「はじめてお目にかかります。……旦那様」
「……あぁ、君がアグリア、か」
「それで……、離縁はいつになさいます?」
領地の未来を守るため、同じく子爵家の次男で軍人のシオンと期間限定の契約婚をした貧乏貴族令嬢アグリア。
両家の顔合わせなし
、婚礼なし、一切の付き合いもなし。それどころかシオン本人とすら一度も顔を合わせることなく結婚したアグリアだったが、長らく戦地へと行っていたシオンと初対面することになった。
帰ってきたその日、アグリアは約束通り離縁を申し出たのだが――。
形だけの結婚をしたはずのふたりは、愛で結ばれた本物の夫婦になれるのか?
※書き上げ済みなので完結保証。他サイトでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:59:47
180621文字
会話率:40%
当たり前のように人を殺して生活している殺し屋の由は、ある日を境に『自分が殺した標的の死体がなくなっている』という奇妙な連絡を連続して受ける。標的を逃がしたのでは、と疑いをかけられた由は、死体を持ち去った犯人を見つけようとするのだが・・・
行動パターンはオッサンの根暗な殺し屋と瓶底眼鏡をかけたハイテンションゾンビの織り成す、黄泉帰りガンアクションコメディ。 視点は三人称、若干の残酷描写あり、モットーは『ほどほどにマニアック』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-20 20:36:06
26320文字
会話率:38%