最初から高圧的な人とは、本当はそうでも無いらしい。
本当に怖い人というのは、物腰が柔らかいのだそうだ。
戻れなくなったところで、絡め取られる。
だから脳の判断を鈍らせる、美人も、口調の柔らかい人も苦手である。
貴方の事です。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
口調の柔らかい方程危険。というのは百も承知。
でも、いつの間にか籠絡されてると思います。
麻薬と似てるんですよ。駄目だと感じても手が伸びる。
なーんで口調優しいかなぁ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 19:26:44
1043文字
会話率:40%
夜の街に木霊する、助けを求める声なき声。人々は、耳に聞こえの良い平等を謳い、都合の悪い現実から目を剃らし続ける。
そんな救いのない世界を、ひとりの男が駆け抜ける。
圧倒的な身体能力を駆使し、無償で人々を救い続ける彼は、いつしか &quo
t;韋駄天" と呼ばれるようになった。
救われた弱者からは神の遣いとして、忌み嫌う悪党共からは厄介者として扱われる韋駄天。しかし彼は、他者からの評価など意に介さない。
彼は只、弱者を護る。
時に災害から。時に、理不尽な暴力から。蹂躙される立場の人々を救い続けるのだ。
しかし、韋駄天の正体を正確に知る者は、誰一人としていない。
ある時は、世界を股に駆ける人類の守護者。
またある時は、ひきこもりのダメ人間。
制御不能なスーパーパワーに翻弄されながらも、必死になって正義の味方としての役割を果たすのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 19:48:56
59760文字
会話率:19%
聞こえの良い平等にどのくらいの価値がある?
最終更新:2021-10-24 14:09:47
360文字
会話率:0%
「あいつは神なんかじゃない。あれは正真正銘の悪魔さ」
神を名乗る男、フェリックス・ドルビニーは、あまりにも多くの人間を弄んできた。
自らが殺した者に聞こえの良い条件を持ちかけ、騙し、怪物として生まれ変わらせ、野に放った。そして、放たれ
た怪物達によって、更に多くの者を不幸にしてきた。
しかし、そんな悪魔に翻弄され、それでも力強く立ち上がる者達がいた。
この物語は、別々の道を進む以下の3名の視点で進んで行く。
一人。滝本倫太郎は、ある日突平穏な日々を奪われ、そしてウェアウルフとして転生させられた。自分は人間だと信じ、それでも日に日に正真正銘の怪物へと変化する自分の心に苦悩する。しかし、彼は信じ続けた。人間も怪物も、皆が平等に幸せであるべきだと。
「こんなの間違っています。人間も、怪物も、皆が同じ心を持っているんだ。どちらか片方がもう片方の幸せを踏み躙って得る幸せは、本物の幸せじゃない!」
一人。日野悟は、3年前に竜人へと転生させられ、3年の間に自分が怪物である事を受け入れた。彼は怪物であるが故に、人間に常に命を脅かされ続ける全ての怪物達が受ける理不尽な仕打ちを悲しんだ。そして人間と袂を分かつ事を決心し、志を同じくする多くの怪物を束ねる存在となった。
「俺は魔王になる。強い者も、弱い者も。心優しい者も、残忍な者も。美しい者も、醜い者も。その者が怪物ならば、俺は皆を受け入れる。そして必ず、人間に脅かされる事のない、俺たちの楽園を創り上げてみせる」
一人。オレリア・メルローは、キャラバン隊の一員として育った人間の少女だ。彼女も他の人間同様、怪物を恐れて育ってきた。しかし、ある出来事を切っ掛けに、彼女の怪物を見る視点は大きく変わる事となった。怪物には人間と同じく、理性が存在する。他者への愛情の精神がある。その事に気がついた彼女は、怪物の心を詳しく知りたいという好奇心で満たされる事となった。
「確かに私は、怪物との意思の疎通に成功した。みんなは怪物は人間と全く別の存在と言うけれど、私はそうは思わない。彼らにはきっと私達の知り得ない何かがある。だから、私は彼らの事をもっと知りたいの」
三人の物語は交差する。皆がそれぞれの道を進み、そしてこの理不尽な世界に変化を風を巻き起こす事となるのだろうか。はたまた、無残にも悪魔の手によって打ち砕かれてしまうのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 19:07:24
29597文字
会話率:48%
高校へ入学して間も無い、高一の夏。幼馴染の宵、その親友の水無。そして俺の親友にして最大の悪友である光貴。この馴れ親しんだと言えば聞こえの良い、腐れ縁とも言うべき面々で外泊をしたのがそもそもの悪夢の発端だった。
「あんた……、なんでそんな
事になってんのよ。ギャグのつもりだとしたら……」
「ギャグでこんな事する訳ないだろ⁉ こ、これは……起きて気付いたらこうなってたんだよ」
「へえ? 初耳だわ。人間は起きて気付いたらーー」
ーー性別が変わるのね?
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目を覚ますと女体化していた……なんて話、この世界の中で誰が信じるだろうか? 少なくとも、俺は信じない。
いや……。
その女体化したって本人が俺なのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 11:54:50
4053文字
会話率:56%