夏の夜、聞こえてくるのはなんの音?
耳をすませば虫の声、とおく聞こえる人の声。
……ほんとにそれだけだったかな?
最終更新:2024-08-18 09:12:21
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会話率:15%
暗がりにざっくざっくと枯れ葉や小石を踏む音がする。廃教会の寂しげな雰囲気に似つかわしくない楽しげな声が響く。
今日は、大学のサークル同士で合同の心霊スポットへ肝試しにきている。近所迷惑を考えず、五月蝿く駄弁りながら記念撮影をした。
それにしても不思議だ。心霊スポットに向かう道中、木々のざわめきや虫の声などを耳にすることがなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 05:36:07
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会話率:17%
昆虫の声を聴くことのできる大学職員の佐々木は人間とのコミュニケーションが著しく不得手。
その時その時を無意味に過ごしているが、そんな佐々木に少しずつ試練が降りかかってくる。
最終更新:2024-04-06 17:26:36
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会話率:40%
秋の夜。開いた窓から入る風がカーテンをそっと膨らませ、心が安らいだのを感じた。あの小さな膨らみで子供を想像したからだろうか。いいな。いずれ、だが。いや、今夜にでもいいかもしれない。なんてな。
目を閉じる。耳の感覚が鋭くなり、幸せの音を掬
い取る。妻が食器を洗う音。それと今、音を立てたのは木製のローテーブルの上に置いたグラスに入った氷。外からは秋の虫の声。恐らく近所の家の庭だろう。この家の庭は人工芝生。いずれ、妻がガーデニングを始めるかもしれないが今はスッキリした状態。新居なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 11:00:00
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会話率:68%
音がした。と言っても音というのは常にしているものだ。そうだろう?
テレビの音。パソコンの音。冷蔵庫の音。虫の声。風の音。外を歩く酔っ払いの声。
いつものこと。気に留めることはない。そう、足音と同じだ。
自分が歩いている時『ああ今、足音
がしているな』と思うだろうか。
いいや、思わない。気になるのは聞き慣れない、いつもと違う音がした時だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 10:00:00
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会話率:0%
永遠を生きるエルフと寿命を持つ人間の時間感覚をテーマにしたアニメが話題ですね。
最近、縄文時代の書籍を読んだのですがふと思った思いつきをチラシの裏感覚で書いてみました。
最終更新:2023-10-31 16:56:55
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会話率:0%
信じてほしいとはいわないよ
やっぱり好きを許してほしい
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最終更新:2022-04-23 13:03:44
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会話率:0%
虫の声を愛でる日本人で良かったかな、と思います
キーワード:
最終更新:2021-09-11 11:00:00
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会話率:22%
夜に鳴く虫の声が
明日には聴こえないような
背丈の上の葉っぱを
明日には踏んでしまうような
そんな夏の終わりの匂いがした
気がした。
最終更新:2021-09-10 21:52:33
451文字
会話率:0%
生まれつき虫の声が聞こえる冴えない中学生、武藤大輔。しかし武藤は虫が大の苦手。毎日虫から話しかけられる生活にうんざりしていたところ、好きな女子に事件発生!果たして武藤はどうやって解決するのか??そして、武藤が虫の声が聞こえるわけとは?
「こ
の作品はhttps://www.alphapolis.co.jp/novel/688028406/311504612
にも掲載中です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 13:17:45
1141文字
会話率:47%
ある日、不思議なムシと出会った。人間の言葉を話すから驚きだ。そんなムシさんとの出会いについて話すので聞いて欲しい。え?長い付き合いだからこれだけではないだろう?もっと面白い話があるだろう?そこはほら身体はムシでも、心は中年オヤジだからね?個
人情報満載で話せないからね?いや~本当に残念だよ。だから出会いの話で勘弁してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 19:00:00
470文字
会話率:56%
静寂の中、ジージーと虫の声が聞こえる。
雲ひとつない夜空に、丸く浮かぶ月。
満天の星。
……ここ、東京なんだぜ。
※別作品「ねことあぽかりぷす」「あぽがれ! 憧れのポストアポカリプス」と同一世界……要するにスピンオフなのですが、単
体でも理解できるように頑張ります。
※1話1話は短めです。
※20,000字弱で完結を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 19:00:00
19473文字
会話率:6%
小学校でお勧めの勉強入りコント。秋の季節にぴったり
最終更新:2019-10-18 18:34:49
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会話率:10%
もう夏も終わり。虫の声がして蜻蛉が浮いている。懐かしいような、そして哀しいような、夕焼けを思う。あなたと一緒に見たい、それは叶わぬことかと、心で見送った。
最終更新:2019-08-20 06:45:20
855文字
会話率:0%
夏の近づく宵口に、虫の声を聴きながら考えました。
最終更新:2019-04-22 16:03:12
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会話率:0%
ある日、ヒイロは薬草採取の依頼を受けて森へ来ていた。そこで銀髪の少女が木にもたれかかっているのを発見した。慌ててヒイロが駆け寄ると大層大きな腹の虫の声がした。
少女に食料を与えるとあっという間に平らげ、お礼を言われた。道に迷っている、と言っ
た少女に乗りかかった船だと街まで案内することにした。
しかし森を抜ける道を進んでいると、行く手に大量のゴブリンが現れて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 00:29:38
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会話率:56%
気が付くと魔女とキツネは鏡の中におりました。
すべてが左右反転したそこは、虫の声一つ聞こえません。
一人と一匹きりになった彼女たちは元の世界に戻る方法を探してさ迷います。
出会ったのはランプの魔神に男の魔女、それから星の海を泳ぐクジラ。
魔
女とキツネの冒険の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 10:10:15
11210文字
会話率:30%
当たり前の音が今年も……
最終更新:2018-08-10 18:31:19
364文字
会話率:0%
秋の訪れは急です。
ついこの間まで蝉時雨が降り注いでいましたのに、気がついたら聞こえるのは鈴虫の声。
陽が沈むのも早くなり、ようやく気づきました。
最終更新:2017-09-15 19:30:32
224文字
会話率:0%
虫の声が聞こえるようになりました。
最終更新:2017-08-27 22:37:10
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会話率:0%
わたしは、森の中でヒメに会った。
これは、わたしがヒメと過ごした3日間のものがたり。
最終更新:2017-08-22 00:55:44
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会話率:44%