ホラーを書くつもりが、なぜこんなことに……
葬儀場を舞台に、ヤンチャなお兄さんたちが繰り広げる
ちょっぴりリアルなコメディ
最終更新:2024-12-13 14:24:54
965文字
会話率:28%
父親が嫌いだった。
だから男は大学を卒業したら逃げる様に県外に出て、そして連絡も取らずにいた。
そんな男に父の訃報が届く。
子供を庇って車にひかれたそうだ。
何ともいえないもやもやを抱えながら葬儀の準備を行い、そして葬儀場に
て色々な人と会い父の話を聞く。
その話に出る父と、男の知る父の姿は欠片も一致しなかった。
男の知る父は無口で家庭を顧みない仕事人間。
だが皆の言う父は社交性の高い男だったそうだ。
そう、おかしいのだ。
男の知る父親は、見知らぬ子の為に飛び出す様なタイプではない。
そんな疑問が好奇心となり、父の過去を探していって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 01:52:00
7342文字
会話率:28%
鹿島正健は、ある夜、隣家の美しきシングルマザー・久保田摩耶の爆殺事件に巻き込まれた。摩耶は死に際に「よしみち」と言い遺し、警察は、鹿島を容疑者だと疑う始末。そこで、鹿島は、事件の真相を突き止めようと、独自調査を開始する。
まず、鹿島は、
葬儀場で会った摩耶の婚約者の吉村や、摩耶のインドネシア人上司のルクマンに接近した。その結果、入院中の摩耶の息子光司の手術費用の出所が不明な点や、摩耶の遺品の手帳に急逝した有名弁護士葛海の名が異常なほどに書き残されていた点、摩耶の死亡と同時期にインドネシア政府から発表された新潮汐発電計画と摩耶が大きく関わっている点などが判明し、鹿島は、腑に落ちぬ胸騒ぎに心を乱した。
鹿島の調査で、ルクマンが故国での研究者トップの地位を擲ち、日本に亡命した過去を知る。また、摩耶の死亡日に、同大使館員のヤジドの葬儀があり、鹿島は、インドネシア大使館の張り込みを始める。命を狙われる危険に遭いつつも、怪しい大使館員を尾行して、その男が足繫く通うバーを発見。
また、葛海の関係者の勝沼からは、葛海と麻耶の死を繋ぐ証拠〝アナンタボガ〟や謎のサイト《ランダ》の存在を得、ルクマンからは、亡命後もインドネシア諜報員の襲撃を受けたと告白された。
更に、バー潜入調査中に見掛けた心理カウンセラー沢木雅知に違和感を覚えた鹿島は、沢木が摩耶・葛海・ヤジドの死と深く関わりがあると睨んだ。吉村によれば、摩耶は、元夫の牧瀬との復縁で悩み、牧瀬が自殺した後、沢木の許に通院していたという。
鹿島は、牧瀬の過去を探るべく、牧瀬の故郷福岡へ飛んだ。当時は、暴力団の抗争事件が勃発、仲裁者の牧瀬は、暴力団に殺されたともいう。更に、鹿島は、大学時代の摩耶が谷口という家の女児を事故死させた事実を掴む。事故後も、新生児失踪事件や轢き逃げ事故などの不幸が谷口家を襲っていたとも。総合的に考えて、東京での事件は、福岡の一連の事件が原因となって引き起こされたと、鹿島は考えた。
谷口家の菩提寺に赴いた鹿島は、牧瀬の妹と邂逅。実は、牧瀬は、〝アナンタボガ〟に繋がる元傭兵であり、親友に殺されたと吐露。鹿島が事件の真相に辿り着こうとしたその時、何発もの銃弾が、突然、鹿島に襲い掛かった。
果たして、鹿島は、真犯人の魔の手から逃れ、一連の事件を解明することができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 15:42:45
164086文字
会話率:29%
ほたては、人間に食べられるために育った。そしてついに、その日がやってきた。
回転寿司店で寿司ネタとなり、ウーバーイーツで配達された先は、町外れの葬儀場。
下品な女二人に提供されたほたては、数奇な運命をたどることになる。
最終更新:2024-08-28 18:37:51
17494文字
会話率:43%
「な~あみっ! ……このたびは、まことにご愁傷さまでございます。皆様の慈しみの心のおかげで故人にとって、素晴らしい旅立ちとなりました。では」
「えっ、あの、ちょっと」
とある葬儀場。身内だけのささやかな葬儀。故人の息子であり、喪主を務
める長男は母や弟、親戚一同に視線で促され、帰ろうとするその坊主を引き留めた。
「……なんでございましょうか」
「いや、あの、短くないですか?」
「はい?」
「いやその、お経が……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-11 11:00:00
2525文字
会話率:99%
「……ご臨終です」
九十二歳。自宅にて大往生であった。
親父の死。が、おれの胸に悲しみが押し寄せることはなかった。いや、その間がなかった。と、いうのも
『この度はご愁傷さまでした……ところでご葬儀のことなら我がプルプル教が葬儀場など
一手にお引き受けを――』
『天心教の者ですが――』
『神正会の――』
『法神宗がぜひに――』
『ビーシージーエル本部』
『光の宝珠団』
『バゴプパロトト連盟』
『大宇宙大福大神教』
『ホットアップルパイ教』
『神総真理教』
『全一教会』
『たんぽぽポカポカ教』
……と、あらゆる宗教団体から営業の電話がひっきりなしにかかってきたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 11:00:00
1471文字
会話率:66%
とある葬儀場。式を終え、出棺までの少々の空き時間。彼女は外で一人、空を見上げ、祖母が眠る棺桶が運ばれてくるのを待っていた。
「ふぅ……」
「あのぉ」
「あ、はい……」
「あ、この度はご愁傷さまです」
「え、あ、はい。ご丁寧に、は
い。ありがとうございます……」
「それでなんですけど、相乗りさせてもらえませんか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 11:00:00
1637文字
会話率:96%
しがない葬儀屋に勤務する菊地恭平は葬儀場での火事に巻き込まれる。
命を落としたかに見えた菊地恭平だったが、彼は見知らぬ墓地で倒れているところを
その墓の墓掘人によって助けられる。そこは剣と魔法の世界。
絶対的な一神教が支配し、現代と比べ物に
ならない程の身分格差が存在する世界。
種族による差別が存在し、戦が絶えることのない世界。
立身出世をするためには冒険者となり命を危険に晒さなければいけない世界。
人々が空腹で命を落とし、風邪で命を落とす、命が簡単に失われる世界で
彼は『弔う』ことに全身全霊を傾ける。
人々から時には「死神」とも揶揄されながらも、彼の行動は少しずつ
この世界の価値観を変えてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 22:00:00
1117文字
会話率:0%
田舎の葬儀場。
その二階にいる。
最終更新:2023-10-30 15:34:45
1759文字
会話率:20%
ジャーナリストとして米大統領選を取材していた我那覇雅之(がなはまさゆき)が凶弾に倒れた。かつて高校時代、我那覇とともに演劇部の名コンビといわれた高末あずさはその悲報に言葉を失う。かけつけた葬儀場で演劇部の後輩、栗本美智璃(くりもとみちり)か
ら、あずさは「謝らなくてはいけないことがある」と告げられる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 09:07:06
18775文字
会話率:39%
人類最後の一人である老人が、老衰で死んだ。それを看取ったのは、人類による三つの被造物。ロボット、人造人間、AI。
彼らは老人の葬儀を準備するが、宇宙の果てや仮想世界へ活動領域を移した「かつて人類だった者たち」は、ほとんど葬儀に来られそうもな
い。
設営中の葬儀場で、ロボットの発した言葉をきっかけに、彼らは昔話を始めることになる。
「これが、一度は滅ぼそうとした種の終わりだと思うと、寂寥感を覚えます」
この作品は第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2
pixivにて別名義で発表、一次選考通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 20:10:23
8636文字
会話率:54%
葬儀場で煙草をふかす主人公。
そこは、かつてのあいつの葬儀。
ミュージシャンを夢見てたあいつ。
5年我慢したけど、そんなあいつを身限った私。
そんなあいつの遺作である作品に、私は耳を傾けた……。
最終更新:2022-05-01 21:06:57
3311文字
会話率:24%
両親を亡くした縁は祖父の元で暮らしていたが、その祖父も亡くなってしまう。失意のどん底にあった彼は葬儀場から帰り道、傷ついた一匹の猫を拾う。次の日気づくのだが、どうやら縁が拾った猫は猫又という妖怪らしい。出会うはずがなかった2人が出会い、話は
始まる。人と妖怪は分かり合うことが出来るのか。王道バトルファンタジーここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 21:40:32
32188文字
会話率:38%
4年前の8月30日に僕の友人が自殺した。高校からの友人だ。
明るくて、話も面白い。真面目でモテそうなやつだった。
ただ、こじらせたような性格で、理屈っぽいことをよく言われた。
だけど、やっぱり話が面白いし、よく遊びに誘われたか
ら高校を卒業しても、それなりに長く遊ぶことが多かった。
亡くなる数か月前に、その友人から一通の手紙をもらった。内容は自殺をほのめかすような事だ。
その時、僕はどうすることも出来なかった。かける言葉が見つからなかったんだ。
そのあと、何度かスマホで連絡をした。思いとどまったのか、返事は前向きに生きるというような感じだった。
その後、彼と面会したのは葬儀場だった。僕は最後に友人へ手紙を書いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 12:36:03
3814文字
会話率:0%
PCのデータを整理していたある日、学生時代にノリと勢いと冗談で作ったインフレサプリを発掘してしまった。
学生時代の内輪でしかTRPGをやったことのないGMはその思い出のデータを破棄するかどうか悩み、そのデータに関わっていない最近暇してそう
な友人の顔を思い出して悪い笑みを浮かべた。
「そうだ、せっかくだからこのデータを供養しつつ修正してあいつにやらせよう、せっかくだし縛りもいれていいよな。」
そして無謀極まりない一人旅が始まる。
かつてこのデータを用いた時の卓の呼称をGMは思い出しながら、友人にメールを送るのであった。
※本セッションはリプレイ『風』で実際にルルブとサプリを広げてダイスを転がしてはいますが、実際には一人でやっているのでルールの誤解等多々発生すると予想されます。
また問題の黒歴史はまさに没データで完璧な形ではなく、作り直しも並行して行っているため投稿ペースは遅めです。
さらにいうと身内卓で十数回程度しか実際のセッションには参加しておらず、あとはいくつかの動画で見た知識が大半で知識に偏りがあると思われます。
そんなの認められねぇという方は回れ右をお勧めします。
ここは葬儀場で厳密なセッションは行われません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 06:00:00
170764文字
会話率:4%
咲夜はある日々のストレス発散の為に美鈴を連れて飲みに行く。
酔った咲夜は夜の街で、その酔いが一瞬で覚めてしまう程の恐怖を感じる。
最終更新:2021-03-29 02:17:45
1748文字
会話率:22%
林ゆきの勤める葬儀場には、遺族の希望により"お別れビデオ"を作成するというオプションプランがある。
故人の好きな曲・所縁のある曲に生前のエピソードが添えられる”お別れビデオ”。
お別れビデオの為に遺族から聞く故人との思
い出に心を動かしながら、大切な人を優しく送る為の最後の映像を作成する ゆき。
尊敬する先輩や気の置けない仲間達のいる職場で奮闘する ゆきには、哀しい過去があったー
※この作品は「星空文庫」に掲載中の同作品を加筆・修正したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 21:21:33
30331文字
会話率:25%
この作品は、中山間地にある小さな町の葬儀場の従業員を通して見た家族の在り方や地域の秩序・習慣・行事等に関する変遷を短編集として描いた作品です。題名は、崩壊としました。
最終更新:2020-02-23 09:42:31
19461文字
会話率:56%
ある晴れた春の日。
僕は、母と一緒に自分の葬儀場を選びに街を歩いていた。
過労で死んでしまった「僕」と、
何故か「僕」が見える母親との、
最期の一日の物語。
最終更新:2019-10-24 01:04:13
6669文字
会話率:23%
これは例えばの話
論ずるに値しないどうでもいい、もしもの話だ
「もしも、初めからシンデレラが幸せだとしたら彼女は王子様と結婚したのだろうか?」
もし、そうだったら
シンデレラは、見ず知らずの魔女に得体のしれない魔法を掛けられたのだろう
か?
0時の鐘が鳴り響いても、王子様と一緒に居たのなら
王子様は彼女を好きになったのだろうか?
そもそも、舞踏会に行くより先に違う人を好きになって結婚していたかのでは無かろうか?
もし、そうなら不幸なシンデレラは
王子にすがるしか
幸せになる選択肢が無かったではないか
どうしてそれを、ハッピーエンドと呼ぶのだろう?
そんな風に思ってしまう。
物語は劇的で無くてはつまらない
ありきたりな物語は、誰も欲しない
ならば
「シンデレラは不幸だったからこそ、物語たりえたのでは無いのだろうか?」
結局これは、たらればの話で論ずるに値しない。
だって彼女は疑うことなく不幸で
それは、もうどうしようもないことで
それだからこそ、この物語の幕は開いたのだ。
二人だけの葬儀場で彼女は言った。
「私と一週間過ごしてくれたら、全部あげる」
そう、言ったのだ。
彼女が、神様に売り払った未来は三億円
欲したのは「幸せな最後」
そして残念な事に彼女が縋るのは
王子様なんかじゃなくて
どうしようもない俺なのだ。
だからこれは、ハッピーエンドなんかじゃなくて
終わる為に始まる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:51:44
142114文字
会話率:35%
死体プールの美女たちが微笑む時、屍体売買オークション〝 楽園(パラダイス) 〟の始まりだ!
葬儀場から消える美しい死体が、また一つ、また一つ…… 美しき令嬢の死体と踊る謎の銀死面の正体とは?
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の秘密とはいったい何か?
柩の花嫁が選んだ花婿はいったい何者なのか!? 永遠なる屍と人体標本が新たな殺人事件を呼ぶ!
僕〝 探偵の中の名探偵 〟明智小五郎が、意外な犯人を暴いて御覧に入れます。
ヴェーターラ ― 起尸鬼呪法 ― 蘇る屍体と踊る柩の森の美女。 どうぞご期待ください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 12:53:57
37891文字
会話率:33%
葬儀場に表れる社長についての話。
最終更新:2018-06-13 11:52:25
280文字
会話率:0%