起承転結、三幕構成、序破急…ストーリー構造を表現する方法は様々ありますが、個人的にわかりやすいなと感じるのが『神話の法則』(ヒーローズ・ジャーニー)です。
神話学者であるジョセフ・キャンベル氏が世界各地の神話を研究した結果、共通する物語構
造があることに気づき提唱した法則で、とくに時間的尺の決まっている映画では、多くのヒット作がこの構造に当てはまっています。
◯第1幕「ヒーローの決断」
第1ステージ「日常の世界」
第2ステージ「冒険へのいざない」
第3ステージ「冒険の拒絶」
第4ステージ「賢者との出会い」
第5ステージ「第一関門突破」
◯第2幕「ヒーローへの試練と報酬」
第6ステージ「敵との戦い・仲間との出会い」
第7ステージ「最も危険な場所への接近」
第8ステージ「最大の試練」
第9ステージ「報酬」
◯第3幕「行動の結果」
第10ステージ「帰路」
第11ステージ「復活」
第12ステージ「帰還」
本連載ではここ10年ほどの人気作、ヒット作(たぶん映画多め。ラノベとかマンガもできたら)を取り上げ、神話の法則から分析していきます。(※内容的に不定期の連載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 00:06:06
6295文字
会話率:40%
平凡な教師であった久我流誠は、ある日、紫の羽を持つ妖精、ティーカと出会った。
謎の化け物から狙われているティーカ。彼女の笑顔を守りたいと、流誠はティーカの騎士となって、戦うことを決意する。
それが、七人の魔法使いと二つの世界を巻き込んだ物
語の始まりであった。
これは、七人の魔法使いと二人の魔法天使が織りなす物語。
これが、最初の始祖となる、ファーストステージ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-15 20:58:25
324616文字
会話率:23%