「あなたの憎い人、消してみない?」
匿名掲示板の片隅に佇む殺人請負サイト《シロツキ》。
そのランキングTOPに君臨する謎の殺し屋《飼い主》は、
完璧な犯罪を仕組み、依頼金の半分で飼い猫のエサを買う普通の男――そう思われていた。
天才プログラマー・ひろこは、婚約者・白月の不可解な死をきっかけに
サイトの闇に巻き込まれる。
だが真相は、車の盗聴器も、 最愛の男を殺した犯人も、全てが《優等生》の彼女自身の掌中にあった。
「私が飼っていたのは、月の光とあなたの罪よ」
純白のケーキに滲む血痕、
SNSに蠢く匿名の殺意、
そして刑事・七海が握る《真実のパスワード》――
依存と裏切りの螺旋が解ける時、
あなたは「殺人」を注文したのは誰だと悟る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 01:45:27
15270文字
会話率:29%
犬や猫のエサに「特別な成分」を添加すると・・
最終更新:2020-10-25 20:20:42
534文字
会話率:0%
ある日、30代半ばと思われる主婦が、幼い娘さんを連れてやってきた。
「実は、この子の事なんですが・・・」
「時々、猫になるんです。」という。
異変が起きたのは、10ヶ月前のある日の昼だったという。
奥さんが外出先から帰って来ると、娘さんが猫
のエサを食べていたのだ!!
普段はとてもいい子で、言う事も聞く子なのに、
猫のエサを食べる行為だけは止めなかった。
しかも、不思議とそれは昼だけに現れる現象だった。
朝と夜には、どんなに食事前で、お腹が空いていても、
猫のエサを食べた気配も無ければ、見向きもしない。
昼だけに現れるという不思議な現象なのである。
また、猫の水はいっさい口にしないという。
彼女は私に、以前死んだ、飼い猫のたたりではないかと言うが、
やがて、それには恐ろしい真相が隠れていたのだ。
占い師・かや博史の事件簿 第5話 (AMEBAにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 04:19:26
4218文字
会話率:18%