自称小説家志望の底辺弱者のアラサー、天音真澄(あまねますみ)。彼女無し(年齢)低賃金で未来もクソも無い最底辺の人生に嫌気がさしながらもダラダラと生きているそんな彼。
ある日、真澄は愛用の煙草が切れた事に気付く。
嫌々ながらも近くのコンビニま
で外出する羽目になり外に出れば満点の星空を目にし、舌打ちをする。
煙草を購入して帰路に着くその直後、空を見上げれば流れ星が点々と空から下に落ちていたのを見てある事が思い浮かんだ。
昔からの「言い伝え」、「おまじない」。
それがふと頭に過った彼はそんな物があるわけがない、と諦めを感じながらも現状の変化に対し願わずにはいられなかった。
「どうか、こんなくそったれな人生にも生きる喜びをくれよ」
その言葉を皮切りに一つの流れ星が自分に向かって急接近してくる。
目の前までその星が落ちてくると小さい子供が真澄の前に現れこう言い放った。
「初めまして、きみの願いを聞いて参上したオーカスだよ。今宵、きみは星々の戦いに勝ち抜くための戦士に選ばれました。どうか僕と一緒に一番星を目指して戦って欲しい」
星とは何か。願いとは何か。現れたこの子供は一体何者なのか。
突然、自分の身に降りかかった変化に頭が追いつかなくなった真澄の今後は一体どうなるのか。
未だかつて味わった事のない戦いに慄きながらもこれから出会う戦士たちから己が目を背けていた痛みや苦しみを感じて何を思うか。
"選星バトルロワイヤル"、ここに開幕致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 00:00:00
6653文字
会話率:50%
僕は月子が腹立たしい。まるで世界中から敵意を向けられて絶望したように弱々しく陰鬱。勇ましく反抗さえしようともしない月子に僕は舌打ちをした。
最終更新:2025-04-02 02:00:00
3280文字
会話率:34%
「ちょっと斉藤さん、いい加減名波くんと別れてよ!」
「はぁ? アンタらバカなの?」
昼休み、購買に向かう途中の廊下でいきなり拉致された挙句、なにアンタら全員で同じコスプレでもしてんの? みたいな巻き毛茶髪ギャルメイクな女子集団に囲まれ
た咲は、不機嫌さを隠そうともせずに言った。
もうダメだ。アウトだ。おしまいだ。
購買では今頃、飢えた学生たちがたかりにたかって、咲が買う予定だった火曜日限定販売のクロワッサンサンドは、買い尽くされてしまっただろう。
このために今日はお弁当も少なめにして、四時間目のチャイムの最初の音とともに教室を飛び出したのに。ていうかこのヒトら、咲を待ち伏せするために、わざわざ授業サボったんだろうか。
「……つーか、誰も通らないし」
低く小さく呟いて、舌打ちをする。
一番人気のない特別棟の廊下。今の時間生徒たちがやってくることは稀だろう。
小柄で可愛らしい女の子がおっかない女子六人に囲まれているという、なんとも助けがいのあるシチュエーションなのに。
「バカってなによ!」
「ちょっと斉藤さん、あんたちょっと可愛いからってチョーシに乗ってんじゃないの!?」
そんな感じに幼なじみのモテ男のせいでクロワッサンサンドを買えなかった咲と、彼女を好きだと公言して憚らない幼なじみ侑紀と、ふたりが突然見えるようになってしまった半透明な少年友成の、ホラー要素皆無の青春ドタドタバタバタラブコメディです。
昔書いた小説を発掘しまして、日の目を見ることもなかったのでこちらにアップすることにしました。最終話まで予約投稿済みです。
(8月4日から12時に一話ずつ公開されます)
ラストの五話、エピローグは同日公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 12:00:00
34104文字
会話率:52%
「おい、おい、どうした?」
「え?」
「なにボーッとしてんだよ。頼んでたものは? ほら、早く出して」
「えっと……」
「やってねーのかよ。はぁ……マジなんなんだよ。眠くなるなら昼飯なんて食うなよな、はーぁ」
先輩はそう言うと舌打
ちをして離れていった。眠く……なっていたのか。確かにボーッとしていた。寝起きのような感じだ。おれは寝ていたのか?
『ひどいですねぇ。あの言い方はないと思いますよ』
背後から声がし、おれは驚いた。後ろを振り返ると、そこには白衣を着た男がいた。おれが「誰ですか……?」と訊ねると、男は「わかってるくせにぃ」と言うように、ニヤリと笑った。ああ、確かにそうだ。おれはこの人に見覚えがある。
「えっと……そうだ、医者。ああ、先生じゃないですか」
『ええ、まあ。医者ではなく、心理カウンセラーですがね』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-01 11:00:00
4144文字
会話率:50%
鈴木健(スズキ ケン)には“どこにでも居る一般的な良い人”を目指す高校一年生、春、夏と過ごし友達と近すぎず遠すぎずの適切な距離感を大切にし、困っている人を見過ごさないようにして生きてきた。
そんな彼にも苦手な人がいる。高校に入った頃にたまた
ま隣の席に座っていた梅村明日香(ウメムラ アスカ)だ。
初日に挨拶をしただけで睨まれ、めげずに話したら今度は舌打ちをされて、彼の心は崩れてしまう。
しかし、不安なことにこれまでに3度の席替えがあったがどれも隣には彼女がおり鈴木健は完全に心が折れてしまった。
そんな日常が秋に進み始めた頃に転校生、安田桃(やすだ もも)がやってくる。
日頃から優等生を心がけていた鈴木健は彼女の案内を頼まれて彼女と交流を深めていくが、それが鈴木健の非日常への扉だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 18:54:44
1384文字
会話率:40%
お盆灯の裏側で、すまし顔をした故人の写真。現世での思い出をなぞるため、8月になると現世に帰る魂が、今年も閻魔庁で長蛇の列をつくっていた。ずらりと並んだ窓口の奥にはブースがあって、何やら相談する者もいる。フォーク型の列をベルトパーテーションで
うねる流れを作り、ジリジリと前進して前の人との間を開けないように気を遣う。初盆を迎えた久之は、家族に会いたい気持ちにはやる気持ちで並んでいた。舌打ちをしたり、ボヤいたりする者もいたが、彼の心は穏やかだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 09:30:03
7401文字
会話率:14%
生まれて初めての音楽会へ行って、生まれて初めての音を聞きました♪♪
最終更新:2023-09-11 12:08:21
4833文字
会話率:0%
「思ってた異世界転生と違う! 体重をキープすると強いってどういうこと!?」ーーイケメンの幼馴染み、料理のできるグルメキャラ、武術オタクで体重は余裕の三桁超え。ちょっと気弱な高校2年生の高倉健人(たかくらけんと)はラブコメのサブキャラとして、
毎日目の前に繰り広げられるハーレムに舌打ちをしながら、女性恐怖症になったイケメン君の唯一の親友として過ごしていた。ある日の帰り道、出待ちしていたイケメン君のストーカーに「恋敵の豚」と勝手に認定され、出刃包丁で襲われ心臓発作を起こすと異世界転生を果たし、何故か森の中。迷っているうちにコボルトの大群に襲われてしまう。追い詰められてもうだめだーおしまいだーと思ったが、彼らの攻撃が全く痛くないことに気付く。試しにと小突けば吹っ飛んで一撃死、四股を踏めば地震が起きる。その圧倒的パワーの秘密は彼に宿ったチートスキル【わがままボディ】。その豊満な体重をキープしている限り、超人的な強さを宿すことができるという冗談のようなものだった!ガッデム!ハーレムはどこいった!そうしてようやく辺境の村にたどり着くもオークに間違われる健人は、妄想を具現化した武術ともともとあった料理スキルで一気に認められ、流されるまま冒険者となった健人。モンスターは楽勝だし料理を作れば皆喜んでくれるし、これは異世界転生様々かと思いきや、そうは問屋が卸さない。ある日辺境の村にやってきたのは悪い噂ばかりが立つ魔美女のギルドマスター。彼女との出会いにより、健人ののほほん冒険者ライフは突如終止符を打たれてしまうのであったーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 21:25:11
189221文字
会話率:26%
舐めた感想文を書いた罰に、先生に脅されてボランティア部に強制入部させられた。すると俺を罵倒する毒舌家な美少女と再会し、無理難題を突き付けられる──女の子に話しかけなさい、と。俺の学校生活に更なる激震が走った。
どこまでも卑屈で捻くれた高二
病の主人公がとある書店で美少女と出会いを果たすが、露骨な舌打ちをされた。
そこで俺は中学時代で経験してきたことを思い出していた。
──すなわち女は俺の敵だ。
──リア充だ?くっだらねえ。俺はボッチを貫く!
故に俺はボランティア部で言いなりになりながらも、現状維持を望んでいた。仮の仮にモテ期が到来しても、俺が青春のど真ん中に飛び込むような真似はしないと。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 15:00:00
92912文字
会話率:38%
日本における自殺者の数が右肩上がりであった20✕✕年。日本政府は、世界にこう発信したのであった。
日本人の自殺者”0”とー。
世界中に衝撃が走ったその発表により、各国より問い合わせが殺到する。連日テレビでも取り上げられ、マスコミもこぞっ
て裏を取ろうと必死である。
そんな中、東京のとある裏路地にいる若者がスマートフォンで、その記事を見ながら、チッと舌打ちをする。
??「嘘つきだらけか、この国のやつらは」
そう吐き捨てると、裏路地の扉へと入っていく。扉にはペンキ文字で書かれている。
welcom to LIAR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 17:19:07
5813文字
会話率:42%
目を開けた先には一人の人物がたっていた。その者は、黒髪黒目。身長はそこまで高くない。顔が平べったく鼻がそこまで高くない。服装は全身黒。何やらコートのようなものについているボタンは今まで見たことのない装飾が施されている。
その者は、神官に視
線を向けると
「ちっ」
舌打ちをした。
グダグダなので悪しからず。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-15 21:14:27
18752文字
会話率:52%
爆死したい、病死ではなく、死ぬならば爆死したいのだ。
男は短く舌打ちをした。
最終更新:2016-05-16 00:23:32
1851文字
会話率:9%
生徒会役員である前川大地は、生徒会長から奇妙な噂が流れているという話を聞く。曰く、夜の学校に妖精が出ると言うのだ。そして噂を確かめるため夜の学校へ不法侵入をする生徒も出てきているらしい。
噂の真実に興味を惹かれた前川は、休み時間や生徒会
の仕事が終わってから独自調査をすると決意する。
ふと、三年前に大失敗した文化祭があったという話を思い出した前川は、そのことを会長に言う。すると会長は嫌悪感を隠さず舌打ちをした。
会長らしくない態度に、前川はどうしたのか考えを巡らせる。そして一つの結論に至ると、納得しつつ話題を変えた。妖精の噂は、どこから来たのかと。
会長の予想と薀蓄を聞いて、妖精について話すうち……今回学校に現れた妖精は「コロボックル」かもしれないと二人は笑い合う。
そして飲み物を買うため席を立った会長だが、会長らしくないことに財布を落としたことに気付かなかったらしい。財布の存在に気付いた前川は、それを届けるべく会長の後を追った。
:重複投稿について……Pixiv、作家でごはん!様、NLS~のんびりライフスタイル~にも同作品を載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-19 00:27:39
50233文字
会話率:51%
ヴァルシオン王国の第一王子イルデブランドは舌打ちをする。夢見が悪かったのだ。その夢の中に出てきた年上の従姉アンナ・ヴァニアは顔は美しいのに口はとっても悪い。嫌な思い出しかない従姉から三年ぶりのお茶会のお誘いがあった。15歳王太子×18歳公爵
令嬢。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-11 03:03:51
5141文字
会話率:30%
……さて、超逃げたいです。のっぴきならない事情によって訪れた「悪魔払い探偵事務所」なる怪しげな看板の掛かった雑居ビルの一室。扉を二度ノックすると「どーぞ」と平坦な声が返ってきました。扉を開くとそこにいた男性は私を一瞥し、舌打ちを一つします。
「あんたが川口さん?」男性は超だるそうな声で言いました。 社会不適合者に片足を突っ込んだ私とおおよそ人間性の壊滅している所長が、怪奇っぽいものに挑む愛と勇気と希望のお話!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-25 22:11:52
66229文字
会話率:54%
篠原が府川のノートを後ろから奪った。しかし府川は慌てる様子はなくただ篠原を睨みつけるだけである。篠原が舌打ちをし、この恥を大衆に晒してやろうとノートを開いた。ざまぁみろ!ばーか!…しかし開いたノートには予想外にも、めちゃくちゃ上手いイラスト
が描かれている!…あれ?あたしが見たあのキモイ絵と違う…。ノートを開いて固まった篠原を見て府川はニヤリとあざ笑うかのような表情を浮かべたのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-09-22 19:38:39
16293文字
会話率:25%