人生は不公平だ――両親の理想を押し付けられ、教師に振り回され、反りの合わない上司から逃げるように仕事を辞めた主人公。閉塞感から目を背けるようにたった一人で夜の山道をドライブしていた最中、強烈な光にハンドル操作を誤り転落した彼が再び目を開け
た時、そこは見知らぬ診療台の上だった。
状況の理解も追いつかないまま、突然の襲撃に対し何故か体に染み込んでいる戦闘技術を駆使して脱出を図った彼は、そこで「都市モグラ」を名乗る組織と出会う。
偶然の出会いから適性を見出された主人公は、この新たな世界で、新たに与えられた名前と顔、そしてサイボーグ化に際して手に入れた戦闘能力を駆使して新たな人生をスタートさせる――巨大階層型都市「サイストック」の廃墟を巡る都市モグラとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 01:42:00
288278文字
会話率:33%
Episode2とは書いていますが、これが最初の1作目です。冒頭から情景描写や細かな描写が多すぎるかもしれません……。物は試しでⅠ巻の第肆章まで読んで頂ければ幸いです!
ノスタルジックで地道な王道ファンタジー。
青年が古ぼけた小さな町
でありふれた日常の大切さを知る物語。
時は近代、古き良き時代と技術革新が交差した世にある青年ランディ・マタンが残した物語。
青年ランディは、世の荒波に揉まれつつも真っ直ぐ前だけを見て進み続けた。守りたい物、人の意志、全て背負って戦った。そんな青年が最後に行き着いた結末は如何に。
感想、物語評価、文章評価、ブックマーク、励みになります!
楽しんで頂ければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 01:14:30
1340401文字
会話率:63%
町外れの一軒家で暮らす、アンスロ・ローレはお母さんを安心させるために、冒険者になり大金を稼ぐ旅に出る。
しかし、ローレのスキルは『図鑑』で、その能力は出会ったモンスターの情報が見れるだけ?
外れスキルだと思っていた、ローレの背後に
は気がつくと冒険者狩りがいた!すかさず開いていた『図鑑』を閉じようとするが誤って他のボタンを押してしまい...
「個体名、『スライム』を召喚します」
倒したモンスターを召喚できることを知った、冒険者ローレは、その図鑑で魔王を召喚してみたいと思い、打倒魔王を掲げて様々なモンスター達に出会っていく旅を始める...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:45:41
19084文字
会話率:54%
町外れの一軒家で暮らす、アンスロ・ローレはお母さんを安心させるために、冒険者になり大金を稼ぐ旅に出る。
しかし、ローレのスキルは『図鑑』で、その能力は出会ったモンスターの情報が見れるだけ?
外れスキルだと思っていた、ローレの背後に
は気がつくと冒険者狩りがいた!すかさず開いていた『図鑑』を閉じようとするが誤って他のボタンを押してしまい...
「個体名、『スライム』を召喚します」
倒したモンスターを召喚できることを知った、冒険者ローレは、その図鑑に魔王を載せたいと思い、打倒魔王を掲げて様々なモンスター達に出会う旅を始める...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 19:52:58
3065文字
会話率:49%
霧がかった五月の夜。
窓辺にあるソファーに座って、朧月をぼんやりと眺めていた。
何故か無性に悲しくて、まだ当分眠れそうにない。
ふと、窓に映る自分自身を見て、ため息が出る。
黄緑色の髪が僅かに顔を覆って、髪の隙間から覗く翡翠色の瞳
は焦点が合っておらず、覇気がない。
紅茶でも飲んで気分を落ち着けようと、ローテーブルに視線を移した。
「!?」
突然、ソファーの背凭れ越しから、何者かに抱き着かれた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:35:56
2733文字
会話率:22%
【新作大公開ッ! 約2日に1回更新ッ!】
私、リリアーナ・プラチナブロンドは新米聖女ですの。
女神様の加護を授かる修道女として、今日も健気に世のため人のために汗水を垂らして献身させていただいているのでございます。
ふぅむ?
お一つ質問をよろしいか、ですって?
私の主なお仕事内容が知りたい、と?
こっほん。それはもちろん、物陰に隠れて社会奉仕(意味深)に励んでみたり、他にも桃色の背表紙本から数多の知識を得てみたり、更にはアレやらコレやら何とやら……うふふふふ。
おっと。あくまで息抜きの範疇ですからね?
教えに叛くつもりはありませんので悪しからず。
何より私はセイショクシャなのですから。
人より少しばかり好奇心が旺盛で、茶目っ気に溢れ過ぎているだけで……基本は大真面目なのでございます。
今だってほら、国王陛下からの勅命に応えようと身を粉にして頑張っているわけなのですしっ。
お友達の女勇者さんと一緒に、遠く離れた魔王城を目指して旅を続けている真っ最中なんですのっ。
……あ、でも。本当の本当にお一つだけ。
この胸に秘めた願いがございます。
長い長い旅路の最中。
運命の殿方にお会いできたらなぁ、なんて。
恋に溺れて、愛に堕ちてしまえたらなぁなんて。
私だって、世に生きる一人の乙女なんですもの。
「はぁぁぁ。どこかに素敵な殿方、転がってはいらっしゃいませんでしょうか。片っ端から拾い集めて差し上げますのに」
「あっはは……ほら、リリアちゃん。おバカなこと言ってないで先に進もうよ。ぼーっと突っ立ってたって何も変わらないよ?」
「ふぅむ? あらあら私としたことが。ついつい独り言をこぼしてしまっておりましたわね」
てへりんっぺろりんっでーすのっ。
気を取り直して旅を続けましょう。
国王陛下の勅命はあくまでソレとして。
まだ見ぬ最愛の人と巡り会うためにっ!
――――――――
こちら、破天荒系お嬢様口調な新米聖女様と
ピュア系むっつりな新米女勇者様の二人による
爽快痛快紀行モノ(になる予定)でございます。
おおよそ二日に一回、新話を公開してまいりますので
どうかご気軽にブクマを挟みながら
のんびりとお楽しみいただけますと幸いです。
(*´v`*)ノシ よろしくですのっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:22:15
628494文字
会話率:22%
幼馴染の異世界転生に巻き込まれた!
俺、カイセイは大学で上京してからそのまま就職し、終電で帰れればいい方の社畜生活を送っていた。
そんなある時、偶然にも幼馴染であるマイと再会する。
酔っているマイが強引に俺を自分の家へと連れて行こうとした
ところ、その道中で車に轢かれてしまう。
その後、マイは女神として選定されて「世界の繁栄」と「7つの種族の繫栄」を目的に世界を良くしていく使命があり、俺はそれに巻き込まれる形で異世界転生をする羽目になったことを知る。
さらには、マイの暴走により、俺は最強パラメータとスキルと持ちつつも、マイのパートナー兼ペットという扱いで転生することになっていた。
これは異世界転生に巻き込まれた上でちょっと悲しい設定を背負ってしまう主人公のカイセイと、ヤンデレ暴走気味なマイを中心に繰り広げられていく、異世界の問題解決あり、魔物や敵との戦闘あり、ヤンデレラブコメありのドタバタ異世界転生ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:20:00
19138文字
会話率:41%
タイトル
《Spirit Stacker(スピリット・スタッカー)》
ジャンル
ダークファンタジー/アクション/能力バトル/復讐/記憶/魂/少年向け
作品概要
「人は死ぬと、魂と一緒に“スキル”を遺す。」
そのスキルは、魂の断片として
世界に漂い、
一部の人間だけがそれを“積み重ねる”ことができる。
彼らは《スピリット・スタッカー(Spirit Stacker)》と呼ばれている。
主人公・神崎レンは、最愛の姉が何者かに殺されたことをきっかけに、
彼女の“スキル”と“感情”を吸収し、スタッカーとして覚醒する。
だが、彼女の死は単なる事件ではなかった。
背後には、スキルを違法に取引する黒い組織《ブラック・スタッカー》の存在が——
感情、記憶、スキル、魂——
すべてを積み重ねる少年の、復讐と狂気の物語が今、始まる。
世界観キーワード
死者が遺すスキルは、「感情」と「記憶」とセットで存在する
スキルを吸収できる者は《スタッカー》と呼ばれる
吸収するスキルの数が増えるほど、精神が崩壊していく
強力なスキルほど、感情の“重さ”が強く、使うたびに心が侵食される
一部の闇組織はスキルを目的に人間を殺し、魂を売買している
主人公は禁忌の能力【インフィニティ・リンク】を所持する
→ 死者のすべてを完全同調(スキル+記憶+感情)する能力
主人公:神崎レン(かんざき・れん)
年齢:17歳/高校生
性格:静かで繊細だが、内に強い怒りと正義感を秘めている
能力:【インフィニティ・リンク】
→ 死者の魂を完全同調し、そのスキルと感情、記憶すべてを吸収
姉の死をきっかけに覚醒し、ブラック・スタッカーへの復讐を誓う
多くの魂を“スタック”するうちに、自分が誰なのかを見失い始める
想定読者・展開
『呪術廻戦』『チェンソーマン』『ダークギャザリング』などのファン層に刺さる作品
10〜30代の男性読者を中心に、バトル×心の葛藤を重視
アニメ化時には重厚なサウンドと映像演出で、“泣けるダークファンタジー”として話題に
ゲーム化・スピンオフ展開も可能な拡張性の高い世界観
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:12:16
17830文字
会話率:25%
聖アンナ暦元年 月読月 1日。
10歳になったルシア・エヴァは、故郷の村を離れ、海沿いの崖の上に建つ神殿で聖女見習いとしての生活を始める。
白いローブを身につけ、祈りの修行に励む日々。
ルシアは、同じ日に神殿にやってきた、燃えるような赤毛
の少女・フレイアと出会う。
初めはライバル意識を燃やす二人だったが、厳しい修行を通して、互いに支え合い、友情を深めていく。
魔法の練習、神殿の行事、初めての祈り…。
ルシアは、様々な経験を通して、聖女見習いとして、そして一人の少女として成長していく。
やがて、18歳になったルシアは、聖女に指名される。
国民の期待を背負い、祈りを捧げる日々が始まる。
だが、聖女の道は、決して平坦ではない。
ルシアは、嫉妬、陰謀、そして世界の危機に直面する。
それでも、ルシアは、祈りの力を信じ、人々のために尽くす。
フレイアをはじめとする仲間たちの支えを受けながら、ルシアは聖女としての使命を果たしていく。
そして、25歳になったルシアは、後進に道を譲り、静かに神殿を去る。
フレイアと共に、新たな人生を歩み始めるルシア。
二人は、愛と希望を胸に、未来へ向かって進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:10:00
110813文字
会話率:23%
事故で同時に死んだ高校生二人。一人は異世界で蘇り、一人は消えるはずだった。だが…。
------------------------------
「お前には、私に譲歩を強いた罰を与える。その者は一生、お前の足枷となる。お前は生涯、その者
を守り抜かなければならない。決してお前はその者から離れることはできないだろう。」
この日、俺はあいつの呪いになった。
あいつは俺を「生かした罪」を一生背負って生きると決めた。
全身を泥まみれにし、両手をまめだらけにして、働き、働き、そして魔物と戦う日々。
そんなあいつに、俺はどう報いればいいのだろう。
あいつほど、頭もよくない。あいつほど、スポーツも出来ない。
性格だって、あいつみたいに良いわけでもない。
しかも、蘇生の際に性別まですり替えられた。もう隣で戦う事さえも出来ない。
でも俺だって、何かできる。あいつのために、何かは出来るはずなんだ――。
優希、将聖、十七歳。
転生し、たどり着いたのは、最大の魔界域フィナン・ジディと隣り合わせの寒冷地、メドーシェン。
見ず知らずの苛酷な土地で、二人の新たな生活が、始まる。
------------------------------
TS要素あります。苦手な方はご注意ください。
初投稿、遅筆のため、月1回の投稿を目標としています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:00:00
601394文字
会話率:35%
これは、光と影、聖性と呪いという、相容れぬ運命を背負った二人が、互いの欠落を埋め合うように惹かれ合い、世界の常識と自身の存在意義に挑む、仄暗くも美しい異世界転生譚。
前世で工業デザイナーの夢破れ、不慮の事故で命を落とした相馬巧(そうま た
くみ)。彼が異世界アステリアで与えられたのは、【呪物創成】――所有者に不幸をもたらす「呪い」の品しか生み出せない、忌むべきスキルだった。王都の裏路地、陽も差さない煤けた工房で、彼は世間から忌避されながらも、モノづくりへの執念を捨てきれず、歪んだ美しさを放つ呪物を打ち続ける孤独な日々を送る。「タクミ」と名乗る彼は、自身の存在を呪い、光の世界とは無縁の影として生きることを受け入れていた。
一方、王国で唯一無二の存在として崇められる「暁の聖女」セレスティアナ。彼女はその聖なる力で人々を癒し、導く光の象徴。しかし、その内面では、制御不能なほど強大すぎる聖性に苛まれ、常に力の暴走の恐怖と、完璧な聖女を演じ続けることへの重圧に苦しんでいた。白亜の神殿は、彼女にとって美しくも冷たい牢獄であり、その孤独を理解する者は誰もいない。
ある祭りの日、力の制御に苦しむセレスティアナの手に、偶然、タクミが落とした呪物のブローチが触れる。瞬間、荒れ狂う聖性が嘘のように凪ぐ感覚――生まれて初めての「平穏」――を知ったセレスティアナは、そのブローチの作り主を探し始め‥
本作は、単なる異世界転生ラブコメに留まらない。
光と影の対比と融合: 聖女と呪物鍛冶師という対極的な存在を通して、善悪、聖俗、祝福と呪いといった二元論的な価値観に疑問を投げかけ、それらが時に交錯し、互いを補完し合う可能性を描く。
存在意義と自己受容: 望まぬ力や境遇を与えられた主人公たちが、自身の存在意義を見出し、他者との関係性の中で自己肯定感を取り戻していく、普遍的な成長の物語。
繊細な心理描写と情景描写: 登場人物たちの心の機微や葛藤を丁寧に描き出すと共に、煤けた工房、荘厳な神殿、月下の庭園など、光と影が織りなす情景を豊かに描写することで、物語世界への没入感を高める。
果たして、黄昏の鍛冶師と暁の聖女は、世界の偏見と陰謀を乗り越え、互いの手を取り合って新たな未来を紡ぐことができるのか? 煤けた指先が触れた禁忌の輝きは、世界に破滅をもたらすのか、それとも、新たな時代の暁を告げる光となるのか―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:00:00
120696文字
会話率:26%
港町を舞台に、連続して起こる不可解な殺人事件。被害者たちに共通点はなく、唯一の手掛かりは現場に残された赤い糸のみ。ベテラン刑事の佐野俣至は、驚異的な洞察力を持つ女子高生、松葉光の協力を得ながら捜査を進める。
捜査が進むにつれ、事件の背後には
元裁判官・高野誠一郎の存在が浮かび上がる。高野は20年前に婚約者を殺害された過去を持ち、独自の"正義"を追求するようになっていた。
そして驚くべきことに、松葉が高野の元婚約者の姪であることが判明。松葉の持つ特殊な能力が、事件の鍵を握っていることが明らかになっていく。
佐野俣と松葉は、事件の真相に迫るとともに、正義とは何か、法とは何かを問い直していく。そして、彼らの前に思いもよらぬ真実が姿を現す。
赤い糸は単なる証拠品なのか、それとも彼らを導く運命の糸なのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-22 16:41:23
12022文字
会話率:56%
突然、異世界に召喚された主人公の木村鳳梨。神から魔王を倒す使命と呪われた木刀を無理矢理押し付けられる主人公。
チート能力?そんなの無いから地道にLV上げてね。
ハーレム?余計な事考えないで魔王を倒す事を考えてね。後、敵はチート能力持っていた
りするけど木刀で頑張ってね。
様々な困難の中で、倒す筈の魔王が仲間になったり厄介事を背負い込んだりする主人公は勝てば良かろうの精神で突き進む。果たして、主人公は魔王を倒すことができるのか。
作者が茶番好きなので茶番多めだと思います。作者が書きたいときに書くので不定期更新です。気長にお待ちください。R15指定は念のためしていますが多分大丈夫です。
※茶番は作者がやりたい放題書いているだけですので、本編のみご覧になりたい方はあとがきまでとばしてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:00:00
2022319文字
会話率:66%
異端審問局のシスター・エレノアは、吸血鬼討伐を生業とする才腕の持ち主。高潔な信仰心と冷静な判断力を併せ持つ彼女は、異端審問局では「猟犬」の二つ名を与えられていた。
一方、異端審問官ブラザー・ギャラハッドは、豪胆かつ真っ直ぐな性格ゆえに「猪突
猛進の猪審問官」と呼ばれる男。エレノアを信仰の道へと導いた張本人でもある彼は、まさか自分が彼女に恋をする日が来るとは思ってもいなかった。
「互いに聖職者なのだから、この想いは許されない」――そう心に決めた二人だったが、皮肉なことに彼らは“アンラッキースケベ”の宿命を背負っていた。まるで神の試練のごとく次々と色っぽい事故が発生。おまけに周囲の者たちは何かと誤解し、妙な後押しをしてくる始末。
果たして彼らは「信仰」と「恋心」の狭間で揺れる感情に折り合いをつけることができるのか? それとも、どこかの吸血鬼より先に己の理性が滅びるのか!? 神と己の理性を賭けた、笑いとドキドキ満載のラブコメ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:00:00
121029文字
会話率:30%
※(1700万アクセス突破いたしました!本当にありがとうございます!)
『最後に残ったのは、竜との約束』。
人間族と亜人種が存在する大陸において、両者の対立が厳しい時代……。
そんな時代、あらゆる人種との共存を果たしたがゆえに、人間族
の勢力から『魔王』と蔑みと畏怖をもって呼ばれる男がいる。
ガルーナの気高き王ベリウス。
亜人種びいきの魔王と呼ばれた、人間族の王の一人である。
そして、このガルーナ王に仕える、『竜騎士』の一族がいた。
ストラウス。この蛮勇なる剣鬼たちは、飛竜を自在に駆り王国を守ってきたのである。
しかし、その武勇を愛する王国も滅びることとなる……。
圧倒的多数の敵を前に、竜騎士である父親も兄たちも討たれた。
ストラウス家の四男ソルジェは、一族に残された最後の古竜アーレスと共に敵陣への特攻を行う。
―――竜騎士として戦場で死して歌となることは名誉であったが……。
戦場で死んだはずのソルジェは、古竜アーレスの魔力で蘇生を果たす。
古竜アーレスの亡霊は語るのだ、同盟国の裏切りに遭い、魔王は殺されたと。
裏切り者どもを殺せと、古竜アーレスはソルジェに願う。
故郷を失い、一族を殺され、竜という翼さえ無くしたソルジェ・ストラウス。
最愛の妹の骨を指に抱きしめ、彼は復讐を誓うのだ。
それから歳月は過ぎ……仇敵、ファリス王国は勢力を増しつづけ、巨大な帝国を築き上げていた。
いくつもの戦場を経て、ソルジェは白獅子と呼ばれる老いた傭兵に拾われることとなる。
『パンジャール猟兵団』……亜人種を弾圧する帝国に反する、少数精鋭の傭兵団。
エルフの弓姫、巨人の戦士、獣人の少女に、詩人の男。
心強い仲間たちを手にしたソルジェ・ストラウス、彼が再び『竜』に出逢うとき、運命は動き出す。
……これは、13人の戦鬼と1匹の黒き竜が歌う英雄譚である……。
※熱い物語がお好きな方、どーぞお越しくださいませ。巨大な帝国と腕力と策略で戦う、ダークヒーローのストーリーです。
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:55:29
14973516文字
会話率:50%
様々な種族が行き交う世界の港町に大きな屋敷があった。
そこに住むのは両親をテロで亡くした少年ロザリオ。
魔法の研究が趣味の彼は、家に引きこもり黙々と魔法の研究をしていた。
そんなある日流石に家が荒れ始めた事を察したのか、掃除を始める。
だ
がどこから手を付ければいいか分からずじまいだった。
外には出たくない、だがなんとか片付けたいと考えを巡らせる。
そこで閃いたのは家政婦を召喚すればいいという結論だった。
早速家の地下室で魔法陣を描き召喚魔法を実行する。
それにより呼び出されたのは日本人のリツコ(香川理津子)だった。
事情を説明し家政婦になってくれと頼むロザリオ。
リツコは面白そうという理由の他に、働き先も見つかり嬉しそうにする。
その反応に拍子抜けするロザリオだが、とりあえずは生活出来そうだと胸を撫で下ろす。
だがリツコの行動の数々にロザリオはよけいに心労が増える事に。
これはハイスペック背伸びギャルと少年魔道士のどうでもいい日常のお話。
※※※
交流のある世界について。
・人界
主に人族が暮らす世界
・竜界
主に竜族やリザードマンが暮らす世界
・神界
主に神族や神様、天使が暮らす世界
・魔界
主に魔族や悪魔、妖怪が暮らす世界
・機界
主にアンドロイドやロボット、人間の技術者が暮らす世界
・水界
主に人魚や魚人、人間の船乗りが暮らす世界
・空界
主に有翼人や鳥人、人間の航空士が暮らす世界
・地界
主にドワーフや地底人、人間の鍛冶師が暮らす世界
・霊界
主にエルフや精霊、ダークエルフが暮らす世界
・獣界
主に獣人や亜人が暮らす世界
※※※
更新は月曜日になります。
爺さんと怪物少女が完結したので更新を始めていきます。
トーシローの小説ですがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:48:22
577965文字
会話率:57%
シリウス星人の兄妹が地球征服のために現れた。
彼らは選別した地球人に強力な特殊能力を与え、その力を利用して人類を殲滅する計画を進めていた。能力が発動すると、能力者の背中には緑色に明滅する「背番号」が浮かび上がり、彼らは「バックナンバーズ」と
呼ばれるようになった──。
世界各地で「背番号」を持つ謎の巨大物体が出現し、混乱が広がる中、ごく普通の高校生・白井ヒロトはある日突然、「地球人を殲滅せよ」という不気味な声を耳にする。そして、自分の背中に緑色の「38」という番号が浮かび上がっていることに気づく。
人類の敵となる運命に直面したヒロトは、地球を滅ぼす力に飲み込まれてしまうのか、それとも新たな未来を切り開くのか──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:47:47
12044文字
会話率:16%
「あなたには私の花嫁になっていただきます」。二つの国を隔てる《常闇の森》で遭難したマレーテは、ゼト大公アトランに救助され、森の中にある里で彼の世話になっていた。ある日、森に逃げ込んだ罪人の捜索が入ると聞いたマレーテは、里から逃走することを決
意する。逃走の途中で気を失い、見覚えのない部屋で目覚めるマレーテ。逃げ場のない部屋で、鎖に繋がれたマレーテの前に現れたのは大公アトランだった。アトランは囚われのマレーテに驚くべき言葉を告げる。――訳あり逃亡娘と異形の呪いを背負う大公の婚姻譚。隣国で起きた『国王毒殺事件』の真相が、やがて二人の運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:25:50
75792文字
会話率:42%
温厚な人柄と、儚いほどの美貌を持つ公爵ゼラリオには裏の顔があった。騎士レオドルトはそんな彼の恋人として、長年振り回され続けてきたが、背を向けることができなかった。そして政略結婚により、十二歳の花嫁を迎えたゼラリオは『いずれ妻と離婚して、弟と
再婚させたい』と言い出す。貴族の義務と己の理念のためなら、人を犠牲にすることもいとわないゼラリオに、レオドルトは恐ろしい予感を覚え、やがてそれは現実となる。
※※※※※※※※※※
単体でも読めますが、一応『離縁が決まった翌日にイジワルな義弟が帰ってきた』の裏話と後日談となります。興味のある方は前作から目を通していただくと、内容がわかりやすいと思います。前作に登場する主人公たちの兄ゼラリオを、彼の恋人視線から見た話です。ボーイズラブ要素が含まれますが、そちらの描写は控えめです。タイトルの花嫁と公爵はそれぞれ別の人と結ばれます。あちらとはテーマやテイストが違う話なのでご留意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 23:18:46
22434文字
会話率:57%
「道は続く」のスピンオフ
※更新期間が大幅に空きます
1:憩いの山小屋で (主人公/笹井孝子)
孝子の生い立ちと、勇介が気絶した照を背負って来た時のやりとり
最終更新:2025-03-31 22:51:10
3852文字
会話率:40%
ものには、想いが宿る。
大切に使われた道具、繕われた布、長く愛された鞄──
それらはただのモノではなく、持ち主の記憶や願いを抱え、まるで命を持つように生き続ける。
そんな“想い”を見つめ、形にする仕事がある。
**創術屋(そうじゅつや
)**── それは、ものづくりと魔法を織り交ぜ、壊れたものに新たな命を吹き込む者たちのこと。
町の片隅の工房「継ぎ屋」で育ったツムギは、ものづくりが大好きな職人の娘。
温かく穏やかな性格ながらも、自分に自信が持てず、いつも父の背中を追いかけるばかりだった。
けれど、ある日、小さな男の子がボロボロのポシェットを抱えて訪れる。
「お母さんが作ってくれたんだ。だから……直したい」
お金はないけれど、大切なものを守りたい。
その願いにツムギは心を動かされ、初めて自分の力で“もの”を救うことを決意する。
試行錯誤の末に生み出したのは、ただの修理ではない、特別な“創術”を込めたポシェット。
ツムギの初めての仕事が、誰かの笑顔につながるとき、彼女は一歩を踏み出す。
「創術屋ツムギ」、はじまりの物語。
これは、壊れたものを修理するだけでなく、人々の想いを紡ぎ直していく、
ほのぼの温かい“ものづくり”の異世界ファンタジー。
魔法と手仕事が交差する世界で、ツムギの小さな工房から紡がれる物語が、今日もまたはじまる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:43:22
279960文字
会話率:46%
異世界レベェナという世界にクラス転移してから早一か月、主人公【仲居律】は自身に与えられた役職について苦悩していた。
その役職は【魔法陣術士】。魔法陣を専門に扱う役職であった。
しかし、問題がある。
それは―――魔法陣は誰にでも扱えるとい
うものであった。
個人の役職や性質に直結する「魔法」とは違い、「魔法陣」は老若男女問わず誰しもが魔力を使って魔法を起こせるようにしたものが魔法陣であったからだ。
故に、リツは自分自身が役に立てないことを不甲斐なく思いながら、せめて誰かの手伝いをして役に立とうと奮闘する日々を過ごしていた。
そんなある夜、いつもの通り手伝いを終えるととある空き部屋で三人の男の声を立ち聞きしてしまう。
その人物達は自分と同じグラスメイトであり、なにやらこの国からの脱出を企てている模様であった。
曲がりなりにも「勇者」という肩書を背負ってこの世界に召喚された主人公はその理由を聞こうと直接三人に声をかけてみるものの、逆に説得されて仕舞には脱出の勧誘まで受けてしまう。
その脱出が自分にとっても魅力的な提案であることは間違いなく、されど責任を放り投げていいものかと苦悩していると召喚した国の聖女【エウリア】に鉢合わせた。
エウリアの独特な雰囲気につい悩み事を相談するとなぜか肯定的な意見を受け―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:40:16
713724文字
会話率:32%
歳上の幼なじみ姉妹と共に死後の世界へやってきた主人公は、そこで出会った女神から「君はいらない」と何の能力もなしに“魔王側”に転生させられる事になった。
それはつまり、勇者として転生する2人の幼なじみと対立し、女神から寵愛を受けた2人のチート
能力を相手にしろという事。
はっきり言って無理ゲー。転生してすぐ死刑宣告を受けた主人公だったが。
そんな時、“自称”ハロウィンの神様を名乗るカボチャコスプレのロリっ子から“トリックオアトリート”と“コスプレイヤー”といった2つのスキルを授かる。
受肉された肉体は男の淫魔。
主人公は小さな体とハロウィンにちなんで、自らを《ジャック》と名乗り、魔物側の世界でスキルを使い“悪戯無双”しながら面白おかしく生きてゆく!
いつか衝突する運命に抗うためにジャックは魔王側で成り上がる!
ラブorファイト、コメディーorファンタジー!
全部込み込みのイベント転生ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:31:22
37437文字
会話率:29%