17歳のアレクシアは、自分は庶民生まれの労働者階級の人間であると思って生きてきた。
しかしある時、実は自身が侯爵家の血を引いている貴族の生まれであることを知る。
運命にあらがいきれず、侯爵家の養女となったアレクシアは、息つく間もなく、社
交界で上流階級にふさわしい結婚相手を探すはめになる。
みずからアレクシアのお目付け役、シャペロンに名乗りを上げた青年、ヴァージル・オブライエンとともに、なりたて侯爵令嬢が幸せな結婚を目指して社交界に出陣する!
「君は純真無垢で何も知らない少女のようにふるまいながら、時には思わせぶりなことを言って相手を翻弄し、彼のなかに自分を印象づけ、できれば君も恋をして、相思相愛にみちびき、相手からプロポーズを引き出す……」
「やることが多い! 難易度が高すぎる!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:01:08
29506文字
会話率:50%
フェルナンデ子爵家嫡男、20歳のエブラハムについに婚約者ができた!
今までことごとく、5歳年下の妹・セターレによって一蹴されてきた縁談話。それもこれも兄を大切に思うがゆえ。なぜなら彼女には辛い前世の記憶があるから・・・
そんなセターレも納得
するエブラハムの結婚相手はなんと・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 20:00:00
5171文字
会話率:28%
生まれた時から前世の記憶がある子爵令嬢セターレ。
前世では凄惨な事件に巻き込まれたので、現世での恋愛にはかなり慎重。
今日も今日とて、難攻不落のカタブツ令嬢を落とそうと無謀にも告白してくる男子がいるけれど・・・?
最終更新:2025-02-11 21:40:00
6099文字
会話率:31%
厳しい後継者教育を父から課せられる重圧に耐えながら努力を続けている嫡男の兄。冷たい日々での唯一の癒しは弟の存在。兄への尊敬と愛情を隠さない無邪気な弟は救いの光。
最終更新:2024-10-04 17:49:18
4626文字
会話率:29%
【全20話】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団に仮入団中の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 21:00:00
53933文字
会話率:35%
【第11回ネット小説大賞受賞作品!】
「頭の悪い女を妻にする気はない」と人を見下す次期宰相様は、ニコニコしてるだけのほんわか令嬢がなぜか気になる
↑こちらの中編作品の長編版になります。
主婦と生活社様(PASH!ブックス)より書籍版が《2
024年10月4日》発売です!
書籍ではさらにあんなエピソードやこんなエピソードをたくさん加筆しております(*´∀`*)
【あらすじ】
次期宰相フェリクス・シュミット。
頭脳明晰、将来有望、類稀なる美貌の持ち主である彼は現在二十八歳。そろそろ結婚を考えなければならないが、一向に決まることがなかった。
「僕は頭の悪い女性を妻にする気はありませんので」
それもこれも全て、原因はフェリクス自身にある。
彼は有能すぎるがゆえに、相手に求めるレベルも高いのだ。そして少々、人を見下しがちだった。
しかしそんな彼に現宰相である父は告げた。一ヶ月以内に婚約者を連れて来いと。そしてそれは王命であると。
「しかも三姉妹の中から一人選べ? ……面倒ごとの予感しかしない」
陛下の命とあらば、さすがのフェリクスも断るわけにはいかない。嫌々ながらも件の伯爵家へと向かうこととなる。
領地経営もこなす長女か、女性騎士団所属の次女。このどちらかを、とフェリクスは考える……のだが。
なぜか、いつもニコニコとしているだけの三女メアリにばかり目が向いてしまう。
メアリはあまり多くを語らない。常にニコニコしており、余計なことを口にしなかった。
そんな彼女は誰よりも人をよく見ており、どうするのが最適解かを自然と理解する少女だったのだ。
「他にやりたいことのある姉様たちのために……フェリクス様には私を選んでもらわないと」
家族を想うメアリは今日もニコニコしながら、さり気なく根回しをする。自分を選んでもらうために。
「でもあの人、絶対に腹黒。笑顔の眼鏡宰相だなんて腹黒に決まってるもの」
メアリのほわほわして見えて計画的なアプローチに、フェリクスはいつしかハマっていく。
メアリもまた、フェリクスと関わることで気持ちに変化が起きていき……?
互いに恋などする気もなかった二人は、いつしか惹かれ合う……のかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 21:00:00
116455文字
会話率:26%
五年間辺境の領地に閉じこもっていた伯爵令嬢のエメリア。
領主である彼女の兄が毎年開催しているダンスパーティに今年こそは出席せなばならなくなった彼女だが、このダンスパーティが結婚相手探しの場だと知っているからこそ憂鬱であった。
なぜならば、彼
女には想い人がいる。
決して帰って来ない人だが、彼女は彼しかいらないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 15:33:29
9018文字
会話率:48%
子爵令嬢のジュディは、夜会での結婚相手探しに燃えていた。
そんな彼女が相手に望む条件は、侯爵以上、長身、二枚目、髪はさらさらの金髪、乗馬ができ、武芸にも長け……。
しかし、高望みはするものの、成果は出せずにいた。
そんなある日の夜会で、ジ
ュディは子爵令息のフリンクから話しかけられる。
ジュディの高望み条件を全く満たしていないフリンクだったが、ジュディは「まあ、こいつでいいか」と妥協してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 16:35:11
4722文字
会話率:32%
恋愛ものマンガ原作してたら、パソコン経由で異世界に召喚された美鳥。目の前にいたのは美女天使な女王様。なんでもアップロードした話が音声化され、異世界の礼拝堂でダダもれになってたらしい。それで神のお告げと勘違いされ、縁結びの神様と間違われた模
様。
誤解はとけても、女王様は弟の結婚相手探しを手伝ってほしいと必死です。そこまで難しい王子なのか?と不審がる美鳥の前に現れたのは、確かにアレな人でした。
『ものぐさ太郎』っぽい天才イケメン天使王子と器用で先生なツッコミ女子のコメディー。
~主人公のジョブ変遷~
非常勤講師・漫画原作者→縁結びの神様→ミューズ→天使の王子様のおかん→遊園地を作る人→ハンドメイド作家→複数同時漫画原作者→ラブラブ演技・無自覚ツンデレお妃*ツッコミ好きなだけどうぞ→自覚したけど素直になれない不器用妻→お次は何かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 19:00:00
460967文字
会話率:51%
動物愛好家で読書家の侯爵令嬢アデリンは、適齢期にも関わらず、読書とペットショップ経営にしか関心がない。
そんなある日、とうとう兄に”結婚しなければ財産差し止め宣告”を受ける。仕方なく、自分の邪魔をしない結婚相手を探しに、兄の代理として王都の
舞踏会に出ることにした。
今風のドレスも新調し、いざ、舞踏会へ。
美しいドレスを着ればきっとすぐに見つかる、と意気揚々と出かけたものの……出れば当て馬令嬢になる日々。
果たした出会いは期待を裏切るものばかり。
親しくなった相手はいても、アデリンの性格も相まって、候補どころか友達になっているかどうか。
なぜって、兄の友人である貴族令息のランディは、コンスタントに相手をしてくれるけれど、それは兄の代わりを務めてくれているだけ。街の本屋で出会った作家志望のジャンは、条件はぴったりだけど、本好きの同志でしかない。
そんな中、アデリンにランディが紹介してくれた公爵夫人への招待状が届く。
初めて自分宛の招待状が来たことに喜ぶアデリンだったが、同時に、エスコートしてくれる男性がいないことに気づく。今までは、兄が選んで頼んでくれていたのだ。
選択肢のない中、ランディにお願いすることに決める。何しろ、貴族だし、紹介してくれたし、兄の代わりに相手をしてくれていたのだから。
アデリンは奮起してランディにエスコートを頼もうとするのだが……
☆☆☆
※トータル65話で完結予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 00:05:07
128245文字
会話率:56%
メイドのステラはおいしい料理が大好き!
だが自国では細く小食な女性こそ美しいとされており、食いしん坊なステラにはいまだ浮いた話一つない。
焦りを抱いたステラはダイエットを決意……しない!
食事を我慢するくらいなら、世界を旅して食いしん坊を愛
してくれる男性を探すほうがいい!
ぼっちゃまことオーランドと共に、ステラはおいしいもの巡り……もとい、結婚相手探しの旅に出る。
・・・・・・・・・
食いしん坊なメイドのステラと、あと一歩が踏み出せない一途なぼっちゃまオーランド。
世界をめぐる、やさしくおいしい二人旅。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 20:00:00
209203文字
会話率:36%