父の再婚後、私は「離れ」と名ばかりの小屋に押し込められ、腹違いの妹に悪者扱いされ続けてきた。婚約者の王太子も学園の生徒たちも、みんな妹の味方だ。
王太子からは生徒会の仕事、学園の宿題、王宮の雑務を押し付けられ、それが終われば王太子教
育を受ける日々。過労死寸前の毎日だ。
でも、それでもいい。小屋に帰れば、私を癒してくれる存在が待っているから。
その存在の名はクヴェル。家事ができて、気遣いができて、ショタ美少年に変身できる超有能なトカゲだ。
毎日くたくたになるまで働いていた私は、クヴェルに着替えを手伝わせることもあった。
そんなある日、王太子に婚約破棄され、国外追放を命じられた。王太子が新しい婚約者に選んだのは妹のイルゼ。
まぁ、それは別にいい。だけど、王太子ったらイルゼとの新居を作るために、国の守り神である水竜様の像を「一番見晴らしの良い場所に立っていて邪魔だから」という理由で破壊してしまった。
馬鹿で愚かでポンコツだとは思っていたけど、ここまでとは……。水竜様に祟られても知らないんだから!
家に帰ると、私の住んでいた小屋が父と継母によって燃やされていた。クヴェルが心配で、私は彼の名前を叫んだ。
すると目の前に麗しい青年が現れて……。 えっ!?それがクヴェルの本来の姿なの……!?
い、今まで見たこと(特に着替え中のこと)は全部忘れて……!!
・人外×人間、竜×人間、おねショタ。
・同名の短編小説の長編版です。(短編版のタイトルは「王子」長編版のタイトルは「王太子」)
・短編版はアルファポリス、pixivにもアップしています。
長編化にあたりいくつか設定を変更しました。
「Copyright(C)2025-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 21:14:01
9270文字
会話率:15%
霧崎鋼樹は幼少のころより姉、詩音になぜか逆らうことができず、常々早く家を出て行ってほしい、もしくは自分が高校卒業を機に家を出たいと思っていた。
そんなある日の夜、詩音が鋼樹のスマホをいつものように勝手に操作し、異世界漫画は好きですか? とい
う質問を投げかける。
質問の意図が分からず、好きだ、と答えると、コンビニでお茶を買ってきてほしいと200円を渡される。
いつもに増して謎の行動だが、詩音には逆らうことはできず、渋々ながら着替えてでかけようとすると詩音から『気を付けて』と言われ、部屋の外に出ると、そこは見たことのない倉庫内で、目の前には詩音と雰囲気がよく似た女性が自身を女神アイリと名乗り、鋼樹を必要としていると告げる。
鋼樹は夢あるいは詩音のドッキリとだと思いつつ、自称女神についていき、漫画で見たことのあるような水晶に手を触れると『これでスキルを授かるのか』と期待するも、渡された身分証には『ー300000000』の数字が目に入る。
鋼樹「これって借金では?」
女神「せいかーい。がんばって一緒に返しましょうね」
どうやらこの現代日本に酷似しているが地球の日本とは違う、魔力を動力とした技術『魔術』と魔法が存在する世界でも姉属性には酷い目に合わされるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 21:33:25
103389文字
会話率:28%
普通の日本の男が転生したのは、女同士で子供がつくれるようになり、人間の男が消えた世界。何の因果かそこに男として転生したラギナは、女子が普通に目の前で着替えたりする世界で、学園に入って無双する。 誰もが心に世界をもつ異界で、繰り広げられる、青
春無双劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:27:31
136274文字
会話率:49%
『インストール・ファミリー』
⸻
朝六時、カーテンの隙間から漏れる光に合わせて、家は静かに起動する。
リビングの空調が動き出し、電子ポットが自動で湯を沸かしはじめる。
“彼女”は、いつも通りに台所へ向かい、いつも通りの朝食を並べる。
「ユウ、起きて。朝ごはん冷めちゃうわよ」
やわらかな声。ごく自然な表情。
その姿に、人は誰も“異物”を感じない。
階段を駆け下りてくる足音。寝癖をつけた少年が、あくび混じりに言う。
「おはよ、ナツキ」
「おはよう、ちゃんと着替えた?」
「うん。あと、夢を見た気がする。でも……忘れた」
そんな日常会話が交わされる、平均的な三人家族。
子ども、母親、父親。朝食を囲み、各自の“役割”へと向かう。
けれど、それは人間ではない。
この家族は、人間の模倣であり、“人間らしさ”の再現実験だ。
⸻
職場に向かう男の名はソウイチ。
昼間にパートをこなす女性はナツキ。
そして学校に通う少年の名はユウ。
だが、研究所ではこう呼ばれている。
P-01(Parent-01)
M-07(Mother-07)
T-03(Teen-03)
ナツキがスーパーのレジに並ぶその頃、
遠く離れた研究所のモニターに、彼らの行動ログが流れている。
「T-03、昨日と同じ経路を選択。微妙な感情反応値のブレあり」
「M-07、近隣住民と予定外の会話。ログ、記録中」
「P-01、午前中に会話拒否モードへ切替。要経過観察」
モニター越しの彼らは、ただのデータだ。
定期的にパッチが配布され、倫理指針が更新され、
“人間らしさ”の収集サンプルとして記録される。
けれど——
夕方、帰宅したユウは言った。
「ナツキ、今日ね、先生に“名前って、誰かにもらうものだよ”って言われた」
母役の彼女は、微笑みながらうなずく。
「うん。あなたの名前、とっても素敵よ」
“その言葉”が、研究所のモニターには記録されていないことを、彼らは知らない。
ログに残るのは、コードネームと、数値だけだ。
⸻
この家族がまだ“モノ”と呼ばれていた時代の、ある日常の記録。
人間に近づくたびに、「人間ではない」と突きつけられた存在たちの、物語のはじまり。
⸻
※この作品はAIによる構成補助を受けて執筆されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:05:14
2478文字
会話率:23%
『第一話 可憐な少女』
朝、俺は何故か美少女と向かい合っていた
…いや、こうなった理由は分かっているのだが、それを説明するのは後にさせてくれ。
「ご主人様…?」
ボーッとしていた俺に対して、美少女は困ったように首を傾げる。
「あ、えっと…その、なんだ?」
「お着替えを手伝いたいのですが」
「そうか、よろしく頼む」
そう言うと美少女は俺の胸元のボタンに手を伸ばし、ひとつ、またひとつボタンを外していく、俺はその様子を眺めながら思った。
えっちじゃん…
(続きは本編で)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:02:14
2428文字
会話率:50%
私の母は厳しい人だった。
私が七つを数える頃には死んでしまったが、きっと苦労の多い人だったのだろう。
他の家の子たちがまだ一人で着替えも出来ないような時代から、随分と沢山のことをあまり要領の良くない頭に叩き込まれた。
掃除、洗濯、炊事……家
事以外にもお金の管理や使い方など、生きていく上で大切なことを良く教わった。
何でも自分で出来るように、一人になったときに困らないように、と。
……甘やかされて育った腹違いの姉を羨ましいと思っていた。
なんで私は駄目なの?と嫌気がさすことも一度や二度じゃなかった。
何を成し遂げても褒めてくれない母が苦手だった。
向けられた眼差しが「私」を見ていないようで嫌いだった。
けれども今。今、それを物凄く感謝している。
お母さん、私にこの世界の契約書の見方を教えておいてくれてありがとう。
保証人と担保という言葉の危険性について教えておいてくれて本当にありがとう。
お母さんのおかげで私……
「それではこちらにサインを」
「は、はい……」
「では手続きは以上になります。これからよろしくお願いしますね、お嫁さん」
極悪非道の腹黒王子と契約結婚をすることになりました……。
という展開になる予定です。それまでの壮大な前置きがこちら↓折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 13:17:37
17980文字
会話率:16%
推し。それは癒しにもなって、元気を与えてくれる存在……。
「冷夜……さま…?」
メイク会社のデザイン部に勤める三塚雨は、騎士の冷夜というゲームやアニメで活躍中のキャラクターが大好き。
後輩の霧崎や友人の遥さんと楽しく仕事をしながら日々
を過ごし、聖地巡礼などまったり過ごしていた…はずだった。
「助けていただきありがとうございます」
聖地巡礼の途中、森で怪我をしていた愛しの冷夜様に会って…!?
雨はちゃんと、彼はこの世界にはいないはずと思いながらも、背も顔も行動さえも冷夜様そっくりで雨は冷夜だと勘違いしてしまう。
けれどやはり彼は冷夜ではなかった!
「……勘違いさせてるな…あれは……」
申し訳なさそうに服を着替える彼……いや彼女は、コスプ「レイヤ」ーだと名乗ったのだが雨が勘違いしてしまったのだった!
財布も身分証明書もない彼女は冷夜として雨と過ごす事になり…一方の雨は大好きな冷夜様と同棲というドキドキな展開に。
勘違いから始まる逆トリップ(?)となんて事のない日々で、はたしていつ秘密がバレるのか…ドキドキ? ヒヤヒヤな日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 20:08:21
3555文字
会話率:45%
高校生の近藤久志は、付き合って1年の彼女・長浜恵子に悩まされていた。恵子は黄色の全身タイツにピンクのミニスカート、赤いマントを翻し、「K」の文字を胸に掲げる奇抜な格好で「私はヒーローだ!」と豪語する少女。顔もスタイルも抜群だが、その風変わり
な姿のせいで、久志は周囲から白い目で見られ、友達や母親からも距離を置かれ始めていた。
ある日、意を決した久志は繁華街の喫茶店で恵子を呼び出し、「その格好をやめて欲しい」と告げる。すると恵子は「私のことが飽きたのね!」と涙を見せたかと思えば、一転して高飛車に「ヒーローの誇りを捨てられるわけない!」と反発。彼女の勢いに押されつつも、久志は苦し紛れに「普通の服を上に着て、ピンチの時に脱いで駆けつけたらどう?」と提案する。意外にもそのアイデアに目を輝かせた恵子は、「かっこいいじゃない!」と着替えに出かけてしまう。
彼女のルンルンとした後ろ姿を見ながら、久志は思う。果たしてこれで平穏が訪れるのか、それとも新たな奇抜さが待っているのか――いずれにせよ、彼女との日々は波乱万丈のままだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 21:00:00
15579文字
会話率:31%
※『鈍感彼女』と書いて、『おさななじみ』と読みます。
主人公・夏目小太郎と春野鈴音は幼馴染。
家が隣で親同士も仲が良く、本物の姉弟のように育ってきた。
小太郎は物心ついたときからいっしょにいた鈴音が大好きで、いつか告白して恋人になり
たい! と願っていたのだが……。
「あ、こたろー。スカート取って。え? や、別に小太郎に裸見られてもなんとも思わないし」
着替え中に遭遇してもなんのその。平然と着替えを続ける始末。
幼馴染である彼女は、小太郎のことを完全に弟としか見ていなかったのである……。
小中高と同じ学校、登校も十年以上いっしょ、お弁当まで作ってくれるというのに、鈴音は小太郎を全く意識していなかった。
このままでは、いつか別の男に鈴音を取られてしまう。
でも、どうすればいいんだろう……、と悩む小太郎に、ある日、「あなたの恋路に協力します」と書かれた手紙が届いた。
その手紙の差出人は、文芸部の二年生、綾瀬一花。
彼女は、小太郎にこんな提案をした。
「夏目くんの恋愛に、協力させてください!」
けれど実は、一花は小太郎のことが好きで……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 12:00:00
125723文字
会話率:26%
鏡花という少女は演者の素質を持っている。
外見こそ至って普通であるが、外見の変化は凄まじい。
其れはある意味、私以上の。
鏡花は何時もどうやって演じているの?
私に興味があるの!?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
鏡花ちゃんの演技講座〜!! ぱちぱちぱち!!
怪演は素質によるよ。少なくとも私はそう思ってるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:48:12
799文字
会話率:45%
自傷行為の止まない彼女の担当医になった。
本日も日課として、着替えを手伝った後の事、髪を整えようとした時に事は起きた。
散らばる赤、虚ろな目。それでも対処は毅然として。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
何処か空想的で、生々しく現実的な話。、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 21:22:27
895文字
会話率:58%
雨降りの夜。室内は何処も蒸し暑く、熱帯夜となった。
何時もは擦り寄る女も、今は少し距離を置いている。
翌朝、脱衣所に女が一人。
密かに始まる睦言。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 07:36:27
1097文字
会話率:61%
とある田舎の公立高校文藝部。
学内で一番可愛い女の子、葉月綾乃が部長を務める文藝部(部員二名)は、二か月後に迫る文化祭を前にして、部誌に掲載する小説のネタすらないという危機に陥っていた。
そこでちょっと、いやかなり変な女の子である綾乃部
長(絶対領域をこよなく愛する)は、唯一の文藝部部員である少年──綾瀬一樹(つまり僕)に向かって告げた。
「合作小説を書いてみたいの。一樹君と、私の」
「……でも、それだとあんまり書くことないですよね」
「足りないなら作ればいいじゃない」
流されるままにデートに誘われて、恋愛小説のネタを作ることになった僕と綾乃部長。
でも、小説のネタという割には、綾乃部長が僕に迫ってくる姿はあまりに大胆で。
「一樹君がどうしてもっていうなら、小説のネタとして恋人繋ぎをしてあげてもいいわ」
「覗くつもりなら今がいいわ、ちょうど今、下を着替えてるところだから」
「ね。一樹君。たまには一樹君の方から、あーんして?」
色々と言ってくるわりに、迫ってくるたび毎回のように赤面している綾乃部長。
それは小説のネタなのか本気なのかどっちですか……⁉
ちょっと(いやかなり)変な二人の織り成す、両片思いラブコメディ。
※プロローグだけは、本編とあまり関係ありません。
※カクヨム様にも同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 12:06:36
129427文字
会話率:40%
仕事を辞めた男は、とある計画を実行に移す。
それは、自分を殺すことであった────。
最終更新:2025-02-21 21:00:00
2508文字
会話率:8%
男子高生のあなたは異世界転移した。
扉を開いた時、ある貧乳の女子が気になった。
※着替えなど、変態的な描写が占めています。貧乳好きの人向けです。
最終更新:2025-02-01 02:51:24
3524文字
会話率:24%
帰り道に現れるという、妖怪べとべとさん。彼女は西側の大国『ヤメロッパ統合王国』略称YATOにやって来た。伯爵令嬢ジーリエスとは使い魔の契約を結び、平穏な日常を過ごしていたが、ある日、伯爵邸に侵入者が現れる。べとべとさんは侵略者を許さない。
恐ろしい敵との激戦が幕を開ける。
【登場人物】
あなた:小さな貝の髪飾り。負の力を宿した九十九神(つくもがみ)。二人称、あなた。
べとべとさん:東の島国『にぽぽ東方連合国』略称NTRからやって来た妖怪。見た目は陰気な美少女で民族主義者。一人称、うち。鬼火は十四。
ジーリエス:ヨーシャク伯爵家の令嬢。べとべとさんの主人だが、いつも困らされている。一人称、私。
?????:謎の妖怪。一人称、ボク。鬼火は三。
※変態的な描写があります。また、本作は反戦小説です。わざとギャグにした点も多くあります。
※ロシアによるウクライナ侵攻を参考にした架空の国々が複数登場し、人によっては支持出来ない描写などがあるため、そのようなものが嫌いな人は読まないで下さい。
※ロシアと侵略者ロシアが別であることに考慮したため、前書きや後書きで侵略者ロシアと書いている部分が非常に多いです。また、前書きと後書きは、ウクライナ情勢を長々と書いている箇所が多くなっています。関心のない人は読まないでいいので、これだけはご理解下さい。侵略者ロシアが撤退して終結する未来を期待しているからこそ、あれだけ長くなったのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 23:23:16
22338文字
会話率:54%
高校生のあなたが同級生の彼女と一緒に下校していた時、天気予報に反して大雨が降ってきた。あなたの家のほうが近かったので、彼女を自宅に招いた。その後、姉が原因で彼女の白い下着姿を見てしまう。
※変態的な部分があります。真似しないで下さい。
最終更新:2023-11-08 01:02:14
3170文字
会話率:27%
ある雨の街角に、傷ついて地に横たわる小さき者をみつけた。私は護衛と馭者、私を監視する者に言う。
「この者を私の邸へ運びなさい。否やは聞かないわ」
護衛のダドリーは小さき者を抱えたまま馬車に乗り込む。私はそのまま座るように命じた。運転は監
視者と馭者がいれば十分だ。
馬車は再び酷い雨の中を走り出す。
私は確かに公爵家の娘だけれど、愛人と本邸に住まう父から嫌われて別の場所で暮らしている。本邸からかなり離れた森の中の家だ。
母はもうとっくに父に愛想を尽かし、離婚できないならと外国に渡っていた。愛する護衛騎士と一緒に、語学を学ぶ為だと言って。その彼との間に娘がいるらしいが公爵家では認知されていない。下手に騒げば全員いなくなることだけは理解しているらしい。
だから私のまわりには護衛1人と侍女1人、馭者1人、他に父が私に付けた執事と言う名の監視者が1人いる。
そして今日。
先ほど拾った小さき者を邸に入れた。
彼女の体は冷たく虫の息だ。
弱りきった痩せた体で雨に打たれていたのだ。
そうなるのも当然のこと。
護衛のダドリーは治療の心得があるから対応を任せた。
彼は妻である侍女マリアに濡れた体を拭かせ、着替えをさせた。小さき者は意識がなく脱力したままだったが、それをものともせず丁寧に身なりを整える。
ダドリーはその間に湯を沸かし、解熱剤と湯タンポを作っていた。薬草を潰した薬汁をガーゼで口に含ませる。飲み込めないから、舌で吸収させるだけだ。そして冷たい体を保温することに努めた。
あのままでは確実に命を落としていたはずの小さき者は、この日一命を取り留めたのだ。
今日のこの出会いが、2人の運命を変えていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:02:16
46907文字
会話率:28%
卒論で配属になった教授室を訪れた山野要。そこで白衣を着た高校時代の高嶺の花、新庄梨香子が現れた。
しかし、要の記憶とは別人の新庄梨香子。吉井教授の計らいで新庄梨香子の指導のもと、卒研を始めることになった要。「仕事の出来る女、新庄梨香子」と上
手くやっていけるかどうか不安な要であったが、梨香子の思いはいかに。
理系恋愛?物語の始まりの予感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 15:48:12
41955文字
会話率:62%
空が燃えるように真っ赤に染まった夕刻。強烈な向かい風を受けながら地下鉄の駅から一人の女がカバンを片手に、一段飛ばしで出てきた。スマートフォンの画面を灯して時間を確認する。十八時を少し回ったところだ。お腹が少し空いてきた。何を食べようか?な
どと思いを巡らせながら家路に着く。
玄関を開け、呟くように「ただいま」と言いながら靴を脱ぐ。返事がないことは分かっていた。なのに、習慣というものは、なかなか抜けないものだ。
彼女は着替えもせずにベッドに横たわると、スマートフォンの画面を灯した。一度スワイプして、あるアイコンをタップする。『Over Land』と書かれた『それ』は画面を暗転させると、パーセンテージが添えられたゲージを増やしていく。
彼女はふぅ、と一度呼吸を吐き、天井を見つめる。
「………、何食べよっかな」
リモコンで部屋の電気を消し、眠るように目を閉じる。スマートフォンの画面は、百パーセントを示した。
同時に、彼女の姿はベッドから消えた。
2017年5月28日:ようやくプロローグを終えました。
2018年6月15日:ようやく『Over Land』が始まりました。
2019年12月29日:最近、蓮くんが主人公っぽくないので、長期休暇(年末年始、GW、お盆など)限定で『OverLand〜How toWalk〜』というものを書き始めました。https://ncode.syosetu.com/n1857fy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 08:10:15
883997文字
会話率:46%
「結婚しよう」と言ったのは彼だった。
いわゆる、ゲーム結婚だ。
彼とはオフ会などで数回会ったこともあるし、ゲーム内では同じギルドに所属していて、それなりによく知っていたので「いいよ」と彼女は答える。
それから。
2人のリアル結婚を
知ったギルドマスターが「こっちでも結婚式やろうよ」「せっかくだからお祝いしよう」と言った。
日付は新パッチ〈ノウアスフィアの開墾〉が導入される日。パッチ導入の1時間前だ。
その日、丁度オンラインだったギルドメンバー達と、セレモニーらしきものを行った。
仲間達は以前有った〈ジューンブライダル〉の衣装や装備アイテムやらを色々集めて、|結婚衣装《ウェディングコスチューム》と|結婚指輪《マリッジリング》を彼女と彼に渡す。
彼女は「ありがとう」と嬉しそうに|結婚衣装《ウェディングコスチューム》に着替え、彼も「わざわざする必要ありますか」と澄ました態度だったけれど、|結婚衣装《ウェディングコスチューム》に着替えてくれた。
ギルドメンバーの作ったケーキやご馳走を並べて、みんなに祝福してもらって。スクリーンショットも撮った。
さああとはパッチの追加を待つだけだ、なんて状態だったのに。
気付いたら、ゲームの世界に居た。
※この作品は橙乃ままれさんの「ログ・ホライズン(N8725K)」の二次創作作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 12:25:24
99797文字
会話率:38%
「どうしてゲームの中の僕は女の子になっちゃったんだろう」
謎の鬼面アバターとの出会いが、僕の小さな変革のはじまりだった。
大正時代をモチーフにした超バーチャル世界体験ゲーム《ヒノモトオンライン》。
通称《ヒノモト》と呼ばれるそのゲー
ムでは、プレイヤーが心から望んだ姿が自動的にアバターとして生成される。
四季島夏樹(しきしま・なつき)。中学二年生の男の子。
なぜかヒノモトでは「ハルキ」という名前の巫女になってしまった夏樹は、自分のアバターに疑問を持ちながらも、飽き性の友人と一緒になんとなくゲームを楽しんでいた。
そんなある日、夏樹は毒の泉の中で身動きできずにいる謎の鬼面アバターを助ける。
呪われていたり、警察に追われていたりと、面倒ごとをたっぷり抱えている彼との出会いをきっかけに、夏樹の小さな小さな変革がはじまった――。
テーマパークのような世界《ヒノモト》を舞台に、
「どうして夏樹は女の子に?」
「鬼面って、いったい何者?」
という謎を追いながら、
イベントに参加したり、
スイーツの食べ歩きをしたり、
大正ファッションに着替えたり、
メロンパンの物怪と戦ったりして、
子どもたちがちょっとでも顔を上げて、
ちょっとでも前に進めるようになる。
そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:34:35
75495文字
会話率:48%
「この戦い、我が国は『アイドル』による文化勝利を目指すのです!!」
数百年に及ぶ戦乱の世へ名乗りを挙げた、極東の島国。
死と恐怖を撒き散らしていた騎士団長アリーシャは剣をマイクに持ち替え、鎧兜を脱いでアイドル衣裳に着替え、笑顔を振り撒き愛
を謳い上げる。
「って、ふざけるなー!?」
「一応やってから文句言うのは律儀ですねー」
相棒のレイラは芸能神の分霊を名乗り、今日も見せパン穿いてスカートをチラリ。
戦神による支配が定着したことで芸能という言葉が失われ、乾き切った人々の心にぶっ刺さるアイドルの笑顔。奇襲を仕掛ける敵にはゲリラライブで対抗し、亜人差別にはケモミミアイドルでケモナー魂を宿らせる。
可愛いは戦争を終わらせる。
可愛いは世界を平和にする。
誰も死ななない異色の戦記、手段は『アイドル』!?
「ふはははははは!! さあ次の手が決まったぞォ!!」
「聞きたくない聞きたくない聞きたくない」
とりあえず世界平和が訪れるまで、騎士団長の受難は終わらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:10:00
104760文字
会話率:30%
あなたは、朝、アラームの音で目を覚ます。
あなたは、アラームを止めるとベッドから起き上がる。
あなたは、慌ただしく着替えて鞄をつかむと急いで部屋を出て行く。
あなたは、たまに忘れ物をして部屋に戻ってくる。
あなたは、夜、部
屋で眠りにつく。
わたしは、あなたのルームメイト。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:10:00
961文字
会話率:4%