「負けるものか……あんな強いだけの|連中(えいゆう)に、アタシの|一番大事な人(えいゆう)が負けるものか……ッ!」
度重なる戦いが大陸を燃やしていた。無数の英雄がいた。奸雄がいた。勇者がいた。魔王がいた。
勝利があった。敗北があ
った。喜びがあった。悲劇があった。愛憎があった。恩讐があった。すれ違いがあった。呪詛があった。
だけれど、全ては過去のこと。
大陸はようやく手に入れた平和という果実を甘受し、人々の記憶から戦争は薄れつつある。
吟遊詩人は過去の戦いや英雄を、高らかと謳い上げ、人々は英雄譚に胸を弾ませる。
あの頃に生きたあの人たちの名前をした、飾っただけの英雄を。
それは、ありふれた光景。メリアにとっては|唾棄(だき)すべきもの。
数々の戦い。幾人もの魔王。
それらの多くに携わり、されど英雄と呼ばれなかった人がいる。
老婆メリアは愛するその人を、英雄どもに負けず劣らぬ|傑物(けつぶつ)だと信じて疑わない。
故に、世界中の英雄に挑むと決めた。
「あの人の物語で、私の【冒険商人カルマ・ノーディ】で、|ニセモノ(えいゆう)を皆殺しにしてやる!!」
こうして紡がれる一人の男の物語。
争いを好まず、女に弱く、知恵と機転で揉め事を解決する伊達男。
それこそが【カルマ・ノーディ】。
そして、迷走しながらも執念に燃える老婆の元に、英雄を知らぬ者が訪れる。
過酷な日々に感情を摩耗し、絶望と諦念に流されるままの少年カクタス。
二人の出会いが紡ぎ出すのは、救済か、新たなる呪いか。
この【冒険商人 カルマ・ノーディ の物語】は、拙作【聖パトリルクス修道院は今日も平和!】と世界観を同一とするものであります。
一部登場人物が重複する部分もありますが、こちらは単品で楽しめるものをご提供予定です。
もちろん、過去作を読んでいただけるとより一層お楽しみいただけるものと存じます。
土曜日以外の毎朝7時更新予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
280503文字
会話率:45%
この物語は、本来であれば『ラスボス』になり第2部で真の主人公に倒されて破滅するはずだった男、【才城智昭】が、
本来であれば第1部の男性主人公(笑)である噛ませ役、【四乃森颯】として生まれ、破滅するはずだったのに女の子である【四乃森風花】とし
て生まれてきた故に恋人同士(さいきょーバカップル)になった世界線のただのイチャラブ物語である!!(ドドンッ!!)
なお、転生者(一度死んでやり直してる)とか性転換(TS系)とかでは一切無いので本人達はそんな事知らねーです。
Before(本来の世界線)
智昭「あーあ、暇つぶしにお前らにヒーローごっこ(笑)をさせやってたってのに、とんだ期待外れだわーなえるわー。
時間停止能力でお前以外のお仲間(笑)を皆殺しにして罪をお前に擦り付けるとかヌルゲーなんすわー。」(棒)
四乃森「ぐ…そんな…くだらない理由で…俺達は…!!」
智昭「あ?雑魚がなんか言ってんな。じゃあな?殺人鬼さん。」(笑)
あふたぁー(この物語の世界線)
智昭「…暇だな?四乃森さん。」
風花「えっ?智昭お兄さんはわたしと居て楽しくないの…?」(うるうる)
智昭「はっ!?いやいや!四乃森さんが居るから今は毎日が楽しいでっっす!!」
(四乃森が可愛すぎて毎日が楽しい!)
風花「そっか♪じゃあそんなに暇なら今日もわたしと一緒に時止め能力で人助けしよーね?智昭お兄さんっ♡」
(大好きなお兄さんにたくさん恩返ししていくからね?)
智昭「ああ!四乃森さんと一緒なら構わんぞ!」
風花「ふふっ♪それじゃあれっつごぉ〜!!」
智昭(ははっ…四乃森に振り回されるのは退屈しないな……)
本編だいたいこんなノリでほんのりシリアスとダークを入れていくスタイル(予定)です。
ただし!敵サイドや本来の世界線がサイコパス&胸糞展開な事にご注意を!!
智昭「は?俺の風花に手ぇ出したら〇すぞ??」
風花「こらっ!強い言葉を使うと弱く見えるって誰かが言ってたよお兄さん!!」
智昭「あ、じゃあ今のなしで。」
風花「よろしいっ♪ならばご褒美にわたしを抱きしめる権利をあたえよーっ!」
智昭「ありがとうございまぁぁぁす!!」
(抱きしめ&頭ナデナデ)
風花「きゃーっ♪」
………本当にシリアスになんのか?こいつら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
11548文字
会話率:31%
神すらも殺せる力を持ち、魔界・竜界から危険視されている天界最強の熾天使――カレイアは、天界を統治する神――ハレスからのセクハラに耐えきれず、怒りに身を任せて重傷を負わせてしまった。
天界では、天使が神に刃向かうと即処刑。ハレスの怒りを買っ
たカレイアは動きを封じられて人間界に落とされてしまう。
指一本すらも動かせず死を覚悟していたが、運よく落下地点で出会った人間に助けられて生き残ったカレイアは冒険者を目指す少女――アメルと出会い、熾天使カレイアという名前を捨てて新米冒険者のカレンとして冒険者を目指すことになるのだった。
人間界で冒険者として過ごしていくうち、熾天使カレイアの伝説を知っていくカレン。
とある精霊曰く――「カレイアといえば、神すらも殺せる力を持ち、魔界・竜界から殺戮天使と恐れられている天界最強の熾天使!! 趣味は殺戮!! 特技は殺戮!! 寝ても覚めても殺戮のことしか考えない殺戮天使!!」
「……えっ?」
「カレイアさんは殺戮が趣味なんですよね。うわさで聞いたんですよ。天界に迷い込んだ悪魔を皆殺し。天界の近くを飛んでいたドラゴンを皆殺し。命令に背いた天使を皆殺し。問答無用で皆殺し」
「ちょいまち、私はそんなことしてないからね。知らないところでうわさ話に尾鰭が付きまくってない? 3界戦争でも2種族合わせて3万くらいしか殺してないからね?」
とある悪魔曰く――「少し掠るだけでも致命傷を負い、魔力を無効化する銀色の焔。そんな魔法を使ってくる熾天使が銀髪美少女なんて、アンタは想像できる? アンタの素顔だけど、魔界では筋肉ムキムキのおばさん説があったわよ?」
「魔界に行って、誤解を解きたいんだけど」
「ダメよ。死体の山ができてしまうわ」
ひどくないですか。
カレンは、自分の知らない場所でとんでもないうわさが流れていることに気が付くのだった。
クエスト受けたり、ダンジョン攻略したり、
遊ぶときは遊ぶ。戦うときはガチで戦う。人生無理せず自分のペースで進んでいけばいいのです。
これは、どこかズレている熾天使と人間が少しずつ心を通わせて本物の家族となっていく物語。
作者でも制御できない頭のおか……個性的なキャラたちが動く、ガチバトルあり・ギャグありのファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:36:01
13814文字
会話率:57%
15歳のとき、問題児だったアリシア姫は王国を追放された。それから生き延びるべく都市を、国を転々とし、たどり着いた港町で奴隷として売られそうになった。その時一人の騎士に拾われ、海を渡り、剣術を磨いた。改心し人助けをしようと思ってた頃、魔王が現
れたことで勇者になることを決意。追放されてから10年、アリシアは仲間たちとともに魔王を討ち果たした勇者になった。その後自分を追放した国王を見返すべく母国ヴィンセンヌに戻ると、なんと共産主義革命が起きており、アリシアの家族である王族は一族郎党皆殺しになっていた。アリシアは仲間たちとともに、王族最後の生き残りとして国を奪還するべく紅き国に挑んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:00:00
71384文字
会話率:61%
舞台となる世界
世界は一度、|魔科学《まかがく》によって栄華を極めた。
しかし魔科学派と純魔法派に分かれて大戦が起こり、魔科学派が多く居る星の半分が純魔法派の手によって潤沢な魔力を持つ星と入れ替えられてしまった。
だが星同士の相性が悪
く、世界は入れ替えられた星が原因で滅亡しようとしていた。
そんな状況を打開すべく、後に|守人《もりびと》の一族と呼ばれる者たちが結界を張ることで世界を保つことに成功した。
そして原因となった魔法は禁忌とされ、習うことも研究することも行使することも大罪となった。
世界は再び魔科学によって豊かになったが、文明の発達はほぼ出来なくなってしまった。
それから四千年の月日が経ち、世界は再び魔法の恐怖に晒されることになる。
あらすじ
父が大罪を犯し、一族皆殺しになるところを娘はなんとか逃げ延びた。
家族の敵を討つ為に逃亡生活を続け、父の遺志を継ぎ、協力者達と共に目的を遂げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:00:00
532050文字
会話率:65%
“魔王が討伐される前に、勇者を皆殺しにしろ。”
クラスメイトと一緒に勇者として召喚された少年、奈倉千司。
彼に与えられたのは『裏切り者』という職業。
その役目は【魔王が討伐される前に勇者を全滅させろ。失敗すれば死ぬ。】という理不尽な物。
しかし千司は不敵に嗤って嬉々として暗躍を始める。
何しろ彼は、根っからの『異常者』だったのだから。
クラスメイトを騙し、信頼させ、知略と謀略の果てに裏切って――殺す。
全ては彼らの絶望に染った顔を眺めるために。
歪で悪意に満ちた、最凶の勇者による異世界ファンタジー。
※この作品はカクヨム、ハーメルンでも公開しており、カクヨムで先行公開しています。
※それぞれタイトルが少し違いますが、本編に変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:22:24
13696文字
会話率:32%
性格が悪いクズの俺は、友達が一人もいない童貞の高校生。
トラックにはねられて死んで、剣と魔法の世界に転生したから、ウッキウキでスライム倒しまくって、死ぬほどレベルをあげて最強を目指した。
寿命で死んだら、また転生した。レベルは引き継いでい
た。
強くてニューゲーム。
二回目の転生で世界征服し、王になった。
しんどかったから、もう二度とやらないと誓った。
三回目の転生でモンスターになった。
世界征服とかダルいからもういい。
無邪気に最強だけ目指していたい。
そう思っていたが、三回目の世界は、糞な貴族が好き放題やっている地獄だった。
どいつもこいつもクソ調子こいててムカついたから、とことん苦しめてから皆殺しにすることにした。
俺は性格が終わっているのだ。
自己中心的でサイコパスなシリアルキラー。
皆殺し破滅計画の初手として、俺は、
「スペックは高いが、頭がおかしいとウワサの悪役令嬢」に目をつけた。
「こいつを女王にして、こいつの犬として暗躍しよう」
うまいこと力を隠しつつ、悪役令嬢の犬として、陰湿に、残虐に、シニカルに、ビターに、ダーティに、手際よく、小気味よく、カス貴族共に絶望を与えていく。
改めて思う。
やはり、俺は性格が悪すぎる。
俺ほどのサイコはそういない。
もはや、自分で自分が可哀そう。
※周りの声。
悪役令嬢『あなたほどの聖人は見たことがない。私ではなく、あなたが王になるべき』
手下1『あなた様こそ、正当なる支配者』
手下2『世界で一番優しいあなた様に、この世の全てを奉げたい』
手下3『この上なく尊き方。全ての生命を照らす光よ』
……なんで、こうなる……
ゲロ吐きそうなほどキモい連中だ。
どうやったら、性格最悪の俺を、いい人間だと勘違いできるんだ。
俺を善人扱いするのは、フェルマーの最終定理よりムズいだろ。
――これは、『性格最悪の俺が、ハンパなカスどもを陰湿にイジメる物語』だが、
――『絶対に王にはなりたくない性格最悪の俺』と、そんな俺を『聖人』だと誤解して王にしようとするバカ共との、『終わらない血みどろの闘争』を描いた物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:20:00
240545文字
会話率:28%
神様からチートをもらったJK『田中シグレ』
彼女は、異世界テンプレよろしく、自分のレベルをあげようと、経験値を稼ぎに、
500人以上が所属している巨大な盗賊団を襲った。
この世界の平均レベルは15。
シグレが襲った盗賊団は、かなり強いほ
うで、平均だと20を超えている。
一番強い用心棒ともなると、レベル50近い。
それに対して、シグレのレベルは5。
普通なら犯されて終わり。
しかし、シグレがもらったチートは、無敵すぎるチートで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 11:53:40
3328文字
会話率:58%
仕事仕事仕事。止まることを知らない暗殺の指令。次の指令は、敵国の王族を皆殺しにする事。
何度もやったことがある事だ。簡単――な筈だった。
情報が漏れていたのか、僕に対してぴったりな対策を取られた。バレていない筈だったのに。
そう考えながら僕
は、自分が裏切った王子を見て、絶望した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:32:26
487367文字
会話率:55%
俺はよくわからないまま、異世界に転移する。訳も分からないまま帰る方法を探し続けたが、手掛かりが何もない状況が半年ほど続く。
だがある日、ついに俺はその手掛かりを手に入れる。「この世界の人間を皆殺しにすれば、元の世界に帰れる」という。その
手掛かりと同時に、人間を超越した能力である超法則「悪魔」を手に入れた俺は、決意する。
俺は元の世界に帰るために、この世界の人類を皆殺しにする。
子供も、老人も、カップルも、夫婦も、関係ない。
どんな人格者でも、非道な人間でも、優秀でも、無能でも、関係ない。
殺す。一人残らず、全て。どんな手段を用いてでも、殺す。
元の世界に、帰るために。
※毎日更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:10:34
177183文字
会話率:41%
ある日、世界が突如崩壊した
崩壊した原因はわからない
山は崩れ、海は汚れ、街は瓦礫だらけ
動くものは殆ど滅び、亡骸がそこらじゅうに転がっている
舞台は島国ニホン
ニホンの首都、トーキョー
そのニホンで、崩壊世界から生き延びようと考える者達が
いた
その者達は、トーキョーで唯一残っていたショッピングモール
通称《ジ・エンドモール》で、残り少ない人生を過ごすことになった
この世界で、希望のない荒れ果てた世界で折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 11:27:40
18682文字
会話率:72%
由緒ある貴族のモーディット家の末っ子として生を受けたマルク。彼にはローザと言う姉がいる。その姉が結婚することになり婚約パーティーを行うがなんとローザがパーティーの参加者を皆殺しにすると言った事件を起こす。警察の調べを聞きに行ったマルクはある
言葉を耳にする「薔薇の剣」
なぜローザは凄惨な事件を起こしたのか、そして「薔薇の剣」とはいったい何なのか。マルクは謎を明らかにしようと動くのであったが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 22:57:30
2845文字
会話率:60%
ある日、一都六県は関東平野とは呼べないほどの地殻変動を起こし、超立体的構造物、ダンジョンと化した。それから200年が経過する。ダンジョンから湧出する粒子、エリクシルと適合することで日本人は飛躍的進化を遂げた。適合者はまるでゲームのようなスク
リーンを立体的に起動し、能力値をパラメータ化して視覚的情報として得る。脳にまで達した者はスキルという能力を会得し、ダンジョン攻略に臨む。今や新時代に突入した日本では《冒険者》こそ人気な職業と認識されていた。
群馬ダンジョン近く、軽井沢の郊外に住む少年《折畳京一》は新たな日本の首都、西京都の政府の狗にならないために適合者であることを隠していたが、群馬ダンジョンから脱走したモンスターに昼飯を踏み潰されたことにブチ切れて、逆にモンスターの背骨を折り畳んで瞬殺したことで《スキル持ち》の適合者であることを自ら暴露してしまう。
養父に背を押されダンジョンに挑み、まだ誰も到達したことのない《東京》を目指すことになった初日、《配信者》である《五反マリア》を、《皆殺し姫》の異名を持つ《零鏡花》とともに助けたことで、京一の運命はまた大きく動き出す。
果たして少年少女たちはダンジョン最奥に到達できるのか。
最奥にある《東京》は、なにが待ち構えているのか───!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:10:00
597795文字
会話率:45%
ある日、瑶(ヨウ)は聖女召喚に巻き込まれた。
自分の隣には本命の「聖女」、召喚早々に蚊帳の外で冷遇生活が始まる──と思いきやヨウはその場にいた全員を殺害してしまう。
聖女のように癒しの力はないが、破壊の才能はあるらしい。
殺戮の後、聖女召喚
の首謀者の息子を「異世界ガイド」として連れ回しながら一先ず異世界をぶらつくことに。
ファンタジー世界かと思いきや近代的な異世界だった。これはSF、そしてファンタジーです。
この世界に殺人罪無いの!?ラッキー!──そんな話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:27:00
77661文字
会話率:33%
BL転生小説。美形×平凡。
その小説は無料で読める小説サイトに掲載されていた。不可解なことに題名がずっと「無題」のままで、説明文も「完結」としか書かれていなかった。そのせいで閲覧数はほぼなく最後のほうにあった。それにどうたどり着いたのかは覚
えてない。気付いた時にはそれを読んでいた。内容は主人公が領地拡大を図る傲慢な王の息子に捕虜として囚われ、そこで非道な扱いを受けたが主人公の仲間たちが彼を助け出し、数年後主人公は傲慢な王と妃、そして子供たちを皆殺しにしその国を滅ぼすという話だった。ありきたり過ぎてすぐ忘れてしまうような内容の小説だった。だが、どういうわけかその内容が俺の頭の隅に残り続けていた。そして今。俺はその小説の中にいる。傲慢な王の子供の一人として……。どうせ主人公に殺される運命だ。少しぐらいわがままを言ってもいいだろ? なぁ? 神様よ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 10:00:58
73032文字
会話率:32%
経験値稼ぎでモンスター討伐許しません!
そんなお嬢様がモンスターを守るため人類皆殺し!
モンスター愛ダークファンタジー!
※推奨略称は悪モン
最終更新:2025-05-27 07:55:39
262405文字
会話率:17%
エリカはある日数匹の虫を見つけて躊躇なく殺す。その中の虫の一匹は、家族を皆殺しにされたと思いながら憎しみを抱いて死んでいく。
最終更新:2025-05-26 20:13:52
1863文字
会話率:30%
「時計の針を届けなければなりません。ワタシが運ぶのはワタシとお前です」
渡さなければならないブツに手をつけて僅かに時間を止める能力を得た義体技師のディストは、姉の事件に関わっていた«銀雲急便»を皆殺しにしようとするも返り討ちにあってしまう
。
しかし見せしめに殺されることはなかった。同じく時間操作能力を持った銀雲急便の少女、レーニャと共に自分自身を、彼女の父親である【銀炎】のもとへ運ぶ仕事をするか、運搬物として自由なく運ばれるかの二者一択を迫られる。
ディストは事件の根幹を知るため«銀雲急便»への所属を決意。白い砂漠を横断するなかでチームからの訓練。敵対組織からの襲撃を切り抜け、【銀炎】の下にまで辿り着くが――――。
表紙イラストはめすおすし(@mesuosushi_psd)様より。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 04:18:50
107572文字
会話率:39%
日本という呼称がされなくなった時代、過去の過ちを繰り返すように政府の独裁体制が敷かれていた。
四咲 詩音《よつさき しおん》、十八歳。
反政府思想を掲げる一人の少女。五年前に政府に勤めていた両親が殺められ、それ以降、事件の真相を追い政府
へのアンチテーゼを示し続ける。
ある日、詩音が一人の女性からの依頼遂行へと向かう最中、黒瀬 來奈《くろせ らな》と名乗る十八歳の少女に声を掛けられた。
彼女もまた政府に対する強い憎しみを抱いており、その目的は政府の息が掛かった者を皆殺しにすることだった。來奈には十三歳から十四歳に至るまでの記憶が無く、自身の中から抜け落ちた空白の一年に苦しんでいた。
政府に牙を剥く二人に立ち塞がるのは、政府直属掃討部隊レイスと呼ばれる武闘派集団。国の平和を謳う政府と反政府を掲げる二人。相反する思想を抱く双方が幾度と無く衝突する。
五年前の真相を知る為に政府と戦う詩音。
政府の連中を皆殺しにする為に戦う來奈。
たった二人で抗う彼女達は、先ず、政府が秘密裏に開発を進める違法麻薬『促進剤』についての情報を追う。皮肉にも、違法麻薬の真実が二人の過去へと繋がるとも知らずに。
大切だった存在は今、憎むべき存在へと変わる。
此れは──相反する白と黒。決して交じり合って灰色にはなれない物語。
ノベルアッププラス、ノベリズムにも投稿しております。ストック内でほぼ完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:50:26
186421文字
会話率:67%
警部でありながら最強の殺し屋『銀狼』でもあるジョセフ。
ある日、依頼を受けて向かった先では、すでに別の殺し屋に先を越されていて、ターゲットは全員皆殺しにされていた。
ただ一人を除いて……。
そして、その家族の血溜まりに立っていた生き残りの
少女をジョセフは育てることに。
少女の秘密を抱えたまま……。
短編シリーズだったものを連載にしたものです。
1話と2話は短編のものをそのまま転載してます。
すでに読んでいただいていた方は3話目から読んでいただいても大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:47:25
465330文字
会話率:37%
ブラックフォード家は代々吸血鬼ハンター。
男子が生まれれば屈強な吸血鬼ハンターに。女子はその力の代償のように吸血鬼に好まれる血を持って生まれてしまう。その為女子には命を守る騎士がつけられる決まりだった。
幼い頃に自分のせいで母を亡くした少
女、エヴァ・ブラックフォードは自分の血と吸血鬼が憎かった。
彼女の専属騎士は記憶喪失の青年クライム。彼は他のどの騎士よりも強かったが、その強さは彼の記憶に秘密があるようで……。
「貴女が憎む全ての吸血鬼は俺が皆殺しにしましょう」
「クライムが欲しいのは私? それとも私に流れるブラックフォードの血?」
外の世界に憧れつつ自責の念から引きこもりがちな伯爵令嬢と、記憶が無い故に彼女に執着した真面目だけど秘密を持った騎士のお話。
※この作品はカクヨムでも投稿予定です。
設定ふんわりファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:03:39
129007文字
会話率:41%