ある日、世界中を巻き込んだ大戦争が始まった。歴史と言う大河は、その時代に生きる人々に安息の人生を与えることを一切合切拒否することにしたのだ。
覇を競い合うあらゆる陣営の中でも、当初は陸軍大国で知られる帝国が際立って圧倒的だった。
行く先々で快進撃を続ける帝国軍の機甲部隊。
しかし、帝国と対峙した国の一つである連邦の広大な大地と根強い抵抗、極寒の冬の到来が帝国軍の快進撃を阻み、あっという間に終わるはずだった戦争は際限なく泥沼化して行き、終わりのない戦いへと姿を変えた。
そしてそれが、輝かしい栄光を手にするはずだった帝国の運命を変えつつあった。
これは、世界の片隅で精一杯その時代を生き抜いた人々の物語―――
※本作を読まれる方は、必ず以下の点をご留意ください
・この物語はフィクションです。第二次世界大戦がモチーフではありますが、政治的思想や民族的主義等を主張、支持するものではありません。
・特に戦車については、史実の戦車たちがあまりに魅力的すぎて、オリジナル戦車の設定を作ることが作者にはできませんでした。描写についてはリアリティより面白さを重視する場合もあります。様々な作品で実在の銃器が使われているのと同じ感触でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 10:03:49
434195文字
会話率:27%
「例えばね、式部くん。コミュニケーションって、終わりのないマラソンをみんなで走るようなものだと思うのよね」
幽霊さんと揶揄される東雲と、見るもの全てが文字に変換されてしまう式部。2人の起伏なく流れる文芸部の日常。その1片を切り取ったショート
ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 13:22:22
9252文字
会話率:30%
世界に突如ダンジョンが姿を現し、人類はレベルとスキルを手に入れた。
そんな世界で探索者として生きる男、顔悠(かんばせ ゆう)。
彼の持つ固有のスキルは不滅。
決して老いる事も死ぬ事もない不老不死だった。
だがそのスキルにはマイナス効果があ
り、レベルを上げる事と、スキルを新たに習得する事が彼は出来なくなってしまう。
そのため、ただ死なないだけ。
それ以外は何の力もない無能。
それが周囲から彼に向けられた評価だった。
そんな男がある事をきっかけに、終わりのないダンジョン――通称、エターナルダンジョンへと挑む事になる。
本来ならば、それ絶対に踏破不能なダンジョンだ。
だが彼は死なない事を武器に、食料も無しにただ一人ダンジョンを突き進む。
それから1万年。
顔裕は遂にエンドレスダンジョンの最深部に到着し、望みのアイテムを手に入れる。
それは――
時を巻き戻すマジックアイテムだった。
「遂に……ついに手に入れたぞ。絶対……絶対今度こそ守ってやるからな。エミ、母さん」
顔裕はアイテムを発動させ、1万年以上の時間を巻き戻す。
彼の家族が無事だった時間まで。
そう、顔裕が1万年もの孤独な時間に耐えてダンジョンを攻略した目的は、時間を巻き戻し、救えなかった家族を守る為だった。
この物語は、時間回帰した主人公がかつて救えなかった家族を――そして世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:49:34
248783文字
会話率:32%
放課後の教室。
誰もいなくなった教室の片隅で、ひとりのクラスメイトが本を読んでいた。
女の子みたいな顔をして、喋り方は静かで、名前もほとんどのやつが知らない。
――「今日の放課後だけ、僕のともだちしてくれない?」
その一言で、俺と“みつ
き”の、ちょっとだけ不思議な時間が始まった。
名前のない関係。終わりのない放課後。
でも俺はまだ知らない。この関係が、ただの暇つぶしじゃなかったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 01:40:19
5538文字
会話率:61%
地球に突然の脅威が現れたとき、謎のベトナム系アメリカ人科学者が一群の日本人の若者を導き、終わりのない敵の波から地球を守ろうとする。
最終更新:2025-04-14 12:50:50
2846文字
会話率:16%
レイはカメラの背後で、止まることのない世界で美しい瞬間を捉え続けてきた。しかし、致命的な事故を経て、彼は終わりのない戦争に荒廃した中世の土地で目を覚ます。そこは、喜び、アート、エンターテイメントが時の流れと共に失われた場所だった。神秘的な女
神の願いに導かれ、彼女の世界に幸せを取り戻すために旅を始めるレイ。カメラだけを手に、彼はこれまで撮影してきたどの物語とも違う、真実を追い求める旅に出る。そして、彼の予想を超えた大きな目的が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 14:01:38
2335文字
会話率:17%
西暦2037年、地球人類はオムニバース(全ての宇宙)統一を掲げる《ヴェルシタス帝国》の宣戦布告及び武力侵攻を受け、ヴェルシタス帝国の支配下に入った。強大な軍事力を誇る帝国は宇宙単位の同時侵攻を絶え間なく続けており、帝国臣民は終わりのない戦争
の中で〝平和〟を享受し、更なる国の発展に尽くしていた。
かつてのヴェルシタス帝国は覇権主義ではなかった。帝国が変わったのは今の皇帝に変わってからである。皇帝は求めていた。まだ見ぬ世界への扉を……
世界は広く、そして狭い。
一市民、一軍人、一貴族……
この世界に住む一人一人に物語がある。
全ては繋がっている
この作品は様々な人物の視点から展開されるオムニバス形式小説です。
※「カクヨム」にも投稿を予定しています。
※第10話までは週一更新、以降の更新は不定期を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:30:33
118843文字
会話率:47%
TS転生したら綺麗なソ連みたいな国でした。
軍人さんはみんな誇り高くて、指導部も平和主義で外交も内政も上手です。そんな国で、航空クラブに入ってしまって空の魅力に取り憑かれました。ずっと飛行機に乗っていたいので空軍のパイロットになることにし
ました。飛行機万歳!
うちの国からどこかに戦争を仕掛けることは絶対に無いでしょう。それに、こんな強い国に戦争を仕掛ける国も居ないでしょう。よっぽど狂犬でもなければ。
ドイツみたいな国はこの世の全ての問題を引き受けてくれたようです。
大恐慌はその国から始まって、ハイパーインフレと終わりのない内戦に苦しめられていました。けど、その内戦もそろそろ終わるようです。平和になったらみんなで旅行に行きましょう。
なんか嫌な予感がしますね。
私は伝令兵なので関係ないですけど。今日も色んな基地にお手紙やら大事な指令やらを運ぶお仕事をします。
もし戦争になっても首都が落とされなければ平気ですよ。
前世のソ連だって勝ったんですから、より良い我が国が負けるはずありません!
◇
ハーメルン、なろう、カクヨムに投稿してます
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:10:00
392230文字
会話率:35%
物語の舞台は、鬼が支配する荒廃した世界。烈丸という若き戦士は絶望的な状況の中で、鬼である朱鬼と契約を結ぶ。朱鬼は烈丸に強大な力を与えるが、その力には代償が…。
烈丸は終わりのない戦いに身を投じ彼が結んだ契約がすべての運命を決定づけ、鬼と人
間、両者の未来を大きく変えることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:06:03
2909文字
会話率:39%
人間が生まれながらにして持つ魔法の力と、遅れて発展した科学の力が融合した世界。
終わりのない戦乱の中に誕生したエルディラント帝国は、建国以来の軍事主義を貫き、次々と他国を侵略していった。
皇帝ペルガモンの圧政によって、民は厳しく税を取り立て
られ、兵役を課せられ、明日も分からない日々を生きていた。
国境付近にある小さな町プラトウに住む少年シェイドは幼馴染のソーマと共に、税目のひとつであり、エネルギー源でもある鉱石を採掘する毎日を送っていた。
ある時、首都エルドランに隠遁する高名な予言者が、
”プラトウが自国軍の襲撃を受け、廃墟と化した町から放たれたアメジスト色の光が世界を包み込む”
と予言する。
真偽を確かめるべく国の重臣が現地に向かうも一足遅く、町は蹂躙されてしまう。
襲撃を生き延びたものの家族や親友を失ったシェイドは、怒りと悲しみから秘められた魔法の力を解き放つ。
眩い光が軍を一瞬で蹴散らしたのを見て、重臣は彼の規格外の力を見込んで救世主として祭り上げ、叛乱軍を結成することを画策する。
果たして叛乱は成功するのか?
予言にある、”アメジストの光が世界を包み込む”とは何を指すのか?
これは時代に翻弄され、時代に利用された、ひとりの少年を取り巻く物語である。
(ノベルアップ様、カクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 23:42:41
314020文字
会話率:31%
――たとえ、終わりのない悪夢でも。
わたしは何度だってあなたを愛すだろう――。
少女は絶えず希死念慮に駆られていた。
一言で言って、変わり者。
いつも一人でいる孤独な彼女を、人はいつしか“見えない者”と揶揄するようになった。
そんな、あ
る日。
少女はとあるきっかけで、クラスの強面ギャルと友達になり……。
自分にも“仲間”がいた事を知る。
二人は惹かれ合い、そして、互いを求め合う。
やがて、二人は情けを交わし合い、恋人関係となるが、結ばれた日の翌日――。
少女の世界は突如として一変する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 10:43:03
15548文字
会話率:40%
霞ヶ関千春は「永遠の記憶」を持つ少女だった。死んでもなお、違う魂になって生き返り、数え切れないほどの人生を繰り返してきた。しかし、どれだけ時を経ても、彼女の記憶だけは消えることがなかった。やがて千春は生きることに絶望し、自ら命を絶とうとす
るが、その度に新しい人生を与えられ、終わりのない苦しみを味わい続けていた。
そんなある日、千春はある少年と出会う。彼の名は平山久遠。彼は「たった1日の記憶しか持たない」少年だった。昨日の出来事を一切覚えておらず、毎朝新しい世界で目を覚ますように生きている。
千春は久遠との交流を通して、これまで忘れていた「日常の美しさ」に気づいていく。繰り返される時間の中で、彼が見せる笑顔や、何気ない一瞬の輝き。その一日一日が、千春にとって新鮮なものになっていった。
しかし、やがて千春は久遠の「記憶が1日しか持たない」理由を知ることになる。それは、彼がある"選択"をしたことに起因していた。そして、その選択が意味するものを知ったとき、千春は自らの"呪い"と向き合い、ある決断を下すことになる——。
永遠を生きる少女と、一日しか生きられない少年。
交差する二つの運命が導く結末とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:01:38
2507文字
会話率:47%
ある星ールースは昔、数千年続くの戦争があった
人間と神話の時代から存在する種族との戦争は人々が終わりのない絶望の中でも続けた
だが1人の青年が立ち上がったことにより太古の種族ーヴォールン族は封印され、世界は平和になった・・・その男は後に英雄
王と呼ばれる・・・
これはその男が英雄王となってから数千年後の未来の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 18:20:00
64824文字
会話率:79%
好きな女の子に想いを伝えるための方法として学園の生徒達に恋敵として日々あてがわれる日々。
終わりのない悪役をやらされて、嫌な目に遭う。
泣いて傷ついて、もう無理だと起き上がれない。
そんな日に助けられた。
幼馴染がどう思ってるかなんて知るわ
けがない。
当て馬にしないで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 02:11:20
6381文字
会話率:44%
ぼくが25歳で始めたマリン・スポーツ・・・
サーフィンにまつわる、とりとめもない思い出の数々。
それらを、オムニバス形式で、つらつらと掘り起こして
いきます♪
最終更新:2025-01-31 09:43:24
4655文字
会話率:11%
ある日、現実と悪夢の境界が溶けるように崩れ、主人公は両親や友人、想いを寄せる女の子が次々と異形の存在へ変貌する光景を目撃する。不気味に歪む校舎、腐ったように融解する街並み。逃げようと走っても足元はゼラチンのように沈み、見慣れた人々の姿は粘着
質な視線で追いすがる。さらに彼らは執拗な精神攻撃を仕掛け、主人公を絶望へと引きずり込もうとする。懺悔や自己犠牲を示しても救いは得られず、繰り返される悪夢の回廊をさまよううちに、主人公は自らの心すらも蝕まれていく。かろうじて抜け出した先にもさらなる罠が待ち受け、理性の境界は再び揺らぐ。出口はあるのか、それとも悪夢は終わらないのか。漂う恐怖は終わりのない苦悶を呼び起こし、誰ひとり逃れられぬ奈落へと誘う。主人公が必死に足掻いても、叫びは虚空に吸い込まれ、希望は溶解していく。はたしてこの悪夢に救済はあるのか、それともさらなる深淵へ堕ちていくのか――闇のみぞ知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 19:44:59
6653文字
会話率:15%
車の美観を追求する不思議なお店「葉山可憐車堂」
女店主、江川蘭子の美的感覚と終わりのない探究心が今日も車の美観に悩む人たちを助けます。
車の美しさとはなにか?を求める人たちがおりなすゆるふわ日常カーライフ
青春あり、恋愛あり、仕事の悩みも
あり。
車の美しさを通じて人生を豊かにする葉山可憐車堂、今日も元気に開店です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:50:58
17818文字
会話率:16%
レオはクリスマスの日に、終わりのない時間のループに閉じ込められてしまいます。恋人のエレナと共に、この現象の謎を解き明かそうとします。その旅の中で、レオは亡き父との苦い思い出や後悔と向き合うことになります。心の旅を通じて、彼は自分自身を許し
、本当のクリスマスの意味を見出していきます。果たして、レオは手遅れになる前にこの時間のループから抜け出すことができるのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 09:49:22
10505文字
会話率:0%
次世代フルダイブ型VRMMO――――――――《NEVER END ONLINE》
通称、NEO
三人組の女子高生ギルド【不思議の国のアリス】は、剣と魔法、銃とスキル、絆と戦略に彩られた、終わりのない世界を駆け巡る。
強さも可愛さ
もチート級。
プロという強者が群雄割拠する大舞台で彼女たちの攻略が幕を開ける。
「さあ行こうっ!世界の果てを目指して!We are――――――――!!」
「「「Alice in WonderLand――――――――!!!」」」
※この作品には過度な百合要素及びご都合主義、またゲームでは実現不可能な技術、稚拙な表現を用いることがあります。
自作『とりあえず、最強なJKの話でも。』のセルフリメイクとなります。
以上を踏まえお楽しみいただきますよう、心よりお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 02:20:00
149945文字
会話率:51%
「出口のない迷宮に囚われたとき、あなたはどうしますか?」
冷たく無機質なこの街で、ゲームデザイナーの暗川游人は、終わりのない単調な日々に囚われていた。しかし、ある日、彼の現実が音を立てて崩れ始める。馴染み深いものは次第に不気味で異質なものに
変わり、真実と虚構が交錯する悪夢が彼を飲み込む。囚われた彼に求められるのは、出口への鍵を見つけ出すこと。善と悪の試練、記憶の奥に隠された霧……。何が真実で、何が幻なのか?出口があるとしても、その代償はあまりにも重い。游人は答えに辿り着けるのか、それとも永遠に霧の中を彷徨うのか?最大の恐怖とは、自分が何と向き合っているのかすら分からないことである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 23:10:11
4916文字
会話率:16%