愛による行為ならば美しく、戯れならば醜い子が生まれる、花精たちが住む『花源郷』――十二の郷を十二の王が統べる世界で、牡丹の郷の貴王は烏羽玉妃の誕生を祝う宴の夜、愛らしい姫と出会った。今度こそ求めていた姫だと期待するが……。
光源氏タイプ
の男主人公NGな方は避けたほうがよいかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:00:00
83516文字
会話率:38%
"花精霊"植物に寄り添い、植物と共に生きる精霊。繊細なものが多く、外部のものはその姿をお目にかかることはできない。
そんな精霊の住む国、"フルーレル国"。
自然豊かで、澄んだ空気が漂う。とても静かな
国。
この国には、たった一人少女が住んでいる。
人間である少女は、フルーレル国を統治する"花精霊王"に育てられた。
両親はいない。赤子の頃に雨の中捨てられたのだ。
王に育てられた少女は5歳になった頃、王から加護をもらい受けた。
それにより、人間と精霊のハーフ"半精霊"となった。
半精霊となった少女は魔法が使えるようになる。
ある日、少女は一人散歩していた。
その時、ライオンに似た白い獣に出会う。
獣は怪我をし、横たわっていた。
魔法が使えた少女は、獣に回復魔法をかけてやった。
傷は消え、獣は森の奥へと姿を消した。
その数日後、精霊王の元に一人の青年が現れる。
その青年は、少女が助けた獣だと名乗る。
そして、その青年は隣国の魔王だとも…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 22:38:15
693文字
会話率:0%
一日一花。神前に花を献じる少年・馨。
その手が花茎を切るとき、花精たちはたまゆら現れ、この世への未練を語る。めぐる季節の中でひととき語られる、花たちの御伽噺。
12か月の短編連作。
最終更新:2021-09-26 13:22:43
60276文字
会話率:39%
この世のどこかで『優曇華(うどんげ)』というけったいな名の花が、三千年に一度咲くそうな。『悲劇の起こる場所に咲く』という、大層な曰くが付いている。
ある日ある時、とある山奥の一本杉に住む仙人の元で、この優曇華の精霊が生を享けた。
これは重い定めを背負った精霊の成長と、それを見守る老いぼれ仙人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 22:15:19
44646文字
会話率:36%
常春の村に降る筈のない雪が降る。
その数日後、花精の少女マトは氷の張った湖で不思議な女性と出会った。
※自サイトや他の投稿サイトでも公開しています。
◆「楽園神典」シリーズ
最終更新:2021-04-11 07:39:25
6430文字
会話率:52%
恵民署、それは庶民達のための医療機関。
そこで産まれた少女、自尊心の高い蝴蝶は、病人への食事を提供する仕事に誇りを持って働いていた。
ある日突然、花精と名乗る眉目秀麗の青年が恵民署の主となり、珍妙な治療を開始する───。
時代は
今よりずっと昔、架空の王国を舞台とした医療系っぽいファンタジー。
!物語に登場する食事療法、治療はあくまで物語の上でのものです!
カクヨム様にて、同名で作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 08:37:12
36377文字
会話率:33%
三途の川の警備が仕事である精霊見習いの橘華耶(たちばなかや)は、学校での舟の実習を終えたある日の帰り道、
いつもの場所にお地蔵様が立っていないことに気づいた。
付近の草むらを探してみると、お地蔵様と小学一年生ぐらいの女の子だった。
女の子
、葵は賽の河原から脱獄してきた逃亡犯だった。
そこへ偶然通りかかった華耶のライバル藤原紫乃が、女の子を捕まえようとするが、地蔵が反撃し彼女は気を失う。
華耶は、先に脱獄した姉の遥を探しているという話を葵から話を聞き、一緒に人間界へと行くこととなった。
生まれ変われなくていい――。あいつに復讐しにいく!
そんな人間の魂を止めるのは難しい。復讐魔が一番危険だ。
この作品は「カクヨムhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054892402216/episodes/1177354054892402352」
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 21:53:37
18014文字
会話率:22%
コンテスト応募用10万文字読み切り作品。
荻本仁が召喚されたのは異世界のダンジョンの中。
別にダンジョンマスターでもなんでもない召喚者で花精霊(アルラウネ)のレミは、迫害から逃れてダンジョンに逃げ込んだという。
召喚者の少女を見捨て
て逃げるわけにもいかず、かといって一緒に町中で暮らせばともに迫害されて殺されるのが目に見えている。
ならば、と荻本仁は決断した。
「――ダンジョンに住もう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 20:00:00
100602文字
会話率:51%
この世界の人々は異世界からの侵略者に攻められていて、一部の精霊騎士が対抗したが
その通称魔王軍の圧倒的な力によって全滅させられた。
だが、全滅させられて、直ぐのこと、勇者が突然現れ異世界との通路を消滅させた。
消滅させた後、勇者 の 行方が
何故か分からなくなっていた。
そして、またいつ現れるかもしれない魔王軍に対抗するための組織が結成された。
精霊騎士学園がその組織である。
奏多ら家族も精霊騎士※親は精霊騎士育成のための道場をやっている。※
になるために、立花精霊騎士育成学園に通っていた。
だが、奏多ら家族は実の姉によって殺されてしまった。
そして現世・・・・・・
奏多が生まれたときはこの世界で珍しい双子だった。
俺(奏多) が兄、こよみが妹だ。
そこから俺は、充実した生活を送っていたのだが・・・・・・
両親の突然すぎる他界。 そしてもう一つは・・・・・・
ある夢を切っ掛けに思い出したおぞましい記憶。
そこから、奏多の人生は復讐に変わっていく。
そのおぞましい記憶からは殺された後、すぐに転生したことが分かった。
奏多はこの記憶が蘇った時誓った。
『俺の前では、もう、あんな悲劇を起こさせないように。 そして、姉ちゃんに復讐すると。』
—――それから3年後、奏多は立花精霊騎士育成学園に編入することとなった。
そこで、奏多はいろいろな人に出会いながら、いろんな力を授かっていく。
その少年は、魔王討伐と。 そして、裏では姉ちゃんに復讐を目標にして、成長していく
物語である。
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月、水、金曜日投稿をしています。
1/1から一週間は投稿をお休みさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 22:13:02
124540文字
会話率:31%
春海には幼い頃から、桜が咲く頃にだけ共に過ごしているひとがいた。酒を呑み咲く花を愛でる。毎年同じ事を繰り返し、長い長い時間が過ぎた。けれど、ともに過ごせるのもこれが最後。何故ならそのひとは桜の花精で、春海はただの人だから。「いつかまた会いま
しょう」遠い約束は、まるで願いごとのようだった……。
桜の花精と人間のお話です。残酷描写にご注意ください。(2008年にコピー誌を発行しています。お持ちの方はご容赦下さいませ。名前の変更と若干修正しております)
※以前別アカウントで連載していた話の移行版です。誤字脱字等修正の他は殆ど変わりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 10:00:00
31262文字
会話率:28%
徒然なるままに書き綴った
和風スタイルの「詩」です。
最終更新:2011-09-04 03:19:25
12362文字
会話率:22%