14世紀イギリス。処女王エリザベス1世には、愛人レスター伯ダドリーとの間に隠し子がいた。しかし、その存在は史実から抹消され、女王の娘が産んだは子は祖父であるダドリーと女王の従姪レティスの子として育てられる。
王孫ロバート・デンビー男爵。彼
はアーサー王の予言者マーリンが「赤い竜」と呼ぶ、チューダー王朝の存続の鍵を握る者だった。
王朝繁栄のためには、ブリトン島の古い守護神の加護を得ること。その使命を全うするためには、ケルトの女神に選ばれる必要がある。その女神の依代となったのは、「宿命の乙女」と呼ばれる巫女であり、彼の最愛の恋人だった。
だが、イングランド王座を狙うスコットランド王ジェームズ六世も、女神の加護を切望していた。陰謀が渦巻く宮廷で政治的な思惑に翻弄され、愛する恋人と罪の無い国民を救うために予言の子が下した苦渋の決断とは?
歴史を題材にした完全フィクションの恋愛小説。不定期のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 06:10:00
120119文字
会話率:54%
「俺が……死んでる……?」
俺の名はイオン。貴族なのに『天与』――才能がないせいで虐げられてきた。ある日魔族に襲われた幼馴染のリズを助けようとしたんだけど、返り討ちにされたっぽい。目の前には俺の死体。
いや、え? もしかして俺、幽霊にな
ってる!? なんで!?
『だからね、イオンの“天与”は“幽霊化”だった、っていうことなんだよ』
と知った口を利くのは俺の愛剣ファム・ファタール。いや死んでからじゃもう遅いってお前今喋った!? いや、もう訳分かんねぇよ……。
時を同じくして動き出す魔王軍。それに対抗するかの如く、五人の少年少女が魔王を倒す『天命の戦士』として神に選ばれる。その中には――なんとリズの姿が。
いや、待てよ。俺は幽霊。誰にも見えない。そんでファムを使って物を斬ることができる。これ、魔王倒せるじゃん! よし魔王、覚悟――あれ? 斬れない?
「どういうことだよ! もっと気合い入れろよファム! 固くなれ! 限界を超えろ!」
『人のせいにしないの! イオンがへっぽこだからでしょー!? そっちこそもっと腰入れてよ!』
魔王、強すぎて斬れませんでした。マジふざけんな。
でも、決めた。リズを守るため、『天命の戦士』御一行を陰で支えてやるよ!
俺は幽霊だけど、大切な人を守る騎士になる。
そう――『幽霊騎士』なんて、カッコよくね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:01:09
554256文字
会話率:35%
この世界には勇者と魔王という存在がいる。勇者は人々の希望の光として、魔王は魔物の王としてそれぞれの神に選ばれる。かつては神同士で戦争をしていた。しかし戦いのたびに全ての生き物が一度全滅するというのは本意では無かった。代わりとして勇者や魔王が
選ばれるようになった。魔王には全ての魔物を操る力を、そして勇者には魔王を討つ力が与えられる。魔物は魔力から生まれるため滅ぼすことができず数百年は現状が続いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 07:00:00
2331文字
会話率:63%
鬼神の如き強さから『七姫の最終兵器』と呼ばれた格闘家は、死後に争いを司る不和の神に選ばれる。
立ち塞がる先輩達のパワハラ。とんでもない理論で悪態をつく人間。宗教上の理由で明かせない身分! こんな酷い目に遭うんだったら神になんかなるんじゃな
かった!
「それが嫌ならあなたが神々の頂点に立てばいい。全ての神を殺すのです」
……え?
個性豊かな神々と、時々人間が繰り広げるバイオレンス・ファンタジー。コッソリと開幕。
ノベルアップ+でも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 01:33:04
10535文字
会話率:51%
寒冷地に生息するリス科やクマ科の動物のように、冬眠と活動期を交互に繰り返す。
そんな人生を長らく送っていると、どこまでが現実であってどこからが夢やバーチャルな世界での出来事だったのか、その境界線を見失い判別がつかなくなってしまう事がある
。
人並みには身長のある俺を、上から見下ろす威圧感たっぷりな巨大な体躯。
禍々しい気配と、狂気に侵されたかのような鋭い眼光。
凶暴な牙がのぞく大きな口からは、溢れ出る涎。
ここは、あの日から、そんな魔物たちが実在する世界へと変貌した。
愛用の大剣を振り抜いて両断し、圧倒的な威力の魔法を放って蹂躙する。
それが、俺のこの世界における魔物たちへの対処法だ。
ただし。
世界は大きく変化したが、人類という種が特別な進化を得て強者となった訳ではない。
ただ単に、俺が非常識な特技と特典を保有する一般的な人の範疇から外れた存在であるが故の対処法、なのだ。
しかも。
俺が、このような色々な意味での希少種へと成り果ててしまったのは、単なる偶然の産物だった。
あの日、大騒乱の渦中で、不運にもある厄災の被害者となったが為に気紛れな女神に選ばれる幸運と強運に恵まれた、運命の悪戯によるものなのだ。
一九九九年には恐怖の大魔王が降臨して世界が一旦は滅ぶが、二00一年には宇宙の旅が解禁され、そこから始まる二十一世紀には人類が繁栄を極める薔薇色の未来が開けている。そういった様々な空想や絵空事がまことしやかに語られていた古き良き時代は、ある意味で人類にとって最も幸せな年代だったのではないだろうか、と沁み沁み思うことがある。
二十二世紀という言い方が忘れ去られて久しい現代は、世界の前提条件や様々な常識が弱肉強食なファンタジーの世界に一歩近付く傍ら、人類社会の裏側では二十一世紀型の行き過ぎた資本主義経済がもたらす超格差社会が確立され、平凡な一般人にとっては肩身が狭く平穏に暮らすことさえ困難な世の中となっているのだから...。
そんな理不尽な世界で、俺は、平穏に暮らしたいと心の底から願いながらも、今日も我が身に染み付いた不幸体質が招くトラブルに翻弄される日々を過ごすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 12:00:00
31799文字
会話率:33%
「ああ、わたくしが神に選ばれるなんて僥倖ですは。あの凜としたお声が素敵・・・」
ブルボンニ公爵令嬢アンネローゼは神に選ばれた特別な存在
そしてちょっとお馬鹿である・・・
最終更新:2019-04-22 12:31:15
8617文字
会話率:19%
異世界創造の“創世記”をご覧に入れましょう。
現代日本のサラリーマンが
新たな創造神に選ばれる。
異世界、新たな世界を創っていく物語。
※処女作の為、暖かい目で見守って頂ければ
幸いです。
誤字脱字等はご指摘ください。
コメントを書いてもらえたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 21:00:00
2395文字
会話率:38%
交通事故で死んだ渡瀬《わたらせ》勇治《ゆうじ》は軽い口調で「君は神に選ばれました~♪」と突然言われて完全に理解しないままレベルやスキルは死んだ時の状態で無限《・・》にやり直せるスキル【コンテニュー】を渡され死ぬ前の姿で異世界に転生した。
そんな彼が何度も死にながらも異世界で苦難を乗り越え強くなり幸せになる為に戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 00:00:00
40450文字
会話率:34%
神と異世界の存在が明らかになったとある時代、一人の青年が百万人目の転移者として女神に選ばれる。
記念に好きなチート能力を授けると言われたものの、異世界転移を望んでいない上に神に恨みを抱く青年は興味なし。一悶着どころじゃない、罵倒の応酬やリ
アルファイトの末に、彼は人脈チートを手に入れて異世界の地に降り立った。
しかしそのチートの影響で、彼の元には次々と出会いとトラブルが舞い込むようになる。
引きこもりのお姫様、野心家のメイド、隣国の女騎士、さらには地球に残してきた最愛の妹とその親友まで――
巻き起こる騒動の中、果たして彼の心が休まる日は訪れるのか!?
そして肉体派女神に腹パンを叩き込むことはできるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 18:00:00
187253文字
会話率:53%
この世で一番に優れている猿(と思っている)。
月の石との出会いで小さな日常が大きく変わる。
最終更新:2017-10-30 00:08:05
1420文字
会話率:48%
一人の少年と一人の少女がいた。彼らは、かつて闇に葬られた勇者たち。己の持つ超能力を駆使し、闇の組織『KB』と戦う。いつしか彼らは六人の勇者となりリアルとノンのバランスを保つこととなる。そうした彼らの間には深い関係があり、すべてが紐解かれた
時、神の剣は目覚める。
神に選ばれるのはどちらか。すべての鍵を握る人物は二人いた。真実を見定め、前に進む少年と少女はいつしか未来を見つけていた・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-21 23:45:37
4746文字
会話率:46%