大学受験も終わり、高校三年の冬をのんびり過ごす馬場 明(ばば あかり)は、毎日、何気なく通る神社の境内に、白いジャージに銀髪、眉毛も白い不思議な青年がいることに気がついた。
その青年のことが気になってしまい、会話のきっかけにと温かいお茶を持
参して神社へ行くようになり、世間話をする仲に。
果たしてこの男は何者か?
白いジャージのヤンキー?コスプレイヤー?はたまたそれとも?
業に縛られた青年と、普通ののんびり女子大生の謎解き冒険劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 14:30:00
19809文字
会話率:29%
鳥居の杜と呼ばれる古い神社の境内に住む、中学生の鷹塔ナルは、ある夜不思議な体験をする。
「転移」とも「転換」とも言われるその状態では、この世界の理の断面と異なる世界を垣間見ることが出来るという。
新しい視点と自由を楽しんだのも束の間。
憧れ
のあの人や、推しについて、知りたくなかったことまで知る羽目になったり、思わぬ危険に遭遇したり。
更に神社内外でじわじわと謎の異変が。
ナルと、彼女のナビゲーターである、葉っぱのイチハは果たして真実に辿り着くことが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 19:30:00
117364文字
会話率:22%
夏休みの終わり、町内会で開かれる肝試し大会に胸を躍らせる結衣。
おばけ役として兄の悠斗が参加することを知り、どんなふうに驚かされるのか楽しみで仕方がなかった。
当日、雨が降る中で決行された肝試し。
暗い杉林や神社の境内を進むたびに、結衣の
胸は高鳴る。
そしてついに現れた、おばけに扮した悠斗。
結衣は驚きながらも笑顔を見せ、二人はいつもと変わらぬやり取りを交わした。
――だがその夜、一本の電話が結衣の世界を変えてしまう。
雨の中で見たものは何だったのか。
あの日の肝試しは、夏の終わりにどんな記憶を残したのか。
小さな妹と優しい兄の、忘れがたい一夜を描く、少し切ない物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 16:44:27
3619文字
会話率:37%
遠い昔のものを見ていると
不思議な気持ちになる午後三時の頃
夏ばかりが梅雨に隠れて通せんぼ
通りゃんせの唄が聞こえる神社の境内には
誰もいませんでした
秘密ばかりが増えてゆく大人の机には
見知らぬ外国の煙草の匣
船町の街にはいつも潮の香り
背中だけが影になって
見知らぬ人のような父の姿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 10:21:16
2813文字
会話率:0%
遠い故郷は誰かの夢の中で見る御先祖の幽霊
寂しい旅人は涅槃の夢を見る
川の流れは絶えずして
笹船が宴を知らせる
海の見える宿場町には
老婆だらけの銭湯の安らぎ
夢はいつか終わるものですか?
問いかけを隠して
狐面の少年は神社の境内に消えてい
った
あの暗がりに夢
秋は静かに背中に吹いてくる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 22:39:38
2288文字
会話率:0%
親友にある日、近所にある神社の境内に呼び出された。
どうせめんどくさいトラブルの相談だろうな。
まったく、田中はまともな相談事なんか持ってくることないからな、いつもだけど……
最終更新:2025-06-13 19:00:00
2915文字
会話率:53%
夏休みのある日、友達の四人は神社の境内でかくれんぼをして遊ぶことになる。遊んでいる最中、友達の一人がいなくなっていることに気が付く。
最終更新:2025-05-05 17:09:29
1709文字
会話率:13%
比較宗教学を専攻する米国人大学院生マイケル・ジョンソンは、静岡市の浅間神社で行われる廿日会祭を見学中、意外な光景に出会う。黒い袈裟を着た若い修行僧たちが神社の境内で屋台のケバブを楽しんでいたのだ。地元の老人・田中との対話を通じ、マイケルは日
本独特の宗教観に触れていく。神仏習合の伝統、そして明治時代の廃仏毀釈という断絶を経てもなお、日本人の中で神道と仏教が共存する不思議。臨済寺の住職との会話は、この宗教的共存がDNAのように日本人に受け継がれていることを示唆する。マイケルは、日本の成り立ちと大陸からの多様な文化の流入が、異なる宗教の共存を可能にし、西洋には理解しがたい「しなやか」な宗教観を育んだのだと悟る。政治による分断の試みを乗り越え、調和を求める日本人の精神は、海外から見れば異質だが、日本の歴史と文化の本質を映し出している。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-06 06:23:46
3484文字
会話率:58%
高知県吾川郡仁淀川町。
四万十川に続く清流として有名な仁淀川が流れるこの地には、およそ400年の歴史を持つ“寄相神社”と呼ばれる社がある。
山間にひっそりと佇むこの社は仁淀川町を静かに見守る社だった。
その寄相神社には一匹の猫が長
い間棲み付いている。
誰の目にも止まらないその猫の名は――狸奴《りと》。
夜になると、狸奴は人の姿に変わり、寄相神社の境内に立ち神楽鈴を手に舞を踊る。
ある人との約束を守る為に、人々の安寧を願い神楽を舞う。
ある日、その寄相神社に一人の女子大生が訪れた。
彼女はこの地域には何の縁もゆかりもない女子大生――藤岡加奈子。
神社仏閣巡りが趣味で、夏休みを利用して四国八十八か所巡りを済ませて来たばかりの加奈子は一人、地元の人間しか知らないような神社を巡る旅をしようと、ここへとたどり着く。
**************
※この物語には実際の地名など使用していますが、完全なフィクションであり実在の人物や団体などとは関係ありません。
カクヨム、エブリスタなどでも公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 22:42:32
217947文字
会話率:43%
この物語は、女子高生のサクラと、稲荷神社の境内に住む白狐の神様であるハクとの、時を超えた愛の物語です。
最終更新:2025-03-01 13:15:16
4472文字
会話率:29%
ひと夏の間、田舎の祖父母に預けられることになった”僕”。同い年の親戚の子となじめず、かといってひとりで真面目に勉強するわけでもない。唯一できた友人の”セイ”を引き連れて遊びに明け暮れる日々のなか、神社の境内の掃除をする羽目になってしまった。
当然のようにサボった”僕”はセイの導きで神社の裏手の山に分け入り、新奥で泉を見出す。
その場所にまつわる話を知ることもなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 00:00:37
13950文字
会話率:55%
高校生の神坂秋胡(みさかしゅうご)は怪我を負い瀕死の猫を拾い、家で世話をすることとなった。
そして約半月後、猫と出会った神社の境内で、今度は可憐な少女と出会い、だんだん親密になっていく。
しかし、その少女には秘密があって…
恋心とジレン
マがせめぎ合う恋愛ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 02:41:39
763文字
会話率:18%
長い階段をもつ神社の近所に住んでいる櫻井千慧は、幼い頃に出会った謎の少女・水穂との約束を果たすべく、毎年夏になると神社へ足を運んだ。
「久しぶり、またこの季節が来たね」
「そうね。また、夏が来たわ」
神社の境内で再会を果たした少女たちは
、前年の最後に決めた遊びをするために、準備を始めた。
今年最初のテーマは"花火"
しかし、途中で思わぬハプニングに見舞われてしまう。
花火を諦めようとしていた千慧のために、水穂がとった不思議な行動とは……?
夏にだけ会う少女たちの、不思議で幻想的な世界をのぞいていきませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 12:49:16
41949文字
会話率:38%
学校帰りに禁止されている神社の境内で遊ぶ小学生。木に毛虫がいたので潰してしまいます。その日の夜から体調が優れなくなり…
最終更新:2024-07-19 00:00:00
3655文字
会話率:50%
碧紫神社の境内に並ぶ仲見世通りには、五坪に満たない小さな空き地がある。
彼岸と此岸の境目にあるその空き地では、碧紫神社とその神域に祀られているカミサマの眷属である白犬と白狐、そして白蛇が店員を務める茶房――高天原茶房が営業をしているのだ。
高天原茶房はお勤めしているカミサマが高天原からお茶をしにきたり、井戸端会議をすませたりする会場になるほか、悩みを持っていたり地に足が付いていなかったりするニンゲンが迷い込んだりする喫茶店だ。
カミサマたちは迷い込んだニンゲンから相談事を受けるのが大好きな割に、面倒くさいことは眷属に任せる適当っぷり。
白犬、白狐、白蛇はお客のオーダーを叶えるため奔走するけれど、彼岸の者のドタバタは此岸の世界も巻き込んでしまうから大騒ぎになることもしばしばだ。
さて、そんな茶房に今日もひとりのニンゲンが迷い込んできた。
彼は長く付き合った彼女との結婚を、とある理由から躊躇っているという。
遊びに来ている噂話が大好きな縁結びの女神がしゃしゃり出ると面倒だ、と白狐はやんわりと話を終わらせようとしたけれどそうは問屋が卸さない。ちゃっかり聞いていた女神は早速縁結びを企み始める。
時給アップをちらつかせられた白犬と白狐、白蛇は彼を躊躇させる原因を取り除けという女神の頼みを受け入れるが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 20:00:00
22178文字
会話率:47%
近所の神社の境内には、たくさんの猫が集まってきていた。ところが、そこには悪い噂もあって……。
(「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2024-05-18 13:30:00
2537文字
会話率:28%
継木綸音(つぐきりんね)は家が神社の高校二年生。縁結びを得意とする綸音にある日、神社の境内で妙齢の女性に自分の世界で縁結びを行なって欲しいとの依頼を受ける。怪しいと思いつつも、依頼して来た女性の世界は綸音にとって理想の世界。喜び勇んで行った
先でご縁を結ぶ。※主人公が腐女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 16:48:00
158758文字
会話率:47%
蝉の鳴き声、肌を照らす赤い光。小学校の夏休み。
自宅の近くのとある神社の境内で、小学二年生の井狩結花は仲の良い四人で一緒に毎日のように遊んでいた。
ある日、四人の子供の側に影が不穏に近寄り、結花は脅かされる…
早く逃げなきゃ…ここから脱出し
なきゃ…
この事件によって、彼女の人生は大きく変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 22:04:02
66266文字
会話率:27%
中学一年生の絵坂リナは関東の片隅にある雨巻町に暮らしている。二年前にパンデミックが起きて吹奏楽の演奏会や大好きな夏祭りも中止になった上に、ロシア人の母は感染拡大のせいでロシアの実家から数か月も日本へ帰国できずにいた。日常が大きく変わってしま
った中、リナはいつものように朝飼い犬のチビを散歩していたところ家の隣にある神社の境内で平安時代のような格好をしている少年が倒れているのを発見した。リナが声をかけると彼は「私が見えるのか」と驚いて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 09:10:16
56511文字
会話率:27%
夏休み、高校二年生の「自分」は山間の自宅でのんびりと過ごしていた。ある日、日課の早朝の散歩に出かけた彼は、神社の境内で「それ」に出会う。世界が「それ」とともに歪んでいく中、彼は無事に家に帰れるのだろうか。
最終更新:2023-08-24 21:36:46
5689文字
会話率:0%
バイトの帰り道、気付けば知らない道に来ていた私。親切な人に途中まで送ってもらい、しかし、訳が分からぬままに、気付けば神社の境内にいた。謎の右腕のアザ、不思議な体験・・・親友に探偵を紹介され、向かった先には、怪異専門の探偵さん達がいた。私は無
事に、日常に帰れるのだろうかーーーーー?◇◇◇此方の作品は、作者が書いている別作品の人達が出てきますが、単体でもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:00:00
10934文字
会話率:45%