後漢末期、困窮した筵売りの青年・劉備は、飢えを凌ぐため、そして世直しを掲げる熱気に惹かれ、太平道(黄巾賊)に参加する。そこで彼は、教祖・張角と出会い、強い影響を受ける。
ふざけたタイトルと第一章ですが、真面目に三国志です。
史実に沿って
歴史は進みます。
劉備は天下統一しません。
完結保証。毎日更新でテンポ良く進めていきます。
しばらくは9時と16時の1日2回投稿していきます!
〜第一部:名を上げる旅〜
第1章:黄巾の風
黄巾の乱参加、関羽・張飛との出会い
張角「良いか、玄徳。わしは、人を騙しているのではない。」「民が希望を持てぬ世だからこそ、わしの言葉が響く。役人が信じられぬからこそ、民はわしに救いを求める。この世が病んでいるからこそ、わしが必要とされているのだ。」
第2章:流転と喧伝
反董卓連合軍参加。平原の統治。
劉備「み、見たか! 我ら三人が力を合わせ、あの呂布を退けたぞ!」
ハッタリで生まれた武勇伝。だが、それは、無名の彼らがこの巨大な連合軍の中で存在感を示す、最初の、そして奇妙な一歩となったのである。
第3章:徐州の風雲
徐州譲渡。曹操、袁術そして呂布。
陶謙「ならば、劉備。お前は、今日から漢室の末裔になれ。」「それが真実か否かなど、どうでも良いことよ。この乱世においてはな。重要なのは、『漢室の末裔、劉玄徳』という権威だ。その権威があれば、人が集まる。兵も集まる。お前がこの徐州を治める上で、それは必ずやお前の助けとなるだろう。良いか、ただの劉備では駄目なのだ。漢室の末裔たる劉玄徳になれ。」
〜第二部:寄寓と葛藤〜
第4章:雌伏の時
曹操・袁紹のもとでの雌伏。献帝との対面。
第5章:荊州の沃野
新野での駐屯。諸葛亮との出会い。
第6章:長坂の逃避、赤壁の炎
曹操軍南下。赤壁の戦い。
〜第三部:蜀漢建国と落日〜
第7章:荊州の基盤
荊州南部平定。拠点作り。
第8章:益州入り
益州攻略。蜀の国造り。
第9章:漢中王の夢
漢中王、皇帝即位。そして白帝城の死。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 09:00:00
207190文字
会話率:30%
白帝城にて亡くなり、記憶を持ったまま、三十年前に逆行してしまった劉備のお話
最終更新:2025-03-21 14:13:56
6693文字
会話率:39%
白帝城で永眠した劉備は若き日の戦場で目を覚ました。窮地に陥る劉備のもとに二人の豪傑が駆けつけその危地を救う。漢末の動乱を英雄が駆け抜け、そして新たな国が興る。
最終更新:2024-07-16 16:24:32
123580文字
会話率:63%
蜀漢の皇帝 劉備は孫呉の軍勢に惨敗した後、白帝城でその生涯を終えたはずだった。
しかし彼が再び目覚めると、そこは徐州の州牧邸であったのだ。
不思議なことに劉備は、29年もの時をさかのぼっていた。
時は彼が徐州牧になったばかりの194年の夏。
翌年には呂布に徐州を乗っ取られるという失態を演じるが、それも知っていれば避けようはある。
おまけに関羽と張飛も未来の記憶を持っていることが分かり、3人はやり直しを決意した。
絶望の淵からよみがえった男たちの戦いが、今また始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 08:23:21
197737文字
会話率:30%
劉備玄徳は夷陵の戦いの敗戦後、その心労、さらに老いも相まって、孔明や息子阿斗が見守る中、白帝城で最後の時を迎えた。
しかし次に目が覚めると、そこは白帝城では無く、別の世界、放逐領域デスメソルにある小城の一室で、自身は魔族の皇帝、魔帝ルー
ド・グロリアスの末子、レヴィル皇子に転生していた。
このようにして劉備玄徳の記憶と人格を取り戻したレヴィルは、魔族であっても前世のように、民を思いやる正義の志しを思い出す事が出来たが、しかし転生したレヴィルと言う人物は、迫害、圧政、虐殺、悪事の限りを尽くしてきた外道皇子で、その記憶も自分の中に残っていた事から、心を痛め、思い悩んでしまう。
そんなおり、この世界の唯一の友であったラファルドが声をかけてきたのだが、その会話の中で、過去の外道皇子だったレヴィルが、ある恐ろしい命令をしていた事を思い出してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:47:41
136745文字
会話率:34%
創作三国志。夷陵の敗戦で劉備は死の床にあった。白帝城で療養する劉備の夢に曹操が現れる。それを見つめる諸葛亮は劉備の薬にある細工を…。曹操と劉備が昔恋愛関係にあったという前提があります。
最終更新:2021-11-05 22:04:54
1606文字
会話率:37%
創作三国志。蜀の丞相、諸葛孔明は北伐のさなか、五丈原にて死を迎える。満天の星の下、孔明が最後に見たものは、彼が生涯仕えた劉備玄徳の姿だった。
それは孔明のもとを訪れる劉備の、死の三顧の礼であった。
白帝城で劉備の死を看取って十年余、ようやく
劉備と再会できた孔明は星空の下で新たな世界へと旅立っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 21:18:19
3722文字
会話率:29%
創作三国志。夷陵(いりょう)の大敗で劉備は病に倒れ白帝城にとどまる。間近で仕える趙雲による独白。半生にわたる劉備への秘めた想いと、諸葛亮への複雑な感情が入り混じり、趙雲は死にゆく劉備を見守るが…。BL要素があるのでご注意ください。
最終更新:2017-10-27 13:41:07
11745文字
会話率:31%
解体する東芝への挽歌。
第一の漢詩 東芝幹部の春の望み
第二の漢詩 新しく興るもの ー 中国紫光集団東芝を買う
第三の漢詩 技術は長江を流れ ー 東芝幹部 史上最大の技術流出を見る
中学か高校で教わった懐かしい三つの漢詩 (春
望、早発白帝城、黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る)。そのフェイクと小話からなる連作ショートショートです。2017年4月現在東芝メモリの売却先は決まっていません。中国紫光集団落札東芝 ー はフェイクです。(手直し 4/19-23)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-08 23:23:50
2046文字
会話率:0%