「おまえらが手にする拳銃は『サクラ』…日本警察正式採用5連発リボルバーだ。期待しているぞ…!鳥嶋…!」
鬼教官がオレの肩に手を回してくる…。
「はい!」
「おう!いいねぇ!若いもんは! 活気があってよ!」
ガハハ! と鬼教官は笑う…。
あ
の頃は若かった…。希望に満ち溢れていた…。
オレが…オレ達が…日本を守るんだって…
警察官は…正義の味方だって…!
そう思っていた時期がオレにもあった。
世の中には、法で裁けない人間がいる。
法の抜け道を知っているヤツらがいる…。
法律で裁けないのなら…オレが裁いてやる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:42:54
48616文字
会話率:44%
「わおちゃんの、かみのけが、すっごく、ふわふわなのは、わおちゃんの、おかあさんが、シャンプーしたあとに、すっごく、ゆあげタオルで、すっごく、わおちゃんの、かみのけを、ふくからなんだよ」
子供のわたしが当時まだ若かった自分の母親に和音(わお
)のことを告げている。
「わおちゃん、わおちゃんの、おかあさんに、かみのけを、ふかれているとき、あたまが、ぶんぶんするって、いっていたもの。ぶうん、ぶん、ぶうん、って……」
当時わたしはどんな気持ちで、その内容を母親に告げていたのだろう?
単に和音のふわふわした髪の毛が羨ましかっただけからなのか、それともその後続いた会話のように、当時もいまも比較的わたしに無関心だった母親に同じことをして貰いたいと、つまりは関心を惹きたかったのか?
「ういこも、わおちゃんと、おんなじような、ふわふわの、かみのけに、なりたーい!」
最後にわたしは飛び上がってそう主張した。すると――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 07:56:33
32447文字
会話率:39%
吉幸商店街で引ったくり事件が起こった。被害者は鳥居病院院長夫人である鳥居明美。彼女は、引ったくり犯を追いかけている最中、心臓発作を起こし死亡してしまう。警察は、今回の件を引ったくりを病死として処理しようとする。 刑事の須永は、この件の担当に
なるが、現場で偶然元刑事である布谷と出会う。彼女は、当時25歳で若かったが優秀な元敏腕刑事であった。その才覚は、入社してすぐに発揮された。父親は警視総監、母親は探偵というサラブレッドの家系に生まれ、刑事時代は将来を期待された存在だった。しかし、同僚や上司からのいじめに遭い、キャリアを捨てて結婚し、今は1児の母であった。彼女によれば、今回の件は単なる引ったくりとして処理するには疑問が残るという。なぜなら、引ったくりが行われた時刻は午後2時頃だが、その時の商店街は人通りは少なくなかった。ただでさえ捕まえられるというリスクを背負ってまで、引ったくりをするだろうかと疑問を呈した。さらに、引ったくりが持ち去ったものにも注目した。引ったくり犯は被害者が肩に背負っていたバッグではなく、買ったばかりのパンが入っていたビニール袋を持ち去った。鳥居明美は都内では有名な病院の院長夫人で、普段でも高級ブランドを持ち歩く人物であった。引ったくり犯であれば、高級ブランドのバックを盗むのが普通ではないだろうか。いくつかの不審な点があったが、内部の刑事たちには相手にされることはなかった。むしろ、不審な点を残したまま、今回の件が幕引きされそうになっていく。それを防ごうと、須永は内部の忠告を無視し、彼女と一緒に事件解決へと動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 13:43:11
110485文字
会話率:58%
最初は、大丈夫だと思っていた。
まだ若かったし、今より体力もあった。
これがずっと続いていくということを
私は分かっていなかったんだ。
最終更新:2024-08-04 22:36:04
441文字
会話率:0%
まるで、夢物語の王子様のような金髪ブロンドの髪を靡かせ、宝石のように輝くエメラルドのその瞳。
その見た目でありながら、彼は国が誇る騎士団の一人だった。戦では不敵に笑い、日々鍛錬を怠らず。
見た目に似合わず雄々しい彼に、一人の少女が恋を
した。
なんと、その少女は男よりも15歳も若かった。
あまりにも離れた年の差ではあったものの、少女はその恋を諦めることもできず毎日男にアタックする。
そんなめげない少女に向かって男の対応は…………!
──────────
あらすじあまりいいのが思いつかなかったのでいずれ更新します。
年の差純愛ほのぼの一途で真っ直ぐな超前向き幼妻(予定)の物語。
ただ好きな人を追いかけ、彼の『新妻』候補とまで名乗りだした。そんな彼女を周囲は『新妻ちゃん』と呼びながら微笑ましく見守っている。
相変わらず素直でないヒーローです。
というか本編よりかは癒やし狙いの番外編目的で出来上がった物語です。これから完結もせずチビチビ続きますので更新不定期が常だと思ってください。番外編に入れば話も前後したりします。(気ままに書くお許しを)
本編は計五話ですでに書き終えて投稿予定なので本編だけ読んでオサラバ歓迎。
見た目(時に実年齢)幼女と王子様な見た目の雄々しく雑騎士のラブコメディ。
番外編では娘も登場予定!娘とその恋のお相手も収録!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
37448文字
会話率:35%
あの頃は若かった。今は貫禄というより関節が悲鳴をあげる年齢になった。
あの頃の下宿のメンツが集まるというので、酒を飲む理由ができたとばかりに、ウキウキと出かけることにした。
みんな元気かなぁ?
最終更新:2024-06-02 20:04:47
3610文字
会話率:49%
彼が指揮する祝福された軍勢は狂暴な魔物の群れを打ち倒し、彼が放つ神聖呪文は邪悪を打ち砕く。彼の知略の前では敵将は白痴となり、彼の直観は地下深く隠された世界の秘密を暴きだす。魔術師の中の魔術師、魔術師の中の王── すなわち、簡単にいうなら
、チダ彼はカードゲームの天才だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:03:36
9016文字
会話率:41%
次期候爵であるエルメス・グラクルス・メルクリウス
は嵐の晩に愛人による妻の殺害現場に遭遇してしまう。状況を理解する間も無く、落雷に打たれ、意識を失ってしまったエルメスが目覚めたのは15年前の候爵家。
死に戻った理由も何で15年も遡ったのか
も解らないけど、取り敢えず、家門の凋落を避ける為、奔走するエルメスは徐々に国を覆う陰謀の渦に巻き込まれて……行くけど正直そんなことはどうでもいい!!
体面の為に娶らされた醜女が実は帝国一の美少女で祝福を齎す尊き乙女ってどういうこと!?
何でそんな娘が俺なんかのとこに嫁に来ちゃってんの!?
ていうか、君、そんなに若かったの!?というか、幼かったの!?
そんなの俺ロリコンじゃん!?ペドフィリアじゃん!?
死に戻りクズ夫の未練満載痛快ロミ夫ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:00:00
48382文字
会話率:34%
わたしの新入社員時代 昭和懐旧人物史 あの頃君は若かった。
キーワード:
最終更新:2024-04-19 09:52:21
1461文字
会話率:0%
私が書き始めた理由。一年目あるある。ある作家様との出会い。書いてよかったなと思うこと。反省点。
来年の今頃に読み返してみて、あの頃は若かったなぁと思えればいいなというまとめです。
最終更新:2023-12-31 17:02:26
6591文字
会話率:3%
最近書いた詩です。まあまあの出来です
最終更新:2023-12-05 07:13:03
277文字
会話率:0%
我が家の柴犬が若かったころに国道を逃げ回って、パトカーまで出動してしまった話。
最終更新:2023-08-09 11:42:39
1029文字
会話率:0%
その日、ティタイトは国の隅々まで祝福の声が響いていた。新しい国王の就任だ。人々は各地で、内乱から国を取り返した先代国王の功績を讃え、若い国王の未来を寿(ことほ)ぎ、宴で大いに飲み食いをした。
今も人々の記憶にある内乱の頃、草原の国ティ
タイトは、大地を血に染めた。
反乱軍の卑怯な戦いに敗れた王家は、族滅の危機に瀕していた。ティタイトの民から尊敬を込めて白い鷹という名を贈られたライティーザの男、新王の祖父が、戦の風向きを変えた。
大河を越えてきた異国の祖父が救った乳飲み子が、父が取り戻した国の国王となる目出度い日に、若い国王は、己の名を改めると宣言した。今日からは、乳飲み子だった新国王と幼子であった姉、若かった両親を救った祖父の名ロバートが、草原の国ティタイトの国王の名だ。
星が瞬く頃になっても、宴が続く王宮にある庭の一角で、一人の男が焚き火をしていた。まるでこれから野営でもするかのように、天幕を背にしていた男の目が、炎の向こうの人影を映した。
「誰だ」
相手の名を聞き、男は微笑んだ。男はその名を知っていた。草原の国ティタイトの新王ロバートの就任式に合わせて、大河を越えてきた新王の母親の縁者の一人だ。
「おいで」
炎に照らされた人物は、男の記憶にある少年によく似ていた。
これは男が少年に語って聞かせた物語。
本編「マグノリアの花の咲く頃に」の後日譚です。
本編は完結しております。
第一部https://ncode.syosetu.com/n9505gp/
第二部https://ncode.syosetu.com/n5142gx/
第三部https://ncode.syosetu.com/n2035gy/
第四部https://ncode.syosetu.com/n2114hd/
本編にも是非お越しください。
フィクションです。実在の国、事件とは一切関係がありません。中世の欧州を基盤とした架空の世界です。身分制度があります。宗教もあります。物語の設定上のものであり、作者個人の思想との関連性はありません。
著作権は作者にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 07:00:00
7703文字
会話率:17%
共に研究者をめざしながら、道を分つこととなった友へ捧ぐ。
最終更新:2023-06-10 09:00:00
412文字
会話率:0%
戦争に巻き込まれた時、俺はまだ若かった。ドイツに生まれ育ち、当然のように戦争に参加した。最初は前線に行くことが嬉しかった。だって、俺たちは勝つために戦っているんだから。でも、現実はそう甘くなかった。
寒さ、飢え、睡眠不足、そして戦場で見た
光景。それらは俺の心を抉り、深い傷を残した。それでも、俺は戦うことを選び続けた。祖国のため、家族のため、そして自分のために。
そして、ある日、俺たちはスターリングラードに配属された。あの街での戦いは、俺の人生にとって決定的な瞬間だった。激しい戦闘、破壊された建物、そして仲間たちの死。俺は生き残ったが、その代償として多くの仲間たちを失った。
スターリングラードでの戦いが終わった後、一人で街を去った。生き残ったことが嬉しいというより、何もかもが無に帰す感覚があった。そして、俺はその後も戦争に参加し続けた。でも、あの日から、俺は戦争について考えるようになった。それは、決して語ることのできない、そして忘れることのできない、深い傷だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 00:26:29
4299文字
会話率:14%
初めての出会ってからは6年
最初に出会ったその時は
お互いがまだ学生出
お互いはまだ若かった
それから一緒になるまで2年
私を見守ってくれてたあなたと
やっと一緒になることができた
それから4年
お互い家族に顔も合わせて
いつかは一緒にそう
思ってる
今はまだ、仕事が大事な時期だから
一緒にいられるこの時間だけは
大切にしたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 07:00:00
502文字
会話率:0%
…叶わない片思いってツラい。
誰かを好きになるって奇跡だと思うし、毎日がキラキラ輝いて景色が変わって見える。
でも、報われないと知ってしまった時の苦しさは凄まじいと私は思っていて…。
むか〜しむかし。私が今よりも若かった頃にした辛い片思
いをふと思い出したので書いてみました。笑
彼女が素敵な人と幸せになれますように…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 21:30:57
761文字
会話率:10%
戦地に赴いたまま戻らない婚約者のスタンリーを諦め切れず、彼の帰りを長年待ち続けていたリゼットに紹介されたのは、若かった頃の彼に生き写しの優しい青年だった。
まだスタンリーのことが忘れられないと正直に告げるリゼットに、青年は、精霊が地上に降
り立つと言われる2月後の降誕祭の日まで、リゼットの時間をもらえないかと頼む。
次第に青年に心を開いていくリゼットだったけれど、降誕祭の日、一つだけ願いが叶うなら何を願うかと青年に問われたリゼットは、涙を流しながら彼の質問に答えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 15:01:10
7560文字
会話率:34%
あの頃、私は若かった。だから他人を否定した。その中には今の私も含まれている。
最終更新:2021-09-02 21:43:06
2133文字
会話率:3%
4月1日に個人HPで発表していたミリタリ系の冗談作品や、4月1日と関係なく個人HPで発表していた冗談作品を集めたものです。リストにひとつずつ並ぶのは耐えられないので連作短編のように扱っていますが各部分の中身はバラバラです。
最終更新:2021-07-13 15:46:22
9546文字
会話率:47%