母親は側妃、でも僕は第一王子なので、王位継承権は第一位。
ようやく思考と肉体が繋がって、思い通りに体を動かせるようになったんだけど、どうにも僕の環境はよろしくない。
どうやら父親の国王陛下は、最愛の王妃様との間に出来た第二王子を自分の後継者
にしたいようで、第一王子とその母である側妃を放置。放置というか無視。
なんかこれってどこかの小説で見たようなテンプレじゃないか?
国王陛下から邪険に扱われる側妃を母親に持つ王子様が、自分は愛されてないとかなんとか拗ねまくって、あれは嫌だこれは嫌だ我儘放題に成長した挙句、学園の卒業式で、国王陛下が王命で決めた、家柄も容姿も性格も完璧な婚約者の令嬢に婚約破棄を突き付けて、ご立派な人格者な弟王子に婚約者を横取りされて、ざまぁされる王子様。
冗談ではない。
そんなやべーフラグは折るにに限る。
自分の将来のほうが大事。
まずは王子様をやめようかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
803703文字
会話率:43%
県内の進学校に通う一年生、鳴海漓音は小学校の頃から勉強はできるが、人と関わることを好まず、自分の世界へと閉じこもりがちだった。
このまま学生らしいことをすることもなく、そこそこの良い大学に進学し、できるだけ人と関わらない仕事に就くのだ
ろう。
自分の将来は、こんなものだと達観する漓音は雨の中、一人で最寄り駅の桜の木を眺めていた。
そんな彼の前に一人の不思議な女性が現れ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:32:19
9517文字
会話率:35%
セシリア・エルヴェール公爵令嬢は悪女顔だ。
また、天から授かったギフト『死の目覚め』という不吉めいた名の恩恵により、婚約者である王太子から婚約破棄された上、国外追放処分を言い渡されてしまう。
セシリアは逃げ出した先の螺旋階段で足を踏み外す。
すると一人の美しい青年が現れ、とっさに彼女を抱きとめようとした。
――その瞬間、セシリアの体は眩い光に包まれる。
次に彼女が目を開くと、そこは50年後の未来だった。セシリアはそこで、ある年老いた男性と出会う。
そして彼女は彼と過ごす中で、自分の将来を垣間見ることとなるのだが――。
果たして、悪女セシリアは未来で幸せを掴むことができたのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 16:02:59
14103文字
会話率:36%
公爵令嬢のヘレンは第2皇子から婚約破棄をされてしまう。ヘレンは、処分が決まるまで地下手室に幽閉され、自分の将来に悲嘆する。そんなヘレンの前に傷だらけの魔物が現れた。その魔物は王都に奇襲を仕掛け、すぐに騎士団により全滅させられた軍団のリーダー
だという。魔王に捨て駒にされたことを恨みながら、弱っていく魔物。ヘレンはその姿を自分に重ね、魔法で一命を取り留めさせていた。ヘレンと魔物は王都から逃げ出し、森の奥で隠れ住むことになった。2人はのんびりとした余生を過ごすことにするが、彼女たちの前には一癖も二癖もある人々が現れる。孤高のダークエルフ。行き場をなくした奴隷の兄妹。心優しいオーク。幼女のような見た目の魔女。2人の周りには人が集まり、いつの間にか村が興ることになる。やがてその村は王国と魔王軍に目をつけられ・・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:47:06
19564文字
会話率:57%
公爵令嬢のヘレンは第2皇子から婚約破棄をされてしまう。ヘレンは、処分が決まるまで地下手室に幽閉され、自分の将来に悲嘆する。そんなヘレンの前に傷だらけの魔物が現れた。その魔物は王都に奇襲を仕掛け、すぐに騎士団により全滅させられた軍団のリーダー
だという。魔王に捨て駒にされたことを恨みながら、弱っていく魔物。ヘレンはその姿を自分に重ね、魔法で一命を取り留めさせていた。ヘレンと魔物は王都から逃げ出し、森の奥で隠れ住むことになった。2人はのんびりとした余生を過ごすことにするが、彼女たちの前には一癖も二癖もある人々が現れる。孤高のダークエルフ。行き場をなくした奴隷の兄妹。心優しいオーク。幼女のような見た目の魔女。2人の周りには人が集まり、いつの間にか村が興ることになる。やがてその村は王国と魔王軍に目をつけられ・・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 00:49:37
7469文字
会話率:45%
石上はアマチュアレーサーの兄の影響で車やバイクを愛しながら、自分の将来に悩む高校生。友人倉田と訪れた富士スピードウェイでプロのレースの熱気を体感し、技術と情熱に触れる。兄との会話で、自動車業界の技術力と市場の現実とのギャップを知り、象徴的な
ニッサンGT-Rの歴史を学ぶ中で、石上は自分の役割と夢を考え始める。物語は、技術の追求と未来への挑戦に向き合う若者たちの姿を通じて、次世代の可能性を描く。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-14 12:25:16
6474文字
会話率:33%
――僕は、僕が嫌いだ。
自分に自信が持てずに生きてきた少年、涼村結月。
周囲に流されるがままに生きてきた結月も、高校三年生。大学進学か就職か。誰もが一度は立つことのある人生の岐路に立たされたとき、結月は生まれて初めて人として最低限の責任で
ある自分の将来に繋がる自己の選択と向き合う。しかし、生まれて初めての経験で上手くいくはずもなく、自己の擁立に揺さぶられた結月は学校の定期試験で赤点を取ってしまう。お世辞にも真面目とは言い難い結月は同じ補習対象者の課題の中身を盗み見ようと画策するのだが、まさかそれが教室どころか学校中の注目を集める、顔良し、スタイル良し、性格悪しの【完全無欠の女王様】と呼ばれる楠木陽葵のものだとは思ってもみなかった。「ねぇ、何してんの?」「はひぃっ!?」そんな彼女がまさかの補習対象者、それもほぼ全ての科目における赤点保持者、レッドホルダーだとは思いもせず、ひょんなことから秘密を知ってしまった結月は、女王様である楠木陽葵と接点を持つことに。それだけの関係であったのだが、何故か彼女は結月と同じ部活に入部してきたり、無邪気な顔を見せてきたりと、二人の距離は縮まっていき……!?
人生の岐路に立つ結月の成長に繋がる懊悩と葛藤。陽葵との出会いが結月の人生を大きく変えていく、甘酸っぱくもほろ苦い青春恋愛作品。
毎日更新中です。
朝7時と夜の18時に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:02:20
443762文字
会話率:45%
幼き日の約束に従い、姉の引き立て役に徹してきたシャーロット。
どんなに馬鹿にされようと耐えてきたが、学園入学と共にそれは崩れ去る。
あろう事か、姉は学園でもシャーロットのことを馬鹿にしたのだ。
────優秀な姉でも手を焼くほどの出来損ない
と噂になり、シャーロットは入学早々孤立してしまう。
このまま三年間を無駄にすれば、子爵令嬢のシャーロットに未来はない。
なぜなら、学園を卒業するまでに婚約者を見つけられなければ、弱小貴族の娘であるシャーロットに幸せな未来はないからだ。
このまま行けば、好色家の男性や親子ほど年齢の離れた老人の元へ嫁ぐことになるだろう。
姉との関係や自分の将来を天秤にかけ、思い悩んだ結果────シャーロットはある一つの決断を下す。
「私は素敵な人と結婚して、平穏な人生を歩みたい!だから────お姉様の引き立て役は今日でやめるわ!」
姉の引き立て役をやめたシャーロットは真の実力を発揮し、教師をも圧倒する!
自重も遠慮も知らないシャーロットは幸せな未来を掴むためだけに、ひたすら突き進むのだった!
※話の展開はゆっくりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 19:25:01
197956文字
会話率:24%
なぜか小説家にこだわる人物川下実の周りにな個性豊かな人物が集まる。1人は銀髪碧眼美少女の玲は川下実と元々同じ高校であり、彼の後輩にあたる。彼と同じ小説家で彼をとても尊敬しており、事あるごとにアピールをする。自分の将来に不安を抱き、ずっと中途
半端に生きてきた少女杏奈は、一応川下実と元々同じ高校の同級生である。学校で話すことは少なかったが色々あり、プライベートでも遊ぶようになった。杏奈と同じ大学で先輩にあたるのが少し爽やかで優しい顔立ちをしている黄金健。理系の大学に進み、情報系の職業に就きたいと思っている。学校内の成績は良い方で、周りに勉強を教えることもしばしば。ここには出てきてない人物も混ぜて、事件や恋愛を書いていくストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 09:23:31
6351文字
会話率:69%
中学生の頃に両親を亡くし、高校を中退した小鳥遊みかんは、祖母と2人で実家の牧場を切り盛りしていた。
学生生活を捨て、生活のために働くことを決意したみかんだったが、次第に自分の将来について不安を感じるようになってしまう。
そんな折、とあ
ることがきっかけで祖母と喧嘩した彼女は、小学生の頃に別れた幼馴染からの誘いで、上京することを決める。
幼馴染は彼女にとっての初恋の相手であり、もう二度会うことがないと思っていた「夢の中」の人だった。
沖縄に住んでいた彼女にとって、東京という街はそれほどまでに遠い場所だった。
会うためのお金も、時間も、子供だった2人にとっては、あまりにもぶ厚い「距離」だったのだ。
上京後、彼の紹介で大学の寮に上がり込んだ彼女は、幼馴染の夢である「カメラマン」の仕事のモデルになるため、ありのままの自分を探す日々を送る。
今を生きる人を撮りたい。
彼にそう言われ、将来の自分についてを考える日々が始まった。
未来のこと、やりたい仕事。
生きるべくして高校を中退した彼女だったが、「生きる」ということがどういうことかを、いつからか見失っていた。
上京して5年。
彼女の元に連絡が入る。
祖母が入院したという、親戚からの電話だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 14:57:09
329文字
会話率:6%
伯爵令嬢ミランダは、前世日本人だった転生者。彼女は階段から落ちたことで、自分がかつてドはまりしていたWeb小説の世界に転生したことに気がついた。
そこで彼女は、前世の推しである侯爵令息エドワードの幸せのために動くことを決意する。好きな相手
に振られ、ヤンデレ闇落ちする姿を見たくなかったのだ。
そんなミランダを支えるのは、スパダリな執事グウィン。暴走しがちなミランダを制御しながら行動してくれる頼れるイケメンだ。
ある日ミランダは推しが本命を射止めたことを知る。推しが幸せになれたのなら、自分の将来はどうなってもいいと言わんばかりの態度のミランダはグウィンに問い詰められ……。
いつも全力、一生懸命なヒロインと、密かに彼女を囲い込むヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 20:17:40
12087文字
会話率:68%
大学二年生の主人公が異世界に転移してしまった!
転生先では現実世界ではありえないことばかりが起きている。
うさぎが喋る? 記憶を食べる? 太陽がない? 怪物? ドラゴン? メイド?
周りの流れに揉みくちゃにされながらも、主人公は自分の幸
せを見つけていく。
自分の将来を不安視している主人公は、異世界で生きることを選ぶのか、現実世界で生きることを選ぶのか……本当の幸せとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 22:23:29
156095文字
会話率:32%
自分が生徒として受け取っている小学3年生田中こよりに、
密かな恋情を抱いていた小学校教諭の主人公は、
ついに衝動に負け彼女に手を出してしまう。
泣き叫んだこよりに驚いた主人公は、誤ってこよりの首を絞めて⚪︎してしまう。
自分の将来に絶望した
主人公は、そのまま教室の窓から飛び降り⚪︎殺した。
これで自分の人生は終わりかと思った主人公であったが、
彼はなんと教会のシスターとして異世界に転生したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:37:26
727文字
会話率:0%
【アルファポリスにも掲載しています】ヘイデン侯爵の嫡男ロレアントは容姿端麗、頭脳明晰、魔法力に満ちた超優良物件だ。周りの貴族子女はこぞって彼に近づきたがる。だが、ロレアントの傍でいつも世話を焼いているのは、見た目も地味でとりたてて特長もない
リオ―チェだ。ロレアントは全てにおいて秀でているが、少し生活能力が薄く、いつもぼんやりとしている。国都にあるタウンハウスが隣だった縁で幼馴染として育ったのだが、ロレアントの母が亡くなる時「ロレンはぼんやりしているから、リオが面倒見てあげてね」と頼んだので、律義にリオ―チェはそれを守り何くれとなくロレアントの世話をしていた。
だが、それが気にくわない人々はたくさんいて様々にリオ―チェに対し嫌がらせをしてくる。だんだんそれに疲れてきたリオーチェは、対応策を練り、自分の将来について考え始めるが‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:00:00
67129文字
会話率:35%
ベッドの上で日光浴をしていたある日、主人公はふとすべてを思い出した。
自分の前世は日本人であること、この世界は大好きな小説の世界だということ、今の自分は最推しのキャラだということ、自分の将来が死亡フラグだらけでお先真っ暗なこと。
このまま生
きてたら、無残に殺されてしまう。でも、まっとうに生きるのは解釈違い……。
なら、死亡フラグを折りながら推しのエミュをしてしまおう!!
推しの強みも弱みも行く末も知っている自分なら、小さい頃から鍛えて鍛えて鍛えれば、殺されてしまうなんてことあり得ない!!
適正最高の黒魔術とか呪いとか覚えまくって、どんな危険でも乗り越えよう!!
……って、あれ?いつの間にか勇者が懐いてる?敵対関係にあったキャラも仲間になってる?
……ま、いっか!!
この作品はカクヨムにも掲載しています(下記URL参照)。
https://kakuyomu.jp/works/16817330668133706180折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:09:25
253212文字
会話率:45%
中学三年生の女の子、森三久は自分の将来の進路に迷っていた。
最終更新:2024-09-23 15:21:46
10335文字
会話率:22%
獣医師の高原灯子は、ある町の動物病院に勤務して6年が経った。
日々の診療に追われる中、自分の将来を考えなくてはいけない時期に来ていた。
同じ獣医師の友人は自分の将来に向かって歩き始めている。
自分はどうしたいのだろう。
慌ただしさに追われる
だけで、答えはなかなか出ない。
ある日、突然院長が入院した。
普段、いてもいなくてもいいような院長だったが、やはりいないとなると高原は何か大きな安全地帯を失ったように感じた。
院長不在の病院で日々の診療は今まで通りこなさなくてはいけない。
しかしちょっとした事件が起こる。
その後、緊急手術が重なり、疲れの溜まった高原の心はどんどん追い詰められていく。
20年ほど前の作品です。獣医学に関する記述は当時のままなので、少し時代遅れのところもあります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 21:35:49
63231文字
会話率:27%
自分の将来に悩む高校生、蒼乃薫(あおのかおる)はある日の帰り道、野良猫と戯れる一人の女性、一条琴葉(いちじょうことは)と出会う。
桜の木のある公園で野良猫をと出会ったことがきっかけでつながりを持つようになった二人。話をしていく中で、琴葉の抱
える悩みや境遇、そして彼女自身の存在に対する思いに薫は自分との接点を感じ、そんななかでも凛とたたずむ琴葉に恋をしてしまう。
琴葉に自分の悩みと「夢」を打ち明ける薫。
琴葉は自分の望む世界と「夢」を薫に打ち明ける。
琴葉の語った「夢」に衝撃を受ける薫は「夢」の中に彼女の本当の姿を垣間見てしまう。
そして訪れた、すべてが明かされる桜の花びらが散る日。
薫は琴葉の本当の「夢」の姿に涙する。
琴葉の抱える過去とは。
琴葉が語った世界と「夢」とは。
薫と琴葉の運命とは。
これは一人の男が猫のような彼女に恋をする、青くて儚い春の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 20:00:00
23918文字
会話率:46%
ある日、家庭教師の先生が言った。
「いいですか?貴族に嫁いだばかりの女性が求められることは先ずは男児を産む事です。次に次男を産む事。高位貴族であれば女児を産む事も求められるでしょう。但し、数は1人です。次女はいりません。無駄にお金がかかる
だけですから」
その日、姉と一緒に授業を受けていた私は眠るまで一度も口を開かなかった。
姉は家庭教師の言葉に私がショックを受けたんだろうと両親に報告したみたいだったけど、実際はその真逆。
私はただ感銘し自分の将来をひたすらに考えていただけ。
ある日私は言った。
「私、騎士様になります!」と。
お父様が教えてくれた。
「フィオ…女の子は騎士にはなれないんだよ」と…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 22:54:57
14004文字
会話率:52%
ごく普通の大学生、佳奈は自分の将来に希望が持てなかった。彼女は、ただ流されるままの生活に、そして自分に嫌気がさしていた。
しかし、そんな平凡な日常も突然現れた宇宙人、フィンとの出会いによって終わりを迎える。
次々と起こるハプニングの中で佳奈
は何を思うのか。
これは一人の人間と宇宙人が引き起こす非日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 12:00:00
12460文字
会話率:53%
今日もまた1人で学校へ来た
前はいつも迎えに来てくれたのに…………
馬車停に着いて歩いていこうとしたら後ろが騒々しい
振り返ると私の婚約者が馬車から降りマーガレット王女に手を添えて降りるのを手伝っているところだった。
「キャー
」
「素敵なお二人だわ」
そんな声が私の所にまで聞こえてくる
「あ~あ、またあんな姿見せられちゃったわね」
「アンジェ、おはよう」
「何が良くてこんなのを見せられてるんだか」
「ふふっ」
「ふふっ、じゃないわよ!ロザンナ、貴方の婚約者でしょ!」
「そうなのよね。なんだか遠い記憶になってきたわ」
「まったく、何なのあの男」
「仕方ないわよ。こうなる運命だったのかもね」
そう、入学1年後に入ってきたマーガレット王女が、
私の婚約者を見初めてしまい、自分の側に置いてしまった。
彼も将来は近衛騎士を目指していたこともあり、自分の将来の為に護衛に着くと私に話した。
それが2年生の時。
それから私達の接触は閉ざされた。
邸に帰れば手紙の1つも届いているかと思っていたが………
それさえもない
だから、私達は婚約者だったのかも忘れてしまった。
いえ、もう忘れたい
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-29 22:28:35
3358文字
会話率:46%