【完結まで投稿済】
背が高いことと緑色の髪のせいで、羽根の色の似た鳥型魔獣の「首長尾鳥令嬢」と揶揄されてしまったヴィーラ。
彼女は生まれついた「ある秘密」により、常に諦観したような性格であった。
ひどいあだ名で呼ばれた時も、長年共にい
た婚約者と別れる時も、静かに受け入れて来た。
自分の役割は、誰かが夢を叶えた隣で祝福する役目だとずっと思って来た令嬢と、その彼女をずっと見守って来た元婚約者の弟。
恋愛経験値底辺の令嬢と初恋を拗らせた年下騎士の再婚約。勘違いとすれ違いの中、二人は互いの夢を叶える為に距離を縮めて行くことが出来るのか。
【全10話】(毎日20時更新)
「 赤熊辺境伯の百夜通い(https://ncode.syosetu.com/n3726hu/)」に登場した最強の愛妻家アレクサンダーと妻ヴィーラのなれそめ話です。
単独でも分かる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 20:00:00
73602文字
会話率:59%
その日の夜会、第二王子と長らく結んでいた婚約が解消されたアトリーシャ・デュライ伯爵令嬢。
社交界の白百合の君と名高い才媛の彼女に降り掛かる醜聞に、人々の注目が集中する。
その中で、彼女を一目で女神と崇拝してしまう一人の男性。辺境の赤熊と
言われるディルダート・クロヴァス辺境伯。
「貴女に、100日間捧げ物を贈る願掛けをしてもよろしいでしょうか」
唐突な申込に戸惑うアトリーシャ。
アトリーシャにダンスを申込む為に何故か毎日1体、100日間魔獣を捧げると言うディルダート。
周囲の協力を得て、彼は毎日彼女に魔獣を捧げ続ける。
少しずつディルダートとアトリーシャの距離が近付き始めた頃、王都を滅ぼすような恐ろしい計画が発動しようとしていた…
女性に免疫のない脳筋熊男なヒーローと、天然だけど実は強かなヒロインの物語。
【完結まで投稿済】全14話+おまけ1話 (毎日20時更新)
「黄金の姫君と白金の王子の優しい嘘」( https://ncode.syosetu.com/n6519hs/)
こちらと対になるお話。単独で読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 21:00:00
117636文字
会話率:54%
村上は仕事で新宮市熊野川町を訪れているとき、川向こうに小さな集落があるのを眼にする。
聞けば、あれこそ百夜月(ももよづき)だという。いまとなっては消滅集落となって久しいが、かつてはロマンチックな悲恋伝説が残されていた。いくら男が恋焦がれても
、月が邪魔して女に会えない話……。
あまりにも小野小町と深草少将の百夜通いと酷似していることに気づいた村上。なんらかの形で伝播した異伝であろう。
胸に苦い記憶が甦った。
というのも6年前、京都の大学へ通っていたとき、村上は『京中テレ』で売れっ子美人キャスター、中谷 董子にひと目惚れした。彼女と付き合いたくて、テレビ局で出待ちしたことがあるのだ。
様々な紆余曲折があった。せっかくいい関係になっていたのに、董子は病気になって家に閉じこもり、離れ離れになってしまう。
村上も愛知の一宮に帰り、半年経ったころ、どうしても董子のことが忘れられず、会いに行こうと決意。
再会した彼女は人格が変わっていた。まるで小町のように、村上を試すのだった。
――「私の家に百日通えたら、君の女になってやってもいい。そうして君自身の信念も試してあげる」
このテストに挑まずにはいられない。一宮から京都山科の董子の自宅までは、直線距離で約96Km、最短ルートで約130km。バイクで『通勤』するにはいささか酷なゲームだった……。
※本作は黒森 冬炎様主催の『ライドオン・テイクオフ~移動企画~』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 22:43:31
38218文字
会話率:16%
現代のとある片田舎。千年と少し、人探しをして高校生活を繰り返すカミがいた。自分の黒歴史(悪夢)に終止符を打ち、安眠を得る為にさ迷う彼は、幾度目かの高校入学で一人の少女と出会う。
最終更新:2018-10-18 01:24:32
8113文字
会話率:43%
季節を映す(季映ときばえ)らしい詩ができたかも、、、
(他にも出します)
最終更新:2017-08-18 20:34:36
458文字
会話率:35%
これは、今となってはもう異世界のような、遠い昔の話である──。
『絶世の美女』と世間をにわかに賑わせている女性、小野小町。
彼女に求婚をしていた深草の少将は彼女よりある「難題」を出された。
「私が書で読んだ事のない、それでいて不思議で、奇怪
で、おもしろい。そのような話を百話、集めてください。そうしたら、私は貴方様と結ばれましょう」
*この物語は『深草少将の百夜通い』の逸話を基とした、フィクションです。
実際の古典文学、人物、事件とは一切関係ないかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-20 00:50:52
4852文字
会話率:52%
私は貴族の姫だった。
そして庭師の若者と出会った。
父は私達を認めることはなく、条件を出した。
「百夜通い続けなさい」
そうすれば認めてくれるという。
そうして若者は…?
これは私が見た夢の話。
最終更新:2015-11-08 12:51:15
1167文字
会話率:12%
死んで霊となった少女。彼女は想い人に別れを告げに行く。
テーマ:妖怪(幽霊はこれに分類されるのか)
第2部はテーマを無視して無理やり書いたものです。
途中で綺麗な女性がでてきて、話を聞かせてくれますが、ネットで「百夜通い」で検索してくだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 17:17:30
4300文字
会話率:30%