伯爵令嬢フィオナ・スタニエは、この世に生を受けた瞬間に両親に見限られた。
両親のどちらにも似ていない、真白い髪色と灰色の瞳を持って生まれてきたために。
両親がこの世を去り叔父夫妻に引き取られたあともフィオナに関心を向ける人間はおらず、『亡
霊』と呼ばれ、存在しない者のように扱われていた。
そんなフィオナには、奇妙な『同居人』がいる。
なぜか生まれたときから側にいる、奇妙な白い鳥。その力を借り屋敷を抜け出す時間だけが、フィオナに許された安らぎだった。
十五歳の冬、フィオナが『聖域』と呼ぶ寂れた場所で見知らぬ青年を助けたことで、凍りついていた運命の輪が廻り始める。
ただひとりフィオナを厭わない青年とささやかな交流を重ねるが、フィオナの見た予知夢は彼が遠くない未来に戦争で落命するという残酷な結末を映し出す。
愛を知らず生きる意味を見失っていた少女と、命を救ってくれた名も知らぬ少女に焦がれ続けた騎士が、出会い、別れ、再び巡り会って、おだやかな幸せを見つけるまでの物語。
ゆるふわ設定ご容赦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:10:12
4250文字
会話率:10%
オタクのうえに理系脳。非科学的でも考察しなきゃいられない。
異世界転生した男は、それでも彼らしく、不愛想な相棒 (外見エルフ)とともに新しい世界で生きていく。
「勘弁してくれ!今、俺の頭の中では、『生物の教科書』が『ファンタジー世界』
を冒涜しようとしてるんだ・・・!!」
【以下、無駄に長いです】
理系なオタクがマジでファンタジー世界に飛ばされたらどんなツッコミいれるんだろうな、と妄想しながら書いております (個人的にはめっちゃ楽しい)。
因みに理系要素は3、4話からです。初っ端からガツンとした理系要素を期待される方は4話から読んでください (きっと「うわっ理系っ」てなると思います)。マイルドな理系要素、あるいは普通にファンタジー要素を期待される方は1話からどうぞ。
またこれは余談ですが、この物語には「黒い虎」「白い鳥」「赤い龍」「青い蛇と亀」が登場します。併せて、主人公の相棒にもモチーフがあります。そして彼の色は「(本来“黄”にすべきですが、私の趣味で)緑」です。
何のモチーフの色違いかは・・・すぐわかっちゃいますかね。皆様ふるってお考え下さい。
とはいえ、属性(?)は私の好きに合わせてごちゃまぜです(;'∀')
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 14:55:24
645041文字
会話率:32%
簡単なあらすじ
ぼくがかんがえたさいきょーのひーろー
ちゃんとしたあらすじ
日課である100のいいことをしていた主人公の望(のぞむ)は、嫌な予感がしたことで幼馴染で親友で家族の誠(まこと)をおいて走り出してしまう
もっと速く!もっと速く!
無我夢中で走っていた望が心の中に聞こえてきた(変身)という声とともに空へと飛ぶと、白い鳥人間のような姿へと変わっていた。
自分の姿に戸惑いながら嫌な予感がする方へ急ぐ望
あと少しで着くというところで急に力を失い地面に落ちてしまう
目が覚めると自分を拾ってくれた誠のお爺さんの神社だった
爺さんが語る望の力の正体と世界に迫る危機
あるべきものをあるべきところへ戻すための旅が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 01:10:01
1625文字
会話率:46%
彩り無き明暗の大陸。
黒の王国と白の王国は憎み合い、長きに渡り争いを続けていた。
黒の女騎士ノクシアは、ある日森で白い鳥に出会う。
強き黒、清らな白。
これは二色の出会いが巻き起こす、奇跡の物語。
★★★
※本作品は創作サイト、複数
小説投稿サイトに掲載しています。
もし少しでも文章や世界観を気に入って下さったら、他の作品も是非覗きに来てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 20:32:33
8070文字
会話率:42%
運がよくってちょっと名前がキラキラしてるJKの淡輝(すてら)。
普通に歩いていたら脳天の真上に雷が直撃。
意識が一瞬でホワイトアウトし気が付いたら、全く見覚えのない白い通路の真ん中に立っていた。
何が何やら分からずに突っ立っていると天井があ
るはずなのに美しい白い鳥が上から優雅に舞い降りた。
その鳥曰く。汝は罪人、罪を償わねば次の生は叶わぬのだそう。
ふざけるな清廉潔白とはいかんが何の罪もおかしとらんわ焼き鳥にするぞと怒り狂い何の罪かを尋ね、返ってきた答えは一言。
『存在』
そんなワケで本人は全く悪くないのに淡輝はなにやら凄いらしい先程の鳥の加護を貰い、同じく罪人とされた人らと共に転生するために世界の滅びを阻止して救済ポイント貯めて罪を帳消しすることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:25:36
18421文字
会話率:23%
自分に取って生きることは夢を追うことだと思っていた。けれどそんなことは難しかった。SNSの発展した時代で、自分のオリジナルを見つけ出すより、自分より優れた人物を探し出すことのほうがよっぽど容易だ。夢をかなえるためにはまず夢を追わないといけな
い。追った気になっているだけで、実際ただ立ち尽くしている自分は、なんて怠惰なんだと思う。みんなはこの無意味な時間に努力しているという自分の底からくる文句に対してでも自分は自分だと、こういう時ばかり自分という個の存在を盾にして生きている。なんて怠惰なんだろう。なんて愚かなんだろう。ああ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 00:15:46
3614文字
会話率:25%
広い宇宙の遥か遠い星では、瞳の色の違う民達が、それぞれの生活をして幸せに暮らしている様に見えた。
狩猟、農耕、漁業を営む者達。
然しそこには、武力を持った一族が存在し、その力で他の民達を支配していた。
その権力が行き先を間違えた時。
全く別
の瞳の色を持った村から二人の若者が村から旅立った。
六枚の翼を持つ神聖なる白い鳥に乗って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 10:36:37
8817文字
会話率:13%
男の娘をめでる話。たぶんラブコメ。
最終更新:2023-07-05 23:41:36
5336文字
会話率:74%
不思議な白い鳥を見つけた男の話。
最終更新:2023-06-21 20:52:51
386文字
会話率:10%
自由に飛び回る大きな白い鳥。チャーリーは心奪われて、ずっと探している。
キーワード:
最終更新:2023-05-10 03:00:00
1490文字
会話率:52%
小学二年生の呵神代は風変わりな女の子。だが、人並みに友達を作ろうと決めた矢先、謎の世界に飛ばされてしまう……と思ったら、そこは一年前の世界だった。
「白い鳥を探して、見つけて。そうしたら、帰れるから」
誰かから言われた言葉を胸に、代は一年前
の世界を巡る。
頑なに外に出なかった代にとって、世界はあまりにも目映かった。目眩がしそうなほどに。
もう二度と戻らない、不思議な冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 12:00:00
17660文字
会話率:43%
厳格な神祇官を代々務めるスオウ一族の姫と国王との間に生まれた王太子アオイ。
彼は王位継承争いに負け、瀕死の重傷を負う。
死にゆく中、見上げた空には一羽の白い鳥が飛んでいた。
時を同じくして、片田舎の村娘アカネは高熱を出し生死の境を彷徨ったが
、回復し、成人して初めての春祭りを迎えようとしていた。
美しい容姿であるのに、性格はガサツで女らしくない。
二人の少年、少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 15:43:48
79847文字
会話率:36%
ある日、聖女の妹が真なる聖女と名乗り出る。偽聖女を王子や枢機卿が支持し、聖女は国外追放となったーー。
真なる聖女が去った国は守護を失い、魔物がおしかけ、悪天候が続き、あっさりと滅びかけていた。
その一方で、権威などなくなった聖教会には、偽聖
女を支持した者達やその一族が送り込まれる。
伯爵令嬢イルゼもそのひとりだった。
休憩時間、パンを齧っていたら、迷い込んだ白い鳥を発見する。腹を空かせているらしい白い鳩にパンを与えたら、懐かれてしまった。
その白い鳩は、聖女の代わりに召喚された〝聖鳥〟だった。
誰の言うこともきかなかったが、イルゼの願いだけは聞くという。それが美少年枢機卿にバレ、聖なる鳥の世話役に任命された。
それなのに、気づいたときには聖女として担ぎ上げられる。
「その鳥畜生では国民の信仰心が湧かない。お前が代わりに聖女となれ」「は!?」
これはざまあされた人々と、偽聖女となったイルゼの受難の物語である。
※お相手は枢機卿ではなく、二章から登場する騎士です。
※予約投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 00:00:00
151090文字
会話率:36%
白い鳥居の話です。。
キーワード:
最終更新:2021-12-05 15:59:40
283文字
会話率:0%
魔法の練習をしようとしていたツキは、迷子になっている小さな女の子、ハナちゃんと出会う。ハナちゃんの正体は竜だった。
幼なじみのフウとともに、ハナちゃんを親元へ連れて行くツキ。ハナちゃんは竜の結界から出たものの、入口がわからなくなって迷子
になっていた。自分で出入りできるようになるまでは勝手に出てはいけないと言われる。
どうしてもツキと一緒にいたいハナちゃんは、ツキがここにいればいいと言い出した。親の竜もそれなら構わないと言い、ツキとフウは竜の結界へ出入りするようになる。
ひと月以上経ったある日、竜の結界内でツキ達がハナちゃんや他の竜と過ごしていると、大きな白い鳥が落下してくる。それは、風の力を失った風の竜だった……。
全十七回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 19:00:00
102038文字
会話率:42%
野球の観戦チケットを貰った男が野球を見る。野球ファンが一人増えるという話。
最終更新:2021-09-05 11:15:12
792文字
会話率:13%
最終日になってしまいましたが、「隕石阻止企画」に乗っかるべく急遽書き下ろしました。
ネタ自体はしばらく前から考えていたのですが長編になる要素満々なので全く筆が進んでおらず、今回急遽語り手を第三者にすることを思いついたので書いてみた次第で
す。
内容は、ファンタジー合金を使った航空機……鳥ロボットのお披露目話ですね。某氏の某作品に出てくる「あれ」と言えば分かる人は分かってくれるでしょうか。
それにしても、随分と投稿の間が空いてしまいました。連載のあれこれも片をつけたいし、未発表のあれもなんとかしないとだし、やること盛り沢山ですねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 19:04:47
1885文字
会話率:14%
――――あの青い空を飛ぶ白い鳥はどうやら仲間とともに飛んでいくらしい。
自分の存在価値を見出すことのできない若手俳優・白宮夏向(シロミヤ カナタ)。
そんな彼は今、とある映画の撮影の真っ只中にいた。
撮影がいつもより早く終わったた
め、実家近くの居酒屋で一人晩酌をしていた。
気持ちが晴れないまま店を後にすると、どこからかピアノの音が聞こえ、音のなる方へと自然と引き寄せられた。
そこには、美しくどこか儚げな音色を奏でる一人の姿があった。
彼女は陽気で笑顔の絶えないピアニスト・琴音雪(コトネ ユキ)。
本来ならば、二人はもう二度と交わるはずのない運命だった。
それなのに、二人は出会ってしまった。
この出会いが白宮夏向を変えていく。
出会いと別れ、絶望と希望、願いと諦め。
これは、彼と彼を取り巻く人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 19:54:30
50418文字
会話率:22%
【ああ、あれが勝手に死にさえしなければ、わたしはあの汚い鳩のことをずっと白鳥だと思って、崇高な生き物だと思っていけたのになあ。振り返った先にはまだ鉄の塊がある。】
通学路で見かける白い鳥を白鳥と信じていた、小学生の女の子の話です。
(別名義
で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:10:21
1193文字
会話率:8%
ジェリドは平原の民の危機を知らせるため、砂漠の民の城砦から飛び立った。だが、ジェリドの飛ぶ速さでは、砂漠の民の奇襲を7日以内に平原の民に知らせる事 無理だと気づき、向かう先を変え、山岳の民のもとへ向かった
その同じ頃、マリオンとジギアスもま
た、平原の民のもとから危機を知らせるために、飛び立った折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 16:14:23
2681文字
会話率:31%
マリオンは自分のみた幻の話をして、ジギアスと共に平原の民のところへ危機を知らせに行くことになる。と、同じ頃、ファルミリアに平原の民の危機を知らせることを頼まれたジェリドもまた、旅に出るのであった
最終更新:2020-05-01 10:32:15
1920文字
会話率:25%
ファルミリアは女王エリアと対面することになる
そこで、エリアの恐ろしい計画を知ることになる
最終更新:2020-04-07 17:03:09
2721文字
会話率:28%