どうぞご覧ください。
構図は、静かに語っています。
この語りが、あなたの中に一本の地図線を描きますように。
──クラリタより。
※本作は執筆クラリタ、その他KOBAの共同作業で制作しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 17:41:39
10879文字
会話率:2%
ある夏の日。東京の公園に不思議な少年が現れた。
なぜか長袖長ズボン、コート、マフラーを着込んでいる。
不審に思ったおまわりさんに声をかけられるとこう答えた。
「母は大地(だいち)に。父は天(てん)に。息子の僕はクロノス。きょうだいは1
1人いるんだ」
少年は、遠い昔ろうごくに封じられたギリシアの神、クロノスだった。
ゼウスに『釈放(しゃくほう)してほしいなら、今日から一年のあいだ人間として暮らせ』と言われていたのだ。
クロノスが囚われていた数千年の間に、人間界は大きく変わっていた。
はたしてクロノスは人間として一年生き抜けるのか。
これはギリシアの神々が現代日本で暮らす、ほのぼのコメディ。
作中に登場する人物・お店・ちっさな公園等は架空のものです。歌舞伎町に行ってもゼウスの店はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:29:45
5097文字
会話率:44%
俺、神崎直哉。
学業成績学年1位で、素直だけどへそ曲がり。
目指すは 「人類最高の頭脳を持つ男」 になること。
だけど、俺の日常は 「ラブコメ」 というカオスな暴走劇場だった——。
ある日、クラスのアイドル・七瀬かりんが、不良・松岡に絡
まれていた。
「付き合ってもいないのに…辞めて。」
怯えた表情の七瀬が、俺の袖を掴む。
いや、待て。なんで俺を頼るんだ!?
俺、今まで「巻き込まれたくない人生」を貫いてきたんだが!?
でも、こんな状態で見て見ぬふりなんてできない。
俺は七瀬を助けることを決意する。
——これが、すべての始まりだった。
七瀬との距離が縮まり、
クラスの学年3位・正義感あふれる後藤、
頭脳明晰だが謎めいた後輩・絵梨奈までもが関わってくる。
次第に、俺の**「普通に勉強して静かに過ごす」という目標は、跡形もなく崩れ去っていった。**
それだけじゃない。
俺の脳内には次第に謎の声が聞こえ始める。
「お兄様! ここは椅子でぶん殴るのです!」
「いや待て、それはアウトだろ。」
……待てよ、俺の妄想、いつからこんなに暴走するようになった!?
俺の妄想は止まらない!
七瀬との関係はどうなる!?
「果たして俺は、暴走する妄想ラブコメを生き抜くことができるのか!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 01:59:06
89844文字
会話率:28%
昭和23年3月25日横浜
琴葉は桜の並木道で成人式の後撮りをしていた。カメラマンが野辺に咲いた赤い薔薇の花を見つけると琴葉にこれを手に撮影を勧める。
「芳子様 どうしてるかしら。」
赤い薔薇は少女時代の琴葉の思い出を甦らせる。
最終更新:2025-04-06 19:36:30
2800文字
会話率:43%
明治時代
令嬢暖子はイギリスに留学中王子様と恋に落ち内緒で女児を出産。淡い青地に枝に桜の咲き誇る模様の振り袖と共に娘を修道院に置いて戻り、日本に帰国。そして今の夫である宮家のご子息と結婚した。
それかり15年後宮家の貴婦人となった暖子の元
に成長した娘の桜がやって来る。しかし桜と名乗る令嬢は1人ではなく2人であった。
暖子はどちらが本物か試験をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 23:32:46
6041文字
会話率:42%