タメシス市長選挙日でもある聖ミカエル祭の一週間前--
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所を、毛織物商人組合の長にして現市長のリヴィングストン氏が訪れた。
市長がエレンに秘密厳守で打ち明けるには、エレンと同い年の長女シビル・
リヴィングストンの結婚問題に関して脅迫状が届いたのだという。
シビルには八年前、社交界にデビューしたばかりの十八歳のころに、父親に結婚を認めてもらえなかった魔術師の恋人がいたのだという。
脅迫はその恋人アントニオからではないか――
アントニオはもしかして魔術で姿を晦ませて使用人のなかに紛れているかもしれない。
そう訴えられたエレンは、タメシス郊外のリヴィングストン家の別邸「ローレル荘」へと向かいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 13:09:08
55055文字
会話率:36%
俺は三日月龍(みかづきりゅう)。御用件の方はパン治羅ビル5階にある三日月探偵事務所まで。秘密厳守。依頼人の御用件は必ず解決致します。三日月龍を頼ってください。パン治羅ビルは入り組んだ場所にあって分かりずらいけど、意外とパン治羅ビルは有名なの
で通行人に聞くなりして、どうにか無事にパン治羅ビルにたどり着いてくれたらありがたいです。俺も臨機応変に動くので車で迎えに行くことも可能です。三日月探偵事務所はパン治羅ビルの5階です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 14:43:53
61848文字
会話率:25%
お客様は1日1人限定、絶対秘密厳守をお約束しております。店主が真心をこめて可能な限りの解決策を提案いたします。お気軽にご相談ください。
最終更新:2017-05-15 08:50:23
5004文字
会話率:46%
ある日、30代半ばと思われる主婦が、幼い娘さんを連れてやってきた。
「実は、この子の事なんですが・・・」
「時々、猫になるんです。」という。
異変が起きたのは、10ヶ月前のある日の昼だったという。
奥さんが外出先から帰って来ると、娘さんが猫
のエサを食べていたのだ!!
普段はとてもいい子で、言う事も聞く子なのに、
猫のエサを食べる行為だけは止めなかった。
しかも、不思議とそれは昼だけに現れる現象だった。
朝と夜には、どんなに食事前で、お腹が空いていても、
猫のエサを食べた気配も無ければ、見向きもしない。
昼だけに現れるという不思議な現象なのである。
また、猫の水はいっさい口にしないという。
彼女は私に、以前死んだ、飼い猫のたたりではないかと言うが、
やがて、それには恐ろしい真相が隠れていたのだ。
占い師・かや博史の事件簿 第5話 (AMEBAにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 04:19:26
4218文字
会話率:18%
私の力など微力なもので、こんなことで相談員を名乗るのは申し訳ないような気がします。それでもお客様の晴々とした顔を見るとこの職業をしてきて良かったと思います。1時間500円の秘密厳守で行っています。よかったら、いらっしゃいませんか?
最終更新:2015-05-26 17:10:16
1541文字
会話率:29%