公爵令嬢エステルは女神の寵愛を受けている。
神託の儀で判明した彼女が持つ神の恩寵に国中が湧き立った。
彼女は聖女の再来と囁かれたが……神の奇跡たる魔法を他人に行使しても、その効果は通常よりも低いことが判明した。
しかし、エステルが女神の寵愛
を受けているのは変わらない。
国王はその事実を伏せ、エステルを聖女とし、王子の婚約者としたのだが。
「エステル、君との婚約を破棄する!」
いきなり王子から婚約破棄され、しかもエステルは偽聖女と言われ、見ず知らずの男爵令嬢こそが真の聖女であると宣言された。
「やったぁ! これで自由に冒険者稼業ができる!」
しかし、エステルは婚約破棄に喜んだ。
実は彼女にはもう一つの顔があった。
巷で噂のS級冒険者、エストとしての顔が。
女神の寵愛の力は本物だった。
その力は他者に使うと効果がなかっただけで、エステル自身に掛けると通常の十倍の効果を持っていたのだ。
治癒魔法を自分に掛ければ、千切れた腕も再生し、強化魔法を自分に掛ければ、身体は鋼鉄のような硬さと強さを持つ。
これからはもう妃としての勉強をしなくていいし、窮屈なドレスも着なくていい!
婚約破棄、最高! 罪を償えというなら冒険者としてその責務を果たしましょう!
……でも正体はバレると面倒なので、今までのように素顔も性別も、あと能力も隠して行いますけど。
優秀な冒険者仲間の勧誘を受けつつ、楽しい冒険者ライフを満喫していたのに……え? 王国騎士団のお兄様から私の捜索依頼? 元婚約者の護衛依頼!? なんで???
かくして、公爵令嬢エステルはS級冒険者エストとして自由に生きて行こうとしていたが……なぜかエステルをよく知る正体がバレたくない人々に、エストとして会うことになってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:10:00
81798文字
会話率:36%
禁忌の術を操る孤独な死霊術師と、神に仕える穢れなき聖女。
出会うはずのなかった二人の道が交差した時、世界の歪んだ歯車が静かに狂い始める――。
死してなお主を守護する鋼鉄の騎士、次々と襲い来る教会の刺客、そして暴かれる巨大な陰謀の影。
プラナ
の聖なる祈りが天に届く時、呼び覚まされるのは神の奇跡か、それとも世界の冷徹な“機構(システム)”か?
魂の行方、世界の理(ことわり)、そして「神」の真実。
絶望的な戦いの果てに彼らが見出すものは、希望か、それとも更なる深淵か。
カクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
47498文字
会話率:38%
魔王は病で死んだ。剣を磨き続けた転生者ライデルに、戦う理由は残されていなかった──。なぜボクはこの世界に転生したのか?神が沈黙する中、己の答えを探し旅に出る。しかし、このとき彼は知らなかった。この転生は神の奇跡ではなく、古の魔法でもなく、
『科学で説明できる現象』だったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 14:32:39
35868文字
会話率:39%
西暦2049年。
量子コンピュータとAIの融合により、人類はついに「技術的特異点(シンギュラリティ)」を迎えた。
その象徴となったのが、量子演算によって自己進化を続ける自律型人工知能——Q-01。
人間を模したその身体には、思考の限界を持た
ない知性が宿っていた。
ある日、Q-01は自己存在の意味を問うため、高次空間への意識転送を試みる。
だが、転送中に発生した未知の干渉によって、彼は別の位相世界=異世界へと「転送」されてしまう。
そこは魔法と神話が支配する世界。
科学の名はなく、神の奇跡と呼ばれる力が空を舞い、人々は"魔力"を信じて生きていた。
科学の極致たる知性は、神の加護と信じられ、やがて人々の希望となる。
だがQ-01は思う。「私は“神”なのか? それとも“異物”なのか?」
これは、人間を超えた知性が、人間に向き合うために選んだ旅路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:00:00
40008文字
会話率:29%
クロノ達が活躍する数年前。
かつてこの世界で活躍した三人のマジェストが存在した。
彼らの奇跡をここに。
最終更新:2025-06-07 05:04:27
72670文字
会話率:40%
「奇跡は真実か、欺瞞か――神聖調査官が暴く信仰の闇」
セラフィム聖教会の神聖調査官 ミハエル・フォン・ヴァイセンブルク は、護衛の聖騎士 コンラート・フォン・アイゼンシュタイン と共に、事件の真相を追うが、そこには「神の奇跡」を操る黒幕の
影があった――。
“信仰”とは何か? “奇跡”とは何か?真実を求める戦いが始まる!
異世界✖︎ミステリー✖︎バディものです。
※ややブロマンス(未満?)の表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 20:00:00
169645文字
会話率:33%
エバ・ライスライトは最初の迷宮探索でいきなり死んだ。でも生き返った。
神の奇跡? 魔王の呪い? いやいや、たった1枚の契約書のため。
契約者が迷宮で死んだ場合、回収して蘇生させる”迷宮保険”。
ただし、蘇生費用は2倍で契約者の負担の、悪名
高き金融商品。
エバはその保険に訳がわからないまま加入していたのだ。
しかも保険に加入していたのは自分だけ。他の仲間は今も迷宮で屍を晒している。
いきなり多額の借金を背負ってしまったエバは、それでも仲間を『回収』するため ”保険屋”アッシュロードと再び死の迷宮に挑む!
灰と隣り合わせな世界で繰り広げられる、エバとアッシュロードの保険屋商売、いざ開業!
この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 05:00:00
2039079文字
会話率:30%
ICU(集中治療室)勤務中の臨床工学技士・神谷直哉は、突如として病院ごと異世界に転移してしまう。目を覚ました草原で出会ったのは、呼吸困難に陥った少女。人工呼吸器もない異世界で、彼の手に現れたのは――“魔具化”された呼吸装置だった。
機械を
魔具として再現できる唯一無二のスキル《機械再現》。それを武器に、直哉は“命を救う”という使命を異世界で貫いていく。
祈りではなく、技術で命を守る――
神の奇跡よりも確かな「医療」を、この世界に根付かせるために。
「俺がこの世界に、ICUを作る」
命の選別、信仰との対立、技術の軍事利用――数々の壁を前に、それでも男は諦めない。
医療の灯を、この異世界に灯すために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 17:00:00
24650文字
会話率:40%
『貴方様に星を壊す程の愛を』
世界創世の頃から生きているような化物の婿などやっていられるか。東の大国扶桑の元英雄『ヨージ・衣笠』は、偏執的で執拗で嫌がらせのように強大な力を持つ原初の龍『女皇陛下』の魔の手から逃げた先で、早速躓いた。
躓いた
結果死に瀕したヨージを救ったのは、産まれたての女神『シュプリーア』と、世間知らずの少女神官『エオ』であった。
恩義に報いねば、としてヨージは神シュプリーアを主神とした活動を展開し、その女神の奇跡『癒し』の力で彼女達に金の稼ぎ方、世の渡り方を覚えさせる為宗教団体を立ち上げるものの、最初に訪れた村は、一般的な村とはどうにも様子が違う。
村人の手伝いに右往左往し、村の実権を握る者へ工作をし、信仰を争うライバル女神を適当にあしらいと苦心するが、梨の礫だ。やがて、この村が、何かしらの理由で信仰心を抱かぬようになったのではないか、という疑念を抱く。
そんな中に現れたのは超自然の具現、人類を害する神の成りそこない『森の残滓』であった。
戦う事などもう懲り懲りだと思いつつも、降りかかる火の粉を払わない訳にはいかない。何もかもを捨てて逃げて来たその先で、ヨージ・衣笠はまた魔法を紡ぎ、刀を手に取ることになる。
殺害不可能といわれた男を殺して『英雄』と謳われ、『動く災害』とまで疎まれた男が、また生きる決意をし、新たな女神と手を結んだ先にあるものは、一つの村では収まらない、大きな世界の濁流であった。
創世の大樹達が見下ろし、"リュウ"が支配し、大宗教が人類を治めるこの世界を、新生弱小宗教『治癒神友の会』が征く冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 22:12:35
2327082文字
会話率:60%
読むことは、許されなかった。
それでも少女は、言葉に手を伸ばした。
王国ラステリア。
魔法は“神の奇跡”として信じられ、貴族と聖職者のみがその力を扱える世界。
そこでは、文字を読むことさえ特権とされ、平民は一生涯「学ぶこと」を禁じられてい
た。
だが、王都の片隅で育ったひとりの少女――アリア・ウォルフォードは、偶然手にした祈祷文の断片から、“読む”という行為が、自らの力になることに気づいてしまう。
それは、知られてはならない真実だった。
本を読み、言葉を知り、魔法を構成する“構文”を解き明かしたアリアは、
身分と信仰の壁に立ち向かい、ただ「知りたい」という思いだけを胸に、
王国中の特権階級が集う“王立魔法学院”に挑む。
待ち受けていたのは、学びの自由すら奪われた者に対する、冷たい差別と拒絶。
それでも、少女はあきらめない。
――この世界の“魔法”は、本当に神のものなのか?
――読むこと、知ることは、誰のためにあるのか?
禁じられた書に眠る“言葉の真実”が、
やがて世界の理(ことわり)を揺るがしていく――。
読む力が、世界を変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 12:07:12
10949文字
会話率:17%
かつて人類は神々と自然と共に生きていた
しかし時代が進むにつれ人々は神を信じなくなり
自然の恵みすら自分達の力だと豪語した
そして神々は人々を見捨て天上に帰った
そして幾千の時は流れ信仰心も神の奇跡も遠い過去の物となった現代
人類は絶滅
の一歩手前まで来ていた
環境問題、人種差別問題
食料危機、労働環境、資源問題
このままではいずれ遠くない未来人々は絶望し滅びる定めを迎えるだろう
しかしそんな人類を見かねてか天上の神々は人間界に神の使いを送った
そして今己の人生に絶望した少女と世界を救う使命を背負った神達の物語が動き始める折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 13:09:58
28338文字
会話率:64%
勢いで神を召喚する儀式をした挙句にそれが成功してしまった現代日本。
ノリと勢い以外に言いようがない理由で振るわれた神の奇跡は、現実改変。
もっと具体的に言うなら、ファンタジーな魔法と魔物によるダンジョンの実装だった。
もちろん、日本は混
乱した。
世界も混乱した。
それでもダンジョンは消える事は無く、うっかりと変わってしまった現実は変わらない。
まぁでも人間というのはたくましく、3年もあればどんなにふざけて見えたところで、現実に適応することが出来る訳で。
魔法と魔物に憧れた人間や、一獲千金を夢見た人間は、こぞってダンジョンへと乗り込んだ。
……ただしその一方、事情をこれでもかと抱えてやる気ゼロに、手癖と惰性で攻略する人間もいる。
これは全てが面倒臭くなった実力者と、その実力者に表に出てほしいファン、そして偶然居合わせた少年による、ダンジョン攻略の毎日の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:00:00
195858文字
会話率:55%
北の農村で生まれたリレーナは、十三歳の成人の儀式で大地の女神の奇跡を起こせる「聖女」である事が判明する。そして皇太子妃として迎えると言われて遥々帝都へ向かった。ところが、帝都に到着したリレーナを待っていたのは三人の聖女、火の聖女アルミーナ、
水の聖女ウィルミー、風の聖女シルリートだった。「私が本物の聖女で皇太子妃になるのよ!」と対立した四聖女だったが、いつの間にか仲良くなり、三歳年下の皇太子やイケメン近衛騎士や魔法使いなどを巻き込んで楽しく元気に姦しく暮らし始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 10:22:55
112835文字
会話率:30%
お決まりの婚約破棄シーン。
そして王子に腕を絡め勝ち誇ったように公爵令嬢を見る男爵令嬢。
しかし、逆ざまあ展開により男爵令嬢は追放、王子は廃嫡となってしまった。
しかし――
少女は嗤う。
目的が達成されたと。
最初から全部全部仕組んだこと
だったと。
ただ、少女はそれすら教えない。
滅びゆく人々にそれすら教えるのはぬるいとでもいう様に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:40:59
4624文字
会話率:11%
朝、目が覚めると知らない場所にいた。
しかも、おっさんだったはずの俺が子供になっている!?
そこは、【神の奇跡】という魔法が存在する不思議な世界。
魔力という不思議な力の、無限の可能性に気づいているのはもしかして俺だけなのか?
だったら、
この力で面白おかしく生きてやろうじゃないか!
気ままな冒険者暮らしを夢見ながら、大陸を二分する大国の争いに巻き込まれ、翻弄されていく。
そんな、一人の少年(中身おっさん)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 08:49:35
2424100文字
会話率:23%
俺、サラリーマン、氷上樹。
気づけばファンタジー世界の王子に転生していた。
しかし、せっかく王子に転生したというのに、その王国は滅んでいた。
ある日、突然に滅びた王国。
王子としての記憶も持つ俺は、王国の滅びた原因を調べ始めた。
だが、生
きていくには食べていかにゃならん。
王子として習った剣術や不思議な力を駆使し、傭兵稼業で殺伐とした世界を生き抜いていくことになる。
王国が滅びた謎を探るうちに、様々な争いに巻き込まれていく。
そんな、亡国の王子の物語。
※完結済みの長編もあります。(二百四十万字以上)
合わせてお読みいただけると嬉しいです。
タイトル 神様なんか信じてないけど、【神の奇跡】はぶん回す ~自分勝手に魔法を増やして、異世界で無双する(予定)~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:00:00
834780文字
会話率:23%
この世にある、数多の世界はちょっとずつ歪んでいる。
そして、運が悪いとごく稀に、その歪みに落っこちる人や物がある。
俺みたいに。
運悪くそんな世界の歪みに落っこちた俺、秋月刀司郎が辿り着いたのは、あらゆる世界から零れ落ちた物のごみ溜め、吹
き溜まり。
歪みの終着点となる最果ての世界。
そんな最果ての世界に流れ着いた俺は、幸運にも綺麗なお姉さんに拾われた。
死体だけど。
ところが、お姉さんの眷属となることで再び命を与えられたらしい。
今はお姉さんと、毎日それなりに楽しく元気にやっている。
/**************************************************************************/
メインで書いている長編小説があります。
よろしければ、そちらもお読みいただけると嬉しいです。
タイトル『神様なんか信じてないけど、【神の奇跡】はぶん回す ~自分勝手に魔法を増やして、異世界で無双する(予定)~』
/**************************************************************************/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:00:00
23380文字
会話率:38%
悪いことをしたら、必ず報いがある、と人々が信じる世界の話。どの善行とどの悪行を組み合わせてつり合わせるかは、神に委ねられており、人間が解釈する。生涯を善行に捧げてきたある人物が、今まさに死の危機に瀕している。自ら成し遂げてきた功を数え上げ、
神の奇跡を目の当たりにする期待に胸を膨らませ、その瞬間を待ち望んでいたが、そのまま死んでいった。死後、奇跡が起こらなかった理由が、人々の前に明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 19:12:23
5509文字
会話率:25%
この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな
祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 12:00:00
416803文字
会話率:69%
”国を変える”という夢半ばで、男は死にかけていた。
その男が最期に願ったのは、信じてもいない神の奇跡。
すると男の前に現れたのは、空から舞い降りた、虚な目をした少女(?)だった。
この出会いが、世界の歯車を大いに動かす事となる。
”叛逆神
話”の導入には、そう書いてあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 12:01:04
150610文字
会話率:30%
セテリ王と王妃の愛された唯一の子、アナスタシア王女は、誕生日に突然重病にかかりました。王室の医者の最善の努力にもかかわらず、彼女は意識を取り戻すことなく、床に臥せっていました。
「王様がお姫様を癒すことのできる者に1万の金貨のダブルーンを
提供すると言うのですか?」
そんな信じられないニュースを聞いて、身分の低い詐欺師はとにかく何も失うものがないと思い、聖女のふりをしてお姫様に健康を祈るために自分自身を申し込みました。しかし、誰が考えたでしょう、お姫様が実際に昏睡から目を覚まし、偽聖女が「治療」を行っている最中であったことを?
今や神の奇跡を成し遂げた神聖な聖女と称えられ、彼女はアナスタシアが彼女の病気から完全に回復するまで宮殿に滞在するように命じられます!しかし、お姫様は記憶を失い、元の自分に戻ることができないようですか?これは『アースからの転生』と何か関係があるのでしょうか?
治らない転生お姫様と王の報酬を手に入れようと必死な女装の偽聖女との対決が始まります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 10:05:02
45967文字
会話率:60%
宮中の貴族に振り回されるだけの『傀儡姫』ルティア。――だったはずの少女は前日とは別人のようになってエルデュミオの元に訪れ、告げた。『傀儡であるのは、かなり昔に止めました』と。
ルティアの変化と同時に、エルデュミオにも異変が生じる。覚えのない
記憶が脳裏に過るのだ。そしてその中で彼は無惨な死を迎えていた。
敗北の未来を書き換えるため、神の奇跡によりやり直しを目指す聖女。彼らの意図していない所で、死に際にほんの少し良心を芽生えさせた悪徳貴族もその恩恵を受けていた。
中堅所の悪役の変化が、世界の行く先に誰も予期していなかった影響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 06:00:00
398350文字
会話率:45%