何も変わっていないようだけれど、ところどころ記憶と違うものが混じっている。昔は、えんじとクリームのバスしかなかった。でも、いま目の前を通ったバスは、不自然なほど白い車体に、「おもいっきりテレビ」なんて描いてあった。駅から見えていた電光掲示
板はなくなって、かわりに大きな時計がかかっている。西側は、鬱蒼と茂っていた樹木が一切なくなって、ずいぶん見通しが良くなっていた。
私は、この街の間違い探しをするような気分になりながら、ばさっと傘をひろげた。
駅から出ると、国道を挟んで正面に松坂屋が見える。こちら一面が青緑色のガラス窓で覆われていて、「北のこだわりグルメ直行便」という垂れ幕がかかっている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 19:07:19
39609文字
会話率:42%
主人公アメリアの日記。バッドエンド直行便。
自分を育ててくれた孤児院のために盗みを働き続けるアメリアは、ある日城の宝物庫に忍び込んだ際に王子のクランと出会う。ひょんなことから王子様と協力する事になったアメリアだが、やがて秘宝を巡る陰謀に巻き
込まれていく。しかし、彼女達の行く末に幸せな結末が存在するはずがなく……。災厄へ至る因果はすでに完成していたのだった。(※重複投稿しています)(※迂闊に読むと心がしにます)(※シリーズ内の他の話とあわせて読む事によってより悲しい目に遭えます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 00:00:00
13974文字
会話率:6%
ふっと唐突に前世の記憶を取り戻したゾディア。
自分が今いる世界が、乙女ゲームの世界だという事に気付いた彼は、自分自身が置かれた状況、目の前に転がった破滅への直行便を見て、決心する。
『見え透いた破滅に付き合うなんて勘弁、逃げだそっ』と。
最終更新:2019-10-02 05:00:00
2898文字
会話率:26%
行方不明の病原体・・
故意に拡散させられると・・
最終更新:2019-05-14 18:12:53
866文字
会話率:0%
その箱庭の住人はみんな幸せなんです。真実さえ知らなければ。――シンシアは一人困惑していた。先週まで確かに街に住んでいたはずの剣の師匠が、突然失踪した。奇妙なことに、自分以外の住人が師匠のことを知らないと言い出す。さらには師匠の家さえ燃え落ち
た。なにか恐ろしいことが起きている、と不安に駆られるシンシアだったが、目の前で吸血鬼に父を食い殺され、真実を知った。この国は美しい吸血鬼達が餌となる人間を飼育する、養殖場である――。真実を知った人間たちによる反抗組織、レジスタンスに入ったシンシアは、人間を支配する吸血鬼たちに狼煙を上げた。仮初の楽園を打ち壊し、人間に真の自由を取り戻すために――。※見切り発車ですが、今のところバッドエンド直行便に乗ってます。ハッピーエンドはあんまり期待しないでください。※主人公が女性としての尊厳が踏みにじられる可能性大。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 10:22:33
64343文字
会話率:47%
異世界転生で俺Tueeee!!ものを書きたく為ったので投稿しました。苦手な方はご遠慮ください。
コンビニを出ただけで異世界へ直行便、え?俺人間では無くなってる?鬼神として世界を旅する物語。
最終更新:2017-10-03 04:31:29
1884文字
会話率:11%
成田/羽田空港から異世界に行けるようになりました。
最終更新:2016-06-19 23:28:37
1404文字
会話率:43%
体内に様々なウイルスを秘めた“病魔”。
彼等はある森の中で集い、小さな街を今日も彷徨い、慣れない都会で毒を撒き散らす。
性別詐欺が特技のリュウ、京都からの直行便舞妓ヨネガワ、“至上の幸福”を追い求めるネガティブアルビノボーイひかげ。とその他
もろもろのウイルス・スローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-15 13:03:47
7696文字
会話率:48%