卒業後、ふたりを繋いでいたのは手紙だった。
これは、誰かを想い続けた、ある青春の記録。
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第233回短編小説新人賞にて、もう一歩の作品に選んでいただきました。
……が、枚数制限等もあり、あまりに内容がひどかったので全面的に加
筆修正をしました。
直した結果、修正前と修正後、どちらが良いのかわからなくなりました。笑
私が初めて書いたちゃんとした(?)小説なので
非常に思い入れがあり、大筋の流れなどは変えていません。
読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 13:15:12
12055文字
会話率:18%
「未海が好きなの。ずっと前から」
ずっと憎んできた『学園の美少女』である幼馴染のひかりに、突如そう告げられた未海は、その好意を利用して彼女を陥しめることにしたのだが……。
闇属性腹黒主人公×光属性ヒロイン。歪んだ恋の結末は。
⚠︎一部
に同性愛者差別表現が含まれますが、これは筆者の思想とは異なります。
集英社オレンジ文庫第229回短編小説新人賞にて「もう一歩の作品」に選出いただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 19:20:00
9388文字
会話率:37%
人の恐れが形を成した、人ならざる化物──『妖異』が闇に潜む街。けれど夜が明るくなるにつれ、妖異の数も減っていく。
妖異退治店を営む二人が、店の今後に不安を抱くなか、街では、とある病が流行していた。
これは、夜が明るくなり始めた時代の、恋物語
。
第228回短編小説新人賞「もう一歩の作品」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 18:05:25
10597文字
会話率:49%
九条文目(くじょうあやめ)の死は自殺とみなされた。
けれど彼女が『その日』に自殺するわけがない。
だから僕は『死刻電話』を使って死んだ彼女に電話をかけ、聞くんだ。彼女自身の言葉で、彼女自身の見たものを。そして、どうしたいかを。
「こんばん
は、文目。単刀直入に聞くよ。君は誰に殺された?」
第202回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 22:22:31
10402文字
会話率:28%
以前コバルト短編小説新人賞にて『もう一歩の作品』に入れていただいたものを手直ししました。そのため規定枚数をオーバーしてしまいましたが、ご容赦ください。
また、一万文字ありますので四分割して載せることにしました。本日中に全話アップします。
「コバ短に出したことないけど、一度出してみようかな」と考えていらっしゃる方のお役に立てましたら幸いです。
内容は和風ファンタジーで、よくある生贄救出物語……では、ない。
それではどうぞお楽しみくださいませ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:59:51
10454文字
会話率:60%
「コバルト文庫短編小説新人賞もう一歩の作品」に選定いただいた作品。
熊本地震の後、同じ高校に岩田哲也と水沢香奈は、通学中に路面電車で偶然乗り合わせた。
地震の影響で生活が困窮し、思い詰めた香奈に、哲也は……。
最終更新:2023-02-26 23:39:00
9765文字
会話率:12%
自殺未遂未遂の女子高生の味気ない日常 第220回短編小説新人賞応募、歯牙にも掛からなかった物です。
最終更新:2022-10-07 11:26:01
9092文字
会話率:39%
「僕」は、どこにでもいる会社員。
大学時代によく麻雀を打っていた友人に、上手い話があると高レートの麻雀に誘われる。
貯金を全て賭けた会社員を待ち受けていたものとはー?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
集英社の短編小説新人賞で「あ
ともう一歩の作品」に掲載されました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-25 01:34:08
9219文字
会話率:21%
先日亡くなった筆者の伯父の思い出を、エッセイ風につづった私小説です。
※第214回Webコバルト短編小説新人賞の「もう一歩の作品」に選出されました。
最終更新:2021-10-18 10:32:56
9411文字
会話率:23%
小人族の医者であるアイナの、少し変わった愛のお話。
初投稿です。一度WebマガジンCobaltの短編小説新人賞に応募した作品を加筆修正したものです。
拙い部分も多いですがよろしくお願いします。
最終更新:2021-02-10 13:56:38
10916文字
会話率:50%
エリノアは王の妃になった。愛する人を殺した男の妻に。
王家に生まれたエリノアは両親と祖父を早くに亡くし、王位を継いだ親族のギルフォードを頼りに育った。
庇護者を慕う心は成長するにつれて恋情へと変化していく。
しかしギルフォードは、王位を
狙う反乱軍との戦で殺されてしまった。
代わって王位についたのが反乱軍を率いてきたウォルター――彼がエリノアの今の夫だ。
エリノアは微笑みかける。愛する人を殺した男、自分を手段としてしか見ない夫に向かって。
自分の微笑みが、国の平和を証すものだと知っているから。
Webマガジンコバルト第182回短編小説新人賞の入選作を長編にリメイクした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 21:00:00
134147文字
会話率:42%
第208回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」作品。
手島光希《てじまみつき》は、高校でも友達……とくに男子とは距離を置いていた。バイトに勤しみ、彼女なりに時間を有効に使っている。
「恋愛はしない」
そう心に誓う光希には固く封印した過去
があって―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 22:43:33
9204文字
会話率:40%
自分より上手な人はいくらでもいる。そう身にしみて分かっていながら夢を追いかけるのは孤独な闘いです。それでも決してめげることのない、バレリーナを目指す女の子のお話です。
⭐︎第208回短編小説新人賞「もう一歩」作品
最終更新:2020-10-02 11:40:54
10214文字
会話率:23%
翔太は美和のことが大好き。
その美和も翔太のことを大好きでいてくれる。
無二の親友の正隆もいるし、部活のバスケも絶好調。
お母さんの手作り弁当は毎日とてもおいしい。
絵にかいたような、満点の高校生活!
そんな日常が続くなんて、それはやっぱ
り奇跡でしかないのかな。
第163回コバルト短編小説新人賞「もう一歩賞」受賞作品 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 09:57:37
9410文字
会話率:33%
ヒロトは生まれいずる前に堕胎された一人の少年である。
しかし、その死を与えた張本人の彼の母親による“もう一度、この子宮に戻って生まれてきて”という願いにより、彼の精神は次に彼女に宿った翔也と共に生まれた。翔也の体にはもちろん翔也自身の心
も存在していた為、ヒロトの不条理な心は翔也と一つの体を共有せざるを得なくなった。
ヒロトと翔也、そして幼馴染の由梨だけが知っているその事実。奇妙だけれど、お互いの優しさで秘密を共有しながら続いてきた誰にも知られざる三人の関係。
背理した彼等の日常に今、終わりの時が来る。
第161回 コバルト短編小説新人賞「もう一歩賞」受賞作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 02:16:05
9263文字
会話率:18%
高校生の一典は、ある日教室から聞こえてくる音に気付いた。
歌だ。音楽にうとい彼にもわかるその特別な音楽。
「木野さんを、口説き落とす!」
なにげない青春の1ページの物語。
コバルト短編小説新人賞応募作
最終更新:2019-11-19 18:00:00
9356文字
会話率:34%
※集英社・短編小説新人賞で「もう一歩」だった作品です。
どこにでもある喫茶店で、ある青年がひとりの女子高生に二億円を請求されていた。借金をしたってそんな額にはならないだろう彼は莫大な額に慄くが、不遜な態度の女子高生に「婚約者が事故で死ぬの
を回避できる」といわれ心が揺れる。
––––「時間を巻き戻すなんて法外なこと、代償もなしにできると考える方がおかしい。」彼女は金銭と引き換えに時間を巻き戻せる少女だった。
––––しかし、そこから青年の運命は狂っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 20:47:13
8848文字
会話率:41%
美術専門学校に通う同い年の男女の話。第199回コバルト短編小説新人賞「もう一歩の作品」
最終更新:2019-04-07 20:57:06
10024文字
会話率:28%
壊れた世界の人間とアンドロイドの話。
第196回コバルト短編小説新人賞で『もう一歩の作品』です。
最終更新:2018-10-06 00:04:28
7818文字
会話率:46%
主人公の愛美は友人から、「レンチン彼氏」という商品の話を聞き
興味本位で購入してしまう。
数日後に届いた「レンチン彼氏」は何の変哲もない
むしろ冷凍食品そのもののパッケージとサイズの商品。
それをレンジで解凍すると、目の前に現れたのは男
性だった。
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第195回 コバルト短編小説新人賞で「もう一歩」に選んでいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 19:57:34
10639文字
会話率:43%
主人公の紫陽花(むらさきはるか)は、高校二年生。
友人であり作家志望仲間の武藤と、毎回コバルト短編に応募する小説を
下読みしあったり、落選するとなぐさめ合ったりしている仲だ。
しかし、武藤のある出来事により、陽花は彼を避けるようになってし
まう。
第194回 コバルト短編小説新人賞、選外でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 20:37:39
8404文字
会話率:41%
築八十年超えのオンボロの家に住む雛子は、19歳。
新築の家に憧れるあまり、ポスティングのバイトを始めたが……。
第193回 コバルト短編小説新人賞、もう一歩でした。
最終更新:2018-04-08 22:58:21
8539文字
会話率:27%
王の名代として友好国のレーンの大祭に招かれた王太子・スタニエール。何もかもに恵まれ、順風満帆な人生を送る彼を人々は『比類なき王子』『創世神の申し子』と呼んで称える。しかしスタニエール自身は憂鬱から抜け出せないでいる。恵まれ過ぎた己れの境遇が
つまらなくてもやもやする。
レーンは実は二度目の訪問で、彼は最初の訪問の時に偶然出会った少女のことが忘れられないでいた。しかしそれが何故なのか、彼にはよくわからなかった。わからないままラクレイドへ帰り、うやむやのまま無意識のうちに彼はその気持ちを押し込めていた。
今回、スタニエールはレーンの娘を側室として迎えることが事前に決まっていた。まったく相手の娘に期待していなかったスタニエールだったが、そこに現れたのは……。
恵まれ過ぎた環境故か、自分の気持ちすらよくわからなくなっていた王子様の、不器用な初恋譚。
webコバルト第189回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 19:27:46
10620文字
会話率:24%
架空の王国ラクレイドの片田舎・ウエンレイノ領を治める伯爵の腹違いの妹マリアーナ。
元々兄に疎まれていた彼女は、ウエンレイノが王族とよしみを持つため差し出されることに。
しかし視察にきた末の王子・アイオールは一筋縄ではいかない若者だった。伯爵
のマリアーナに対する冷たさ、自分という王子とよしみは持つもののいつでも切れる状態を画策しているらしいのを察し、怒りを感じる。伯爵自身に夜伽を所望するなどという突拍子もないことを言い出し、常識的で頭の固い伯爵を大いに慌てさせる。
マリアーナが内心で悲壮な覚悟をかため、精神的に追い詰められていたのを察し、同情するアイオール。
同情は次第に恋心へ……。
少しひねくれた王子様と凛とした薄幸の姫君の、初恋が始まる。
webコバルト・第185回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 22:42:02
11651文字
会話率:32%
穏やかな家庭を維持することだけを妻に期待し結婚した雄一。律子は期待通りの妻で問題はないが、愛している気はしなかった。
しかし、まだ新婚と言えそうな時期に急病で律子に先立たれ、雄一は妻を大切にしなかったことを激しく悔やむ。妻が行きたいと言って
いた流氷の海を独りで見に行き、そこで妻の幽霊と出会う。
哀しいすれ違いの物語。
webコバルト短編小説新人賞第188回「もう一歩の作品」を修正。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 22:46:57
7948文字
会話率:15%
あの〈降車ボタン早押し競技〉に青春を捧げた、とある青年の物語。
(コバルト短編小説新人賞 落選作)
最終更新:2018-04-06 18:00:00
8190文字
会話率:22%
「ねえさんは釣った魚にはエサをやらないタイプなの?」
ひょんなことから化け狸に惚れられた林田ねね子(二十六歳・事務職)の物語。
(コバルト短編小説新人賞 『もう一歩の作品』)
最終更新:2018-02-02 18:00:00
7801文字
会話率:20%
「探偵にとって一番大切なものって、なんでしょうか」
久良知涼子がそう訊ねられたのは、彼女が八月の暑さに負けて、事務所内のソファに寝転がっているときのことだった。
(コバルト短編小説新人賞 落選作)
最終更新:2017-08-05 12:00:00
9382文字
会話率:53%