ーーきれいなくじらの唄声が聴こえた。
最初は何がなんだったのか理解が追い付かなかった。
「音」というものを初めて聞いたからだ。
耳が聞こえない少女の世界に突如響いた美しいくじらの唄声。
その唄はどこから来たのか、なぜ主人公にしか聞こえ
ないのか?
誰もが抱える闇、孤独、悩みを乗り越えてそれぞれが絆を結びなおす。
ほのぼの多めのSFストーリーです。
1週間ほどは毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:00:00
11796文字
会話率:7%
大国月星にはタビスと呼ばれる神官がいる。女神の代行者と言われ、その言葉は時に王の言葉すら覆す存在だ。
当代のタビスは女神の声すら聞こえないのにタビスと呼ばれる矛盾に悩み、旅に出る。
道中出遭った不思議な男に道を示されて数年後。魔物や自身の生
い立ち、王や国、タビスの意味と向き合わねばならなくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 08:00:00
434090文字
会話率:34%
山路浩三、彼は小説家を目指し上京したごく普通の青年。そんな彼の世界は、三年間の眠りの末に一変した。聞こえないはずの音が聞こえ、見えるはずのないものが見えるようになってしまった彼は、とある御社で怪しげな男と出会う。《アマノカミ》と名乗る男によ
って、彼は成仏されずに形を変え、此岸に残る《この世ならざる者》を在るべき場所へと還す、《妖萬屋》の存在を知る。
これは、あやかしものが見えるようになってしまった男が織りなす、妖とヒトを紡ぐ、心温まる物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-02 23:40:00
2783文字
会話率:15%
バルハッドへ向かうため、港町で買い物をしていたセリア。その隙に、盗賊に連れ去られてしまったグリ。
盗賊たちはグリをただの珍しい鳥だと思い、金持ちの集まる都市で高値で売るつもりだった。貨物庫に詰め込まれたグリは、そのまま船で新たな地へ運ばれ
てしまう。
船が到着した都市では、交易が盛んで、多くの富裕層が集まっていた。盗賊たちはグリを市場へ持ち込み、買い手を探し始める。
しかし、その場にいたのは、かつて魔王軍と戦った 六騎士の一人 である男。そして、その傍には、彼の娘と思しき 耳の聞こえない少女 がいた。
男は無言のまま盗賊を瞬く間に制圧し、グリを救出する。
「この鳥……神獣か……?」
そう呟いた彼は、グリを連れて市場を後にする。
こうして、グリは六騎士の男と少女と行動を共にすることになった。
だが、その男はかつての英雄とは思えないほどの 異様な殺気を放っていたのだ——。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 20:33:23
16599文字
会話率:35%
魔王を倒すために異世界へと呼び出されたアグリは、王からの準備品の中から聞こえる声に導かれて剣を手にした。
アグリにしか聞こえないその声の主は元の魔王ソフィアだった。
ソフィアは現魔王に騙されて剣に封印されていたのだった。
現魔王を倒すという
利害が一致したアグリとソフィアは、魔王討伐の旅にでる。
旅をつづけながら戦いを繰り返し、アグリの力がついてくると、剣に封印されたソフィアの力も解放されていき、次々と難敵を倒していく。
途中、同じく封印された元四天王たちも見つけ出し、力を借りることに。
そして成長しながら最大の敵である現魔王に立ち向かうべく、旅を続ける。
転移してきた勇者候補の主人公と元魔王のコンビが繰り広げる冒険活劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 16:32:44
281432文字
会話率:30%
プロローグ
「全然暇にならないじゃん」
連続15連勤明けで、やっと家にたどり着いた薬師の ルリィ・オミナイ は、撒き散らされた書類の山にうんざりして、いつものようにため息をついた。
「だからさっさとあんなヤツら見捨てて、オレ達だけで
、好きな事だけして過ごそうって言ってるじゃ無いか」
久しぶりの帰宅で、家中の窓を全開にしたのがまずかった。
銀の鬣をなびかせて風を全身に受けながら、ゲッコウ は呆れ、いつも言っている悪態をついた。
「こんなんじゃ何のための《魔女の家》なのかわからないわ」
ここにきたら思う存分、このベルベットのような美しい毛並みをすいてくれると思っていたのに。と ニコ がそれに続く。
「「毎日美味しいものをたらふく食べさせてくれるって言ってたのに」」
金眼で睨む2頭の幻獣に、ルリィは「ヴっ」と呻き机に突っ伏した。
「こんなに疲れてるのに、2人は私に料理させるんだ?」
優しく無い。優しく無いよう。ルリィの嘆きも聞こえないふりをして、2頭は「さっさと飯を作れ」とキッチンに移動するように促す。
「アウルス様が全然休ませてくれないのが悪いんだ」
重い腰を上げ、渋々書類を集めながら、文句をつけるルリィに2頭はそれでも追い打ちをかける。
「「お腹が減った!」」
「私もお腹減ってるよ!?」
床に散らばった書類をそのままに、ルリィはキッチンへ向かう。
ここは《魔領域》の[帰らずの森]にある《魔女の家》。それは、神秘の魔力で護られ、悪意外敵を拒み、望む者が認められると現れる森の中の隠れ家で、《聖領域》で暮らす人間達にとっては御伽話にもなっている。
そこで[魔女の薬屋]を営む店主のルリィは、2頭の幻獣の腹を満たすために、今日も突然の依頼で減ってしまった大量のポーションを作る傍ら、すき焼きとプリンを作るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 06:00:00
81226文字
会話率:34%
夢の中で私に手を振るあの人は誰なのだろう。
少し離れた場所で、腕を上げて大きく手を振りながら、私に向かって何か叫んでいる。だけど声は聞こえない。
口の動きを見る限り、おそらく彼は「じゃあなー!」と別れを叫んでいるようだ。
毎夜夢に出てき
て、毎夜私に別れを叫ぶ彼。
まるで何かを告げる予知夢のようではないか。
夢が何かを暗示しているように思えてしょうがない。
「イケメン」「夢占い」と検索してみると、イケメンの夢は運気の上昇を表す事が分かった。
「イケメンが夢で別れを告げる」という事は、上がるはずの運気が別れを告げている夢という事になる。
今夜にでも夢を断ち切らねば。
夢から繋がる異世界の道……のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 07:30:00
108414文字
会話率:26%
孤児院で暮らすアスランは自分にしか聞こえない精霊の声を理由に、周りから完全ではないが孤立した日々を過ごしていた。
ただ、そうして独りが当たり前の日常も、アスランはシルビア様との約束があるからこそ。
夢を叶えてくれる約束は、それこそがアスラン
を強く前向きに歩かせた。
ある日、アスランは教会の図書室で、運命の一冊と出逢う。
この出逢いをきっかけに、アスランは昨日までとは全く違う日常へ、自ら足を踏み入れた。
■ 概略 ■
第0章:幼年騎士を目指す主人公の日常
第1章:幼年騎士の視線が映す現実世界
第2章:シャルフィの外に在る世界へ
第3章:一つ一つの交わりを重ねて
第4章:その時への今は雌伏を
2019/04/16 作品の進行に合わせて概略を追記しました。
※本編の進行と展開ですが、レビューにも頂いた通り早くはありません。
世界観・舞台背景・登場人物達の関係など。
※作中に登場する『聖剣伝説物語』も、サイドストーリー的に?書くかもしれません。
※話の展開上、R15に該当するような描写等も含まれることがあるので、その時は前書きなどで告知します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 05:00:00
2614542文字
会話率:13%
何も聞こえない。私の世界から音が消えた。
その理由が精神的なものだなんて、認めたくなかった。
「生きてる意味ってあるのかな」
心の中で声が聞こえる。それは本当に私の声なのだろうか。
心の奥に眠る、かすかな命の音。
その音に気付いた時、私の
世界は少しずつ動き出す。
これは、何も聞こえない世界で足掻く少女の再生の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 20:10:47
3924文字
会話率:24%
生きる事なんてやめてしまおう、そう思った琴葉の前に現れたのは耳が聞こえなくなっていく音でした。
音がくれる世界に魅了されていく琴葉は、生きる事を続ける事に決めた。
そんな二人の交際をよく思わない音の母と琴葉の父。
音の母は、何も知らない琴葉
を嫌い、琴葉の父もまた耳が聞こえない音を嫌うのだった。
そんな周りの雑音《ノイズ》に振り回される事なく同棲を始める琴葉と音。
このまま順調に結婚に向かって行くのだと思っていたある日、音の母が音の元へやってくる。
音から家を追い出された母は、帰り道に琴葉と出会い。
琴葉に音と別れて欲しいと告げる。
周りの雑音《ノイズ》が聞こえなくなって平和な日々を過ごしていた琴葉の耳にまた耳障りな雑音《ノイズ》が入ってくる。
そして、音もまた……。
自分と琴葉を取り巻く雑音《ノイズ》に振り回され始める。
聞こえるとか聞こえないとか周りの雑音《ノイズ》に振り回された二人が出す答えとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 13:42:08
73487文字
会話率:50%
左目が見えず、右耳が聞こえない状態で目覚めたユウキ。学校の帰り道、元カノに振られたことだけは覚えている...。だけどここは記憶とは違う魔法と魔物が存在する別世界であった。
ユウキと元カノは共にこの世界から帰還する方法を探すことになる。それ
が運命を変えるほど辛く厳しいものであるとも知らずに...。元恋人に対するもやもやとした気持ちや表現できない苦悩。失われた記憶の中でユウキを呼ぶ声。そして、大陸を脅かす魔物達。数々の出会いと困難の先でユウキを待つものとは...。
僕は何かを忘れている気がする...とても大事な何かを...
※登場人物の絵はAIによって作成したものになります。設定と異なる部分がありますが、あくまでイメージとして捉えていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:35:19
237490文字
会話率:50%
吹奏楽部でアルトサックスをしている高1の音羽は、ソロコンテストに臨んでいた。
その帰り道駅へ向かって歩いていると急に上から何かが音羽へ向かって落ちてきた。
しかし看板が音羽直撃する瞬間音羽は、暗い闇の上に立っていた。そこで誰かが
言った。
「あなたの望みは何ですか?」
「私は死ぬまで楽器を吹きたい!!」
その瞬間音羽は知らない町にいた。
周りからは様々な音色が響いている。
しかし「サックスの音が聞こえないんだけど!!?」
これは音楽人生を謳歌したいサックス奏者(学生)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 17:00:00
5022文字
会話率:50%
あるとき西野(にしの)弘樹(ひろき)は、虫の足音を聞いた。
誰にも聞こえない、彼だけの足音を聞いたのだった。
最終更新:2025-02-07 01:28:57
2562文字
会話率:16%
最愛の人を失った主人公が、深夜のアパートの一室で孤独と向き合う。
静寂に包まれた部屋には、もう聞こえないはずの声がかすかに響き、行き場のない悲しみが胸を締め付ける。
自分の身体に触れるたび、その人との思い出が痛みとともに蘇り、忘れたいのに忘
れられない。
深夜の静寂に身を沈め、主人公は罪悪感と安らぎの狭間で揺れ動く。
愛した人の面影が消せないまま、自分の体温にすがって寂しさを紛らわそうともがくが、思い出はますます鮮明になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 04:36:43
2539文字
会話率:9%
(一話~三話、エピローグ)
一家代々受け継がれていた人形の紙札
とある少女は追い詰められた先々、偶然その札の効力でヌイグルミに魂を移してしまう。
ユナという名前と、札を付け狙う黒服に追われているという朧気な記憶。
そんな彼女が人に聞こえな
い魂の声で叫ぶ!
「助けて! 」
ただ一言の救援の声、届かない筈のその声を聞いたモノ達が存在した!
彼等はファントムズ!
今、彼女の元へ希望の方(匣)舟が往く!
ただし、大きさには目を瞑って頂きたい
(四話~九話)
傍観者的主人公ユナ
彼女はひょんな事からヌイグルミに自らの魂を封じ込める事となった。
追跡してきた陰陽師に、札ごと燃やされるという危機的状況を救ったのは......
プラモデルやフィギアに憑依した六人の亡霊達!(ザジ、ねぱた、フォッカー、パルド、ラマー、カンチョウ)
キャンパーで移動していた彼らは追跡してきた陰陽師と交戦する。
(十話~十六話)
ユナの霊体の解放を手伝ってくれる事となったザジ達(六人の亡霊達)
彼らの訓練を経てユナはメンバーの一員らしい技術を身につけた。
ユナは生き霊としての自身の能力を知る。
(十七話~二十一話)
突如上空から投下された調査ロボ。
明らかに銃火器で構成されたそのロボットは、ザジ達の居る根城である廃村に昆虫ドローン等を使って調査を開始する
(二十二話~三十四話)
調査ロボット、それは廃村の下に隠れた危険な巨大霊体と交戦する為に投下された兵器だった。
巻き込まれる様にザジ達を強襲する巨大霊体″根の国″!
戦いの果てに次々傷付きながら立ち向かうメンバー達。
共に戦うユナの運命は如何に! そして亡霊達は巨大な敵にどう戦う?
激しい戦いの末に見出だされた敵の正体とは!
(三十五話~四十四話)
巨大霊体との戦いに疲弊したキャンパーとメンバー達。
特にザジは友人の二依子より譲り受けたプラモデルのボディを破壊されてしまっていた。
ザジはユナ達を連れて二依子の元に行く......その先で謎の霊体バトルゲームを発見。
ザジは過去の経験から憑依の危険性を語る為に憑依バトルの世界に足を踏み入れた。
(四十五話~)
景品になっている謎の札の存在を知ったザジとユナは、それら獲得のために憑依バトルのトーナメントに参加する。
それはネタボディだらけのトーナメントだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:58:24
467063文字
会話率:42%
遠くの音まで聞こえる地獄耳少女は、ある犯罪の音を聞いてしまう。犯罪者からの護衛目的の婚約をさせられた地獄耳少女と護衛のルオーは、本当は互いに思い合っているのに護衛だからとすれ違いばかり。拗らせまくりの両片思い。
最終更新:2025-01-15 14:43:31
54410文字
会話率:30%
私は、真実の愛に目覚めた王子に王立学園の卒業パーティーで婚約破棄を宣言されたらしいです。
私には聞こえないのですが。
王子が目の前にいる? どこに?
どうやら私には王子が見えなくなったみたいです。
☆さらっと読めるショートショートです。
最終更新:2025-01-15 11:30:50
1999文字
会話率:40%
水没した都市で、2人の少女が歩いていた。
誰もいない、静かな都市で、たった2人。
彼女らが黙っているとなんの音も聞こえない。
虫すらいない、生命のいない世界。
そんな世界で2人の少女は生きる。
その「偽物の生命」で。
最終更新:2025-01-13 15:36:58
508文字
会話率:40%
王都から田舎の村へと引っ越してきた青年エクトル。彼がそこで出会ったのは奔放な村娘ミリーナ。魔法の才がありながら、魔法使いの弟子を追い出された経験のある彼女は、魔法使いには聞こえない【精霊の声】が聞こえると言う……。
呑気な田舎暮らしを求
めていたエクトルだったが、何者かが差し向けた刺客からミリーナを守るために身体を張って戦い続ける。やがて彼女の正体、なぜ命を狙われるのかがわかるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
104307文字
会話率:35%
私がまだ幼かったあの日、病床の祖母の魂を迎えに来た死神と出会った。
何も知らない私は、名前が無いと言うその死神にーーーーと言う名前を付ける。
幸運にもと言うべきか、名付けた死神と私はそれから十年以上会う事は無く、故にあの日の記憶は薄れ
次第に自らが付けた彼の名前も、会話した事実さえ頭の中から消え去ってしまっていた。
時が経ち、ただの映画好きの女子高生に成長した私は、心待ちにしていたお気に入りのシリーズの新作を観に、学校帰りに映画館へと足を向ける。
変わり映えのない地続きの道。
知らない誰かの、内容の聞こえない話し声。
シネコンの暖房の効いたロビー。
新作映画の宣伝を繰り返すモニター。
昔からお世話になっている安い牛丼並盛。
あまりにも文句無しの平凡だったのは間違いない。
だから、あの音が聞こえた時、私は心底嫌な予感がしたのだ。
音の正体が何なのか分からないまま咄嗟に駆け出すと、今度は声が聞こえる。
「逃げろ」
味方だと言うその声に導かれるままに私は走った。
そして私は、映画よりももっと不条理な、鏡合わせの世界へと半ば強制的に投げ出されていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 02:15:02
85332文字
会話率:30%